Uberの領収書メールなど、テーブルを含むメールを開くとMicrosoft Outlookがクラッシュする不具合が発生。Wordにも影響も回避策あり

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MicrosoftがUberの領収書メールなど、テーブルを含むメールを開いたり読んだりすると、Outlookのメールクライアントがクラッシュする不具合が発生していることを報告しています。同様に、Wordの応答が停止する場合もあるようです。

同社のサポート文書によると、「複雑なテーブルを含む電子メールを開いたり、返信したり、転送したりすると、Outlook は応答を停止します。 同じテーブルの内容を使用すると、Word の応答も停止します。」と記載されています。

この不具合は、Microsoft 365 Version 2206 Build 15330.20196以降を利用しているユーザーに影響しますが、現在のBetaおよびPreviewビルドでも発生する可能性があります。

Microsoft Wordチームはすでに修正プログラムを開発し、検証を経て、近日中にBetaチャネルのユーザーにリリースする予定。そして一般ユーザー向けには、8月のPatch Tuesdayの一部として、2022年8月9日(日本では8月10日)に修正プログラムを提供予定となっています。

一応回避策として、この不具合の影響を受けないビルドに戻す方法が提示されているのでお伝えしておきます。

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Microsoft Outlookがクラッシュする不具合の回避策:以前のビルドに戻す方法

今回の不具合の修正プログラム配布開始まで待てないユーザーのために、マイクロソフトは、この既知の問題の影響を受けないビルドに戻す回避策も提供しています。

この問題を回避するために、Officeのバージョンを以前のビルドに戻すには、以下の手順で操作してください。

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
  2. コマンドプロンプトウィンドウに次の2つのコマンドを入力または貼り付け、Enterキーを押します。
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.15225.20288

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