Windows 11 KB5033375 適用後のWi-Fi不具合をMicrosoftが認める。問題は既にKIRにて解決済み

Windows 11 KB5033375 適用後のWi-Fi不具合をMicrosoftが認める。問題は既にKIRにて解決済み Windows 11
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Windows 11 バージョン23H2/22H2向けの12月の月例セキュリティ更新プログラム/ Windows Update「KB5033375」適用後に、一部ユーザー(主に企業や大学での利用者)から、Wi-Fi接続が切断される、不安定になったとの不具合報告が上がっているとWindows Latestが報じていましたが、Microsoftもこの問題を認識し、既に既知の問題ロールバック(KIR)にて解決済みであることが公表されました。

この問題は「KB5032288」および「KB5033375」によって発生し、802.1x認証を使用して企業、教育、または公共のWi-Fiネットワークに接続しようとしている場合、この問題の影響を受ける可能性が高くなります。なお、この問題はホーム ネットワークでは発生しません。

原則ユーザー側での対処は不要で、通常24時間以内に自動的に修正されます。少しでも早く修正を適用したい場合は、PCの再起動をお試しください。

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不具合の概要

KB5032288 をインストールすると、一部の Wi-Fi アダプターが一部のネットワークに接続できなくなる場合があるという報告をマイクロソフトが受けています。この問題は KB5032288 および KB5033375 が原因であることを確認しています。

報告されているように、802.1x認証を使用して企業、教育機関、または公共のWi-Fiネットワークに接続しようとしている場合、この問題の影響を受ける可能性が高くなります。この問題は、ホームネットワークでは発生しません。

 

解決方法

この問題は、既知の問題ロールバック(KIR / Known Issue Rollback)を使用して解決されます。

消費者向けデバイスおよび管理対象外のビジネス向けデバイスにこの問題が自動的に反映されるまで、最大24時間かかる場合があります。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早くデバイスに適用される可能性があります。

影響を受ける更新プログラムをインストールしてこの問題が発生した企業管理デバイスの場合は、特別なグループ ポリシーをインストールして設定することで解決できます。特別なグループポリシーは、[コンピュータの構成] -> [管理用テンプレート] -> <以下に示すグループポリシー名> にあります。

この特別なグループポリシーの展開と設定については、「グループポリシーを使用して既知の問題のロールバックを展開する方法」を参照してください。

グループポリシーのダウンロード

重要:この問題を解決するには、Windowsのバージョンに対応したグループポリシーをインストールして設定する必要があります。また、グループポリシーの設定を適用するには、デバイスを再起動する必要があります。

 

影響を受けるプラットフォーム

影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • Client: Windows 11, version 23H2; Windows 11, version 22H2
  • ​Server: None

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