Windows 10のノートパソコンを買うなら年末セールあたりがおすすめな３つの理由

よく知り合いから「いつパソコン買ったらいい？」と聞かれるのですが、その時の答えはいつも「欲しい時が買い時！」と言っています。

あれ？これ今日のお題と矛盾してね？

はい。実は、通常は「欲しい時が買い時」で間違いないんですけど、今回のWindows 10リリースにあたって、個人的には年末セールあたりを狙って購入を検討するのが良いのではないかなあ。と思っています。実際、うちの父親からもノートパソコン購入の要望があるのですが、年末まで待つように勧めています。

それはなぜか？今日はパソコン操作にあまり詳しくない初心者さん向けに、簡単にその理由を３つ挙げてみたいと思います。

Windows 10のノートパソコンを買うなら年末セールあたりがおすすめな３つの理由

管理人がなぜ【Windows 10のノートパソコンを買うなら年末がおすすめ】と言うのか？その理由を簡単に３つにまとめてご紹介しておきます。

あくまでも個人的な意見ですので、参考程度にどうぞ。

理由その１：まだWindows 10には不具合が多い。

これはWindows 10に限ったことではないのですが、こういった大きなOSのアップグレード後は、大小様々な不具合が付き物です。

例えば、いつも使用しているソフトがきちんと動作しない、マウスやキーボードの挙動が不安定などなど。他にも、銀行によってはまだWindows 10への対応が完了しておらず、アップグレードを待つように指示している場合があったりもします。
特に仕事でWindowsパソコンを使用している場合などは、ソフトやサイトの対応状況をよく事前に確認しておく必要があります。

また、Windows 10自体にも、色々と問題もあります。中でも一番気になっているのが、Windows Updateが完全自動化され、従来と異なってUpdateがほぼ強制になっている点。

一応【Windows 10で問題のあるドライバーや更新プログラムをWindows Updateで自動更新しないようにする公式ツール】をマイクロソフトが公開していますが、これを使用してもWindows Update後に再起動を繰り返す不具合が実際に発生したようです。

参考：「Windows 10」累積アップデート、一部ユーザーに再起動ループの問題｜CNET

ソフトやハードウェアの不具合は、おそらく今後徐々にWindows 10に対応したバージョンやドライバがリリースされ、改善されていくと思います。ただし、このWindows Updateの仕様については、色々と賛否両論あり、この先どうなるかは管理人も分かりません。

また、マイクロソフトが10月ごろに、｢Microsoft Edge｣の拡張機能サポートなどを含む大きめのアップデートを準備中という噂もあります。

これらの状況を踏まえると、とりあえずあと数か月は、様子を見るのが無難ではないかと考えます。

理由その２：Windows 8.1搭載パソコンではリカバリー時が面倒

従来、新しいWindows OSが発売されると、即新型パソコンも発売されていました。

今回のWindows 10でもそうなると思っていたのですが、案外Windows 10搭載パソコンの発売は遅れているようです。

そんな中、Windows 8.1搭載ノートパソコンの価格が下がってきており、ITサイトによっては「かなりお買い得！無料でWindows 10にもアップグレードできるし今すぐ買うべき！」と大々的に煽っていた記事を見た覚えがあります。

確かにお買い得なんですけど、パソコン初心者の方にちょっと伝えておきたいことがあります。

それは、もしもの不具合発生時に、パソコンを購入した状態に戻す（リカバリー）場合が稀にあるんですけど、Windows 8.1搭載パソコンを購入しちゃうと、初期化するとせっかくWindows 10にしていてもまたWindows 8.1に戻っちゃうんですよね。

つまり、【Windows 8.1購入→Windows 10にアップグレード→不具合発生→リカバリー→Windows 8.1→再度Windows 10へアップグレード】というなんとも手間がかかる事態になります。

別にこういった作業が苦にならないなら問題ないのですけど、パソコン初心者の方にはちょっと面倒だし、個人的にはあまりおすすめしたくないです。

他にも、Windows 8.1からWindows 10へアップグレードした場合、手動でソフトやドライバをアップデートしなければいけない場合もあります。これもパソコン初心者の方には分かりにくいし面倒だと思います。

以上を踏まえると、個人的には【“Windows 10搭載”のノートパソコン】を買うのがおすすめです。

理由その３：年末あたりならだいぶ機種も揃っていそう。価格交渉も期待できる！

おそらく年末までには、各パソコンメーカーからWindows 10搭載ノートパソコンが発売され、ある程度品数も揃ってくると思います。

そうなれば、低スペックの安いWindows 10搭載ノートパソコンや、10万円程度のミドルクラスノートパソコン、仕事用におすすめのハイスペックノートパソコンなどなど、取捨選択の幅も広がるはず。

また、現在Intelが最新のCPU【Skylake】をデスクトップ向けに発売しましたが、これも年末商戦ごろにはノートパソコン向けのCPUも発売され、搭載される模様です。今回の【Skylake】は、性能的にもここ数年の中では結構大幅なアップデートなので、ノートパソコン購入時には、ぜひ搭載されているCPUにも注目してほしいと思います。

参考：8月登場の第六世代Core i (Skylake)の詳細判明。ノートPCは年末商戦の登場か｜engadget

ただし、この【Skylake】、性能は良いのですが、価格は高めになると思います。購入時は事前に「価格.COM」などでしっかりと下調べをしておくことをおすすめします。

一般的に、年末年始の家電セール中に買えば、今買うよりも大幅な値引きも期待できると思います。しかし、ただ値段だけで決めるのではなく、CPUや搭載メモリなどもしっかりと勘案し、満足できるノートパソコンを購入するようにしてくださいね。

個人的には、【CPU：core i5　メモリ：8GB】程度あれば、かなり高速に動作するとは思います。

Windows 10自体は非常に良くできているのでおすすめのOSです！

以上、個人的にこれからWindows 10搭載のノートパソコンの購入を検討している方向けに、どうしてもお伝えしておきたかったので、今回自分なりの考えをまとめてみました。

ただ、Windows 10自体は非常によく出来ている、使いやすいOSに仕上がっていると思います。やっとWindows Storeアプリもデスクトップで使用可能になり、これからはますますアプリも充実してくると思います。
また、通知センター（アクションセンター）が搭載されたのも個人的には気に入っています。TwitterやFacebookアプリと併用すれば、リアルタイムに通知を知らせてくれるので、意外と便利です。

起動やシャットダウンも高速だし、なんといっても今後新しいWindows OSはマイクロソフトがリリースしない方針なので、結果的にOSのアップデートが無料で行えるであろう点も良いですね。

以上、これからWindows 10ノートパソコンの購入を検討している方の参考になれば幸いです。