寝耳に水とはこの事。いきなり新型MacBook Proの2018年モデルがAppleより発表されました!
基本的には2017年度モデルの改良版ですが、不評だったキーボードが多少改善されていたり、Apple T2チップを新たに搭載したことで、Mac上で初めて「Hey Siri」が使えるようになったり、15インチモデルでは6コアの Core i7とCore i9が選択出来たり、以前から要望の多かったメモリがついに32GB搭載できるようになったりと、地味ではありますがプロユースでは非常に嬉しいアップデートになっているかと思われます。
一応現時点で15インチのMacBook Proを最大限カスタマイズしてみると、そのお値段731,800円 (税別)となりました!税込みで790,344円となります!うーん、凄い。
Apple、さらに高速な処理能力とプロ向けの新機能を装備してMacBook Proをアップデート
Appleは本日、さらに高速な処理能力とプロ向けの新機能を装備し、これまでで最も先進的なMacノートブックとして、MacBook Proをアップデートしました。
Touch Barを搭載した新しいMacBook Proは、第8世代のIntel Coreプロセッサの搭載により、15インチモデルは6コアで従来よりも最大70パーセント高速で、クアッドコア(4コア)を搭載した13インチモデルは最大2倍も高速な処理能力を発揮し、大規模データセットの操作、複雑なシミュレーションの実行、マルチトラックのオーディオプロジェクトの制作、先進的な画像処理、映像の編集といった作業に理想的な環境を提供するでしょう。
MacBook Proの新しいモデルは、コードのコンパイルをより迅速にこなす一方で、複数の仮想マシンやテスト環境もこれまで以上に簡単に実行可能。その他のアップデートとしては、最大32GBメモリのサポート、True Toneディスプレイ、より静粛にタイピングできるように改良された第3世代のキーボードがあります。
また、パワフルなRadeon Proグラフィックス、大型の感圧タッチトラックパッド、革新的なTouch BarとTouch ID、ダイナミックレンジの広いステレオスピーカー、Appleの独自設計による静粛な冷却システムに加え、データ転送、充電、2台までの5Kディスプレイへのビデオ出力、あるいは最大4基の外部GPUを接続できるThunderbolt 3ポートも完備し、新しいMacBook Proはプロ向けの究極のノートブックとなっています。
そしてiMac Proで初めて導入されたApple T2チップが、新たにMacBook Proにも搭載されました。Apple T2の搭載により、MacBook Proシステムのセキュリティが強化されて、セキュアブートとストレージのオンザフライ暗号化への対応、また、Macでも「Hey Siri」と呼びかけてSiriを起動できるようになりました。
15インチMacBook Proの主な特長
- 6コア Intel Core i7 および Core i9 プロセッサ(最大2.9GHz、Turbo Boost使用時最大4.8GHz)
- 最大32GBのDDR4メモリ
- パワフルなRadeon ProディスクリートGPU(全モデルに4GBビデオメモリ搭載)
- 最大4TBのSSDストレージ
- True Toneディスプレイテクノロジー
- Apple T2チップ
- Touch Bar および Touch ID
13インチMacBook Proの主な特長
- クアッドコア Intel Core i5 および i7 プロセッサ(最大2.7GHz、Turbo Boost使用時最大4.5GHz、2倍のeDRAM)
- Intel Iris Plus 655 統合型GPU(128MB eDRAM)
- 最大2TBのSSDストレージ
- True Toneディスプレイテクノロジー
- Apple T2チップ
- Touch Bar および Touch ID
新型MacBook Pro 2018年モデルは本日より発売開始!
やっぱりこうやってアップデートが入ると、スペックマニアは欲しくなるのが当然。で、この新型MacBook Proですが、すでに本日から発売開始となっており、現時点で15インチ新型MacBook Proのベースモデルなら、2018/07/21 – 2018/07/25に到着予定となっていました。
ちなみに、15インチ新型MacBook Proのベースモデルのスペックは以下の通り。
- 第8世代の2.2GHz 6コアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
- True Tone搭載Retinaディスプレイ
- Touch BarとTouch ID
- Radeon Pro 555X(4GB GDDR5メモリ搭載)
- 16GB 2,400MHz DDR4メモリ
- 256GB SSDストレージ
- Thunderbolt 3ポート x 4
- バックライトキーボード – 日本語(JIS)
SSDさえ512GBに増量すれば、個人的には十分ハイスペックな性能だと思います。価格は¥258,800 (税別)となっています。
せっかくなので、最大スペックにカスタマイズするとおいくら万円になるのかも試してみました。
- 第8世代の2.9GHz 6コアIntel Core i9プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.8GHz)
- True Tone搭載Retinaディスプレイ
- Touch BarとTouch ID
- Radeon Pro 560X(4GB GDDR5メモリ搭載)
- 32GB 2,400MHz DDR4メモリ
- 4TB SSDストレージ
- Thunderbolt 3ポート x 4
- バックライトキーボード – 日本語(JIS)
これにてお値段は¥731,800 (税別)!税別ですからね。流石です。お届け予定日は2018/07/22 – 2018/07/26なので、それほど変わらず。まあ、これだけ凄いスペックなら、妥当な値段ですかね。
なお、この価格のうち、大勢は4TB SSDが占めています。これを512GB SSDに変更すれば¥379,800 (税別)なので、意外とありかも。
気になる方はご検討くださいませ!
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