2022年6月22日、GoogleがChromeの最新安定版である「バージョン103.0.5060.53」をリリースしました。
今回のバージョンでは、新たに 103 Early Hints HTTP レスポンス コードがサポートされ、ウェブ表示が高速化されているのが大きなトピック。他にも多数の新機能が導入されると共に、14件の脆弱性も修正されています。
Chrome でナビゲーション時の 103 Early Hints HTTP レスポンス コードがサポートされます(注 : Chrome のリリース番号が同じなのは偶然です)。<link rel=preload> などの link ヘッダーを含む 103 レスポンスを受け取ると、Chromium は最終的なレスポンスを受け取る前に、指定されたリソースのプリロード(またはプリコネクトやプリフェッチ、あるいはそのすべて)を試みます。これにより、ウェブ デベロッパーが Largest Contentful Paint(LCP)などの Core Web Vitals を最適化する余地が生まれます。
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![](https://i.gzn.jp/img/2022/06/22/google-chrome-103/00.png)
管理人も早速最新バージョンに手動で更新してみたところ、なんだかウェブの読み込みが速くなった気がしています。実際に表示速度を測定して比べてみたわけではなく、単なる体感速度なので気のせいかもしれませんが、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
Google Chromeを最新バージョンに手動で更新する方法
通常「Google Chrome」はバックグラウンドで自動的に更新されますが、手動で更新したい場合は以下の手順で操作してください。
「Google Chrome」を起動したら、右上の「︙」をクリック。次に「ヘルプ」>「Google Chromeについて」と進みます。
更新がある場合は自動的に更新作業が始まります。更新が終わったらGoogle Chromeを再起動してください。
念のために再度バージョンをチェックし、「Google Chromeは最新の状態です」を表示が出ればOKです。
コメント
私も、Google Chromeの更新をして、バージョンが 103.0.5060.53 になっていますが、ウェブの読み込みが速くなったというのは、あまり感じないんです。というのは「光」にしたばかりで、実際に今までよりも速くなっているので、速くなったのはバージョンがアップしたからなのかどうかは、よくわかりません。「光」とバージョンアップの両方で、速いんでしょうね。
今回のGoogle Chrome更新の件ですが、自分も「なんとなく」という曖昧なレベルです
janさんの場合は、光回線の切り替えの方が明らかに影響が大きいと思うので、おっしゃる通りかと思います。
いずれにしても、Chromeも改良されて高速化されていくのは有難いものですね。