2020年11月13日に配信開始となった「macOS Big Sur」ですが、アップデートした一部の古いMacBook Pro(13インチMacBook Pro Late 2013/13インチMacBook Pro Mid 2014)やiMac 2019などにおいて、アップデートした際に画面が真っ暗な状態になり、リカバリなども一切できなくなった(いわゆる“文鎮化/brick”)との報告が複数上がってきています。
現時点で様々な機種にて報告が上がっており、どのMacに不具合が発生するのかハッキリしない状態。そのため、よほどの理由がない限りは、もうしばらく「macOS Big Sur」へのアップデートは控えた方が良いかもしれません。
【追記】Appleが今回の不具合に関連したサポート文書を公開しました。不具合に遭遇している方は参考にどうぞ。
「macOS Big Sur」にアップデートした一部のMacBook ProやiMacで文鎮化の報告
現時点でAppleからの公式発表はないので詳細は不明ですが、一部の古いMacBook Pro(13インチMacBook Pro Late 2013/13インチMacBook Pro Mid 2014)やiMac 2019を「macOS Big Sur」にアップデートしたユーザーから、画面が真っ黒になり、各種リカバリなどでも復旧できなかったとの報告が上がっています。
いわゆる“文鎮化”(brick)の状態ですね。
MacRumorsの記事中では、MacBook Pro(13インチMacBook Pro Late 2013/13インチMacBook Pro Mid 2014)で主に不具合が発生していると書かれていますが、Appleのコミュニティを読むと、iMac 2019など、他のMac製品でも同様の不具合が生じている報告が上がっています。
とりあえずMacユーザーはよほどの理由がない限り、「macOS Big Sur」へのアップデートはしばらく様子を見た方が無難かもしれません。最低限、「macOS Big Sur」のアップデート前には「Time Machine」でしっかりバックアップを取るのはお忘れなく。
I/Oボードが損傷?文鎮化後の対処方法はAppleへの修理依頼?MacのSMCリセットで復活したとの報告も。
現時点では原因はハッキリしないものの、一部のユーザーは「macOS Big Sur」へのアップデートで「I/Oボードが損傷」したことが原因ではないかと推測しているようです。Appleのサポートに相談したユーザーの多くは、不具合の発生したMacを修理に出すよう言われたとの事。
なお、一部のユーザーはSMCリセットにて復旧に成功したとの報告もありましたが、これは稀な事例のようです。皆さん十分ご注意くださいませ。
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