【Windows Update】マイクロソフトが2020年2月の月例パッチをリリース。一部不具合報告あり。「IE」のゼロデイ脆弱性が修正されているので早急にアップテートの適用を。

【Windows Update】マイクロソフトが2020年2月の月例パッチをリリース。現時点で大きな不具合報告はなし。「IE」のゼロデイ脆弱性が修正されているので早急にアップテートの適用を。 Microsoft Tips
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2020年2月12日、マイクロソフトが2月の月例セキュリティパッチ/ Windows Update の配信を開始しました。先日よりセキュリティ情報の提供方法が変更になりましたので、詳細についてはマイクロソフトの「セキュリティ更新プログラム ガイド」をご参照ください。

今月は、新規セキュリティ更新プログラムを公開すると共に、既存の脆弱性情報2件の更新が行われています。なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに対応を追加したファミリはありません。

今月のアップデートでは、2020年1月に発覚したInternet Explorer(IE)のゼロデイ脆弱性(CVE-2020-0674 | スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性)に対する修正が行われています。すでに悪用の事実も確認済みとの事なので、皆さん早急にアップデートを適用しておきましょう。

 

他にも、Adobe関連、新「Microsoft Edge」「Chrome」「Firefox」などでも随時アップデートが配信されています。後述している「MyJVN バージョンチェッカ」なども併用して、しっかり最新の状態にアップデートしておきましょう。

そしてWindows 7は2020年1月14日をもってサポートが終了しています。企業で有料の延長サポートExtended Security Update(ESU)を利用している場合以外は、早急にWindows 10などへの買い替えを検討してください。今月も最大深刻度“緊急”(リモートでコードが実行される)の不具合が発覚していますが、一般ユーザーへの配信はありません。

なお、先月のWindows Update適用後に壁紙が黒くなる問題の修正プログラムは、一般ユーザーの場合は手動で更新作業を行う必要があります。以下のリンク先から適用してください。

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2020年2月「Windows Update」での不具合について

2020年2月の「Windows Update」では、一部不具合報告が入ってきております。ご注意を。現時点ではマイクロソフトからの公式な発表はありませんが、情報が入り次第追記していきます。

■不具合の内容:Windows 10 Version 1903/1909の累積アップデート「KB4532693」を適用すると、ユーザープロファイルの読み込みに問題が発生?し、背景がWindowsロゴに戻る、スタートメニューが初期状態にリセットされる、ログオンが認識されない、一時ログオンが設定される。
■原因となるパッチ:KB4532693?
■影響を受けるOS:Windows 10, version 1903/1909?
■対処方法:現時点でマイクロソフトからの公式発表は無し。「KB4532693」をアンインストールすると直ったとの情報があるので該当する場合はお試しください。
■参考リンク:Cumulative updates – February 11th 2020

■不具合の内容:「Sure Start Secure Boot Key Protection」を有効化しているHPのAMD Ryzen CPU搭載PCに「KB4524244」を適用するとPCがフリーズする。Intel CPU環境でも不具合が発生したとの情報も。また、MacのBoot Camp環境でインストールに失敗する事例も報告されています。
■原因となるパッチ:KB4524244(現在は“Windows Update”から取り下げられています)
■影響を受けるOS:HPのAMD Ryzen CPU搭載PC、一部のIntel CPU搭載PC、MacのBoot Camp環境
■対処方法:現時点でマイクロソフトからの公式発表は無し。→まだ詳細な内容はありませんが、マイクロソフトも「KB4524244」の不具合を認め、現在改善作業に取り組んでいるとの事。不具合が発生した場合は「KB4524244」のアンインストールが推奨されています。HPのPCの場合、「Sure Start Secure Boot Key Protection」を無効化してからインストールすると成功したとの報告もあります。
■参考リンク:
2020-02 Updates KB4524244 Locks Up My Computer and Fails Install
Windows 10 version 1909 既知の問題と通知|マイクロソフト

 

※このページを再訪問した際は、念のためにブラウザの【更新】ボタンをおしてください。ブラウザキャッシュの関係で、最新の情報が表示されない場合があります。

※「更新プログラム」適用で不具合が発生した場合、不具合の原因となる「更新プログラム」が分かっているなら、手動でアンインストールすることで不具合が解消する場合があります。その際には以下の記事を参考に対処してみてください。Windows 10 May 2019 Update(1903)以降は、自動的に不具合の修正が行われるようになっていますので、下記の作業は不要と思われます。

もしも「更新プログラム」の適用に失敗する場合、以下のページにて対処方法を「Windows プラットフォームサポート Setup チーム」が解説してくれています。上手くいかない場合は参考に。

 

2020年2月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始

2020年2月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始になりました。対象となるのは以下のソフトウェア。

  • Microsoft Windows
  • Internet Explorer
  • Microsoft Edge (EdgeHTML-based)
  • Microsoft Edge (Chromium-based)
  • ChakraCore
  • Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
  • Adobe Flash Player
  • Microsoft Exchange Server
  • Microsoft SQL Server
  • Windows Malicious Software Removal Tool
  • Windows Surface Hub

 

対象:Windows 10 v1909、v1903、v1809、v1803、v1709
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 10 v1903 および Windows 10 v1909: 4532693、Windows 10 v1809: 4532691、Windows 10 v1803: 4537762、Windows 10 v1709: 4537789、すべて: 4524244

対象:Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v1909、v1903、v1803)
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows Server 2019: 4532691、Windows Server 2016: 4537764、Windows Server v1903 および Windows Server v1909: 4532693、Windows Server v1803: 4537762、すべて: 4524244

対象:Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 マンスリー ロールアップ: 4537821、Windows Server 2012、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2: 4502496、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ: 4537803、Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ: 4537814、Windows Server 2012 セキュリティのみ: 4537794

対象:Internet Explorer
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Internet Explorer の累積的な更新プログラム: 4537767

対象:Microsoft Office 関連のソフトウェア
最大深刻度:重要
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Microsoft Office に関連するサポート技術情報: 4484250448415644841634484265448425644842544484267

対象:Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア
最大深刻度:重要
最も大きな影響:なりすまし
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Microsoft SharePoint に関連するサポート技術情報: 448425944842644484255

対象:Microsoft Exchange Server
最大深刻度:重要
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Microsoft Exchange Server に関連するサポート技術情報: 453698845369874536989

対象:Microsoft SQL Server
最大深刻度:重要
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Microsoft SQL Server に関連するサポート技術情報: 45357064532098453209545352884532097

対象:ChakraCore
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki (英語情報) と https://github.com/Microsoft/ChakraCore/releases/ (英語情報) を参照してください。

対象:Adobe Flash Player
最大深刻度:重要
最も大きな影響:特権の昇格
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Adobe Flash Player に関連するサポート技術情報: 4537759。Adobe Flash Player のアドバイザリ: ADV200003

対象:Microsoft Surface Hub
最大深刻度:重要
最も大きな影響:セキュリティ機能のバイパス
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Microsoft Surface Hub のセキュリティ更新プログラムに関連するサポート技術情報: 4537765。この脆弱性の更新プログラムの詳細については、CVE-2020-0702 を参照してください。

対象:Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
最大深刻度:重要
最も大きな影響:特権の昇格
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールに関連するサポート技術情報: 891716。この脆弱性の更新プログラムの詳細については、CVE-2020-0733 を参照してください。

データ引用元:2020 年 2 月のセキュリティ更新プログラム (月例)|Microsoft Security Response Center

詳細なアップデート内容については、マイクロソフトの公式サイトでご確認ください。

 

以下、いくつか注意点をまとめておきます。

まずはMicrosoft Edgeに関する話題から。新たにChromiumに対応して生まれ変わる「Edge」が、2020年1月15日から正式に配信開始となりました。「Windows 10」のバージョン1803(April 2018 Update)以降が対象とのこと。ただし、日本のユーザーに対しては確定申告への影響を考慮し、Windows Updateを通じた新しいMicrosoft Edgeの配信は令和2年4月1日以降、順次開始される予定となっています。手動であればすぐに更新可能です。

※現状「新しいMicrosoft Edge」は【e-Tax】で推奨環境外と判断され、かつ不具合の報告も上がっています。【e-Tax】を利用する予定の方はしばらくアップデートは控えておきましょう。
※マイクロソフトが「新しい Microsoft Edge のアンインストールについて」を公開しています。インストールして困っている方は参考にどうぞ。アンインストールは、Windows Updateを通じて新しいMicrosoft Edgeが提供されるまでの期間に限り可能との事。

今回の新しいChromium版「Edge」ですが、一般ユーザーにとってはアップデートがまめに行われたり、様々な拡張機能が使用可能になるなどメリットが多いものの、企業や開発者の方などは一部注意が必要かもしれません。

一応ブロックツールも提供されているようです。詳細は以下をご参照ください。
※現在は配布停止となっています。

  • Blocker Toolkit to disable automatic delivery of Microsoft Edge (Chromium-based)|Microsoft

早速新しいChromium版「Microsoft Edge」をインストールして試してみました。詳細は以下の記事でどうぞ。

 

続いてマルウェアに関する注意喚起です。2019年10月以降、日本国内にて“Emotet”の感染事例が急増しているようです。主な感染経路としては、メールに添付されたWord形式のファイルを実行して「コンテンツの有効化」を実行することで“Emotet”への感染に繋がることが分かっています。不審なメールは開かない、ファイルは実行しないのが原則ですが、この“Emotet”の厄介なところはそのメール内容の巧妙さにあります。

“Emotet”は感染元PCのアドレス帳やメール内容を搾取し、実際の組織間のメールのやりとりの内容を転用することで、感染元から送信先へ返信を装ってマルウェアへの感染を促します。そのため、感染元PCから送られた“Emotet”を含んだメールを受け取った場合、実際の取引先の担当者から送られている正規のメールのように感じてしまい、ついつい信頼して“Emotet”に感染してしまう事例が後を絶たないようです。

以下にJPCERT/CCによる“Emotet”への対策方法を引用してご紹介しておきます。

■組織内への“Emotet”への注意喚起の実施
■Word マクロの自動実行の無効化
■メールセキュリティ製品の導入によるマルウエア付きメールの検知
■メールの監査ログの有効化
■OSに定期的にパッチを適用 (SMBの脆弱性をついた感染拡大に対する対策)
■定期的なオフラインバックアップの取得(標的型ランサムウエア攻撃に対する対策)

また、JPCERT/CCより、Emotet感染有無の確認を行うツール「EmoCheck」がリリースされています。気になる方や企業は以下のリンク先よりダウンロードしてチェックしてみてください。

この“Emotet”、非常に厄介であざとい危険なマルウェアです。ぜひ皆さんもメールに添付されたWord形式のファイルは安易に実行しないよう、十分ご注意を。

参考リンク:
マルウエアEmotetへの対応FAQ|JPCERT/CC
マルウエア Emotet の感染に関する注意喚起|JPCERT/CC
マルウエア Emotet の感染活動について|JPCERT/CC

 

そして以前から問題になっているリモートデスクトップサービスに関する重大な脆弱性「BlueKeep」に対する注意喚起をMicrosoftは引き続き行っています。「BlueKeep」はランサムウェア「WannaCry」の再来とも評され、脆弱性を放置したままPCを利用するのは非常に危険です。「WannaCry」では個人や企業の被害だけでなく、欧州では病院が閉鎖される事態も発生しています。日本の企業も被害に遭いました。皆さん改めて最新の月例パッチを早急に適用するよう心がけてください。脆弱性の深刻さから、サポート切れのWindows XPやWindows Server 2003にもこの脆弱性の修正プログラムが提供されていますが、こちらは手動で更新作業を行う必要がある点にはご注意を。

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次にOffice関連の話題。2018年10月31日より、Microsoft Office 365ではTLS 1.0および1.1のサポート廃止が予定されています。これにより、TLS 1.2をサポートしない古いブラウザ等では、Office 365に接続できなくなる可能性があります。利用中のユーザーは十分ご注意ください。
また、2020年前半、Internet Explorer 11, Microsoft Edge にて、TLS 1.0およびTLS 1.1を既定で無効化する措置を行う予定となっています。こちらも利用中のユーザーはご注意ください。

TLS 1.2 を使用できないクライアントの一例

  • Android 4.3 およびそれ以前のバージョン
  • Firefox 5.0 およびそれ以前のバージョン
  • Windows 7 上の Internet Explorer 8 ~ 10 およびそれ以前のバージョン
  • Windows Phone 8.0 上の Internet Explorer 10
  • Safari 6.0.4/OS X10.8.4 およびそれ以前のバージョン

 

Windows 10の以下のバージョンはサポート終了となっています。
■初期バージョン「1507」は、2017年5月9日(米国時間)にサポートが終了となりました。
■「Windows 10 November Update(1511)」のサポートが2017年10月10日で終了しました。
■Windows 10 バージョン 「1607」(Anniversary Update)のサポートは2018年4月10日で終了となりました。また、Office 2007のサポートも2017年10月10日で終了しました。
■Windows 10 バージョン 「1703」のサポートが2018年10月10日で終了しました。
■Windows 10 バージョン 「1709」のサポートが2019年4月9日で終了しました。
※Windows 10 バージョン 「1709」“Enterprise”“Education”の両エディションは2020年4月14日まで利用可能
■Windows 10 バージョン 「1803」 (Home、Pro、Pro for Workstation、IoT Core)、およびWindows Server バージョン 「1803」 (Datacenter Core、Standard Core) のサポートが2019年11月12日で終了しました。

参考:
2020 年にサポートが終了する製品|Microsoft
2019 年にサポートが終了する製品|Microsoft
2018 年にサポートが終了する製品|Microsoft

 

いずれも該当バージョンを使用中の方は速やかに最新バージョンにアップデートしましょう。

Windows 10 バージョン/ビルド番号の確認方法:左下【スタート】ボタンをクリック>設定>システム>バージョン情報>下にスクロールし“Windowsの仕様”で確認できます。

Windows 10 バージョン/ビルド番号の確認方法

 

そして2020年1月14日、「Windows 7」の延長サポートがついに終了しました。現在Windows 7を利用している方は、Windows 10への移行を速やかにご検討ください。また、「Office 2010」も2020年10月13日に全てのサポートが終了となります。利用中のユーザーは十分ご注意を。

 

企業向けではありますが、Windows 7の延長セキュリティアップデート(ESU)(2023年1月まで/有償)を購入することは可能です。企業などで早期のWindows 10移行が難しい場合はご検討ください。Windows 7 ESUはデバイスごとに販売され、1年ごとに料金が値上がりしていく予定との事。

 

個人的なWindows 10パソコン買い替え時のおすすめスペックなどは以下の記事でまとめています。良かったら参考にしてみてください。

 

また、最近購入した「Surface Laptop 3 15インチ」モデルはなかなか素晴らしい仕上がりでした。気になる方はレビューをまとめているのでご参考に。

 

なお、日ごろスリープをメインにパソコンを運用している場合は、今日だけでも必ず更新を確認し、指示に従ってPCを再起動してください。スリープのままではきちんと更新が適用されない場合もあるのでご注意を。

Windows 10の場合は、再起動等が必要な場合は以下のような指示がポップアップで出ます。速やかに再起動させましょう。

Windows 10:Windows Update後の再起動指示

 

Windows 10 May 2019 Update(1903)適用後は、このような更新通知アイコンが表示されるようになっています。

Windows 10:Windows Update後の更新通知アイコン

 

【スタートボタン>電源】と進み、以下のような【更新してシャットダウン】【更新して再起動】の指示が出ている場合は、速やかに指示通り再起動などを行うようにしましょう。

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更新して再起動、更新してシャットダウン

 

もしも久しぶりにパソコンを起動した際などは、「Windows Update」によるアップデートが複数回溜まっている場合もあり、1回更新してもまだ残っている場合があります。気になる方は手動で「更新プログラムのチェック」をクリックすると最新のプログラムが追加配信される場合もありますが、その場合“上級ユーザー”とみなされ、場合によっては不安定なプログラムが配信される可能性もあります。

気になる方のみ手動でチェックしてみてください。

左下スタートボタン>設定>更新とセキュリティ>Windows Update>更新プログラムのチェック

「更新プログラムのチェック」を押して、このように「お使いのデバイスは最新の状態です。」と表示されれば、現時点でパソコンは最新の状態となります。

Windows Update:更新プログラムのチェック

 

新Microsoft Edge、Chrome、Firefox、Adobe関連、Javaなどのアップデートもお忘れなく!「MyJVN バージョンチェッカ」の使用がおすすめ!

その他、新Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Adobe関連、Javaなどの更新プログラムも随時提供されています。これらもきちんと更新しておきましょう。ブラウザ関連も重大な脆弱性が度々発覚しています。十分ご注意ください。

これらの更新の確認には、個人的に「MyJVN バージョンチェッカ」の活用がおすすめ。手軽に更新状況が確認できますよ。月に1度は確認しておくと安心です。(現時点で新Microsoft Edgeには未対応)

起動するとこのようにチェックされます。Windows Updateでの更新作業が完了したら、セットで確認作業を行うことを強く推奨します。
※「MyJVN バージョンチェッカ」でエラーが出る場合は、最新バージョンに更新して再度お試しください。

MyJVN バージョンチェッカ

 

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

最後に、全てのアップデート作業が完了したら、念のために「Windows Defender」でPC内の全ファイルを検査しておくと安心です。市販のウイルス対策ソフトとの併用も可能。月に1度は習慣づけておくと良いかもしれませんね。
※稀に「Windows Defender」にて誤検出がおこる可能性もあります。必要に応じてご使用ください。

左下の【スタート】ボタンをクリックし、【Windows セキュリティ】をクリックします。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

左メニューの【ウイルスと脅威の防止】、もしくはアイコンをクリックします。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

【ウイルスと脅威の防止】画面が開きます。ここで他の市販アプリを使っている場合は以下のような画面になるので、【Windows Defender ウイルス対策のオプション】の【∨】をクリックします。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

下部に表示される【定期的なスキャン:オン】にします。ユーザーアカウントの制御が表示されたら【はい】をクリックしてください。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

とりあえずサクッとPCをスキャンしたい場合は【①クイックスキャン】を。より詳細にスキャンしたい場合は【②スキャンのオプション】をクリックしましょう。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

【スキャンのオプション】では以下の画面が開きます。ここで【フルスキャン】は時間が掛かりますが、定期的に行っておくのがおすすめ。また、【Windows Defender オフライン スキャン】は、PCを再起動して特殊なスキャンが行えます。時間に余裕があれば、それぞれ行っておくと良いでしょう。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

実際にスキャンを行う場合は、希望のスキャンを選択し、下部の【今すぐスキャン】をクリックすればOK。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

 

後はスキャンが終了するまで待ちましょう。

「Windows Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。

月に1度のパソコンメンテナンスとして、出来るだけしっかり各種アップデート作業は行っておきましょう。

コメント

  1. jan より:

    Windows Update、終了しました。不具合はありません。私はInternet Explore11を使っているので、これで安心ですね。

    • よっしー より:

      お疲れさまでした!今回は不具合情報もぼちぼち出てきていますが、自分の環境でも特に不具合は出ていません。