本日はGearBest様より、Xiaomiのコスパに優れたAndroidスマホ「Redmi Note 4 16GBモデル」を提供いただいたので、早速レビューしてみたいと思います。
管理人、Xiaomiの製品は初めて触ったのですが、思っていた以上に質感が高く、正直驚きました。中国版Appleと言われるのも納得の出来映えです。
まずは外観。非常に薄く、軽く、スッキリと仕上げられており、1万円台で購入可能なスマホのレベルとは到底思えない仕上がりです。またCPU性能も十分で、Antutuスコアは【83527】と、格安スマホとは思えない高性能ぶり。スコアだけで比較すれば、iPhone 6やGalaxy S6を上回るレベルです。RAMは16GBモデルが2GB、64GBモデルが3GBと差別化されていますが、とりあえず2GBでも十分快適に動作しています。
と、ここまで読めば本当に万人におすすめできる素晴らしいスマホなんですけど、難点もあります。それは使用するまでの設定が面倒だという点。現状GearBestさんで取り扱っているのが中国版ROMのみで、起動させると【Google Play ストア】はインストールされておらず、かつ日本語化は初期状態では行えません。英語でも良いというなら、【Google Play ストア】をインストールすれば解決ですが、日本語化を行うにはやや面倒な作業が伴います。また、Xiaomi独自のアプリも数多く搭載されており、そのため端々で中国語が出てきます。
この辺りを問題なしとするかどうかで、評価が大きく分かれる端末だと思います。
しかしながら、本当に手に持った質感や、処理速度、操作性などは価格以上の価値があるのも事実。自分で色々と調べて対処可能なら、かなり面白いコスパに優れたAndroidスマホだと思いますよ!自分はかなり気に入っています。外観は最近のiPhoneよりも好みかも。
という事で、本日はそんなコスパに優れた「Xiaomi Redmi Note 4」のレビューを中心にご紹介したいと思います。
Xiaomi Redmi Note 4のセット内容
まずは「Xiaomi Redmi Note 4」のセット内容について。
- Xiaomi Redmi Note 4 x1
- Micro USBケーブル x1
- 充電器 x1(日本のコンセントに対応)
- 説明書 x1
Xiaomi Redmi Note 4のスペック
「Xiaomi Redmi Note 4」のスペックは以下の通りです。
Xiaomi Redmi Note 4 Spec | |
---|---|
OS | MIUI 8.0/Android OS v6.0 (Marshmallow) |
Chipset | Mediatek MT6797 Helio X20 |
CPU | Deca-core 2.1 GHz(10コア) |
GPU | Mali-T880 MP4 |
RAM | 2GB(16GBモデル/Standard edition) 3GB(64GBモデル/High edition) |
ストレージ容量 | 16GB/Standard edition 64GB/High edition |
カメラ | フロント:5 MP, f/2.0 リア:13 MP, f/2.0 |
ディスプレイ | 5.5 インチ, 1080 x 1920 pixels (401 ppi pixel density) |
サイズ | 151 x 76 x 8.4 mm |
重さ | 175 g |
SIM | Dual SIM (Micro-SIM/Nano-SIM, dual stand-by) ※microSDカード使用時はSimは1つしか使えません。128GBまで対応。 |
対応バンド | 2G: GSM B2/B3/B8 3G: WCDMA B1/B2/B5/B8; TD-SCDMA B34/B39; CDMA2000/1X BC0 4G: FDD-LTE B1/B3/ B5/B7/ B8; TD-LTE B38/B39/B40/B41(2555-2655MHz) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac, dual-band, WiFi Direct, hotspot |
Bluetooth | v4.2, A2DP, LE |
GPS | GPS, A-GPS, GLONASS |
センサー | 指紋認証, 加速度センサー, ジャイロスコープ, コンパス, 環境光センサー, 近接センサー |
バッテリー | 4100 mAh |
カラー | シルバー/グレイ/ゴールド |
なお、携帯各社(docomo、au、softbank)のSimに関する検証は、自分では十分行うことができませんので、気になる方は以下のサイト様を参考にしてみてくださいね。au系の回線でも使用できるみたいですよ。
Xiaomi Redmi Note 4の外観
それではここから、「Xiaomi Redmi Note 4」の外観をチェックしていきたいと思います。
商品はこのようなパッケージで届きます。ちょっとAppleのiPhoneと似た感じのパッケージングですね。なかなかしっかりした作りで悪くないです。
外観は非常にシンプルで洗練されたデザイン。ベゼル幅もかなり狭く、なかなか良いです。
下部にはMicro USBの充電ポートとスピーカー穴が左右にあります。ただし、サウンドはモノラルのようですね。充電ポートがUSB Type-Cでないのが少し残念。
右側面には音量調節ボタンと電源/スリープボタンがあります。押した感じも悪くないです。
アップにするとこんな感じ。アンテナラインも綺麗にまとめられていますね。
続いて上部。3.5mmイヤホンジャックと赤外線、マイクがあります。
左側面にはSimカードスロットがあります。
アップにするとこんな感じ。付属のピンで取り外します。
上側のアップ。右側がフロントカメラになります。
下側のアップ。Android系の操作ボタンが配置されています。ただし、OSはXiaomi独自の「MIUI 8.0」が搭載されており、デフォルトのAndroidとは若干異なる挙動になります。
続いて背面。最初はこのようにシールが色々付いています。
剥がすとこんな感じに。アルミの仕上げはかなり良く、適度な薄さで持った印象はかなり良いです。背面には指紋認証センサーが搭載されています。精度はなかなか高いですよ。
「Xiaomi Redmi Note 4」レビュー
「Xiaomi Redmi Note 4」ですが、まず手に持って感じたのが、“薄くて軽い”というのが第一印象。デザインもスッキリとしており、背面のアルミ仕上げは高級感すら感じる仕上がり。1万円台で購入可能な格安スマホとは到底思えない出来映えです。
ベゼル幅も狭く、外観は個人的に非常に好印象。これでバッテリーは4100mAhも搭載しているんだから、かなり頑張っていますよね。
実際バッテリーの持ちは非常に良く、現時点で2-3日は充電無しで大丈夫です。(もちろん、使用状況にはよりますが。)
背面には指紋認証センサーが搭載されていますが、精度も高く、ストレスなくサッとロックを解除してくれます。これは快適です。
そしてリアカメラですが、最近のハイスペックスマホに比べれば「13MP」と特別高性能ではありませんが、十分綺麗な写真が撮れています。液晶もクリアですし、写真性能もなかなか良い感じですよ。
そしてCPUもミドルレンジとはいえ、かなり十分な性能。Helio X20は驚きの10コア!でAntutuスコアは【83527】と、iPhone 6やGalaxy S6を上回るレベルです。この価格帯でこれだけの性能があるとは、本当に凄い時代になったものだと感心します。
CPU-Zのスクショも貼っておきますね。
GeekBench 4でのスコアも悪く無かったです。
RAMはストレージ容量によって2GB(16GBモデル)と3GB(64GBモデル)があります。現在管理人は2GBの16GBモデルを現在使用していますが、特に処理落ちすることもなく、画面切り替えやゲームなどの各種動作はすこぶる快適です。よほどヘビーなゲームを遊ぶのでなければ、かなり十分な性能だと思います。
と、ここまでは本当に申し分ない素晴らしいスマホだと言えます。
しかし、いくつか難点もあります。
まず現時点では「中国版のROM」しかリリースされておらず、中国国内の仕様に則って「Google Play ストア」アプリはインストールされていません。そのため、別途手動でインストール作業を行う必要があります。これは手順を踏めば簡単に行えるので、個人的にはそこまで問題はないと思います。
初期設定や「Google Play ストア」アプリのインストール方法についてはこちらの記事をご参照ください。
もう一つ大きな問題として、「中国版のROM」では基本中国語か英語しか選択できず、【日本語化】が出来ないという点があります。自分もGearBestさんから商品提供を受けるのは初めてなので、まだ十分わかっていない点もありますが、どうやら「Xiaomi Redmi Note 4」はリリースされて間がないらしく、日本語が選択可能なGearBestのカスタムROMが提供されていないようです。
そのため、自分で「MoreLocale 2」アプリなどを使って日本語化する必要があるのですが、これがなかなか慣れるまでは面倒。ここを頑張ってクリアするか、もしくは英語のまま使用するか、その辺りも良く検討する必要がありそうです。
なお、頑張って「Xiaomi Redmi Note 4」を「MoreLocale 2」で日本語化は行ってみたので、気になる方は記事を参考に挑戦してみてくださいね。
それと、日本語化しても、Xiaomi独自のアプリなどはやはり中国語で情報が流れてきます。この辺りも気になる方は少し気になるかも。
そしてSimトレイにはSimカードを2枚挿してデュアルスタンバイで使用することが出来ますが、microSDカードを使用するとなると、一つスペースが使用不可になります。そのため、16GBモデルでデュアルスタンバイを使用するとなると、容量がかなり不足しがちになります。この点は十分ご検討ください。
また、技適は通っていないので、その点もご注意くださいね。
しかしながら、「Google Play ストア」アプリをインストールし、「MoreLocale 2」で日本語化を行えば、ほぼ不自由なく扱う事が出来るようになります。デザインや性能で考えれば、驚くほどコスパの高いスマホなので、個人的には挑戦してみる価値は大いにあると思います。特にこれだけ安いにもかかわらず、質感が高いのには本当に驚きました。
以上、「Xiaomi Redmi Note 4」のレビューでした!
コメント
redmi note4 64GB グローバル版を購入し日本語化しました。
満充電で0:00にwifiとGPSをoffにして機内モードでスリープにしたところ、朝6:00には10%になっていて要充電のアラートが表示されていました。
こんなにバッテリーを使う機種なんですね。
3日持つようにするには、どうすれば良いでしょうか?
これはredmi note4が悪いわけではなく、Androidのシステムやアプリの問題だと思います。
とりあえず対処法としては、【スリープ時にWi-Fi接続を維持:電源接続時にのみ維持】と、使用後はまめにアプリを全部停止(必要に応じて残しても良いでしょう)すると、自分は3日程度は十分バッテリーが無充電で使えるようになりました。
まあ、使い方によって使用できる時間は変わりますが、基本的に他の機種に比べればバッテリー容量は多いので、使い勝手は良い方だと思いますよ。