Windows 11 24H2ユーザーにとって、非常に気になる不具合情報が入ってきました。
2025年8月13日配信のセキュリティ更新プログラム「KB5063878」や、2025年7月23日配信のオプションパッチ「KB506266」をインストールした一部環境において、SSDやHDDに大量のデータを書きこむとアクセス出来なくなる場合があるとの事。
具体的には、特定のストレージデバイスで連続的にファイル転送を行う際に、特に転送量が50GBを超え、ドライブの使用率が60%を超える場合に発生する可能性が高くなるそうです。一般的には再起動で直るそうですが、デバイスによっては復旧できない事例もあるそうなので非常に危険です。
ねこるすきー (@Necoru_cat)氏による検証結果は以下の通り。
KB5063878のストレージ関係不具合のまとめ(8/15午前)
1.OS上からドライブがロストする(SMARTも読めなくなる)、バッファされているツリーにはアクセスできる場合もあるが、ファイルは読み込めない
2.特定のストレージへの大量の書き込みで発生
3.ドライブキャッシュの動作に不具合があると思われる…— ねこるすきー (@Necoru_cat) August 14, 2025
KB5063878関連で疑われているストレージ不具合の資料ですが、寝不足頭で作ったせいで、ひどい誤表記だらけだったので訂正版アップしておきます…
多分もう大丈夫…だといいなw
睡眠時間の確保は大事ですね_(:3 」∠)_ pic.twitter.com/C2NAVBVjtf— ねこるすきー (@Necoru_cat) August 19, 2025
当初はPhisonのコントローラ不具合が疑われましたが、Phisonによると、Windows側の不具合であることが判明し、Microsoftが修正作業を行なっているとの事。
50GBを超えるデータの連続書き込みを行う機会は多くないとは思いますが、ネット上からゲームのインストールデータをダウンロードする場合などには注意が必要かもしれません。
いずれにしても、現時点ではまだマイクロソフトからの公式発表はありません。現在Windows 11 24H2を利用しているユーザーは、しばらく大量のデータを書きこむことは控えておいた方が無難でしょう。また、もしもの不具合に備えて、重要なデータは外付けSSDやUSBメモリなどにバックアップして保存しておくことをおすすめします。
参考サイト:PC Watch
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