昨日、Appleがスペシャルイベントを開催し、新型「iPad Pro」や新型「MacBook Air」、新型「Mac mini」を発表しました。
そして同時に、最新の「iOS 12.1」、「macOS Mojave 10.14.1」、「watchOS 5.1」、「tvOS 12.1」もリリースされています。
現状iPhone, iPad向けの「iOS 12.1」では特に不具合報告は入っていませんが、Apple Watchユーザーは要注意!一部のユーザーから「watchOS 5.1」にアップデートすることでフリーズし、動かなくなる(いわゆる文鎮化)現象が発生しているようです。Apple Watchユーザーは、しばらく「watchOS 5.1」へのアップデートは控えておくのが賢明かと思います。
【追記】「watchOS 5.1」の文鎮化問題のためか、現時点で「watchOS 5.1」の配信が中止されたようです。
iOS 12.1の不具合情報
現状「iOS 12.1」での大きな不具合報告は入っておりません。何か情報が入れば、このページに追記していきたいと思います。
ただし、「watchOS 5.1」アップデートでApple Watchが起動しなくなる報告が一部ユーザーから上がっているようです。Apple Watchユーザーは十分ご注意ください。
→現在は「watchOS 5.1」の配信は中止されています。
iOS 12.1のアップデート内容
iOS 12.1のアップデート内容は以下の通りです。
iOS 12.1では、グループFaceTimeが導入され、70種類を超える新しい絵文字が追加されました。また、iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRのeSIMを使ったデュアルSIMに対応しました。このアップデートにはバグの修正および改善も含まれます。
グループFaceTime
- 最大32人の参加者との同時ビデオ通話およびオーディオ通話に対応
- エンドツーエンドの暗号化により会話のプライバシーを保護
- “メッセージ”のグループチャットからグループFaceTimeを開始。グループFaceTime通話に途中から参加することも可能
絵文字
- 赤毛、白髪、巻き毛の新しいキャラクター、頭髪がない人の新しい絵文字、より感情豊かな笑顔のほか、動物、スポーツ、食べ物を表す追加の絵文字など、70種類以上の絵文字が新たに追加
デュアルSIMに対応
- eSIMを使ったデュアルSIMを導入。iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRでは、1台のデバイスで2つの電話番号の使用が可能
その他の改善および修正
- iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRの“カメラ”のプレビューに深度コントロールを導入
- iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRのモバイルデータ通信接続を改善
- Face IDまたはTouch IDを使って、お子様のスクリーンタイムのパスコードを変更またはリセットできる機能を追加
- iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRの前面側カメラで撮影した写真で最もシャープな参照フレームが選択されないことがある問題を修正
- 2人のユーザが同じApple IDを使って複数のiPhoneでサインインしていたときに、メッセージが1つのスレッドに結合されてしまう問題を解決
- 一部の留守番電話が“電話” Appに表示されない問題に対処
- “電話” Appでその電話番号の連絡先の名前が表示されないことがある問題を解決
- 特定のWebサイトがスクリーンタイムのアクティビティレポートで報告されないことがある問題を修正
- ファミリー共有で家族を追加または削除できないことがある問題に対処
- iPhone X、iPhone 8、およびiPhone 8 Plusで、デバイスが突然システム終了しないようにするパフォーマンス管理機能を追加(機能を無効にすることも可能)
- iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRにApple純正バッテリーが搭載されているかどうかを検証できない場合に、ユーザに通知する機能を“バッテリーの状態”に追加
- カメラ、Siri、およびSafariにおけるVoiceOverの信頼性を改善
- 一部のエンタープライズユーザに対して、MDM Device Enrollmentで無効なプロファイルエラーが報告されることがある問題を修正
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
iOS 12.1アップデート前にはバックアップをお忘れなく!
「iOS 12.1」へアップデートする場合は、必ず事前にデータのバックアップを取っておきましょう。最悪文鎮化してしまうと、データの復旧が困難になる可能性もあります。アプリなどのデータは勿論ですが、写真や動画などのデータもしっかりパソコンなどに保存しておきましょう。
iOS 12.1へのアップデート方法
「iOS 12.1」配信開始後すぐに手動でアップデートしたい場合は、iTunesを介する方法と、iPhone単体でOTAアップデートする方法があります。どちらでも大丈夫ですが、個人的にはiTunesを介してのアップデートの方が安全性が高くおすすめです。
iPhone単体でのOTAアップデート:設定>一般>ソフトウェア・アップデート
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