これからの寒い季節、車のバッテリー上がりが多くなる時期です。特に降雪地帯やスキー、スノボに行く方は十分注意しておく必要があるでしょう。理由としては、冬場の寒い時期はヒーターをガンガン使うのと、バッテリー自体の性能が寒さで低下するためと言われています。
自分もいざという時に備えて、これは自分自身のバッテリー上がり対策と、誰かが困っている時に助けられるのと両方の意味で、普段からブースターケーブルを車内に常備しています。
しかしこれも、バッテリーが上がった際に近くに車があるのが前提なので、もしも誰も通らない場所でバッテリーが上がってしまったら、JAFなどを呼ぶしか手がありません。
しかし!本日ご紹介するAukeyの大容量12,000mAhのモバイルバッテリー「PB-C2」があれば、なんとジャンプスターター/エンジンスターター/非常用電源として使う事ができるんです!もちろんモバイルバッテリーなのでiPhoneやAndroidなどのスマホやタブレットの充電も行えます。今までこういった製品の存在を知らなかったので、「なるほど、モバイルバッテリーにはこういった使い道もあるのか」と軽く衝撃を受けた製品です。
これからの季節、車内に一つ常備しておくと非常に安心だと思いますよ。
「Aukey PB-C2」のセット内容
「Aukey PB-C2」のセット内容は以下の通り。
- Aukey PB-C2 カージャンプスターター1個、
- 12Vジャンパーケーブル1本
- 充電用USBケーブル1本
- ACアダプター1個
- シガーチャージャー1個
- 取扱説明書1部
18ヶ月間の安心サポート付きです。
「Aukey PB-C2」の特徴/仕様
「Aukey PB-C2」の特徴/仕様をまとめておきます。
- 【ジャンプスターター機能】
突然バッテリー上がりが起こると、多くの時間と費用が掛かります。本商品があれば、大体1分以内で自分で車のエンジンを再度始動できます。満充電の状態で約20回エンジンを始動できます。 - 【モバイルバッテリー機能】
12000mAhの大容量で、iPhone 6s/iPhone 6s Plus、iPhone 6/6 Plus、iPad Air 2/mini 3、Galaxy S6/S6 Edgeのスマートフォンやタブレット等を充電できます。2つのUSB充電ポートを搭載しており、2台の同時充電も可能です。 - 【LEDライト付き】
超高輝度LEDフラッシュライト、ストロボライト、およびSOSモールス信号点灯の3段階ライト機能を搭載しており、停電時、タイヤを取り付ける時、周囲に注意を呼びかけたい時にとても役立ちます。 - 【各種保護機能搭載】
各種保護機能が付いており、過充電/過放電/発熱時/ショートの場合、自動的に充電が停止されます。 - 【収納易い梱包】
付属のケースはハードケースを採用しており、本体と全ての付属品は専用のケースに収納できます。サイズもコンパクトで、車のトランクやダッシュボードにも収納可能。持ち運びにも便利です。 - [入力]DC15V/1A
- [USBポートの出力]DC5V/1A・5V/2.1A
- [付属ACアダプターの出力]DC15V/1A
- [付属シガーチャージャーの出力]DC15V/0.8A
注意事項
※本商品はDC12V車専用です。
※赤クランプ、黒クランプを本製品に接続時、お互いに接触させないでください。
※継続的に車の起動に使用しないでください。二回目の起動を行う際は、少なくとも15秒間隔をあけてください。
「Aukey PB-C2」の使い方
簡単に「Aukey PB-C2」の使い方を説明しておきます。
充電
まず充電。これはモバイルバッテリーに多いUSBタイプではなく、付属のACアダプター、もしくはシガーチャージャーを使用します。大容量を高速に充電するための仕組みですね。ACアダプターを使えば、約2.5~3時間程度で満充電可能です。
付属のACアダプターとシガーチャージャー。
バッテリーの電源オン・オフ/残量確認
バッテリーの電源オン・オフは上部のボタンを押すことで可能です。電源をオンにすると、サイドのLEDライトで残量確認が行えます。4個点灯:75%-100%、3個点灯:50%-75%、2個点灯:25%-50%、1個点灯:10%-25%、点灯無し:0-10%
ジャンプスターター/エンジンスターターの使い方
そして肝心のジャンプスターター/エンジンスターターとしての使用について。これは一番右端の【ENGINE START】の部分にクランプを接続して使用します。
赤クランプが車のバッテリーの+側、黒クランプが車のバッテリーの-側に接続です。間違えないように。
実際の使用方法ですが、まず接続ケーブルがやや短いので、接続する際は十分ご注意を。これは公式ページの写真ですが、エンジンバッテリーの真上に置くとうまく充電できそうです。念のために説明書も一緒にハードケース内に保存しておくことを推奨します。
1.バッテリー残量が20%以上(ランプが2つ点灯が目安でしょうか)を確認し、電源ボタンを押す。
2.ジャンパーケーブルを12Vエンジンスタートポートに挿し込む。
3.ジャンパーケーブルの赤いクランプを車のバッテリーの+に、黒いクランプを-にしっかり接続します。
4.車のエンジンを始動。無事かかったら30秒以内にバッテリーからジャンパーケーブルを外します。
5.ジャンパーケーブルのクランプをバッテリーから外します。
※ジャンパーケーブルのクランプと車のバッテリーの+・-を逆に接続すると、ショートする可能性があります。その際は保護機能が速やかに動作し、機器へのダメージを防ぎます。
※説明書にもありますが、これは頻繁に使用するものではありません。一度バッテリーが上がった場合は、バッテリー自体の寿命が近い可能性が高いので、速やかに新品のバッテリーに交換した方が良いでしょう。
モバイル機器への充電
「Aukey PB-C2」はジャンプスターターとしての機能に目が行きがちですが、iPhoneやiPad、Androidなどのモバイル機器の充電ももちろん可能です。満充電後は自動的に電源がオフになります。
5V/1Aと5V/2.1Aの2つポートがありますが、これはあまり気にせず使っても問題なさそう。一応両ポートにiPhone 6 Plusを接続し、計測してみたところ、両方とも5V1A程度の充電状態でした。
フラッシュライト/SOS機能の使い方
続いて、フラッシュライト/SOS機能の使い方について説明しておきます。
上部の電源ボタンを3秒以上長押しすると、フラッシュライトが点灯します。明るさはなかなかのものなので、いざという時にエンジンルーム内を照らすのにも使えると思います。そして再度電源ボタンを押すとゆっくり点滅、再度押すとSOSのモールス信号になります。消灯は再度3秒以上長押しです。
「Aukey PB-C2」レビューまとめ
今回提供いただいた「Aukey PB-C2」大容量モバイルバッテリーですが、当初提供いただく際によく確認せず、通常のモバイルバッテリーと思っていました。
しかし!いざ商品が届いてみると、モバイルバッテリーにしてはあり得ない箱の大きさにまず驚きましたΣ(゚д゚;)
何がそんなに入っているのかと恐る恐る開けてみると、、、やっぱりケースがでかい!!
中を開けてみると、、、え?なんか見慣れたケーブルが鎮座しています。なにこれ?モバイルバッテリーだよね?
ここで初めて良く商品名を確認してみると、、、「ジャンプスターター エンジンスターター 12000mAh モバイルバッテリー」と書いてあり、やっと意味が分かりました。そっか、これはモバイルバッテリーだけど、メインはジャンプスターターなんだと。
いままでバッテリー上がりの時はJAFを呼ぶか、自分達で車と車のバッテリーをブースターケーブルで接続し、エンジンをウォンウォン吹かして充電していたので、モバイルバッテリーにこんな使い道があったのかと、久しぶりに衝撃を受けた次第です。
確かにこの「Aukey PB-C2」が車内に常備してあれば、いざ自分の車がバッテリー上がりになっても、スマートに再始動できますし、スキーなどに友人たちと複数台で遊びに行った際のトラブル時にも役立つかと思います。夏の暑さで死ぬことはあまりないけど、冬の寒さで凍死はあり得ますからね。滅多にないとはいえ、準備しておくと安心できるモバイルバッテリーかと思います。
この「Aukey PB-C2」のケースはハードケース仕上げになっており、衝撃にも強そうで持ち運びにも最適です。そしてバッテリー、ジャンパーケーブル、充電器など、オールインワンで収納できるのも嬉しいですね。
なお、メーカー的には6カ月に1回は充電してほしいとの事。自分はiPhoneのリマインダーに5月1日と11月1日に充電するよう登録しました。普段は車に常備しておき、一応夏場と冬場の時期に充電するよう設定した形です。
iPhoneのリマインダーの詳しい使い方は、過去記事をご参照くださいね。
これからの寒い季節、特に降雪地帯やスキー、スノボなどで雪山に行く機会が多い方は、持っておくと非常に安心できるモバイルバッテリーではないでしょうか。自分も今日は大変勉強になりました。
商品提供いただいたAukey様、ありがとうございました!
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