Appleが1月31日、Windows PCの「Google Chromeブラウザ」で利用できる拡張機能「iCloudパスワード」を公開しました。
この「iCloudパスワード」を利用することで、Appleデバイス（iPhone/iPad/Mac）で作成したものと同じ強力なSafariのパスワードをWindows PCのChromeで使用出来るようになります。また、Chromeで作成した新しいパスワードもiCloudキーチェーンに保存されるので、Appleデバイスでも同じパスワードを使用出来るようになります。
管理人は普段スマホはiPhone、PCはWindows 10を利用しており、SafariとChromeでパスワードの管理が別個なのが悩みの種だったのですが、この「iCloudパスワード」拡張機能で一気に問題が解消できそうです。
という事で、本日はiPhoneなどのApple製品とWindows 10 PCを併用しているユーザーは必携ともいえる「Chromeブラウザ」の拡張機能「iCloudパスワード」の初期設定方法と使い方を解説しておこうと思ったのですが、実際に使ってみたところ不具合で上手く動作しませんでした。今後利用できるようになったら改めてご報告したいと思います。
ただ、レビューを読むと問題なく動作している方もいるようなので、以下のChrome拡張機能「iCloudパスワード」のインストール＆初期設定解説を参考に試してみても良いかもしれません。もしも上手く動作した方はコメントでご連絡いただけると幸いです。
Windows 10：Chrome拡張機能「iCloudパスワード」のインストール＆初期設定解説
Windows 10 PCの「Chromeブラウザ」拡張機能、「iCloudパスワード」のインストール＆初期設定方法を解説しておきます。
まずはGoogle ChromeブラウザをWindows 10 PCで起動しましょう。もしもインストールしていない方は以下のページからインストールしておいてください。
次に「iCloud for Windows」をインストールしていない場合は、以下のリンクからインストールしておいてください。
準備が完了したら、以下のページに「Chrome」からアクセスします。
chromeウェブストアの「iCloudパスワード」ページが開くので【Chromeに追加】をクリック。
権限に関する確認画面が表示されます。問題なければ【拡張機能を追加】をクリック。
このように表示が出れば「iCloudパスワード」のインストールは完了です。正常に利用できる場合は、「iCloudパスワード」が利用できるサイトでこのように青いクラウドマークが表示されます。
ただし、管理人が実際に試してみたところ、すでに「iCloud for Windows」はインストール済みの状況ですが、このように再度ダウンロードを求める画面が表示されました。
また、その後少し時間をおくと、以下のように空のラベルが2つ表示され、6文字の2FAコードの欄も壊れたような状態になっていました。
「iCloudパスワード」のレビューを読んでいると、正常に動作させるには「iCloud for Windows version 12」が必要だが、現在Microsoft Storeでリリースされているのは「iCloud for Windows version 11.6」であり、これが上手く動作しない原因ではないか？との指摘がありました。確かに管理人のインストールしてあるバージョンも「11.6.32.0」となっていましたが、これが本当に不具合の原因かどうかは現時点ではハッキリしません。
という事で、意気揚々とChromeの拡張機能「iCloudパスワード」をインストールしてみたものの、現時点ではうまく動作しないという残念な結果に終わりました。
今後不具合が改善した場合は改めてご報告したいと思います。また、もしも正常に動作する方がいらっしゃれば、コメント等でご報告いただければ幸いです。
コメント
今日、2021年2月4日にMicrosoft Storeで更新を行ったところ、iCloud for windows V12.0.188.0がダウンロードでき、Chromeの機能拡張が正常に動作するようになりました。お試しください。