個人的に大学時代はバンドでギターを弾いており、主にMetallicaやMegadeth、Anthrax、Helloween、X Japanなどの曲を演奏していました。スピード系が主ですね。愛用のギターはESPとJackson、そして家では主にMarshallのアンプを愛用しています。ギタリスト、特にロック系が好みなら“Marshall”は憧れの存在という方も多いのではないしょうか。
そんなロック系ギタリスト御用達の“Marshall”アンプですが、このたびなんとデザインはそのままにBluetoothスピーカーが発売になりました!その一報を聞いたときは管理人も色めき立ちましたが、このたび御縁があって、そのBluetoothスピーカー「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」を試用する機会を得ることが出来ましたので、ガッツリとレビューしてみたいと思います。
デザインはいかにも“Marshall”風ですし、オーディオケーブルはギターシールド風のデザインを採用、音質も非常に良好です。少し高価なBluetoothスピーカーではありますが、Marshallファンは勿論の事、音質やデザインにこだわりたいなら、非常におすすめのBluetoothスピーカーですよ!
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」のセット内容
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」のセット内容は以下の通り。
- 1×Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー
- 1×オーディオケーブル
- 1×電源コード
- 1×説明書(日本語あり)
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」の特徴/仕様
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」の特徴/仕様は以下の通りです。
特徴
- 【これぞMarshall!なデザイン!】伝統的なMarshallデザインを踏襲したBluetoothスピーカーに仕上がっています。あえてアナログにこだわった音量/音質調整のつまみや、オン/オフスイッチ、そしてギターシールド風のオーディオケーブルなど、Marshallファンも納得の出来映えです。インテリアとしても最高ですね。
- 【クリアで迫力のあるサウンド】外観はもちろんですが、音質も素晴らしい。クリアで澄んだ中・高音と、迫力のある低音が楽しめます。高音域と低音域はスピーカーのつまみで調節可能。自分好みのサウンドで音楽が楽しめます。
- 【Bluetooth対応】Bluetooth機能を搭載し、簡単にiPhoneなどのスマホと接続して音楽が楽しめます。また、3.5mmオーディオジャックと背面にはRCA入力端子も装備。様々な機器と接続して手軽に音楽が楽しめます。
仕様
- モデル名:STANMORE
- カラー:Black、Cream、Brown
- デジタルアンプ:20W×2+40W×1
- スピーカー:アクティブスピーカー(バスレフ型)、13.5cmウーファー×1、ツイーター×2
- 周波数特性:45-22,000Hz ±3dB
- Bluetooth:V4.0(aptx対応)
- 電源電圧:AC 100-240V(50/60Hz)
- 消費電力:最大200W
- 本体重量:5.10kg
- 本体サイズ:350 × 185 × 185mm
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」の使い方/Bluetoothペアリング方法
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」の基本的な使い方を解説しておきます。といっても、音楽再生等の操作は基本的にデバイス側で行う仕様。普段使うのはオン/オフのスイッチと、音質の調整ぐらいになります。Bluetoothは一度ペアリングすれば以後は自動的に接続されます。
①3.5mmオーディオケーブルの入力端子。
②入力源インジケーター
③音量つまみ
④低音つまみ
⑤高音つまみ
⑥ペアリングボタン
⑦入力源ボタン
⑧電源スイッチ
⑨RCA端子
⑩バックプレート
⑪低音ポート
⑫電源ジャック
⑬電源コード
使い方はシンプル。
- まずはスピーカー背面の電源ジャックに電源コードを差し込みます。その後電源コードをコンセントに差し込みます。抜く際は逆の手順で、まずはコンセントから電源コードを抜いてください。
- その後電源スイッチで“オン”にします。すると初回は自動的に赤いBluetoothインジケーターが点滅し始め、Bluetoothペアリングモードに移行します。
iPhoneなどのスマホやBluetooth機器と接続する場合は、機器の操作方法に従いペアリング作業を行って下さい。 - 他の入力源で音楽を聴きたい場合は、「⑦入力源ボタン」を押すことでソースを変更できます。状態は「②入力源インジケーター」で確認できます。
- 後は「③音量つまみ」「④低音つまみ」「⑤高音つまみ」で好みの音量、音質に調節するだけです。曲の再生、一時停止などはデバイス側で行います。この辺りは割り切った仕様ですが、個人的には問題ないと思います。
- 使用後は電源スイッチを“オフ”にします。※スピーカーは使用しない状態が20分続くとスタンバイモードになります。
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」と「iPhone」のBluetooth接続/ペアリング方法
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」と「iPhone」のBluetooth接続/ペアリング方法について解説しておきます。
- 初回「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」の電源をオンにすると、自動的にBluetoothペアリングモードに移行します。(赤いBluetoothインジケーターが点滅)
手動でBluetoothペアリングモードにしたい場合は、「⑥ペアリングボタン」を押すとペアリングモードに移行します。 - 「iPhone」の【設定>Bluetooth】と進み、最下部に表示されている【STANMORE BLUETOOTH】をタップします。※表示されるまで少し時間がかかるかも。
以上で「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」と「iPhone」のBluetooth接続は完了です。この「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」は5台までBluetooth接続情報を保存可能。最後に接続したデバイスに自動的に再接続します。
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」レビューまとめ!
それではここから、「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」のレビューをまとめていきたいと思います。
なお、価格は4万円台と、なかなか高価なBluetoothスピーカーとなっています。しかしながら個人的には十分その価値があるスピーカーに仕上がっていると思います。
まずは外観。伝統的なMarshallアンプのデザインを引き継ぎ、見る人が見れば一発で分かるデザインは非常に好印象。これだけでもファンなら買う価値があるでしょう。
「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」を上から見たところ。この質感がたまりません。
操作系統は音楽の再生や一時停止、曲のスキップ操作はあえて省かれています。基本的にこの「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」は、家に設置してじっくり聴くタイプのスピーカーなので、この方向性は良いと思います。そしてつまみやスイッチなどの質感はいかにも“Marshall”アンプ風に仕上げられており、ファンからすれば垂涎の的でしょう。
ソースはBluetooth/3.5mmオーディオジャック/RCA入力の3系統あり、インジケーターで簡単に判別できます。
このつまみがファンにはたまらんです。あえてアナログ式なのも良い点があって、例えばBluetoothスピーカーの場合、起動時に音量が勝手に爆音になったりする困ったちゃんが稀にいますが、アナログ式なのでその点も問題ありません。またBASSとTREBLEもかなり調整幅が大きく、BASSをマックスにすれば驚きの大迫力低音サウンドが楽しめます。TREBLEもマックスにするとかなりキンキンの高音域が楽しめます。MIDDLEがあればなお良かったですが、TREBLEを抑えめにすると問題ないかと思います。
その他のボタンもシンプル。Bluetoothのペアリングボタンも押すだけでペアリングモードになりますし、ソースの切り替えも押すだけ。電源スイッチはファンには感涙ものですね。
付属の3.5mmオーディオケーブル。このデザインを見た時には思わず「こう来たか!やられた!」と感嘆しました。ギターやベースを弾いているなら、見慣れ過ぎたデザインで思わずにやけるはず。
裏面はこんな感じ。
RCA入力があるのは珍しいですよね。
底面です。
さてさて、肝心の音質ですが、これはもう言う事無しに素晴らしい!
もちろん、4万円台という価格帯からすると当然なのかもしれませんが、高音域はしっかり出ているし、中音域も豊か。そして低音域はつまみをマックスにすれば地鳴りがするレベルに体感できます。
そして各音色も特にロック系などに映える元気の良いサウンドを奏でます。低音域のベースもブリブリ聴こえますし、安いスピーカーでは聴こえないような埋もれちなサウンドもしっかり聴き取れました。TREBLEをマックスにすれば、耳が痛くなるほどの高音域が楽しめます。かなり調整幅がある印象です。
当初はデザインさえ良ければそれで良い!とあまり音質には期待していなかったのですが、そこは流石Marshall。予想を大きく上回る素晴らしい音作りになっていると思います。
あえて難点をあげるとするなら、TREBLEとBASSに中音域のMIDDLEつまみがあれば完璧でしたが、TREBLEで調節すれば十分まろやかな音も出せます。あとは重量。5kgを超えているので、簡単に持ち運ぶというのはやや難しいかと。家でじっくり音楽を楽しむのにおすすめです。
という事で、この「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」、自分がMarshallファンという事もありますが、贔屓目に見ても非常に素晴らしい仕上がりのBluetoothスピーカーだと思います。
外観はいかにも“The Marshall”という仕上がりで、ファンなら細部の仕上げに感涙ものでしょう。インテリアとしても優秀です。あえてアナログなスイッチ類も質感が高いですし、個人的には操作性も良好でとても気に入りました。
そして肝心の音質も自分の中ではほぼパーフェクト!やや大きめのサイズにどっしりした重さがあり、迫力のある腰の据わった低音サウンドが楽しめます。ロックやヘビメタなど、重低音サウンドが好きな方には非常にマッチすると思います。
もちろん、音質的にはバランスが良いので、TREBLEやBASSのつまみで調整すれば、どんな音楽でも十分良い音で楽しめるでしょう。
やや高価な部類ではありますが、1万円程度のスピーカーとは、デザイン/質感/音質、すべての面で満足度が桁外れです。「ちょっと良い音で音楽を家でじっくり楽しみたいな。」という方には非常におすすめですね。Marshall好きは買うしかないでしょう!
以上、「Marshall STANMORE BLUETOOTH スピーカー」のレビューでした!いやー、これたぶん買っちゃうな。
おまけ
最後に管理人の手持ちのMarshallアンプと機材をご紹介しておきます。アンプは家で使う簡易用なので、「MG30FX」を持っています。もちろん、本格的なMarshallアンプとは言えないかと思いますが、家で練習する程度なら十分な音質です。
メインはESPのギター。サブにJacksonです。エフェクターは大学の機材のアンプが「ローランド JC-120 “ジャズ・コーラス”」だったので、メタルゾーンをメインに使っていました。ワウペダルはほぼMetallicaの「Enter Sandman」専用でしたね。
メタルに興味があるなら、バンドの練習用にこの「Metallica/Enter Sandman」は非常におすすめ!メタルの基礎がほぼ網羅されています。
管理人がボーカル/ギターパート(デイヴ・ムステイン)を担当したMegadethの「Hanger 18」は超難しかったけど、ギターソロの掛け合いが死ぬほど楽しかったです。ちなみにこの時のメガデスのギタリストはあの“マーティ・フリードマン”様です!マジ神!
思い出話を語りだすとキリがないのでこの辺で。いやー、音楽って本当に素晴らしいですね!
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