Windows 11で「スタート」画面が開かない不具合が発生も、KIRにて解決済み

Windows 11で「スタート」画面が開かない不具合が発生も、KIRにて解決済み Windows 11
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マクロソフトが2022年7月22日、6月に配布されたWindows 11向けのオプションパッチ「KB5014668」、またはそれ以降の更新プログラムをインストールしているデバイスにて、稀に「スタート」画面が開かない不具合が発生していることを報告しました。

該当するデバイスでは、「スタート」ボタンをクリックまたは選択したり、キーボードの Windows キーを使用しても、効果がない場合があるとのこと。

幸い、この不具合はすでに「KIR」(Known Issue Rollback)と呼ばれるロールバックシステムで解決済み。一般的な環境であれば、解決策が24時間以内に自動で適用されるので、特別な操作は必要ありません。なお、Windowsデバイスを再起動すれば、解決策がより早く適用されることがあるので、急いでいる場合は試してみてください。

企業で管理されたデバイスでは、特別なグループポリシーを適用する必要があるのでご注意を。

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Windows 11:スタートメニューが開かないことがある

■ステータス:解決済み(開設日: 2022-07-22, 15:33 PT / 最終更新日 2022-07-22, 15:51 PT)

■概要:
KB5014668 またはそれ以降の更新プログラムをインストールした後、少数のデバイスでスタート メニューを開くことができない可能性があるという報告を受け取っています。該当するデバイスでは、スタートボタンをクリックまたは選択したり、キーボードの Windows キーを使用しても、効果がない場合があります。

■影響を受けるプラットフォーム:

  • ​Client: Windows 11, version 21H2
  • ​Server: None

■解決方法:
この問題は、KIR (Known Issue Rollback) を使用して解決されます。この問題がコンシューマー向けデバイスおよび非管理下のビジネス向けデバイスに自動的に適用されるまで、最大で24時間かかる場合があります。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早くデバイスに適用される場合があります。

企業で管理されたデバイスで、影響を受ける更新プログラムをインストールしてこの問題が発生した場合は、特別なグループ ポリシーをインストールして設定することで解決できます。特別なグループポリシーは、「コンピューターの構成 -> 管理用テンプレート -> KB5014668 220721_04201 既知の問題のロールバック -> Windows 11 (オリジナルリリース) 」で見つけることができます。これらの特別なグループ ポリシーの展開と設定については、グループ ポリシーを使用して既知の問題のロールバックを展開する方法を参照してください。

グループ ポリシーのダウンロードは、グループ ポリシー名で行います。

重要: この問題を解決するには、ご使用のWindowsのバージョンに応じたグループ ポリシーをインストールおよび設定する必要があります。

※グループポリシー適用の詳細はリンク先でご確認ください。

 

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