本日は、いつもお世話になっているhommee-jp様より、格安Androidスマホ「OUKITEL U7 Plus」を提供いただいたので、早速レビューしてみたいと思います。
まずは見た目。良くも悪くもiPhoneをかなり意識している印象です。裏面のカバーはプラスチック製になりますが、パッと見た感じではそこまでチープな印象は受けません。
性能に関してはロー~ミドルスペックといったところ。5.5インチのHD(720*1280px)にMediatek MT673 1300MHz クアッドコア、2GB RAM、16GBのストレージ搭載です。これにデュアルSIM(マイクロ)スロットと、別途SDカードスロット(microSD, microSDHC)が搭載されています。何気に4G(band 1/3/7/8/20)にも対応しています。
NFCこそ搭載されていませんが、Bluetooth 4.0、指紋認証も搭載し、意外と操作性は良好でした。「ポケモンGO」も普通に遊べましたよ。
また、最初から日本語に対応しており、「Google Play ストア」アプリも初期状態でインストール済みです。とりあえず購入すればサクッと使用可能なのは嬉しい所。ただし、最初はカバーを外してバッテリーの絶縁テープを外すのと、SIMカードやSDカードを挿入する必要があります。
ややマニアックなメーカーではありますが、格安スマホをお探しの方は参考にしてみてくださいね。
「OUKITEL U7 Plus」スペック詳細
まずは「OUKITEL U7 Plus」のスペックについてまとめておきます。
OUKITEL U7 Plus | |
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Dimensions | 78.4 x 157.6 x 9.15 mm |
Weight | 206 g |
SoC | Mediatek MT673 |
CPU | ARM Cortex-A53, 1300 MHz, Cores: 4 |
GPU | ARM Mali-T720 MP2, 600 MHz, Cores: 2 |
RAM | 2 GB, 640 MHz |
Storage | 16 GB |
Memory cards | microSD, microSDHC |
Display | 5.5 in, IPS, 720 x 1280 pixels, 24 bit |
Battery | 2500 mAh, Li-Polymer |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
Camera | フロント:2MP(SW 5MP) リア:8MP(SW 13MP) 30 fps |
SIM card | Micro-SIM |
対応バンド | 2G : GSM 850/900/1800/1900/ 3G : WCDMA 900/2100 4G : FDD band 1/3/7/8/20 |
Wi-Fi | b, g, n, Wi-Fi Hotspot |
USB | 2.0, Micro USB |
Bluetooth | 4.0 |
Positioning | GPS, A-GPS |
クアッドコアに2GB RAMでロースペックと言っていいのか分かりませんが、動作自体は画面切り替え時にもたつきもなく、かなり滑らかに動作しています。流石にヘビーなゲームでは処理が重いですが、ブラウジングやメールといった一般的な使用であれば全く問題ないレベルです。「ポケモンGO」なんかは普通に遊べましたよ。
ただし、技適は通っていないのでご注意を。
「OUKITEL U7 Plus」セット内容
「OUKITEL U7 Plus」のセット内容は以下の通り。
- Oukitel U7 Plus x 1
- バッテリー x 1
- Micro USBケーブル x 1
- アダプタ x 1
- ユーザーマニュアル x 1
これに当サイトでお世話になっているhommee-jpさん独自のサービスで、日本向けの充電端子変換プラグ(デフォルトで付属の充電器は日本では端子が合わない)と、別途日本向けの充電器が付属してきます。
そのため、充電器は2つ付属してくることになります。(あくまでも当サイトで紹介しているhommee-jpさんを利用した場合です。)
- 充電端子変換プラグ x 1
- 充電器 x 1
という事で、今回入手したセット内容はこんな感じになります。
「OUKITEL U7 Plus」外観レビュー
まずは、「OUKITEL U7 Plus」の外観をレビューしておきます。
表面はこんな感じ。デザインは、ほぼiPhone 6系統と同じ印象ですね。スリープボタンや音量ボタンの配置も同じです。
裏面はこんな感じ。指紋認証ボタンが配置されています。プラスチックのカバーですが、パッと見た感じでは、そこまでチープさは感じません。指紋認証の認識も結構速いです。リアカメラは8MPです。
まずは液晶の保護シートが付いているのでこれを剥がします。
すると、下から新たな保護シートが。最初からきちんと貼られているんですね。これは便利。当たり前ですが、空気などは入っておらず、綺麗に貼られていましたよ。
メーカーの保護シートを剥がすとこんな感じになりました。
右サイド部分。電源/スリープボタンのみの配置です。
左サイド部分。こちらは音量調節ボタンのみの配置。
上部には3.5mmオーディオジャックがあります。
下部にはモノラルスピーカーとMicro USB端子があります。
フロントカメラは2MP。
下部にはAndroidの操作ボタンが配置されています。
見た目は良くも悪くもiPhoneライクです。
「OUKITEL U7 Plus」初期設定~SIM/SDカード挿入&絶縁テープ剥がし~
「OUKITEL U7 Plus」の初期設定について簡単に解説しておきます。
この「OUKITEL U7 Plus」ですが、届いた時点でサイドの電源ボタンを押しても電源が入らず無反応です。そのため、当初は不良品かと思い非常に焦りました。
実は、この「OUKITEL U7 Plus」、最初はバッテリーに絶縁テープが張ってあり、これを剥がして再度バッテリーを装着しなおす必要があるんですね。
また、外観を見れば分かりますが、電源ボタンや音量調節ボタンはありますが、SIMトレイが見当たりません。これも、カバーをパカッと外すことで、SIMトレイとSDカードスロットが出てくる仕様になっています。
ということで、「OUKITEL U7 Plus」が届いたら、まずは裏のカバーを外しましょう。一箇所くぼみがあるので、ここから開けると開けやすいです。動画で確認すると手だけでパカッと開けている人がほとんどでしたが、自分はうまく開けれなかったので、車用の内張り剥がしを使用しました。マイナスドライバーなどでは傷をつけてしまう可能性 があるのでご注意くださいね。
裏のカバーを外すとこのようになります。
バッテリーにはこのように絶縁テープが貼られているので、まずはこれを剥がし、再度バッテリーをセットしましょう。
そしてSIMカードスロットもカバーを外すことで現れます。デュアルSIM対応、SDカードスロットが別になっているのはちょっとありがたい仕様ですね。
SIMカードやSDカードを装着し、バッテリーの絶縁テープも剥がしたら、カバーを装着しましょう。これでサイドの電源ボタンを長押しすれば、いよいよ「OUKITEL U7 Plus」が起動します。
「OUKITEL U7 Plus」の日本語化など
「OUKITEL U7 Plus」は、ありがたいことに、ほぼ素のAndroid 6.0を搭載しており、デフォルトの状態で簡単に日本語化が行えます。Xiomiのスマホは専用のカスタムロムを搭載していて日本語化には難儀しますが、この「OUKITEL U7 Plus」の日本語化は最初に【日本語】を選択するだけなので非常に簡単です。
まずは最初の画面で【ENGLISH】の部分をタップ。
以下の言語選択画面になるので、【日本語】をタップ。
これで日本語化は完了。後は指示に従って初期設定を行っていけばOKです。
ちなみに、初期画面はこんな感じ。
アプリはこういったものがインストールされています。アイコンは独自仕様になりますが、気になる方は「Google Nowランチャー」を使用すればデフォルトのアイコンになりましたよ。
なお、【Gesture Unlock】の設定からは、例えば「画面をダブルクリックでウェイク」など、様々なジェスチャーが使用可能になります。ぜひ確認しておきましょう。
また、画面上に浮いている「フロートジェスチャー」ボタンが邪魔なら、【Float gesture】から“オフ”にすれば消えます。
「OUKITEL U7 Plus」レビュー!
それではここから、「OUKITEL U7 Plus」のレビューをまとめていきたいと思います。
「OUKITEL U7 Plus」外観/重さ
「OUKITEL U7 Plus」の外観は、非常にiPhone 6/7と似ています。これを気にするかどうかは各自の判断にお任せします。まあ、普遍的なデザインだという事で(;´∀`)
全体的にスッキリとしたボタン配置で、指紋認証の精度も高く、操作性は良好です。画面をダブルタップでウェイクもなかなか良い感じ。ジェスチャーも多数搭載されており、なかなか快適に使用できます。
裏面のカバーこそプラスチックですが、価格を考えればしょうがないですよね。ただし、見た感じシルバー塗装と触り心地も悪くないので、そこまで安っぽい印象は受けません。
重さは195gとやや重みを感じますが、0.92cmと比較的薄いので、持った感じそこまで使い難くはありません。ただし薄さは良いのですが、もう少し軽いと、もっと印象は変わったかもしれませんね。
「OUKITEL U7 Plus」HD(1280*720px)画質はどうだ?
個人的に最も事前に気になっていたのが、画質の問題。最近の最新スマホは、フルHDが主流になっていますが、この「OUKITEL U7 Plus」の解像度はHD(1280*720px)です。文字とか滲んだりするのかな?と予想していましたが、実際に使ってみるとほとんど気になりませんでした。
液晶の発色も悪くないので、日常使用であれば問題ないレベルだと思います。ここはちょっといい意味で予想外でした。
「OUKITEL U7 Plus」処理速度/ANTUTU スコア
「OUKITEL U7 Plus」は安価なモデルではありますが、クアッドコアCPUに2GB RAMと、一昔前からするとなかなかのスペックです。
ちなみに、「OUKITEL U7 Plus」のANTUTUスコアは【29255】でした。価格相応といったところですかね。
しかしながら、画面の切り替え時に引っ掛かりを感じるようなことは無く、ブラウジングなどもなかなか快適です。ゲームも重たいゲームでなければ普通に遊べます。「ポケモンGO」や「パズドラ」程度なら十分遊べましたよ。
ブラウジングやLINE、SNS程度のライトな使用用途であれば、個人的には十分な処理速度だと思います。
「OUKITEL U7 Plus」のカメラ性能は?
「OUKITEL U7 Plus」のカメラ性能ですが、やや明るめに撮影される印象です。こちらもハイスペックとは言えませんが、ちょっと撮影する程度なら十分なレベルではないでしょうか。
「iPhone 6 Plus」と「OUKITEL U7 Plus」で撮り比べてみたので、参考にして見て下さいね。iPhoneの方が自然な色合いにはなっています。
「OUKITEL U7 Plus」レビューまとめ!
この「OUKITEL U7 Plus」ですが、HDの解像度に1.3GHzクアッドコア、2GB RAMと、決してハイスペックとは言えませんが、日常のちょっとした使用であればそれなりに快適に使用できます。特に画面切り替え時のもたつきなどもなく、数年前の国産Androidスマホに比べれば圧倒的に快適な印象です。液晶の発色も悪くないですね。
ただし、Antutuスコアからも分かるように、ヘビーなゲームなどにはやや能力不足です。あくまでもライトユーザー向けのAndroid端末になるかと思います。
という事で、安価な手軽に使えるAndroidスマホをお探しなら、検討しても良いかと思います。デフォルトで日本語化も出来るし、Google Playストアもインストール済みなので、面倒な初期設定が不要なのも良いですね。
以上、「OUKITEL U7 Plus」のレビューでした!提供いただいたhommee-jp様、ありがとうございました!
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