Windows 10:6月のオプションパッチ適用後、一部でIMEに不具合発生もKIRにて解決済み

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Microsoftが8月2日、2022年6月28日にリリースされたWindows 10向けのオプションパッチ(Cパッチ)である「KB5014666」以降を適用した環境において、IME(文字入力支援システム)に不具合が発生していたことを明らかにしました。

この不具合は複数の言語がインストールされている環境で発生し、通知領域に入力インジケーターと言語バーが表示されない場合が発生するとの事。

ただし、この不具合はKIR (Known Issue Rollback) にて解決済み。特にユーザー側での対処は必要ありません。通常24時間程度で反映されますが、少しでも早く適用したい場合はPCを再起動させて対処してみてください。

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通知領域に入力インジケーターと言語バーが表示されないことがある

■不具合の概要
2022年6月28日にリリースされたアップデート ( KB5014666 ) またはそれ以降のアップデートをインストールすると、通知領域に入力インジケーターと言語バーが表示されない場合があります。通知領域は、通常タスクバーの右端に表示されます。影響を受けるデバイスには、複数の言語がインストールされています。入力インジケーターと言語バーは、Windowsデバイスで入力またはキーボード言語を切り替えるために使用され、特にInput Method Editors (IME) を使用する言語で使用されます。

■影響を受けるプラットフォーム

  • Client: Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2
  • Server: Windows Server, version 20H2

■解決方法
この問題は、KIR (Known Issue Rollback) を使用して解決されます。この問題がコンシューマー向けデバイスおよび非管理下のビジネス向けデバイスに自動的に反映されるまで、最大で24時間かかる場合があります。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早くデバイスに適用される場合があります。

企業で管理されたデバイスで、影響を受ける更新プログラムをインストールしてこの問題が発生した場合は、特別なグループ ポリシーをインストールして設定することで解決できます。特別なグループポリシーは、「コンピュータの構成 > 管理テンプレート > <グループポリシー名>」で見つけることができます。この特別なグループポリシーの配布と設定については、「グループポリシーを使用して既知の問題のロールバックを配布する方法」を参照してください。

グループポリシーのダウンロードは、グループポリシー名で行います。

重要:この問題を解決するには、お使いのWindowsのバージョンにグループ ポリシーをインストールし、設定する必要があります。

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