2021年4月21日に開催されたAppleの新製品発表イベントですが、この中で個人的に期待していたものの発表されなかったのが「新型iPad mini」でした。
しかしながら開発は水面下で進んでいると情報も入ってきており、信頼できるサプライチェーンアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Appleは第6世代のiPad mini 6を今年の下半期にリリースする予定との事。また、デザインが“Pro”風のフルスクリーンタイプになるとの情報もあります。他にもiPad mini Proが準備中との情報もあります。
あくまでも“噂”の段階ですが、個人的に大いに期待しているiPad miniの新モデルについて現時点の情報をまとめておくので、自分と同様気になる方は参考にどうぞ。
iPad mini 6?iPad mini Pro?新モデルの開発は進んでいる模様
以前からiPad miniはiPhoneの大型化に伴い廃止されるとの噂も根強くありますが、現時点の情報では一応新モデルの開発は進行しているようです。
Apple関連の著名なアナリストMing-Chi Kuo氏は、2023年の8インチの折りたたみ式iPhoneの発売に関連するメモの中で、最近の世界的な変化によってiPadの売上が伸びており、新たに発売された11インチと12.9インチのiPad Proモデルが今後の売上を強化することが期待されると述べています。さらにKuo氏は、今年の下半期に発売される新しいiPad miniが、iPadビジネスの成長をさらに後押しするだろうとも述べています。
Kuo氏とDigiTimesはこれまで、新しいiPad miniは今年の前半に発売されると指摘していました。おそらく供給の制約から、低価格の新型iPad miniは2021年後半に延期されているようです。
新しい第6世代のiPad mini 6は、ベゼルが細くなった8.4インチのディスプレイを搭載し、Touch IDホームボタンとLightningポートを引き続き搭載したキープコンセプトデザインで発売されると予想されています。
さらに長期的には、Appleは12.9インチのiPad Proで登場したミニLEDディスプレイを搭載したiPad mini(iPad mini Pro?)の開発にも取り組んでいるとKuo氏は報告しています。現在の液晶ディスプレイに比べて、iPad miniに搭載されるmini-LEDは、より豊かな黒を実現するとともに、コントラストやHDRを向上させることができます。
一方、Digital Chat Stationによると、新しいフルスクリーンiPad miniはすでに試作段階にあり、デザインはiPad Proの縮小版で、カラーはグレーとシルバー、Wi-Fiモデルと5Gモデルがラインアップされるようだと伝えています。
情報をまとめると、以下のような感じに。
- 従来モデルのデザインを引き継いだマイナーアップデートのiPad mini 6
- フルスクリーン搭載で外観がiPad Pro似のiPad mini 6
- iPad Proを縮小しM1チップ&ミニLEDディスプレイを搭載したiPad mini Pro
個人的には安価な「フルスクリーン搭載で外観がiPad Pro似のiPad mini 6」が登場すると一番うれしいのですが、「iPad mini Pro」も気になります。
現時点では2021年秋の登場が予想されているので、iPad miniが欲しい方はもう少し購入を待ってみると良いことがあるかもしれませんね。当サイトでも続報が入り次第、お伝えしていきます。
画像引用元:Svetapple.sk
参考サイト:MacRumors
コメント