いやはや、任天堂の凄さを垣間見た気がします。まさかこんなに人気が出るなんて。
先日、米国・ニュージーランド・オーストラリアで先行リリースされたNianticの新作拡張現実(AR)ゲーム「Pokémon GO」ですが、その人気ぶりは凄まじく、米国のみで少なくとも750万ダウンロードを達成し、一日あたりの売上はiOSだけで160万ドル(約1億6,000万円)、すでに総額1,404万ドル(約14億4,400万円)の売上を達成しているらしいです。※1 他にもTwitterのアクティブユーザー数を超えたとの報道や、2日目までに米国内の全Android端末の5%強にインストールされたという報道もあります。凄過ぎ。
これによって任天堂の株価も急上昇!なんとこの「Pokémon GO」人気によって、任天堂の株価は90億ドルもアップ※2 しました!これが今後世界中でリリースされたらと思うと末恐ろしくなりますね(;´∀`)
しかし、こういった人気の一方で、ゲーム内でアイテムをゲットできる「ポケストップ」と呼ばれる施設が、警察の建物内に設置されており、警察が署内に立ち入らないよう警告したり、悪意を持った人間が「ポケストップ」を悪用し、集まってきた人から金品を強盗するなんて事件も起きています。この辺りは今後リリースされる日本でも十分な注意が必要です。歩きスマホによる事故にも要注意!スマホの画面チェックは、必ず立ち止まって行いましょうね。
そんな中、今日話題になったのが、この「Pokémon GO」へのサインアップにGoogleアカウントを利用するとフルアクセスを要求されるという問題。通常Googleアカウントへのフルアクセスはブラウザなどの限られたアプリにのみ与えられるべき権限であり、一部ではこりゃ大事だと話題になっていました。※3
しかし、どうもこれは単なるエラーだったようで、現在リリース元のNianticが対処されているようです。
日本でも「Pokémon GO」は今週中にリリース予定らしいですし、それまでに直っていると良いですね。
Pokémon GOの日本でのリリースは今週中を予定!
アメリカでは空前の大ヒットになった「Pokémon GO」ですが、日本でも今週中のリリースを予定しているそうです。
Pokémon Goの勢いが止まりません。「クラッシュ・オブ・クラン」のスーパーセルまるまる一個分に匹敵する時価総額をわずか数日で任天堂にもたらしました。株価は40%以上も上昇。日本でのサービス開始は今週中を予定(関係者)とのこと。 https://t.co/HkQ6xqKgFp
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2016年7月11日
個人的にもこれほどアメリカでポケモンが人気とは知りませんでした。
最近の任天堂はいろいろと苦戦していましたが、こうやってスマホ向けのソフトウェアで大ヒットが出たのは、とても素晴らしいことだと思います。この人気が今後リリース予定の“携帯型ゲーム機と据え置き型ゲーム機が一体となったようなゲーム機”【NX】と相乗効果を生み出せれば最高ですよね。
ちなみに、「Pokémon GO」へのサインアップにGoogleアカウントを利用するとフルアクセスを要求されるという問題は、AndroidやiPhoneのすべてで発生するわけではなく、一部でのみ発生しているようです。詳細は英語ですが、9to5macさんが詳しく解説されているので、興味のある方は読んでみてください。
いずれにしても、「Pokémon GO」が日本でリリースされれば大人気になるのは間違いないでしょう。気になる方は、今から早めに「Pokémon GO」のシステムなどを勉強しておいた方が良いかもしれませんよヽ(*´∀`)ノ
引用元:
※1 「ポケモンGO」公開4日で売上14億円突破、米調査会社データ|Forbes
※2 Pokémon Goで任天堂の株価は90億ドルアップ―さらに今週にも日本を含めて世界公開へ|TechCrunch
※3 ポケモンGOは、Googleアカウントのフルアクセスを要求する|TechCrunch
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