30秒でOK!抜き差ししにくい鍵穴を超スムーズにするお手軽メンテナンス方法!

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最近、家の鍵穴に鍵(ディンプルキー)が入りにくい、ささりにくい、抜けにくいと、非常に抜き差しにストレスを感じるようになってきました。今までは鍵に鉛筆の芯を塗って騙し騙し使用していましたが、それでもスムーズに抜き差し出来なくなってきた状況です。抜く際に力を入れて引っ張ったりしていると、鍵が変形したり鍵穴が壊れそうで怖く感じることも。

そこで、以前鍵穴トラブルの際に専門業者の方に教えていただいた「エアダスター+鍵穴用潤滑剤」のメンテナンス方法を試してみることに。すると、まるで新品の時のように超スムーズに鍵の抜き差しが出来るようになり、夫婦共に感動した次第です。あまりに感動したので、最近は実家の鍵穴もメンテナンスしてきてしまいました。

という事で、事前にエアダスターや鍵穴専用潤滑剤等の準備は必要ですが、鍵穴のメンテナンス作業自体は30秒程度でサクッと終わるので、簡単に流れをご紹介しておきます。家の鍵穴の抜き差しでストレスを感じている方は一度挑戦してみてくださいね。

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鍵穴の抜き差しが難しくなる原因は“ゴミ”にあることが多い

一般的に鍵穴に鍵がささりにくくなる、抜けにくくなる原因の多くは実はホコリなどの“ゴミ”の蓄積にあります。

そのため、このゴミを取り除いた後に鍵穴専用の潤滑油をさせば、かなりスムーズに鍵の抜き差しが出来るようになります。

ただし、鍵穴自体が壊れていたり、鍵が変形したりしている場合は勿論メンテナンスでは直りません。メンテナンス後も引き続き抜き差しが難しいようなら、ハウスメーカーや鍵のメーカーに相談してみましょう。

注意:シリコンスプレーや鍵穴非対応の潤滑油などは絶対に使用しないように

鍵穴潤滑のためにやってはダメなこともあります。それは合成潤滑油(シリコンスプレー等)や市販のべたつきのある機械用潤滑油などをさすこと。これでは当初はスムーズになっても、その後油がホコリを呼び込んで蓄積してしまい、かえって状況が悪化することがあります。

そのため、鍵穴には専用の潤滑油以外は使用しないように注意してください。

 

30秒でOK!抜き差ししにくい鍵穴を超スムーズにするお手軽メンテナンス方法解説!

それではここから、抜き差ししにくい鍵穴を超スムーズにするお手軽メンテナンス方法を解説していきます。事前にエアダスターや鍵穴専用潤滑剤を準備出来ていれば30秒ほどでサクッとメンテナンスできますよ。

 

①ゴミ掃除にエアダスター/ブロワー、自転車の空気入れ、掃除機などを用意

まずは鍵穴に溜まったホコリやゴミを取り除くために、エアダスター/ブロワーや自転車の空気入れ、掃除機などを用意しましょう。

今回自分は以前レビューでご紹介した「Brigii ハンディクリーナー M1」を使用しました。これは安価ながら掃除機は勿論、ブロワー/エアダスターとしても使用できるなかなかの優れものです。

 

他にもPC用のエアダスターや自転車の空気入れでも代用可能。勿論掃除機でもOKです。エアダスターはホームセンターやPCショップなどで売っています。蛇足ですが、年に一度程度はPCや外付けHDD/NASの掃除も行ってあげてくださいね。排気口などにホコリが溜まると排熱が悪化し、結果的にPCの性能悪化や寿命を縮める原因にもなりますので。

 

②鍵穴専用の潤滑油を準備。美和ロック(MIWA) 純正 鍵穴専用潤滑剤やKABAクリーナーなど。KURE ドライファストルブもおすすめ

次に鍵穴専用の潤滑油を準備しましょう。先ほども書いたように、シリコンスプレーや機械用の潤滑油などは厳禁です。

一般的にはMIWAやKABAなど、現在使用している鍵穴専用の潤滑剤を使用するのが無難。

 

ただし、各社の専用潤滑剤は意外と割高。そこで管理人が使用しているのが「KURE(呉工業) ドライファストルブ (300ml) 速乾性潤滑スプレー 品番 1039 HTRC2.1」です。Amazonなら300mlで619円とかなりお買い得。注意点としては電子錠タイプの鍵穴には使用できないのでお気を付けください。

なお、ドライファストルブを木製タンスの引き出しやPEライン/釣り竿、ドアのヒンジ、車のサスペンション、自転車やバイクのチェーンなどに使っている方もいるようです。意外と様々な用途に使えるようなので、鍵穴以外もついでにメンテナンスしてみるとよいかもしれませんね。

KURE(呉工業) ドライファストルブ (300ml) 速乾性潤滑スプレーの用途:
すばやく乾いて動きをよくする、ベタつかず汚さない速乾性潤滑スプレー。
自動車、家具、家庭器具、鍵穴(電子錠タイプ以外)、レジャー用品、機械・電動工具、大工道具、農機具などのホコリが気になる箇所の可動部の潤滑/プラスチック・木製スライド部などの潤滑/頻繁に給油ができない箇所の潤滑
KUREと言えば「5-56」が有名ですが、こちらは鍵穴には使用不可です。気を付けましょう。

 

③30秒で完了!鍵穴のゴミをエアダスターなどで取り除き鍵穴専用潤滑剤をスプレーするだけ!

エアダスターと鍵穴専用潤滑剤の準備が出来たら、後は鍵穴のメンテナンスをするだけ。

まずは鍵穴をエアダスターや掃除機、自転車の空気入れ等を使ってゴミ/ホコリ等の掃除をします。今回自分の場合は「Brigii ハンディクリーナー M1」をエアダスター/ブロワーとして使用。鍵穴に掃除機の先を押し付け、ゴミ/ホコリを取り除きました。

③30秒で完了!鍵穴のゴミをエアダスターなどで取り除き鍵穴専用潤滑剤をスプレーするだけ!

 

掃除出来たら、次は鍵穴に「KURE(呉工業) ドライファストルブ」をスプレーします。事前に缶を上下に良く振り、シューッとスプレー。付属の赤いノズルを付けてスプレーすると良いでしょう。

「KURE(呉工業) ドライファストルブ」を使用すると白い粉が付着します。鍵穴周りに付着した場合は拭き取っておきましょう。また、使用する際は汚れても良い服装で作業するのがおすすめです。

③30秒で完了!鍵穴のゴミをエアダスターなどで取り除き鍵穴専用潤滑剤をスプレーするだけ!

 

ちなみにこの赤いノズルの正式名称は「エクステンション(EX)チューブ」と言い、KUREの公式サイトで5本102円で売っています。無くした場合は購入も出来ますが、送料が別途550円かかるので、これなら本体を買った方がお得かもしれません。ホームセンター等で売っているかは不明です。
※合計3,000円以上購入なら送料無料

 

④後は鍵の抜き差しを試してみるだけ。スムーズに抜き差し出来るようになっていればメンテナンス完了!

上記の手順③を試したのち、実際に鍵を鍵穴に抜き差ししてみましょう。これでスムーズに鍵の抜き差しが出来るようになっていればメンテナンスは完了です。

なお、これでも相変わらず鍵の抜き差しが全く改善しないようなら、鍵穴の故障や鍵自体の変形なども考えられます。その際は施工元のハウスメーカーや鍵穴のメーカー等に相談してみましょう。

 

おまけ:鍵自体の掃除も定期的に行おう!古い歯ブラシで磨けばOK。

なお、上記の鍵穴メンテナンスだけでも自分の場合はかなりスムーズに鍵の抜き差しが出来るようになりましたが、ディンプルキーなどの鍵の場合は特に、鍵自体の掃除/メンテナンスも定期的に行うのがおすすめ。

古い歯ブラシで鍵を磨いてみたところ、このように歯ブラシが真っ黒になりました。(以前塗った鉛筆の芯の色かもしれませんが)

鍵を磨く際は軽く磨いてください。強く磨くと傷が付く場合もあるようなので。

おまけ:鍵自体の掃除も定期的に行おう!古い歯ブラシで磨けばOK。

ぜひ皆さんも、鍵穴のメンテナンスと共に鍵自体の掃除もたまには行っておいてくださいね。

 

鍵の抜き差しがスムーズだと予想以上に気持ち良い!年末の大掃除の際に併せてどうぞ!

鍵の抜き差しがスムーズだと予想以上に気持ち良い!年末の大掃除の際に併せてどうぞ!

家を購入して7年ほど。一度鍵穴が壊れて業者さんに直してもらったことはあるのですが、それ以外で鍵穴のメンテナンスを自分で行ったのは今回が初めて。

今まではせいぜい鉛筆の芯を塗るぐらいしかやったことがなかったのですが、今回「エアダスター+鍵穴用潤滑剤」の組み合わせを試してみたところ、感動するほど鍵がスムーズに抜き差し出来るようになりました。

毎日の鍵の抜き差しがスムーズになるだけでストレスが減るだけでなく、むしろ気持ちよさを感じられるほどになり、個人的には大満足しています。作業自体はほんの30秒ほどで終わるので、皆さんもぜひ年末の大掃除の際などには鍵穴の掃除も併せて行ってみてくださいね。

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