本日Appleが、各種不具合や脆弱性を改善した「iOS 12.0.1」の配信を開始ししました。
今回のアップデート内容としては、主にiPhone XS/ XS Max向けに、ライトニングケーブルで充電が出来なくなる不具合やWi-Fi接続の問題が修正されています。そしてBluetoothが使用できなくなる問題や、ロック画面からデータにアクセスできる脆弱性も修正されているようです。
特にiPhone XS/ XS Maxユーザーは、今回の不具合に悩まされていた方も多いと思うので、嬉しいアップデートなのではないしょうか。勿論、iPhone XSユーザー以外も、各種不具合や脆弱性が改善されているので、早めにアップデートの適用を行いましょう。
「iOS 12.0.1」のアップデート内容
「iOS 12.0.1」のアップデート内容は以下の通りです。
iOS 12.0.1には、以下のiPhoneまたはiPadのバグの修正および改善が含まれます:
- iPhone XSデバイスをLightningケーブルに接続してもすぐに充電が始まらない問題を修正
- iPhone XSデバイスで5GHzではなく2.4GHzのWi-Fiネットワークに再接続してしまう問題を解決
- iPadキーボードの“.?123”キーの場所を以前の位置へ復元
- ビデオ再生用のAppで字幕が表示されない問題を修正
- Bluetoothが使用できなくなる問題に対処
- iPhone 5sでSMS/MMSを送受信できない問題を修正
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:https://support.apple.com/kb/HT201222
なお、英語版の解説ページは以下。より詳細なアップデート内容が気になる方はご一読を。
「iOS 12.0.1」へのアップデート方法
「iOS 12.0.1」へのアップデートは、iTunesを介して行う方法と、Wi-Fi経由のOTAで行う方法があります。パソコンがある場合は、iTunes経由で行う方が安心です。また、アップデート前には必ず事前にバックアップを取ってから行いましょう。
OTA(iPhone単体)で行う場合は、以下の手順となります。
設定>一般>ソフトウェアップデート
なお、iOS 12からは「iOSの自動アップデート」設定が新たに追加されております。賛否両論ありますが、お好みに応じて設定しておきましょう。
先ほどと同じく、「設定>一般>ソフトウェアップデート」と進みます。
すると、以下のように【自動アップデート】の項目があると思います。これをタップ。
この【自動アップデート】を“オン”にしておけば、ソフトウェア(iOS)のアップデートがある際に、夜間に自動的に行われるようになります。
【自動アップデート】が“オン”の場合は、以下の表記となります。
なお、【自動アップデート】は一見便利ですが、不具合があるかどうかリサーチしてからアップデートを行いたい!という慎重な方には不向きな設定。逆に、アップデートがあるのにいつも気付かないとか、手動でアップデート作業を行うのは面倒という方にとっては、オンにしておく方が便利かもしれません。
お好みで設定しておきましょう。
コメント