Appleが本日様々な新製品を一挙に発表しました。
既に多数のサイトが報じていますので、当サイトではサクッと5分で読めるよう、個人的に気になるポイントをまとめておきます。
5G対応 iPhone SE 第3世代、M1搭載 iPad Air 第5世代、M1 Ultra搭載 Mac Studio、A13チップ内蔵の27インチ5Kの Studio Display、新色グリーンのiPhone13など、盛り沢山の内容でしたよ。
iPhone SE 第3世代
iPhone SE 第3世代の主な特徴と価格、発売日等をまとめておきます。
iPhone SE 第3世代の主な特徴/価格/発売日
- 外観はiPhone SE 第2世代とほぼ変わらず。4.7インチIPS液晶ディスプレイ/解像度750×1334ピクセル/ホームボタン・Touch IDが引き続き搭載
- 本体サイズは67.3(幅)×138.4(高さ)×7.3(奥行き)mmで第2世代と全く同じだが、重さは第2世代の148gから4g軽い144gに
- カラーはミッドナイト、スターライト、 (PRODUCT) REDの3色
- 5Gに対応。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIM。ただしミリ波には非対応
- ボディーは前面と裏面がガラス、側面がアルミニウム。背面にはiPhone 13/13 Proと同じ強度のガラスを採用し、第2世代よりも耐久性が向上
- A15 Bionicプロセッサ(iPhone 13と同じプロセッサ)搭載
- バッテリー駆動時間が向上。動画再生はiPhone 8やiPhone SE(第2世代)よりも2時間長い、最大13時間可能に。音楽再生時間はiPhone SE(第2世代)より10時間長い最大50時間。
- 無線充電Qi対応(MagSafeは非対応)
- カメラは12MP広角、f/1.8のシングルレンズ。引き続きカメラは広角1つのみだが、A15搭載で撮影性能は大幅に向上。ただし「ナイトモード」には引き続き非対応
- Lightningコネクタ採用
- 価格:
64GB:5万7800円(税込)
128GB:6万3800円(税込)
256GB:7万6800円(税込) - 予約開始日:2022年3月11日午後10時から
- 発売日:2022年3月18日
総評:多少価格アップも5G対応を考えると無難な価格か。外観は変わらず。ホームボタンが欲しい人は即決で。チップは最新のA15が採用されており長く使えそう。
iPad Air 第5世代
iPad Air 第5世代の主な特徴と価格、発売日等をまとめておきます。
iPad Air 第5世代の主な特徴/価格/発売日
- M1チップ搭載でパフォーマンスが飛躍的に向上。前世代のiPad Airと比べ、8コアCPUによってパフォーマンスが最大60パーセント高速化、8コアGPUによってグラフィックスのパフォーマンスが最大2倍高速化。
- 自動的に被写体を追うセンターフレームに対応した12MPの超広角フロントカメラ搭載。ビデオ会議などがより便利に。
- トップボタンにTouch IDが内蔵、Face IDには非対応
- カラーはスターライト、スペースグレイ、ピンク、パープル、ブルーの5色
- USB-Cコネクタ採用、転送速度は最大10Gbpsに
- iPadOS 15.4およびmacOS 12.3のリリースに伴い、「ユニバーサルコントロール」によってユーザーが1つのマウスとキーボードでMacとiPadを行き来するシームレスな体験が可能になる予定
- 価格:Wi-Fi
64GB:7万4800円(税込)
256GB:9万2800円(税込) - 価格:Wi-Fi+Cellular(5G対応)
64GB:9万2800円(税込)
256GB:11万800円(税込) - 予約開始日:2022年3月11日午後10時から
- 発売日:2022年3月18日
総評:チップにはまさかのM1が搭載。Face IDこそ非搭載なものの、外観と性能は上位のProモデルにも見劣りしない印象。むしろタブレットとして考えれば十二分な性能。やっとセンターフレームにも対応し、iPadを長く便利に使いたいならかなりおすすめ。
M1 Max/M1 Ultra搭載「Mac Studio」とA13搭載27インチ5K「Studio Display」
M1 Max/M1 Ultraを搭載する「Mac Studio」とA13搭載27インチ5K「Studio Display」の主な特徴と価格、発売日等をまとめておきます。
M1 Max/M1 Ultra搭載「Mac Studio」の主な特徴/価格/発売日
- M1 Max搭載Mac Studioによって実現されること:
■10コアプロセッサ搭載の最速27インチiMacよりも最大2.5倍高速なCPUパフォーマンス。
16コアXeonプロセッサ搭載のMac Proよりも最大50パーセント高速なCPUパフォーマンス。
■27インチiMacよりも最大3.4倍高速で、最も人気の高いグラフィックカードを搭載したMac Proよりも3倍以上高速なグラフィックパフォーマンス。
■27インチiMacよりも最大7.5倍高速で、16コアMac Proよりも最大3.7倍高速なビデオのトランスコード。 - M1 Ultra搭載Mac Studioによって実現されること:
■10コアプロセッサ搭載の最速27インチiMacよりも最大3.8倍高速なCPUパフォーマンス。
■16コアXeonプロセッサ搭載のMac Proよりも最大90パーセント高速なCPUパフォーマンス。
■28コアMac Proよりも最大60パーセント高速なCPUパフォーマンス。
■27インチiMacよりも最大4.5倍高速で、現在利用可能な最速のMacグラフィックカードよりも最大80パーセント高速なグラフィックパフォーマンス。
■27インチiMacよりも最大12倍高速で、28コアMac Proよりも最大5.6倍高速なビデオのトランスコード。 - 背面にはディスプレイや高性能デバイスを接続するための4つのThunderbolt 4ポート、10Gb Ethernetポート、2つのUSB-Aポート、HDMIポート、ハイインピーダンスヘッドフォンや外部のアンプ内蔵スピーカー用のプロ向けオーディオジャックを搭載。Wi-Fi 6とBluetooth 5.0も内蔵。
- 前面には2つのUSB-CポートとSDカードスロット搭載。
- 価格:M1 Max搭載Mac Studio
249,800円(税込)から - 価格:M1 Ultra搭載Mac Studio
499,800円(税込)から - 予約開始日:既に受付開始
- 発売日:2022年3月18日
総評:事前に発売は噂されていたが、M1 Ultraの発表はなかなかの衝撃。まさに「最高峰を解禁。(Peek performance.)」の名にふさわしい印象。ただし価格も高めなので、一般ユーザーは今後発表されるであろう新型MacBookを待つのが良いかも。
A13チップ搭載27インチ5K「Studio Display」の主な特徴/価格/発売日
- 1,470万ピクセル以上、600ニトの輝度、P3の広色域、10億色以上に対応の27インチ5K Retinaディスプレイ
- A13 Bionicチップを搭載し、高度に進化したカメラとオーディオシステムによるすばらしい体験を提供。究極のビデオ会議ディスプレイであり、センターフレームに対応した12MPの超広角カメラを備える。センターフレームは動き回るユーザーを自動的にフレーム内に収める機能で、ビデオ通話で一段とつながりを感じられるようになる。
- ノイズフロアの低いスタジオ品質の3マイクアレイを搭載しており、透き通るほどクリアな通話と音声録音が可能。また、Mac史上最高の、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステムも備え、信じられないようなリスニング体験を実現。
- Appleとしては久しぶりの純正外部モニター
- 高速な周辺機器、ストレージ、ネットワークを最大10Gb/sの速度でディスプレイに直接接続する3つのUSB-CポートとThunderboltポートを搭載
- 価格:標準ガラス
199,800円(税込) - 価格:標準ガラス
242,800円(税込) - 別途オプションで「傾きと高さを調整できるスタンド」と「VESAマウントアダプタ」もあり
- 予約開始日:既に受付開始
- 発売日:2022年3月18日
総評:久しぶりのApple純正モニター。27インチ5K Retinaディスプレイ搭載で20万円を切る価格は、比較的買いやすい価格かもしれない。とは言え、一般ユーザーにとってはやや敷居の高い価格であることも事実。A13チップ搭載/センターフレーム対応なので、用途と価格を考慮して検討を。
iPhone 13/iPhone 13 Proに新色「グリーン」が追加
iPhone 13/iPhone 13 Proに新色「グリーン」が追加されました。iPhone 13は通常の「グリーン」、iPhone 13 Proは「アルパイングリーン」となっています。
予約注文は3月11日午後10時から開始、3月18日に発売となっています。
iOS 15.4およびmacOSMonterey 12.3は来週リリース予定
マスクを装着した状態でFace IDが使えるようになるアップデートなどが含まれるiOS 15.4やMac向けのmacOSMonterey 12.3は、来週リリース予定となっています。
MacとiPadの間で、ひとつのワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードを共用できるようになる機能「ユニバーサルコントロール」もついに解禁予定。
既にiPhoneやiPad、Macを所有しているユーザーにとっても気になる大型アップデートになるでしょう。
その他のニュース
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