マイクロソフトは、2026年6月23日配信のWindows 11非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5095093」適用後、一部のDell製デバイスでIntelドライバーに関する不具合が発生する問題を確認していました。
この問題により、対象デバイスでは2026年7月14日配信のセキュリティ更新プログラム「KB5101650」の提供が一時的に見合わせられていましたが、2026年7月18日にリリースされた緊急更新プログラム「KB5121767」で修正が完了しています。
本記事では、今回の不具合の詳細と対処方法について解説します。
不具合の内容
2026年6月23日配信のWindows非セキュリティプレビュー更新プログラム(KB5095093)をインストールした後、一部のDell製デバイスにおいて、デバイスマネージャー上の「Intel Innovation Platform Framework Processor Participant」ドライバー(Intel IPF)の項目に黄色い警告(感嘆符)アイコンが表示される場合があることが報告されていました。
場合によっては、対象デバイスのパフォーマンス、消費電力、またはシステムの動作に変化が生じることも確認されていました。
不具合の原因
マイクロソフトの調査により、この問題は、KB5095093で新たに導入された「Windows USB-C Connection Manager」インターフェースと、Intelドライバーとの間の非互換性が原因であることが特定されました。
一時的な対処と更新プログラムの一時停止
この問題への対処として、マイクロソフトはパートナー企業と協力して問題を解決する間、影響を受けるデバイスに対し、2026年7月14日配信のWindows 11 バージョン25H2およびWindows 11 バージョン24H2向けセキュリティ更新プログラム「KB5101650」の提供を一時的に見合わせていました。
修正内容:緊急更新プログラムKB5121767
この問題は、2026年7月18日にリリースされた緊急更新プログラム(OOB:Out-of-Band)「KB5121767」、およびそれ以降の更新プログラムで修正されています。
このKB5121767は累積更新プログラムであるため、適用にあたって事前に他の更新プログラムをインストールする必要はありません。これまで2026年7月のセキュリティ更新プログラムの提供が一時的に見合わされていたデバイスには、今後この緊急更新プログラムが提供されます。KB5121767には、これまでのセキュリティ更新プログラムおよび非セキュリティ更新プログラムに含まれる改善点に加え、今回の追加修正が含まれています。
なお、ホットパッチ機能を有効にしているデバイスについては、ホットパッチ更新プログラム「KB5121768」でこの問題に対処しています。
更新プログラムの入手方法
「設定」>「Windows Update」で、「更新プログラムが利用可能になり次第、すぐに入手する」がオンになっている場合、この更新プログラムは自動的に適用されます。
オフになっている場合は、「設定」>「Windows Update」を開き、「ダウンロードとインストール」を選択することで、手動でインストールできます。
対象プラットフォーム
- クライアント: Windows 11、バージョン25H2 / Windows 11、バージョン24H2
- サーバー: 該当なし
まとめ
今回のKB5095093に起因するDell製PCでの不具合は、IntelドライバーとWindows USB-C Connection Managerとの非互換性が原因であり、緊急更新プログラムKB5121767の配信によってすでに修正が完了しています。該当するDell製PCをお使いの方は、Windows Updateから最新の状態にアップデートしておくことをおすすめします。
Windowsの更新プログラムは、時にこうした予期せぬ不具合を伴うことがありますが、マイクロソフトは問題を確認次第、迅速に対処する体制を整えています。今後もWindows Updateに関する最新情報を継続してお届けしていきますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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