日本マイクロソフトが、「Microsoft Surface」ファミリーの新製品「Surface Pro 6」、「Surface Laptop 2」を発表しました!10月3日(水)より予約受付を開始し、10月16日(火)より発売となります。今回は日本もアメリカと同時の発売となるのは地味に嬉しいですね。
今回の新型「Microsoft Surface Pro 6」と「Microsoft Surface Laptop 2」では、新たなカラーバリエーションとしてブラックが追加されています。人気が出そうですね。ただし、残念なことにUSB-Cの搭載は見送り。これにはややガッカリしました。
なお米国では、1350万画素の高精細な28インチタッチスクリーンディスプレイを搭載し、様々なクリエイティブスタイルを可能にする「Microsoft Surface Studio」の後継モデル「Microsoft Surface Studio 2」(日本での展開は未定)、Surfaceファミリーとしては初のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォン「Surface Headphones」(日本での展開は未定) も発表されています。こちらもいずれは日本でも発売されるでしょう。
という事で本日は簡単に、「Microsoft Surface Pro 6」と「Microsoft Surface Laptop 2」のスペックと日本での価格をまとめておきたいと思います。
Surface Pro 6:スペックと日本での価格まとめ
「Surface Pro 6」は、これまでのSurface Proシリーズの長所は継承しながら、CPUにQuad Coreを搭載した第8世代のインテルCoreプロセッサを搭載。これにより現行のSurface Proと比較して約67%のパフォーマンス向上が実現しています。さらに、本体にブラックのカラーを追加。これによってますます人気が増しそうですね。ただし、残念ながらUSB-Cの搭載は見送られています。
OSはWindows 10 Homeで、Office Home & Business 2016が付属。前モデルに比べ、メモリ倍増(4GB→8GB)にも関わらず価格は下がっているので、なかなかお得な感じ。Core m3モデルは現時点ではありませんが、そのうち出るかも。
「Surface Pro 6」は日本でも10月3日(水)より予約受付を開始し、10月16日(火)より発売となっています。
Surface Pro 6の価格まとめ
Surface Pro 6の日本での価格は以下の通りです。
製品 | スペック | カラー | 価格(税抜き) |
---|---|---|---|
Microsoft Surface Pro 6 128GB | CPU:Core i5、メモリ:8GB | プラチナ | ¥119,800 |
Microsoft Surface Pro 6 256GB | CPU:Core i5、メモリ:8GB | プラチナ、ブラック | ¥139,800 |
Microsoft Surface Pro 6 256GB | CPU:Core i7、メモリ:8GB | プラチナ、ブラック | ¥180,800 |
Microsoft Surface Pro 6 512GB | CPU:Core i7、メモリ:16GB | プラチナ、ブラック | ¥224,800 |
Microsoft Surface Pro 6 1TB | CPU:Core i7、メモリ:16GB | プラチナ | ¥268,800 |
Surface Pro 6のスペックまとめ
Surface Pro 6のスペックは以下の通りです。
Surface Pro 6のスペックまとめ | |
---|---|
寸法 | 292 mm x 201 mm x 8.5 mm |
記憶容量 | SSD (ソリッド ステート デバイス) の選択肢: 128GB、256GB、512GB、または 1TB |
ディスプレイ | 画面: 12.3” PixelSenseTM ディスプレイ 解像度: 2736 x 1824 (267 PPI) 縦横比:3:2 タッチ: 10 点マルチタッチ |
バッテリー駆動時間 | 最大 13.5 時間のローカルドライブ上の動画再生 |
メモリ | 8GB または 16GB RAM |
グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス 620 (i5) インテル® UHD グラフィックス 620 (i7) |
プロセッサ | インテル® Core™ 第 8 世代 i5 または i7 |
外部端子 | 1 x フルサイズ USB 3.0 3.5 mm ヘッドセット ジャック Mini DisplayPort 1 x Surface Connect 端子 Surface タイプカバー端子 MicroSDXC カードリーダー Surface Dial に対応。 |
セキュリティ | エンタープライズ セキュリティ向け TPM 2.0 チップ Windows Hello 顔認証サインインによるエンタープライズ級の保護 |
カメラ、ビデオ、およびオーディオ | Windows Hello 顔認証サインイン用カメラ (前面) 5.0MP フロント カメラ (1080p Skype HD ビデオ対応) 8.0MP オートフォーカス付きリア カメラ (1080p Full HD ビデオ対応) デュアルマイク Dolby® AudioTM Premium 搭載 1.6W ステレオ スピーカー |
ソフトウェア | Windows 10 Home Office Home & Business 2016 |
ワイヤレス機能 | Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac compatible Bluetooth 4.1 ワイヤレス技術 |
センサー | 光センサー 加速度計 ジャイロスコープ |
外形 | ケース:隠し境界通気口付きのシグネチャー一体型マグネシウムデザイン カラー: プラチナ、ブラック 物理的なボタン: 音量、電源 |
同梱物 | Surface Pro 6 電源アダプター クイックスタートガイド 安全性および保証に関するドキュメント |
保証 | 1年間のハードウェア保証 |
重量 (タイプカバーを除く) | i5:775 g i7:792 g |
Surface Laptop 2:スペックと日本での価格まとめ
「Surface Laptop 2」は、CPUにQuad Coreを搭載した第8世代のインテルCoreプロセッサを搭載することで、現行のSurface Laptopと比較して約85%のパフォーマンス向上を実現しています。従来のプラチナ、コバルトブルー、バーガンディに加えて、今回ブラックが新たに追加されました。
「Surface Laptop 2」は、前モデルに比べてメモリ倍増(4GB→8GB)でお値段据え置き。こちらもなかなか良心的な価格設定。ただし「Surface Pro 6」と同じく、USB-Cの搭載は見送りです。無念。
OSはWindows 10 Homeに変更となり、Office Home & Business 2016が付属しています。
個人的に今年、妻用のノートパソコンの買い替えを検討しており、その最有力候補でしたが、USB-C非搭載とOfficeが2016(すでに2019が発表済み)なのもあって色々悩み中です。
「Surface Laptop 2」は日本でも10月3日(水)より予約受付を開始し、10月16日(火)より発売となっています。
Surface Laptop 2の価格まとめ
Surface Laptop 2の日本での価格は以下の通り。
製品 | スペック | カラー | 価格(税抜き) |
---|---|---|---|
Microsoft Surface Laptop 2 128GB | CPU:Core i5、メモリ:8GB | プラチナ | ¥126,800 |
Microsoft Surface Laptop 2 256GB | CPU:Core i5、メモリ:8GB | プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ、ブラック | ¥146,800 |
Microsoft Surface Laptop 2 256GB | CPU:Core i7、メモリ:8GB | プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ、ブラック | ¥190,800 |
Microsoft Surface Laptop 2 512GB | CPU:Core i7、メモリ:16GB | プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ、ブラック | ¥259,800 |
Microsoft Surface Laptop 2 1TB | CPU:Core i7、メモリ:16GB | プラチナ | ¥315,800 |
Surface Laptop 2のスペックまとめ
Surface Laptop 2のスペックは以下の通り。
Surface Laptop 2のスペックまとめ | |
---|---|
寸法 | 308.1 mm x 223.27 mm x 14.48 mm |
記憶容量 | SSD (ソリッド ステート デバイス) の選択肢: 128GB、256GB、512GB、または 1TB |
ディスプレイ | 画面: 13.5 インチ PixelSense™ ディスプレイ 解像度: 2256 x 1504 (201 PPI) 縦横比: 3:2 340 万ピクセル Surface ペン* 対応 タッチ: 10 点マルチタッチ検知 Corning® Gorilla® Glass 3 |
バッテリー駆動時間 | 最大 14.5 時間のローカル動画再生 |
メモリ | 8GB または 16GB RAM |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 620 (i5) インテル® UHD グラフィックス 620 (i7) |
プロセッサ | インテル® Core™ 第 8 世代 i5 または i7 |
外部端子 | 1 x フルサイズ USB 3.0 3.5 mm ヘッドセット ジャック Mini DisplayPort 1 x Surface Connect 端子 Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応。 |
セキュリティ | エンタープライズ セキュリティ向け TPM 2.0 チップ Windows Hello 顔認証サインインによるエンタープライズ級の保護 |
カメラ、ビデオ、およびオーディオ | Windows Hello 顔認証 カメラ 720p HD カメラ (正面) ステレオ マイク Dolby® Audio™ Premium 装備 Omnisonic スピーカー |
ソフトウェア | Windows 10 Home Office Home & Business 2016 |
ワイヤレス機能 | Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 対応 Bluetooth 4.1 ワイヤレス技術 |
センサー | 光センサー |
外形 | ケース:アルミ 色: バーガンディ、プラチナ、コバルト ブルー、ブラック2 物理ボタン: 音量、電源 |
同梱物 | Surface Laptop 2 電源アダプター クイックスタートガイド 安全性および保証に関するドキュメント |
保証 | 1年間のハードウェア保証 |
重量 | i5:1,252 g i7:1,283 g |
プロ向けの「Surface Studio 2」も発表!日本での発売は未定!
プロ向けの「Surface Studio 2」も発表されましたが、こちらは現時点で日本での展開は未定となっています。ただ、前モデルが日本でも発売されているので、近いうちに日本でも発売されることでしょう。
「Surface Studio 2」は、タッチスクリーン対応の28インチ4.5K PixelSenseディスプレイを搭載したハイパフォーマンス オールインワン デバイスです。Surface Studioの長所はそのままに、グラフィックメモリが2倍になり、グラフィック パフォーマンスが1.5倍向上しました。また、ディスプレイに関しては、輝度が38%向上し、コントラストが22%向上しています。4096段階の筆圧検知、傾き検知に対応したSurfaceペンを利用することで、クリエイターのための究極のキャンバスを提供します。
従来の「Surface Studio」を使用中のユーザーさんからすると、なかなか興味深いアップデートなのではないでしょうか。高いけどね。
参考価格:
■Surface Studio 2 – 1TB / Intel Core i7 / 16GB RAM:$3,499
■Surface Studio 2 – 1TB / Intel Core i7 / 32GB RAM:$4,199
ノイキャン付きでコルタナ搭載!「Surface Headphones」は音質が気になる!
今回新しく発表されたのが、このアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォン「Surface Headphones」です。飛行機やカフェなどの外部の音に煩わされずに集中したい環境ではより静かに、一方でオフィスや周囲に人が多くいる場所など音に気を配らなければならない環境では、外部の音が適度な音量で聞こえるように簡単な操作で調整することができるように設計されています。ヘッドフォンに搭載されているダイヤルやタップ操作でボリュームコントロールや電話の受信、音楽のスキップが簡単に行えます。さらに、インテリジェントアシスタントのコルタナを使うことで、スケジュールの確認や会議の予約、タスクのリマインドなどを「Surface Headphones」を通じて行うことができます。現状日本での発売は未定ですが、これはちょっと気になる新製品ですね!
参考価格:$350
「Surface Pro 6」&「Surface Laptop 2」など発表まとめ!価格設定は良心的なマイナーアップデート!
という事で、ほぼ事前のリーク通り、今回はマイナーアップデートといった印象の「Surface Pro 6」&「Surface Laptop 2」ですが、細かな改良やCPUのアップデートなど、順当な進化といった印象。特に価格がほぼ据え置きなのはありがたいですね。
一方、USB-Cは今回も非搭載。最近はUSB PD対応充電器も充実してきており、またUSB-CのUSBメモリも増えてきています。いずれは搭載されるでしょうが、ここは個人的に非常に残念でした。
また、密かにOfficeは2019を搭載してくるのかなと思っていましたが、ここも2016のまま。そしてOffice非搭載モデルは選べないのも残念。マイクロソフトはOffice 365に力を入れてきているので、やや戦略的にちぐはぐな印象です。Surface Goもそうでしたが、すでにOffice 365ユーザーも増えてきていると思うので、ぜひOffice非搭載モデルの発売も検討してほしいものです。
それ以外に、「Surface Studio 2」と「Surface Headphones」も発表されています。こちらもいずれは日本でも発売されるでしょう。
なお、個人的に今年はノートパソコンの買い替えを検討しており、その筆頭候補として「Surface Laptop」を考えています。しかしながらOfficeの件とUSB-C非搭載の件でやや悩み中。それ以外は文句ないのですが、年末のセールや3月の決算セールなどまでを目途に、色々考えてみたいと思います。
一応以下の条件で考え中。
■13-15インチクラス
■CPU Core i5/Core i7
■RAM 8GB以上
■SSD 256GB以上
■なるべくベゼルレス
■あまり持ち運ばないので軽さは不問
■タブレットスタイルでも良いが、通常のラップトップスタイルが理想。
■タッチパネルはあっても無くても良い。
現状他の候補としては、ASUSの「ZENBOOK」シリーズ、Acerの「Swift 5」、HUAWEIの「Matebook X Pro」、HPの「Spectre」シリーズ、DELLの「XPS」などがあります。もう少しじっくり検討してみたいと思います。
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