Windows 11 24H2において、リモートデスクトッププロトコル(RDP)セッションがログイン時にハングしたり、RDP接続が機能しない不具合が発生しているとWindows Latestが報じています。
問題の原因は、Windows 11 24H2の基本バージョン自体にあるのか、最近リリースされたセキュリティ更新プログラム(KB5050094、KB5051987)によるものなのかは現時点で不明との事。
不具合が発生している事例は多くは無いようですが、不具合に遭遇した場合は、RDPポートを3389から別のポートに変更したり、繰り返し再起動することで直ったとの報告があります。
他にも、最新のパッチをアンインストールしたり、ローカルグループポリシーエディターから設定変更で直ったとの情報もあります。ただし、セキュリティパッチをアンインストールすることはPCの脆弱性が増すので出来れば避けたいところ。
ローカルグループポリシーエディターからの設定変更については、必要に応じて利用してみて下さい。なお、こちらはMicrosoft公式の修正方法ではない点にはご注意を。
- ローカルグループポリシーエディターを開く
- 「ローカルコンピュータポリシー」 → 「コンピュータの構成」 → 「管理用テンプレート」 → 「Windowsコンポーネント」 → 「リモートデスクトップサービス」 → 「リモートデスクトップセッションホスト」 → 「接続」を開く
- 「サーバーのネットワーク検出を選択する」オプションを変更を「有効」に設定し、「接続時検出と断続的ネットワーク検出を無効にする」 を選択して「OK」を押す。
- 変更を適用:「gpupdate /force」コマンドを実行(再起動は不要)
参考サイト:Windows Latest
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