10月5日に配信開始となったAndroid 14ですが、ここにきてPixel 6/6 Pro/6a端末をAndroid 14にアップデートすると、ストレージが使用できなくなるなど、デバイスに重大な不具合が発生していると9TO5GOOGLEが報じています。
この不具合は、Android 14をインストールする前にユーザーがデバイスに複数のプロファイルを持っていた場合に影響するとのこと。ちなみにPixel 6aを利用している管理人の環境(単一のプロファイルを利用)では特に問題は発生しておりません。
複数プロファイル利用中のPixel 6/6 Pro/6aユーザーは、Android 14に更新するのはしばらく待った方がよさそうです。
複数プロファイル利用中のPixel 6/6 Pro/6aをAndroid 14に更新するとメインプロファイルがストレージへのアクセス権を失う?
今回のストレージが使用できなくなる不具合ですが、Pixel 6/6 Pro/6aを複数プロファイルで利用している場合に発生している模様。
Android 14のインストール後、Pixel 6 シリーズのメイン プロファイルはストレージへのアクセスを失ったようで、ユーザーは写真やビデオの撮影、ファイルのダウンロード、およびアプリケーションのインストールとアンインストールの両方を行うことができなくなります。
また、ストレージ容量に余裕があるにもかかわらず、ストレージ不足を示すエラーメッセージや、システムUIが応答しないというエラーメッセージが表示されたり、Google フォトがユーザーのライブラリを更新できない(低品質なプレビューのみを表示する)、接続されたPCからUSB経由でファイルにアクセスできないことなども挙げられています。
一方、2番目のプロファイルを利用すれば、期待どおりに動作しているようです。
Androidのユーザー プロファイルがスマートフォンのニッチな機能(主に個人用および仕事用プロファイルの切り替えなどに使用される)であることを考えると、この問題はそれほど広範囲に広がっているようには見えませんが、問題の症状はかなり一貫してユーザーに影響を与えているようです。
Googleはこれまでのところ、この問題に対する解決策や公式声明を何も提示していませんが、かなり深刻な不具合のため、早急な対策が望まれます。
参考サイト:9TO5GOOGLE
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