最近良くも悪くも話題に上ることが多い、OpenAI社のAIチャットボット「ChatGPT」ですが、Googleも脅威に感じるほど勢いがあるようですし、自動生成したテキストも完ぺきではないものの、なかなか精度の高い文章が生成されるようです。
他にも、コーディングや論文執筆まで可能との事で、今後はかなり注目度も上昇していくのではないかと思います。
現時点で当サイトにおいて、「ChatGPT」で作成した文章をそのまま提示することは考えていませんが、補助的に使用すると便利という話もあるので、とりあえず一度試してみることにしました。
現在は無料登録すれば誰でも利用可能なので、話題の「ChatGPT」の利用を始めようと思っている方は参考にしてみてください。
ChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAIによって訓練された大規模な自然言語生成モデルです。このモデルは、テキストを生成したり、質問に対して回答したりすることができます。例えば、文章を書いてもらったり、天気予報を教えてもらったりすることができます。コーディングなども可能です。
このモデルは、大量のテキストデータを学習して、人間のように自然な文章を生成することができます。日本語にも対応しています。
※上記の解説文は、「ChatGPT」で作成されたものに一部追記しております。
ChatGPTの始め方:まずは無料アカウントを作成
ChatGPTの始め方を解説していきます。初めて利用する場合は、まずは以下のリンクをクリックし、無料アカウントを作成しましょう。
以下の画面が表示されるので、【Sign up】を選択。
続いてアカウントを作成します。上記の「Email address」にメールアドレスを入力するか、下部にある「Continue with Microsoft Account」(マイクロソフトアカウントを利用)もしくは「Continue with Google」(グーグルアカウントを利用)を選択してください。
今回は手っ取り早く、Googleアカウントを利用することにしてみます。クリックすると利用できるGoogleアカウントの一覧が表示されます。表示されない場合は指示に従って入力してください。
利用するGoogleアカウントを選択します。
名前の入力画面になります。Googleアカウントと連携した場合は、自動的に入力されていました。設定できたら【Continue】をクリック。
電話番号の登録画面になります。今回はデフォルトで日本の環境が選択されていました。
- 【①】の部分に、自分の携帯番号の頭の0を抜いた数字を入力します。
例:090-****-****なら、「90********」と入力 - 電話番号の入力が終わったら【②Send code】を選択
入力した電話番号にSMSが届くので、記載されている6桁の番号を入力します。
これで基本的なCchatGPTを利用するにあたっての無料アカウント登録は完了です。PCだと以下の説明画面が表示されるので、【Next】をクリックして読み進めましょう。
🔬私たちの目標は、システムを改善し、より安全にするために、外部からのフィードバックを得ることです。
🚨私たちは安全策を講じていますが、システムは時折、誤った、あるいは誤解を招く情報を生成したり、不快な、あるいは偏った内容を生成したりすることがあります。また、アドバイスをすることを目的としたものではありません。
【Next】をクリック。
🦾会話は、当社のAIトレーナーがシステム改善のために確認することがあります。
🔐会話の中で機密情報を共有しないようお願いします。
【Done】をクリック。
👍このシステムは対話に最適化されています。特定の回答が良かったか、役に立たなかったか、お知らせください。
💬私たちのDiscordサーバーでフィードバックを共有してください。
以上で「ChatGPT」が利用可能となります。
ChatGPTの始め方:実際に使ってみよう!
無事ChatGPTの無料アカウント登録が完了したら、いよいよChatGPTを実際に使ってみましょう。
基本的には、下部にある検索窓に会話風に調べたい内容を入力するだけ。簡単ですね。
②現在のChatをやめて新しいChatを開始
③以前のChatを開きたい場合はここをクリック
例えば、「iPhoneの裏技を教えて」と入力してみたところ、こんな答えが返ってきました。
・電話帳のグループ分け: 複数のコンタクトをまとめてグループに分けることができます。
・連絡先ショートカット: 常に使いたい連絡先にショートカットを作成して、ホーム画面からすぐにアクセスできます。
・電源アシスト: 「ロック画面」から「コントロールセンター」を開くことで、Wi-FiやBluetoothなどの設定をすぐに変更することができます。
・通知センターの検索: 「通知センター」内の検索バーを使って、特定の通知をすぐに見つけることができます。
・フォトアプリの切り替え: フォトアプリを左右にスワイプすることで、写真ライブラリとメモリアル写真などを素早く切り替えることができます。これらはあなたのiPhoneで使える一部の裏技です。
もう少し知りたいなということで、「他にも教えて」と入力してみると、、、
・ショートカットアプリ: Siriショートカットアプリを使うことで、常に使うタスクをカスタマイズしたショートカットを作成することができます。
・ファイルアプリ: 「ファイル」アプリを使うことで、iPhone内のすべてのファイルを管理することができます。
・画面レコード: 「コントロールセンター」から画面レコードを開始することができます。
・メッセージフィルタリング: 「メッセージ」アプリの「フィルタリング」を使って、特定の種類のメッセージだけを表示することができます。
・画面ショット: 「サイドボタン」と「ボリュームアップボタン」を同時に押すことで、画面ショットを撮ることができます。これらはあなたのiPhoneで使える他の裏技です。
このように、先ほどの文面を理解して異なる裏技を提供してくれました。なかなか面白い。
ただし、出来ない事や不得意なこともあります。
まず、AI予測で値上がりしそうな株でも教えてもらえないかなと、「日本で値上がりしそうな株は?」と聞いてみました。結果がこちら。
私は人工知能モデルであり、市場動向や株価の予想は行えません。株式投資に関する判断は、市場データや経済情勢、業績など多様な要因を考慮し、専門家の意見を基に行うことが大切です。市場に関連する情報は、信頼性の高い情報源から収集して、常に最新の情報を手に入れることが重要です。
あ、はい。
後は天気予報とか。「愛媛県松山市の1週間の天気予報を教えて」
申し訳ございませんが、私は天気予報を提供することはできません。代わりに、天気予報サイトやアプリを利用することをお勧めします。
リアルタイムの検索などは不得手なようです。この辺はGoogleとかAlexaとかSiriとかに聞く方が良さげ。
ちなみに、「ChatGPTとは?」という質問には的確な答えが返ってきました。
ChatGPTは、OpenAIによって訓練された大規模な自然言語生成モデルです。このモデルは、テキストを生成したり、質問に対して回答したりすることができます。例えば、文章を書いてもらったり、天気予報を教えてもらったりすることができます。このモデルは、大量のテキストデータを学習して、人間のように自然な文章を生成することができます。
要は、当たり前ですが使いどころを上手く認識して利用する必要があるようです。また、現状の学習内容は2021年のものがベースになっているとの事。リアルタイムの情報反映は、現段階では難しいようです。
MicrosoftはChatGPTのアップグレード版AIを搭載した「Bing」「Edge」を発表、Googleは対抗して会話型AIサービス「Bard」を発表!今年はウェブの大変革期になるかも!
ちなみに現在、大手の中ではMicrosoftが非常に積極的にChatGPTを自社サービスのBing/Edgeに統合しようと動いています。実際に2/7には、ChatGPTのアップグレード版AIを搭載した「Bing」「Edge」を発表。現在はまだプレビューの段階で利用は順番待ちの状態ですが、一般向けに利用できるようになると、ウェブ検索など様々な事が大きく変革されるかもしれません。
また、GoogleもOpenAI/Microsoftの動きに敏感に反応しており、わざわざMicrosoftの発表前に会話型AIサービス「Bard」を発表し牽制しています。
いずれにしても、我々の生活が便利になりそうなのは喜ばしいのですが、ウェブ検索や情報収集はもとより、仕事や普段の生活など、様々な面で大きな影響を与えそう。続々登場するChatAIによって、今年はかなり変革の年になる気がします。
ChatGPTでブログ記事は書けるのか検証
ここからは、実際に「ChatGPT」でブログ記事は書けるのかを少し検証してみたいと思います。
まず、現在執筆している「iPhone 15の予想スペック」情報をまとめるために以下の質問をしてみました。
「iPhone 15の噂をまとめて」
「申し訳ございますが、具体的な情報は確認できません。Appleは新しい製品に関する公式発表を行うまで、噂や予想に基づいた情報は信頼できません。最新の情報はApple公式サイトまたは製品リリースイベントで公開されることをお待ちください。」
マジメか!
続いてiPhoneの必携アプリを聞いてみました。
「iPhoneの必携アプリを教えて」
1.Apple Maps: 移動時に地図やナビゲーションを利用できます。
2.Photos: 写真や動画を管理して保存することができます。
3.iMessage: テキストメッセージやメディアファイルを送受信することができます。
4.Facebook: SNSアカウントを管理して、フレンドとコミュニケーションをすることができます。
5.WhatsApp: メッセージや通話をすることができます。
6.Instagram: 写真や動画を投稿したり、フレンドからの投稿を閲覧することができます。
7.Dropbox: ファイルを保存して、他のデバイスと共有することができます。
8.Google Maps: 地図やナビゲーションなどの情報を取得することができます。これらはiPhoneユーザーにとって重要なアプリケーションの一部です。使い方やニーズに応じて、他のアプリもダウンロードしてみてください。
うーん、確かに必携だけど、普通かな。
次に、より具体的な指示を出してみました。
「iPhoneのおすすめアプリ」という記事を作成したいので見出しを作って
「iPhoneのおすすめアプリ」記事の見出し
ライフスタイルアプリ
・カレンダーアプリ
・体重記録アプリ
・フィットネスアプリソーシャルメディアアプリ
ファイル管理アプリ
・Dropbox
・Google Drive
・OneDrive通話・メッセージアプリ
・iMessage
・Skypeフォトアプリ
・Google Photos
・Adobe Lightroom
・SnapseedこれらはあなたがiPhoneユーザーであるときにおすすめのアプリの一部です。使い方やニーズに応じて、他のアプリも試してみてください。
おお、これは少し参考に出来そうな感じ。
各セクション毎に詳細な記事を書いてもらいます。
「iPhoneのファイル管理アプリの記事を書いて」
「iPhoneのおすすめファイル管理アプリ」記事
iPhoneは、デジタルライフを管理するために、多くのアプリが利用可能です。ファイル管理アプリは、iPhoneのユーザーにとって非常に便利で、写真、音楽、ドキュメントなどのデジタルコンテンツを整理、保存、共有するために役立ちます。ここでは、iPhoneのおすすめファイル管理アプリを紹介します。
アップルの「Files」アプリ
Apple純正のFilesアプリは、iPhoneに内蔵されているので利用することが簡単です。このアプリを使えば、ローカルフォルダ、クラウドストレージサービス、外付けハードドライブなどから、写真やドキュメントなどのファイルを管理することができます。Dropbox
Dropboxは、クラウドストレージサービスとして人気のあるアプリです。アカウントを作成することで、Dropbox上に保存されたファイルにアクセスすることができます。また、他のデバイスとも同期することができるため、データを管理する際に便利です。Google Drive
Google Driveは、Googleのクラウドストレージサービスです。このアプリを使えば、Googleアカウントに登録されているデータにアクセスすることができます。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど、Googleのサービスとも同期することができるため、作業を効率化することができます。これらは、iPhoneにおすすめのファイル管理アプリの一部です。ユーザーの使いたいスタイルやニーズに応じて、使いやすいアプリを選ぶことが大切です。
やるじゃない、ChatGPT!
これなら【アウトライン作成→タイトル毎に詳細な記事を書くよう指定】という流れを組めば、ある程度使える記事が自動作成できそうな気もします。
ただ、質問の内容はある程度詳細に行う必要がある印象。それでも上手く使えば、記事作成の時短になったり、ネタの提供に繋がるかと思います。ちょっと面白いですね。
まとめ:ChatGPTで記事は書けなくはないが、補助的な利用が現時点ではおすすめ
という事で、簡単に「ChatGPTで記事は書けるか?」を検証してみました。
当然ながらAIとは言え、出来ること・出来ないことがあり、これらをしっかり認識して質問する必要があります。また、現時点ではリアルタイムの情報検索は不得手なよう。そして、思っていた以上にコンプライアンスがしっかりしていたので、使いどころも考える必要がありますね。
ただ、自分一人で作業しているなら、ChatGPTに情報を補ってもらうことで、例えばブログ記事なら記事内容の幅が広がる可能性がありますし、時短にも繋がるかもしれません。
個人的にはなかなか面白いなと感じたので、今後は補助的にChatGPTを利用してみようかなと思います。
アプリが出れば利用者も一気に増えるかと思いますが、現状でもアカウント登録さえすれば簡単に利用できるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。MicrosoftやGoogleの動向にも要注目です。
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