年始早々物欲に負けてサブウーハーを買い替えてしまった管理人でございます。
現在子供が小さいこともあって、リアのサラウンドスピーカー設置は妻から許可が下りません。それならばと以前から気になっていたサブウーハーの買い替えを決意。
元々安価なヤマハの「YST-SW010」を使用していたのですが、これがまあ微妙な性能。普通に使っていると「これちゃんと音(低音)出てるのかな?」といった感じでほとんど存在感がなく、かといって映画を見ていると突然ビビり音と共に厚みのない低音が響きます。これならPCで使っているBOSEの「Companion 3 Series II」の方が断然良い低音を響かせてくれます。
という事で、早速価格コムなどを参考に色々とサブウーハーを比較検討。本当なら試聴して買い替えできればベストだったのですが、愛媛にはこれといって音響機器が充実した販売店もなく(自分が知らないだけかも)、購入元のアバックWEB-SHOPさんに5万円ぐらいのおすすめサブウーハーをメールで相談。その結果「DALI SUBE9F」をすすめられて購入した次第です。
結果、予想以上の高音質に大満足!当然ながら低音は厚みもありつつしっかり出ていて低音域の迫力が大幅に増しただけでなく、再度「Marantz NR1711」のAudysseyでスピーカーの再セットアップ&気になるポイントをマニュアル設定してみたところ、フロントスピーカーの聴こえ方も大幅に改善!以前よりもワンランク上のフロントスピーカーを使っているかのような音を奏でるようになり、予想以上の効果に驚嘆しています。
正直言ってサブウーハーの買い替えだけで、ここまでホームシアターの全体的な音質/質感がアップするとは想定外でした。これは良い買い物をしたと個人的に大満足!早くも2022年のベストバイかもしれません!
- 管理人のホームシアター環境
- DALI SUBE9F:スペック(再生周波数帯域)/サイズ/重さ
- DALI SUBE9F:パッケージ内容
- DALI SUBE9F:外観レビュー
- DALI SUBE9F:マランツNR1711でのセッティング例~クロスオーバーは60Hz/ローパスフィルターは120Hz/サブウーハーのレベルはお好みで~
- DALI SUBE9F:低音の厚みが凄い!テレビは勿論、映画の迫力が段違い!
- DALI SUBE9F:地味にオートパワーオン/オフが便利
- DALI SUBE9FとSUBE9Nの違い外観のみ?在庫のあるうちに買った方が良いかも!
- DALI SUBE9Fは大満足!コンパクトなサブウーハーが欲しいなら超おすすめ!
管理人のホームシアター環境
現在の管理人のホームシアター環境をご紹介しておきます。
- AVアンプ:マランツ NR1711
- フロントスピーカー:Wharfedale DIAMOND 10.1
- サブウーハー:DALI SUBE9F
- テレビ:REGZA 65Z730X
- スピーカーケーブル:Amazonベーシック スピーカーケーブル 16ゲージ 30メートル
- サブウーハーケーブル:Amazonベーシック スピーカーケーブル サブウーファーケーブル 2.4m
※今後センタースピーカーの増設を検討中
DALI SUBE9F:スペック(再生周波数帯域)/サイズ/重さ
DALI SUBE9Fのスペックは以下の通り。今回は設置するサイズも重要だったので、これも決め手になった一因です。購入前には再生周波数帯域が「20Hz~」というサブウーハーもあって性能的に少し気になる部分もありましたが、実際に購入してみると全くの杞憂に終わった感じ。
ちなみにヤマハの「YST-SW010」と再生周波数帯域だけ見比べれば、かえって「DALI SUBE9F」の方が若干劣るんですけど、実際に聴き比べると雲泥の差。「DALI SUBE9F」の圧勝ですわ。
- 再生周波数帯域:37Hz~200Hz
- クロスオーバー周波数:40~120Hz
- 使用ユニット:230mmアルミ・ロングストローク
- エンクロージャータイプ:バスレフ
- 最大出力:220W
- 入力インピーダンス:25kΩ
- 入力端子:モノ・ライン(LFE) / ステレオ・ラインRCA
- ファンクション:クロスオーバー周波数、フェーズ・スイッチ、スタンバイ(オート・パワー)
- サイズ:幅x高さx奥行 / 288x307x311mm
- 重量:11kg
参考:YST-SW010のスペック
- 再生周波数帯域 30Hz~0.2KHz
- 最大出力:50W
- サイズ:幅x高さx奥行 / 280x325x293 mm
- 重量:8.5 kg
DALI SUBE9F:パッケージ内容
DALI SUBE9Fのパッケージ内容は以下の通り。
- DALI SUBE9F
- 日本語対応マニュアル
- 電源コード
ケーブルは付属しません。自分はAmazonで以下のサブウーハーケーブルを購入しました。
DALI SUBE9F:グリル/サランネットは別売りなのでご注意を
DALI SUBE9Fにはグリル/サランネットは付属していません。別売りとなるのでご注意ください。
自分はアバックWEB-SHOPさんで相談し、以下の商品を別途購入しました。SUBE9N用で問題なく適合しました。
DALI SUBE9F:外観レビュー
続いて、DALI SUBE9Fの外観レビューをご紹介しておきます。
このようにデフォルトではDALI SUBE9Fにグリルは付属していません。気になる方は併せて別売りのグリル/サランネットを購入しておきましょう。
背面はこのような感じ。
パワーモードにはオン・オフと「AUTO」モードも用意されています。自分は「AUTO」で使用していますが、現状問題なく動作しております。入力は「LFE」と「LINE」の2系統用意されています。AVアンプ側でクロスオーバーを設定するなら、LFEを使用するとよいでしょう。
グリル無しの外観がこちら。
グリルを付けるとこんな感じになります。好みの問題ですが、自分はグリルを別途購入して付けました。
インジケーターは左下にあります。
DALI SUBE9F:マランツNR1711でのセッティング例~クロスオーバーは60Hz/ローパスフィルターは120Hz/サブウーハーのレベルはお好みで~
DALI SUBE9FをマランツNR1711で使用するにあたっての、管理人のセッティング例をご紹介しておきます。あくまでも一例ですが、良かったら参考にどうぞ。
まずはマランツNR1711で「Audyssey セットアップ」が終了したら、マニュアルセットアップを開きましょう。
クロスオーバーを使用したい場合は、【①スピーカー構成】でフロントスピーカーを「小」に設定する必要があるのでご注意を。
「②クロスオーバー周波数」は60Hzに設定。
次に「③LFE用ローパスフィルター」は、いろいろ設定を変えて試してみた結果、自分は120Hzに落ち着きました。ここはお好みで変更してみてください。
最後に、せっかく購入した「DALI SUBE9F」の低音をしっかり楽しむためにも、サブウーハーのレベル調節は自分で変更した方が良いでしょう。自分はマランツの「AVR Remote」アプリで調節しています。現状バランス的に「-6.0dB」で落ち着きました。
Marantz 2016 AVR Remote 3.5.0(無料)
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント
販売元: D&M Holdings – D&M Holdings Inc.(サイズ: 286.2 MB)
無料 ※価格は記事掲載時のものです。
DALI SUBE9F:低音の厚みが凄い!テレビは勿論、映画の迫力が段違い!
さて、実際に初期セットアップも完了し、音のバランスなども調整し終えると、「DALI SUBE9F」は当初購入する前に想像していた以上に素晴らしい厚みのある豊かな低音を響かせてくれました。
以前使用していたヤマハの「YST-SW010」は、きちんと動作しているのか分からないほど存在感がなく、薄っぺらい低音でかなり不満だったのですが、「DALI SUBE9F」ではテレビのドラマでさえも以前とは比べ物にならないほど、セリフからBGMまで常にしっかりと仕事をしているのが感じられます。低音の厚みが段違いですね。
また、映画ではさらに本領を発揮。現状2.1チャンネルでの使用ですが、効果音やBGM等の迫力が大幅に増し、映画を見るのが本当に楽しくなりました。サブウーハーの買い替えだけでここまでホームシアターサウンドの充実度が変わるとは正直驚愕です。
AVアンプのセッティングの影響?なぜかフロントスピーカーの音質がワンランク上がった印象に
これは全くの想定外だったのですが、サブウーハーをヤマハの「YST-SW010」から「DALI SUBE9F」に買い替え、改めてAVアンプ「マランツ NR1711」にて再度セッティング。今回はマニュアルモードでも少し調節を施したところ、なぜかフロントスピーカーの「Wharfedale DIAMOND 10.1」の音質がワンランク上がったような印象に。
低音がしっかり出て音のバランスが良くなったせいもあるのでしょうが、今までよりも高音から中音がよりしっかり鳴るようになり、通常のテレビは勿論、映画の音質も大幅に向上。サラウンド感もしっかり感じられるようになりました。
これは正直言って想定外の効果でかなり驚きました。AVアンプのセッティングがハマったのかもしれませんが、改めてホームシアターサウンドの奥深さを感じた次第です。
DALI SUBE9F:地味にオートパワーオン/オフが便利
DALI SUBE9Fにはオートパワーオン/オフ機能が搭載されています。現状特に問題なく動作しており、個人的には便利な機能で重宝しています。
オンの場合は青く光ります。
オフの場合は赤く光ります。
DALI SUBE9FとSUBE9Nの違い外観のみ?在庫のあるうちに買った方が良いかも!
現在DALI SUBE9Fには、後継のSUBE9Nが発売となっていますが、主要スペックは変わりなく、外観デザインが変更されたマイナーチェンジとなっているようです。
個人的にはパワーインジケーターがSUBE9Nでは底部に変更されたのは逆にマイナスポイント。オートパワーオンオフを利用しているとしっかりオンになっているかがSUBE9Fの方がすぐに確認出来て便利なので、ここが気にならないなら在庫のあるうちに安価なSUBE9Fを購入した方がお得かもしれませんね。
アルミ・ダイアフラムを装備したドライバーを装備した高品位サブウーハーでOBERON、SPEKTORシリーズとの組み合に最適です。2021年4月よりSUBE9Fは新たにSUBE9/Nとなり、新ロゴがプリントされたドライブユニット周りのバッフル面はサテン(マット)仕上げとし、パワーインジケーターも底部に配置したことで、暗いシアタールームでも映画鑑賞などの邪魔にならない仕上げになりました。グリルはオプション(別売)となります。またリビングシアターにはサテンホワイト仕上げ(受注生産)もお薦めです。(*製造元であるDALI社ではモデル名を変更しておりません。そのため外装箱、本体背面の型番、取扱説明書など旧モデル名 SUBE-9F と記載されております事ご了承いただきますようお願い致します。)
DALI SUBE9Fは大満足!コンパクトなサブウーハーが欲しいなら超おすすめ!
購入前はそこそこ厚みのある低音が楽しめるようになれば嬉しいな。程度の気持ちで購入した「DALI SUBE9F」ですが、実際にセッティングも完了してサウンドを楽しむと、思っていた以上にしっかりした低音を響かせてくれており、個人的には大満足!
また、冒頭でも紹介したように、元々使っているフロントスピーカーの「Wharfedale DIAMOND 10.1」も以前に比べて音のセッティングがハマったのか、まるでワンランク上のスピーカーを使っているかのような音を奏でてくれるようになりました。これは正直言って想定外の出来事で驚いています。これならフロントスピーカーはしばらく買い替えなくても大丈夫そう。
現状2.1チャンネル構成なのですが、サラウンド感もしっかり出つつ低音の厚みが大幅に増し、テレビから映画、音楽まで、非常に満足したサウンドを楽しめるようになりました。サブウーハーの買い替えだけでここまで全体的な音の質感が向上するとは思っていなかったので、良い意味で当初の期待を大幅に上回る結果が得られて感動しています。
とりあえず5万円という価格に恥じない、十分に価値のある買い物に大満足!もしもコンパクトなサブウーハーを検討しているならかなりおすすめですよ!ちなみに「DALI SUBE9F」は旧モデルのため、売り切れると後継モデルの「DALI SUBE9N」しかなくなると思います。興味のある方は早めに検討しておいてくださいね。
なお、今回自分が購入したのは以下のアバックWEB-SHOPさん。迅速な発送で助かりました。メールでも丁寧に相談に乗ってくださって感謝です。
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