古いWindows 10搭載PCでデフォルトの「電卓」や「フォト」アプリなどが起動しなくなる不具合が発生、修正版がMicrosoft Storeで提供予定

古いWindows 10搭載PCでデフォルトの「電卓」や「フォト」アプリなどが起動しなくなる不具合が発生、修正版がMicrosoft Storeで提供予定 Windows 10
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現在古めのCPU(2000年代初頭に発売されたIntel Core 2 DuoやCore 2 Quad、AMD Athlonなど)を搭載したWindows 10 PCにおいて、デフォルトで搭載されている「電卓」や「フォト」、「カレンダー」、「メール」、「フィードバックハブ」、「ペイント3D」、「3Dビューアー」などを起動しようとすると「File system error (-2147219196).」でクラッシュする不具合が発生しています。

この問題は、Microsoftが1月23日にMicrosoft Store経由でアップデートを配信したのが原因の模様。

このアップデートを適用すると、「フォト」などのデフォルトアプリが依存しているvclibsフレームワークパッケージが、誤ってSSE4.2命令を必須とするよう要件が変更されしまい、SSE4.2をサポートしていない古いハードウェアでアプリが正常に動作しなくなったというのが原因のようです。一部ではMicrosoftがPCの買い替えを促すための陰謀だという説もありましたが、単純にMicrosoft側のミスのようですね。

幸いにも、Microsoftはこの問題を認識しており、修正版をMicrosoft Store経由で提供予定との事。

現状デフォルトアプリで不具合が出ているユーザーは、Microsoftから修正版が提供されるのを待ちましょう。

なお、Windows 10は2025年10月14日にサポート終了予定となっています。Windows 11へのアップグレードに対応していないPCを利用中のユーザーは、そろそろ買い替えに向けて準備を進めておきましょう。

 

参考サイト/画像引用元:WindowsLatest

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