いやー、ヤバいっすね。ドラゴンズドグマ2。
何がヤバいって、正直言って前作から操作性とか見た感じとかあまり変わらないのに、とにかく探索やレベル上げ、お金稼ぎが楽しすぎる!
事前のレビューで「ファストトラベルは少なめ、適度な不便さが良い」とか書かれていて、(今時オープンワールドゲームでファストトラベルが気軽に利用できないのはどうなんよ…)と不安を感じていましたが、それは杞憂に終わりました。その辺歩いて洞窟見つけてクリア、帰る際もレベル上げとお金稼ぎにモンスター見つけては狩りまくってます。素材採取も楽しい。
前作もかなりハマって1年ぐらいは遊び続けていたので、おそらく今作もまったり数年単位で遊べそう。
エルデンリングや仁王みたいな、高難易度死にゲーを求める方には不向きかもしれませんが、逆にまったりと広大な世界を自分のポーンなどと共にじっくり探索するというのは、自分の性分に非常にあっている印象。
まだまだ遊び始めたばかりではあるものの、おそらく今年はずっと遊んでいる気がします。FF7リバースクリア目前ですが、ドラゴンズドグマ2の誘惑に勝てるか自信がありません。ちなみにFF7リバースは現在90時間越え。こちらも面白いけど、面白さのベクトルが正反対な感じです。
- ドラゴンズドグマ2ってどんなゲーム?
- ドラゴンズドグマ2、個人的には神ゲーだが否定的な意見も多いのも分かる
- マップは広大で探索が楽しい!昼と夜の変化も良い感じ
- キャラクリが楽しい!美人やネタキャラも
- ポーンの貸し借りが最高!ついつい自分の装備よりポーン装備を充実させちゃう
- 強敵に詰まったらリムを払って自分のレベルより上のポーンを借りよう!
- レベル上げやお金稼ぎが楽しい!ここ重要!
- バトルはPT編成を間違えなければ比較的優しめ。スキルはしっかり使いこなそう!ちなロックオン機能は基本無し
- 自キャラもポーンもどんどんジョブを極めてアビリティをカスタマイズし、最強キャラを目指そう!
- ファストトラベル要素は少なめなど、ちょっと不便な点はあるがそれも許容範囲内
- キャラクター(自キャラ/ポーン)のやり直しが手軽に行えないのは残念な仕様
- 課金要素が批判されているが必須ではないし自分には不要
- 宿屋高過ぎ問題、お金が溜まらない!(特に序盤)
- ポーンの竜憑きの確認方法と対処方法
- 小ネタ:ポーンを復活させる場合はR2で掴んで安全な場所に行こう!
- 初心者覚者の方へ!序盤のおすすめ攻略情報
- ドラゴンズドグマ2 レビュー:人は選ぶがハマるとやめられないスルメゲー
ドラゴンズドグマ2ってどんなゲーム?
ドラゴンズドグマ2は、2012年に発売された初代『DRAGON’S DOGMA』の正統続編になります。基本的なゲーム性は初代と同様で、シングルプレイのオープンワールドアクションRPGとなっています。
プレイヤーは竜に戦いを挑む者「覚者」となり、竜に奪われた心臓と失った記憶を取り戻す旅に出発するというのがメインストーリー。ただ、本作はサブクエストも充実しており、じっくり遊ぶとかなり長時間楽しめそうです。なお、初代「ドラゴンズドグマ」はマップの狭さが不評でしたが、本作は実に初代の約4倍ほどとなっており、新たな敵やジョブなども追加されています。
そして、ドラゴンズドグマを語るうえで外せないのが「ポーン」の存在。自分の相棒となるメインポーンは、主人公と共にレベルアップしていき、職業の変更や装備の変更も可能。操作はAIが自動で行いますが、簡単な指示は出せます。
また、メインポーン以外にオンライン要素としてサポートポーン(他の人が作成したポーン)を2人雇うことが出来ます。他のユーザーがあれこれ考えて作成したポーンを雇うのは、見ているだけでも楽しいものです。
そして、本作の「ポーン」は、近くに宝箱や素材があると自動で取って来てくれる場合があったり、経験済みの攻略情報があると目的地に案内してくれるなどの新要素もあります。
広大で美麗な世界をポーンと共にじっくり探索&攻略するというゲームなので、じっくり腰を据えて遊ぶのがおすすめです。
ドラゴンズドグマ2、個人的には神ゲーだが否定的な意見も多いのも分かる
ドラゴンズドグマ2ですが、個人的には前作からの正統進化といった印象で非常に楽しめています。
ただ、肯定的な意見もある一方で、否定的な意見も見受けられます。AmazonやSteamでは結構批判されていますね。とりあえずまとめるとこんな感じ。
※2024/3/26時点の情報、今後パッチで改善の可能性もあり
個人的な感想
- オープンワールドでマップは広く探索が楽しい、あちこちに宝箱や洞窟があって時間が溶ける
- ユーザー同士のリアルなオンライン共闘要素は無いが、個人的には自分のペースで遊べるのが良い
- ただしポーンの貸し借りはあり(自分のポーンが借りられると嬉しい)
- ポーン愛でゲー最高!
- 基本シングルプレイだが、「自分+自分のポーン×1+オンラインで借りるポーン×2=4人」で遊べるので敵を倒すのが容易
- 最近の死にゲーみたいなシビアさはない、ポーン次第で難易度は調節可能(強いポーンをリム払って雇うことも可能)
- とは言え、ボス戦は手に汗握る戦闘がしっかり楽しめる。普通にマップ上で強敵と遭遇することもあるので、メリハリがあっていい感じ。
- 昼と夜の切り替えも良い感じ。個人的には夜マップのアンデッド系が強くて歯ごたえあり楽しい
- 他人のポーンが経験した知識によっては、マップ上の洞窟や宝箱などの位置を教えてくれたり、クエストの攻略指南をしてくれるので助かる。逆に自分のポーンが役立つことがあるのかなと思うとちょっと嬉しくなる
- 色々なジョブを極めて自分好みの最強アビリティ装備にするのが楽しいし、そのためのレベルアップが苦にならず時間が溶ける
- 死んで直前からやり直すと体力上限が減っていくのはきつい
- 竜憑きは修正希望。感染時は黒いオーラが出るとか、敵を複数倒すと治るとか、逆に攻撃力が上がってボス戦で活躍するとか、何らかの仕様変更は欲しい(まだ感染したことはないけど従来ファンもここは否定的な方が多い)
- 頭装備はオフに出来ないのが残念
- 一部クエストでNPCがロスト(いなくなった)し、クエストが進行できなくなった。勝手に崖から落ちて死んだのか?(まだ遺体安置所は確認していない)
- キャラクリはもう少し進化してほしかった。ペラッペラな髪形はちょっと萎える。この辺りはコーエーテクモの仁王シリーズを見習ってほしい
- 光源処理などでキャラクターの表情やイメージが変わるので、せめて初期段階(最初の街を出るまで等)ではキャラクタークリエイトのやり直しが気軽にできる仕様にしてほしかったかな
- マップの自分の位置が見えにくい、せめて自キャラの位置は黄色矢印で点滅などさせてほしい
- 非戦闘時はダッシュのスタミナ消費が無くなると嬉しいかな。そうすると探索効率が大きく上がると思うし、ファストトラベルの不満も減るかも
肯定的な意見
- 探索できるマップが広がり楽しい
- キャラクタークリエイトが楽しい
- ポーンの存在が唯一無二(自分のメインポーンと他人の育成したサポートポーンでの共闘が楽しい、自分好みのPT編成も自由に変えられる)
- シングルプレイなのにポーンのおかげでマルチプレイ感が味わえる
- ジョブ変更が気軽に行える、アビリティなどで自分好みのキャラクターがカスタムできるのが楽しい
- 10年ぐらいは遊べそう
- 戦闘(アクション)が楽しい
- 大型ボスとの戦闘が楽しい、マップ上で不意に遭遇することもあり、倒した時の達成感が良い
- システムに慣れると楽しいので、新規ユーザーが序盤でやめるのは勿体ない
否定的な意見
- アイテム(一部食材など)に時間の概念があり、例えばリンゴなどが腐るのが嫌(注:適度に熟成されると効果が上がったりするので個人的には面倒だけどアリな仕様かなと&倉庫に入れると劣化しない)
- キャラクリ後の変更が気軽に行えない、課金誘導みたいで嫌(お店でリムを使い購入可能&今後のアップデートで99個まで買えるように)
- FT(ファストトラベル)が気軽に使えないのは時代錯誤(これは賛否両論、個人的には道中敵を倒してお金稼ぎが出来たりレベルアップできるのでそこまで苦にならず)
- ニューゲームが選択できない(データ削除で可能だが、今後のアップデートで改善される模様)
- セーブデータが一個なのでやり直しが効かない(良くも悪くも緊張感のある仕様、繰り返し遊ぶのが前提か)
- PS5なのにフレームレートが30fps程度で動きがカクツク。滑らかでない
- ポーンの掛け合いにバリエーションが少ない(ここは自分も気になった、今後のアップデートで改善されると嬉しい)
- 宿泊費用が高い(家を買うと無料で泊まれる、今後のアプデで家購入イベントが改善される模様)
- 持ち運べるアイテムの所持重量制限が厳しいのがきつい(レベルアップとアイテム「金色のテイオウコガネ」、装備品などで上げることが出来る)
- カメラワークが酷い(これは賛同、改善希望)
- 竜憑きの仕様がヤバい、町民全滅とか意味不明
- キャラメイク時の身長・体重・腕の長さなどが実際のプレイに影響を与えることに対する説明不足(体重が重いとアイテムの所持重量が増えるがスタミナ消費が増えるなど)
否定的な意見の多くは初代ドラゴンズドグマの仕様なので色々感慨深い
否定的な意見の多くは、初代ドラゴンズドグマからそのまま引き継がれている仕様なので、初代を遊んでいるユーザーからすると、「ああ、不便だけどそういやこんな仕様だったな」で終わってしまいます。
しかし、新規ユーザーの多くは最近の便利なオープンワールドゲームに慣れているので、不満が噴出するのも良く理解できます。
とにかく、時短でサクッとクリアしたいユーザーには端的に言って不向き。じっくり腰を据えて遊べる人におすすめです。竜憑きの仕様はなんとかしてほしいけど。
マップは広大で探索が楽しい!昼と夜の変化も良い感じ
今作は初代に比べて4倍近いマップの広さとなっており、広大な世界をじっくり探索することが可能。
まだまだ序盤ですが、少し道を外れた部分をさまよっていると洞窟があり、その中には盗賊が。倒すと宝箱から高価な装備品が入手できました。
家の中も意外とほとんどの建物に入ることが出来ます。宝箱が普通に配置されているので、容赦なく回収しています。お店の販売員の横にある宝箱を開けてもペナルティが無いのは、ちょっと申し訳なくなりますけどね。
また、昼と夜の変化もかなりしっかり付けられており、特に夜間はアンデッドが出てくるなど、難易度が跳ね上がります。探索をしていて思わぬ夜になった時に街へ帰る際はなかなか緊張しますが、強敵は倒すとその分経験値も多いので、頑張って倒す楽しみもあります。
なお、所々に配置されている野営スポットを利用すれば、体力の回復と共に朝や夜の時間コントロールが可能。野営キットは一つは持っておくと良いでしょう。重いので基本的にはポーンに持たせるのがおすすめ。
とにかく、あちこち隅々まで探索しては新たな発見(宝箱や洞窟など)があり、なかなかストーリーが進まないという、嬉しい悲鳴が上がっています。
キャラクリが楽しい!美人やネタキャラも
ドラゴンズドグマ2では、キャラクタークリエイトが進化しており、しっかり凝ると様々なキャラクターを生み出すことが出来ます。
美人キャラは勿論、ネタキャラ、有名人に似せたキャラなど、ネット上でも色々なキャラクリ例が紹介されているので、気になる方は検索してみましょう。
なお、キャラクリは体験版でも楽しめるので、気になる方は利用してみてくださいね。
ポーンの貸し借りが最高!ついつい自分の装備よりポーン装備を充実させちゃう
ドラゴンズドグマでは、”ポーン”と呼ばれるシステムが個人的に一番気に入っています。ある意味【ポーン愛でゲー】です。
基本的にシングルプレイのゲームですが、自分のポーン以外にも、他のユーザーが作成したサポートポーンを2人呼ぶことが可能となっており、計4人パーティーで攻略することが可能。
そして、自分のポーンを他のユーザーが使ってくれると【リム】が入手できます。これによって、強力なポーンを雇うことが出来るようになります。
となると、いかにして自分のポーンを他のユーザーが使ってくれるかが重要。個人的には装備品が一番目に付く部分なので、ついつい自キャラの装備よりもメインポーンの装備を充実させがち。こういう風にお供キャラの装備を自キャラよりも優先させるのは、この「ドラゴンズドグマ」だけかもしれません。
ちなみにサポートポーンを雇う際には、見た目や装備をじっくり吟味しますが、実際にユーザーが作成したキャラだけあって見た目が千差万別でそれぞれこだわりが感じられ、正直言って見ているだけでも楽しいです。
そして戦闘の際には、自キャラ+ポーン3人の計4人で戦えます。これによって、例えばエルデンリングのような手に汗握る1対1の緊迫したバトルではなく、良い意味で少し大味なバトルが楽しめます。ポーンにメイジがいれば回復もしてくれますし、遠隔攻撃もお手の物。よほどの強敵でない限り、意外とサクサク敵が倒せます。勿論、レベルと装備、スキル、アビリティ次第ではありますが。
自分の場合は、自キャラがファイター系の前衛、メインポーンがメイジ(回復と遠距離攻撃)、サポートポーンは前衛×1、後衛×1の組み合わせにしています。どうしてもボスが強くて倒せない場合は、リムを使って強力なポーンを雇うのも良いでしょう。逆に簡単すぎると思うなら、サポートポーン無しで進めることも可能です。
強敵に詰まったらリムを払って自分のレベルより上のポーンを借りよう!
本作は、基本的に自分のキャラやメインポーンをレベルアップさせたり、ジョブレベルを上げてカスタマイズすることで、どんどん強くなっていきます。勿論、強力な武器や防具の入手も重要ですね。
ただ、どうしても倒せない強いボス敵との遭遇時や、遠出し過ぎて刹那の秘石もなくなり体力も減って野営アイテムもなく詰んだ!という場合は、近場にあるリムストーンからリムを払って自分のランク帯より強めのポーンをパーティに入れるというのがおすすめ。
職業だけでなく、ポーンの詳細からは装備しているアビリティや装備品、ステータスなどもチェックできます。人によってはかなりお金をかけて装備を充実させている方もいらっしゃるので、もしも進行で悩んだら、ポーンを厳選してみるのもおすすめです。
なお、自キャラとメインポーンはレベルアップしますが、パーティに編成しているサポートポーンは雇ったレベルから上がりません。そのため、自分のレベルが上がったら、一旦現在のサポートポーンは解雇し、新たに雇い直すようにしましょう。
なお、解雇はリムストーン内で雇っているサポートポーンに話しかければ、そこから解雇することが可能です。
レベル上げやお金稼ぎが楽しい!ここ重要!
最近のゲームは、レベル上げがストーリーをなぞれば勝手に上がり不要だったり、お金稼ぎも重要でなかったりしますが、ドラゴンズドグマ2は違います!
敵を倒してレベル上げすれば、自分が強くなったり持てる装備重量が増えるだけでなく、ジョブ経験値も溜まるのでより強いスキルやアビリティを入手できます。特にジョブレベルを上げるために率先して敵と戦っていますが、これがなかなか楽しいです。死にゲーと違い、ポーン含めて4人で戦えるので、よほどの強敵でなければ無難に倒せます。
また、お金稼ぎも楽しい。というのも、武器や防具は宝箱からも入手できますが、基本は街の武器屋や防具屋で買う仕様。特にポーンを借りてもらうには見た目や装備も重要なので、ついつい街で売っている最強装備をポーンに装備させたくなります。
となると、必然的に敵を倒したりダンジョンを攻略してお金を稼ぐ必要があるのですが、目的がハッキリしているのでこの作業も苦にならないばかりが逆に楽しいです。
こういった、純粋に戦闘や探索を率先して楽しめるゲームは最近少ないので、時間を忘れて延々と遊んでしまっています。
バトルはPT編成を間違えなければ比較的優しめ。スキルはしっかり使いこなそう!ちなロックオン機能は基本無し
バトルは、ポーンを含めたパーティ編成をしっかり行っておけば、比較的優しめな印象。
勿論、多数の敵がいる場所に突撃すると死ぬ可能性が高いですが、それでもPT内にメイジが2人いれば、「ヒーリングスポット」を利用することで、結構無茶な戦闘を行ってもなんとかなっています。
最近エルデンリングや仁王などの死にゲーメインで遊んでいたので、ちょっとホッとする難易度です。
とは言え、今後は強力なボスも出てくると思うので、スキルやアビリティをしっかり活用しつつ、装備も強力なもので揃え、レベルアップもしっかり行って戦闘に挑んでいくつもりです。
ちなみに、ドラゴンズドグマ2には基本的に敵のロックオン機能はありません。最初は戸惑うかもしれませんが、逆に直感的に攻撃できるので、慣れれば問題ないかと思います。なお、例えばファイターの突進攻撃の場合は、ある程度のホーミング性能は確保されている印象です。
とりあえず、PT編成として【前衛(ファイター/ウォリアー)×1/後衛・回復(メイジ)×1】は入れておきましょう。また、メイジは「ファイアギフト」や「アイスギフト」持ちを入れておくと、戦闘が随分楽になるのでおすすめですよ。
自キャラもポーンもどんどんジョブを極めてアビリティをカスタマイズし、最強キャラを目指そう!
ドラゴンズドグマ2のキャラ育成の醍醐味ですが、本作ではジョブの変更は非常に手軽にペナルティ無く行うことが出来ます。また、各ジョブで入手するアビリティについては、他のジョブに転職しても利用することが出来ます。
そのため、様々なジョブの有益なアビリティをしっかり見極め、自分の戦闘スタイルに応じたキャラクターにカスタマイズしていくのが非常に重要ですし、楽しいです。
ぜひ皆さんも最強の自キャラやポーンを作って楽しみましょう!
アビリティ確認におすすめのサイト:【ドラゴンズドグマ2】アビリティ一覧|アルテマ
ファストトラベル要素は少なめなど、ちょっと不便な点はあるがそれも許容範囲内
最近の一般的なオープンワールド系のゲームの場合、一旦攻略した地点以降はファストトラベルで瞬時に行き来できる仕様になっていることが多いです。
しかし、ドラゴンズドグマ2では、ファストトラベル要素は控えめ。一応以下の2つのファストトラベルが利用可能となっています。
- 牛車で決められたルート(街→街)をスキップ(牛車に乗って目を閉じる)
- 刹那の秘石を使って守りの礎にワープ
ただ、牛車はお金がかかるのと、移動中も敵に襲われると戦闘になることも多々あります。純粋に移動がスキップできるわけではありません。とはいえ、基本的にファストトラベルとしてはこの牛車を使う場面が多いです。なお、牛車は待合所の看板を調べれば、到着時間まで時間を進めることも可能ですよ。
そして、刹那の秘石を使って守りの礎にワープする方法は、とにかく刹那の秘石が高額(10,000G!)なため、特に序盤では利用するのに手が震えるレベル。後半になると「刹那の永久石」が入手できるかも?という噂もありますが、現状未確認です。
自分も当初はこの不便な仕様を不満に思っていましたが、実際に遊んでいるとあまり気になりません。というのも、戦闘が楽しく、道中に敵がいたら率先して戦っているためです。また、素材の採集も出来るので、案外問題ない感じです。また、宝箱からもちょくちょく入手できるので、現状余っている状態です。
また、道中もメインの大きな道を通れば、そこまで面倒な敵には遭遇しにくいです。ダッシュを使いながら走れば案外時間はかからないので、レベル上げと素材集めも兼ねて行き来するのも意外と楽しいですよ。どうしても敵との戦闘が面倒なら、自キャラでサクッと通り抜け、その後十字キーの下でポーンを呼べば、ある程度スルーして進むことも可能です。
とにかくクリア時間を短くしてサクッとクリアしたい!という方にはファストトラベルが使いにくいのは不満かと思いますが、自分のようにじっくり腰を据えてドラゴンズドグマ2の世界を堪能しようと思うなら、これはこれでアリな感じですね。
その他、アイテム周りのUIは確かに不便。ここはもう少し改善があっても良いかも。装備重量の件は、これも従来の仕様なので自分はすんなり受け入れています。各地に点在している「金色のテイオウコガネ」を集めるのも意外と楽しいですよ。ちなみに「金色のテイオウコガネ」は、夜間探索すると、光っているので良く見えます。
キャラクター(自キャラ/ポーン)のやり直しが手軽に行えないのは残念な仕様
今回のドラゴンズドグマ2では、自キャラやメインポーンをかなり精巧に作り込めるのですが、一点残念なのがやり直し/キャラ修正が手軽に行えない点。
どうしても作成画面で作った状態だと、実際にフィールドに出ると光源処理などで不満が出ることは多いはず。せめて冒険開始時に自キャラとポーンの無料やり直しチケットは一枚ずつ配布してほしかったですね。
なお、髪形や化粧の変更などの軽めの調整は「身染屋」でお金を払えば可能。キャラメイクをやり直せる専用アイテム「転身の秘術」は、リムストーンの隣にいる商人から「500リム」で購入、もしくはゲーム内課金「200円」で購入できます。
課金要素が批判されているが必須ではないし自分には不要
ドラゴンズドグマ2では、キャラクリのやり直しやファストトラベルの利用に課金誘導していると批判の声が一部で上がっていますが、例えばキャラクリアイテムはショップで普通にリムで購入できますし、ファストトラベル用の刹那の秘石も、自分の場合は余っている状態。
こればかりは余り遊んでいないユーザーやレビュアーが面白半分で批判している印象です。
とにかく、ドラゴンズドグマ2の課金要素は、原則普通に遊ぶだけなら不要。キャラクリアイテムもリムを集めれば普通に買えますし、刹那の秘石もよほどの場面でなければ使うことは少ないです。
なお、ドラゴンズドグマ2では、死ぬと直前からやり直すか宿屋のセーブポイントからやり直すか選べますが、宿屋からだと随分経験値などを損してしまう可能性もあります。ただ、かなり遠出した状態で瀕死の状態からやり直すとなると、ここからリカバーするのは至難の業。そんな時はポーンもほったらかしにしてとりあえず近場の宿屋がある場所に戻りましょう。自分一人ならなんとかなるはずです。
後はリムストーンからメインポーンを復活させましょう。サポートポーンはいなくなりますが、気に入ったポーンなら雇用履歴などから検索も可能です。なお、ポーンがロストしたとしても、持っていたアイテムが消えることはありません。メインポーンはアイテムを持ったまま復活し、サポートポーンの所有した痛アイテムは倉庫へ移動しています。
時短要素として課金アイテムを利用するのは分かりますが、現状普通に遊んでいればリムが溜まってキャラメイクもやり直せますし、牛車以外の刹那の秘石を使うファストトラベルは、ここぞという時以外は使っていませんし、こういう使い方なら普通に手元に余ります。
あまり「ドラゴンズドグマ2は課金必須の酷いゲームだ!」という論評は鵜呑みにしないようにしてください。ここはちょっと製作者に同情しちゃいますね。まあ、導入部分が不親切/説明不足なのは否めませんが。
宿屋高過ぎ問題、お金が溜まらない!(特に序盤)
今作は、特に序盤のお金稼ぎ/金策に苦労しがち。最初の町でも宿屋は1000Gしますし、普通に2000Gなんて街もあります。
また、ドラゴンズドグマ2の仕様として、体力の上限値が敵と戦闘してダメージを受けると徐々に減少していきます。これを最大値まで回復させるには宿屋に泊まるか野営するしかないので、序盤の戦闘に不慣れな状態で「戦闘→ダメージ→体力減少→敵倒せない→お金稼げない→宿泊まれない」という悪循環に陥る場合もあるでしょう。
これについては、少しバランス調節不足かなという印象。一応今後のアップデートで無料で泊まれる自分の家を購入できるイベントが早めに利用できるようになるようですが、宿屋というシステムがある以上、もう少し泊まる金額を安くするなど、バランス調節しても良いのではないかなと思います。
なお、野営具が消耗品/消費アイテムと思っているユーザーがいらっしゃいますが、基本的に敵の襲撃で壊されない限り何度でも使うことが出来ます。予め野営スポット周囲の敵を一掃してから使用すれば、手軽に体力回復や時間を進めることが可能なので、ぜひ積極的に利用しましょう。
とにかく、ファストトラベル無しとか重量制限は仕様として構わないと思いますが、宿屋が高い問題はなんとかしてほしいと思います。
なお、序盤の金策としては、とにかく素材収集したもの(敵のドロップ含め)をガンガン売っちゃうというのが手っ取り早いです。雑魚敵のドロップ品は後からいくらでも収集できるので、迷ったら売っちゃうと良いでしょう。
ポーンの竜憑きの確認方法と対処方法
ドラゴンズドグマ2最大の糞仕様と言われているのが、ポーンが感染する病気「竜憑き」の仕様です。
【竜憑き】とは?
異世界を往来するポーンには“竜憑き”と呼ばれる流行り病の伝承がある。この病に罹ると、強気な言動が目立ち、目を見張るような活躍を見せるようになるが、症状が末期に至ると“大いなる災い”を引き起こすと伝えられている。伝承の真偽は定かではない。
ポーンの竜憑きの確認方法
竜憑きに感染すると、ポーンが以下のような行動をとります。
- ポーンが好戦的になる
- プレイヤーの指示を無視する
- 目が赤くなる
- 頭が痛いしぐさを行う
特に、目が赤くなるという症状は、元の目が赤いと違いが分からないので、戸惑う声もありますし、兜で顔が隠れていると確認できないという欠点もあります。そのため、現状ポーンを利用するにあたっては、「目が赤くなく兜も被っていないポーンを雇う」というのが風潮になっています。ちょっと寂しいですね。
最終的に街のNPCが全滅…
竜憑きの症状が末期になると、街に泊まって目覚めると、竜憑きのポーンがNPCを全滅させてしまいます。これによってクエストも進行不可となるのでなかなか致命的。一応、遺体安置所で「久遠の竜鼓動」を使うことで復活させることはできますが、気軽に使えるアイテムでもないので、不満の声が多く上がっています。
竜憑きの対処方法
竜憑きの対症方法としては、以下のようなものが現時点であります。
- 感染しているポーンを海や川にR2で掴んで投げ入れ、ロストさせる。ロスト後再雇用すれば治っている。
また、宿に泊まる際に感染していると致命的。自動セーブされるのでやり直しも効きません。そのため、宿に泊まる前には以下の対処を行うよう推奨しているユーザーもいます。
- 自分のポーンが感染していないか確認する(目が赤くないか、挙動がおかしくないか)
- サポートポーンは一旦解雇し、宿に泊まった後に再雇用する
ただ、正直言って面倒くさい!流石にこの糞仕様は修正してほしいものです。
小ネタ:ポーンを復活させる場合はR2で掴んで安全な場所に行こう!
これ知らなかったのですが、本作では敵やアイテムだけでなく、味方のポーンなどもR2で掴んで運ぶことが可能。
例えば、戦闘中にポーンが敵にやられて復活させる場合、敵の真ん中で復活作業を行うのは危険ですよね。そんな時はR2でポーンを掴んで運び、安全な場所で復活作業をさせると安心です。
なお、ウォリアーのポーンを使用している際、溜め攻撃の準備動作のまま動かなくなる不具合?がありましたが、一旦ポーンを掴んで離すと普通に動き出しました。一応覚えておくと役立つ場面もあるかも?
初心者覚者の方へ!序盤のおすすめ攻略情報
ドラゴンズドグマ2から始めてデビューする初心者覚者さんのために、序盤の攻略情報をご紹介しておきます。
素材はどんどん回収して調合すべし
調合することで効果がアップしたり重量が軽減されたりします。売る際の買い取り額もアップすることが多いので、こまめに調合する癖を付けましょう。
ポーンはどんどん雇おう!
ポーンはどんどん雇いましょう。自分のレベル帯と同じかそれ以下の場合は、雇う際に必要なリムは0です。サポートポーンはレベルアップしないので、自分のレベルが上がったら解雇して雇い直しましょう。
ポーンは、街中や道中にあるリムストーンに触れることで雇うことが出来ます。必ず4人パーティを基本にして冒険することをお勧めします。
おすすめパーティ編成
個人的には以下のパーティ編成がおすすめ。
- 前衛×2:ファイター/ウォリアー
- 後衛×2:メイジ(1人は絶対確保/回復要員)/ソーサラー/アーチャー
自分の場合は、覚者が「ファイター→ウォリアー→魔剣士」となっています。メインポーンは「メイジ→ソーサラー」、サポートポーンはファイターかウォリアー、もう一体はメイジを雇っています。
夜中や洞窟探索にランタンは必須!ランタンオイルは2個ぐらいは確保しておこう!
夜中や洞窟探索にランタンは必須です。併せてランタンオイルも2個ぐらい確保しておくと安心でしょう。なお、ランタンはアイテム一覧から点灯や消灯を行います。明るい場所では消灯しておきましょう。
戦闘中の回復アイテム使用はメニューのアイテム一覧から
これはちょっと仕様として古臭い感じもしますが、戦闘中の回復アイテム使用はメニューのアイテム一覧の中から行います。コントローラーのショートカットなどは用意されていないのでご注意を。
ただ、アイテム使用中は戦闘が一時停止するので、初心者にとっては優しい仕様かもしれません。
お金稼ぎ/金策はクエストクリアと洞窟探索がおすすめ、街中の宝箱も忘れずに取っておこう
序盤のお金稼ぎ/金策はなかなか難しいです。中盤になると敵が落とす金額も増えるのですが、序盤は雀の涙程度。基本的にはクエストクリアの報酬や、洞窟探索、街中の宝箱などからゲットしていきましょう。
後は不要な装備品を売ったり、雑魚敵の落とす素材を売ったりしていく感じです。
宿屋が高い!そんな時は野営も検討しましょう。野営具は安い物なら500G/1000Gで売っています。また、自宅を購入すれば、無料で泊まり放題になります。こちらは最低20,000G必要なので、お金を貯めておきましょう。
おすすめサイト:家(自宅)の場所と買い方|Game8
まずは街の周囲で戦闘に慣れよう!その後徐々に遠出を
まずは街の周囲で雑魚敵を倒して戦闘に慣れましょう。敵を倒すとレベルアップするかと思いますが、ジョブレベルが上がったら、宿屋などでアビリティやスキルを習得し、装備することを忘れずに行いましょう。
また、基本的に武器や防具は洞窟でも入手できますが、お店で購入するのが基本です。覚者優先でもメインポーン優先でもどちらでも良いですが、まずは武器をしっかり強い物に変更していきましょう。
こうしてレベルが上がり、装備の質も上がると、敵も倒しやすくなってきます。戦闘に慣れたら徐々に遠出し、洞窟探索や新しい街でクエストを受注すると良いでしょう。
システムに慣れたら後は自分の思うままに冒険を!
ある程度ドラゴンズドグマ2のシステムに慣れたら、無理ないように冒険の幅を拡げていきましょう。
とにかく、マップを隅々まで探索して洞窟を攻略していくのも良いでしょうし、サクサクメインクエストを進めてストーリークリアを目指すのも良いでしょう。
大切なことなので2度言います。自分のレベルが上がったらポーンは雇い直そう!
最後に、大事なことなので2度言いますが、サポートポーンのレベルは雇った時から上がりません。
自分のレベルが上がると、無料で雇えるポーンレベルも上がるので、冒険から帰った際はこまめにポーンを雇い直すことも重要ですよ。
ドラゴンズドグマ2 レビュー:人は選ぶがハマるとやめられないスルメゲー
という事で、まだまだ中盤なので今後感想が変わるかもしれませんが、現時点では思っていた以上に楽しめています。
ポーンの育成も楽しいですし、マップの探索も楽しい。思わぬ場所に洞窟があったりするので、マップを埋めていくのも楽しいですね。
ただ、最近の親切丁寧なオープンワールドゲームや手に汗握る戦闘を楽しむ死にゲーに慣れていると、色々不満に感じる部分はあるかもしれません。とは言え、これは製作側が意図的に行っている調整だと思うので、こういった不便さや戦闘のバランスも含めて楽しめるかどうかが、ドラゴンズドグマ2にハマれるかどうかのポイントになるかと思います。
とにかく、自分の作ったポーンと共に、様々なユーザーのポーンを使わせてもらいつつ、じっくり広大で美麗な世界を探検するのが最高に楽しいです。洞窟も多いので、先に潜む敵に注意しつつ、宝箱を探すのは物凄く冒険している感があります。先に強敵のボスがいれば、倒した時の感動もひとしおです。
ハマれば長く楽しめるゲームだと思うので、気になる方はぜひ遊んでみてくださいね。自分はおそらく年単位でハマりそうな感じです。
いやー、十数年待った甲斐がありました。ありがとう!カプコン!
画像引用元:PR TIMES
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