SOUNDPEATS TrueAir2 レビュー:コンパクトで軽量なインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン!音質も良好でなかなかおすすめ!

SOUNDPEATS TrueAir2 レビュー:コンパクトで軽量なインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン!音質も良好でなかなかおすすめ! Android
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本日はいつも当サイトでお世話になっているSOUNDPEATS様より、最新の完全ワイヤレスイヤホン「TrueAir2」を提供いただいたのでご紹介したいと思います。

この「TrueAir2」はインナーイヤー型で装着感に優れ、非常に軽量コンパクトな完全ワイヤレスイヤホンとなっています。外観は「AirPods」風ですが、まあこれは流行のデザインという事で。

音質面は価格を考えれば上々。高音はしっかり出ており、繊細なピアノの音なども上手く表現されています。かといって耳障りなキンキン音ではありません。中音域もボーカルやギターなどの質感も上々。低音についてはそこそこ迫力はあるものの、インナーイヤー型の宿命もあるのか、やや音の厚みに欠けるかなという印象。個人的にはもう少し低音域は厚みのある方が好みです。

ただし、インナーイヤー型の最大の特徴は、カナル型に比べて長時間耳に装着していても痛くなりにくい点にあると思います。そう考えると、価格と装着感/音質を鑑みれば、なかなかおすすめの完全ワイヤレスイヤホンだと思いますよ。

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SOUNDPEATS TrueAir2:セット内容/付属品

SOUNDPEATS TrueAir2:セット内容/付属品

「SOUNDPEATS TrueAir2」のセット内容は以下の通り。

  • イヤホン本体×1
  • 充電用ケース×1
  • Type-C充電ケーブル×1
  • 日本語取扱説明書×1

 

SOUNDPEATS TrueAir2:特徴

SOUNDPEATS TrueAir2:特徴

「SOUNDPEATS TrueAir2」の特徴は以下の通り。

【タッチコントロール】
TrueAir2にはタッチセンサーが搭載されており、タッチ操作で再生/一時停止/曲送り/曲戻し/音量調節などの操作がすべて可能。スマートフォンをカバンやポケットから取り出すことなく、快適に音楽を楽しめます。

【TWS Mirroring対応】
新機能Qualcomm TrueWireless Mirroringに対応したことで、環境の変化に合わせて自動的に親/子機を切り替え、従来型のTWS Plusワイヤレスホンより音ズレや音切れを減らし、接続の安定性が飛躍的に向上しました。バッテリー持ちも改善されています。

【最大25時間再生可能】
最新チップ“QCC3040”のおかげで本体と充電ケースが小さくなってもバッテリー性能は前機種より改善されています。イヤホン本体だけで連続5時間再生でき、付属ケースによる充電も加えると最大25時間になります。毎日の通勤通学や短期出張など、長時間の移動でも安心して快適に使えます。USB-Cタイプの充電なので、Androidスマホと一緒のケーブルで充電可能。ケーブル1本だけで、スマホとイヤホンの両方に充電できるので便利です。

【超コンパクトな設計 どの場所でも似合う】
人間工学に基づいた本体形状によってしっかりと耳に装着でき、移動中でも落下の心配が少なくなっています。片耳わずか3.5gという超軽量のデザインで、耳への負担を大きく軽減し、長時間に耳につけていても、装着していることを忘れるほど自然で快適な装着感を実現しました。
また、充電ケースも非常にコンパクトかつ僅か33gの重さとなっており、ポケットに入れて持ち運ぶことも可能。様々なシーンに合わせて使いやすく、音楽、映画鑑賞、スポーツなど、幅広いシーンで心地よく利用できます。

【QCC3040 & Bluetooth 5.2】
Qualcomm社製最先端の「QCC3040」チップセットを搭載しており、Bluetooth 5.2対応の安定した接続環境を実現。前世代チップよりも省電力性能に優れているだけでなく、接続範囲や接続安定性、データ転送速度も大幅に向上しています。デバイスをBluetooth経由で接続している状態で10m以上離れていても、音ズレや音切れが軽減されています。繁華街や電車の中などの騒がしい環境においても安定して接続可能で、低遅延で快適な音楽再生が可能です。

【臨場感溢れるサウンド体験
従来の“TrueAir”で好評だった聴き心地の良いサウンドを継承。14.2mm径のバイオセルロース振動板を採用しており、aptXコーデック対応により、遅延が少なく演奏を耳元で聴いているかのような臨場感溢れるサウンド体験が楽しめます。
本機にはデュアルマイクを搭載しており、周囲のノイズをカットしてクリアな通話環境が実現できます。cVcノイズキャンセリング機能との相乗効果により、通話の際に風切り音や環境音を低減させ、通話音質を向上させることができます。Web会議などにもおすすめです。

 

SOUNDPEATS TrueAir2:仕様

SOUNDPEATS TrueAir2:仕様

「SOUNDPEATS TrueAir2」の主な仕様は以下の通り。

  • サイズ(充電ケース):52.5 × 52.5× 21.5 mm
  • 重量(イヤホン本体):3.5 g
  • 重量(充電ケース):約35 g
  • Bluetooth規格:Bluetooth 5.2
  • 充電ケースとの接続:USB Type-C
  • Bluetoothチップセット:Qualcomm QCC3040
  • 再生時間:25時間以上(付属の充電ケースを利用)
  • 対応コーデック:aptX、SBC

 

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

「SOUNDPEATS TrueAir2」の外観レビューをご紹介しておきます。

まず初めて「SOUNDPEATS TrueAir2」の充電ケースを開けると、このように絶縁テープが貼られているので、これをのけましょう。これによってイヤホンの充電が可能となります。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

充電時はこのように、イヤホンに赤いLEDが点灯。満充電になると消灯します。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

「SOUNDPEATS TrueAir2」を取り出すと自動的に電源が“オン”になり、初回はBluetoothペアリング待ちの状態になります。ペアリング方法は後ほど解説しています。ちなみにイヤホンを充電ケースに収納すれば自動的に電源が“オフ”となります。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

充電ケースの外観。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

充電ケースは非常にコンパクトで軽いです。持ち運びの際には便利でしょうね。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

右側側面にはUSB-Cの充電ポートがあります。この辺りの仕様は流石SOUNDPEATSさんという感じ。いまだにmicro USBポートを採用しているケースもありますので。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

裏面には各種認証が印字されています。もちろん日本向けに技適も取得済み。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

充電ケースを開けるとこんな感じです。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

充電ケーブルは汎用性の高い「USB-C to USB-Aケーブル」が付属。充電器は付属しないので、手持ちのスマホ用充電器を流用すると良いでしょう。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

続いて「SOUNDPEATS TrueAir2」のイヤホン本体を見ていきます。デザインはこの手のイヤホンには良くある見慣れたデザイン。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

インナーイヤータイプなので、イヤーピースは付属しません。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

横から見るとこんな感じ。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

【S】ロゴ部分がタッチパネルとなっています。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

「SOUNDPEATS TrueAir2」のイヤホン本体は非常に軽くてコンパクトです。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

イヤホンの根元部分には【L/R】表記があります。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

充電ケースは、充電時には赤いLEDが点灯。満充電になると消灯します。

SOUNDPEATS TrueAir2:外観レビュー

 

SOUNDPEATS TrueAir2:操作方法&iPhoneとのBluetoothペアリング方法解説

SOUNDPEATS TrueAir2:操作方法&iPhoneとのBluetoothペアリング方法解説

「SOUNDPEATS TrueAir2」の基本的な操作方法とiPhoneとのBluetoothペアリング方法を解説しておきます。

「SOUNDPEATS TrueAir2」は、音楽の再生・停止・早送り・巻き戻し、受電・着信拒否など、様々な操作を1つのボタンで操作できます。完全ワイヤレスイヤホンを初めて使用する方でも簡単に操作できるでしょう。

■音楽モードの操作方法
電源ON:充電ケースからイヤホンを取り出すと自動でオン、手動の場合はマルチボタンを1.5秒長押し
電源OFF:充電ケースにイヤホンをセットすると自動でオフ、手動の場合はマルチボタンを10秒長押し
音楽再生/停止:イヤホン(LまたはR)のマルチボタンを2回タッチする
曲送り:イヤホン(R)のマルチボタンを1.5秒長押しする
曲戻し:イヤホン(L)のマルチボタンを1.5秒長押しする

■音量調整
音量を上げる:イヤホン(R)のマルチボタンを1回タッチする
音量を下げる:イヤホン(L)のマルチボタンを1回タッチする

■ハンズフリー機能
電話に出る:マルチボタンを2回タッチする
電話を切る:マルチボタンを2回タッチする
着信拒否:マルチボタンを1.5秒長押しする
通話の切り替え:マルチボタンを2秒長押しする
音声アシスタントを起動:イヤホン(LまたはR)のマルチボタンを3回タッチする

■手動ペアリングモード
マルチボタンを6秒長押し

■「TrueAir2」の初期化方法
もしも「TrueAir2」の音が出ない、ペアリングがうまく出来ない場合は、一旦初期化してみましょう。
1.まずはスマホなどのデバイス側で接続履歴を削除します。
2.両方のイヤホンを一旦充電ケースにセットし、充電中状態を確認します。その後マルチボタンを同時に10秒長押しします。すると白いランプが2回点滅。これでイヤホンの初期化は完了です。同時に長押しという点にご注意ください。

 

iPhoneと「TrueAir2」のBluetooth接続/ペアリング方法解説

iPhoneと「TrueAir2」のBluetooth接続/ペアリング方法について解説しておきます。

まずは【両耳モード】での使用について。

■初めて使う際のペアリング方法

  1. 充電ケースがバッテリー切れでない状態で同時に充電ケースから左右イヤホンを取り外すと、イヤホンは自動的にTWSペアリング状態に入り、左右のペアリングが成功すれば提示音が鳴ります。
  2. 続いてL側のLEDランプが白色に点灯し、R側のLEDランプが白色と赤色に交互に点滅。その後”pairing”の提示音が鳴れば、イヤホンがペアリングモードとなります。
  3. iPhoneのBluetooth接続画面を立ち上げ、接続先リストから“SOUNDPEATS TrueAir2”をクリックして接続してください。“connected”音声が流れればペアリング成功です。
  4. 以上でiPhoneとのペアリングは完了です。後は音楽を存分に楽しみましょう。

■2回目以降の使用
「SOUNDPEATS TrueAir2」は、2回目のペアリングから、前にペアリングされた記録に基づいて自動的にペアリングが行われます。iPhoneのBluetooth機能をオンにした状態で左右のイヤホンを充電ケースから取り出せば、iPhoneとオートペアリングが行われます。もしオートペアリングができない場合、Bluetooth接続画面から本機の接続先を選択して再度ペアリングしてください。

【片耳モード】での使用は、上記のデバイスとのペアリングが完了していれば、後は一旦イヤホンを充電ケースに入れ、その後必要なイヤホンを片方だけ取り出せばOKです。もしも音が聞こえない場合は、「設定>Bluetooth」を開き、きちんとペアリングが完了しているか確認してみてください。

 

SOUNDPEATS TrueAir2:レビューまとめ!

SOUNDPEATS TrueAir2:レビューまとめ!

それではここから、「SOUNDPEATS TrueAir2」のレビューをまとめていきたいと思います。

まず「SOUNDPEATS TrueAir2」は、「インナーイヤー型」の完全ワイヤレスイヤホンであることは大前提として認識しておいてください。一般的に「インナーイヤー型」は装着感が良く、音の拡がりなども感じやすいものの、音漏れがしやすく、低音の迫力にやや欠ける部分があるのが一般的です。逆に耳にしっかり挿し込む「カナル型」の場合、音漏れは少なく、低音の迫力があるものの、音の拡がりには欠け、長時間の装着だと耳が痛くなりやすいという欠点があります。

という事で、初めに「SOUNDPEATS TrueAir2」の音質から。

  • 高音域はかなり豊かに出ており、ハイハットも綺麗に鳴り響きます。決して耳障りな高音ではなく、透き通った心地よい高音です。これはこの価格帯なら十分なレベルでしょう。
  • 中音域は、ボーカルやギターなど、こちらも表現豊かに再生されています。ドンシャリサウンドでは決してありません。
  • 低音域は、バスドラなどの迫力はそこそこありますが、やや音の厚みに欠ける印象。ポップスやクラシックなどとは相性が良いと思いますが、低音に迫力を求める方にはやや不満が出るかもしれません。ただし、決してスカスカな音というわけではなく、あくまでも“低音の厚みに欠ける”というのが率直な印象です。
  • 音の拡がりが感じられ、サラウンド感も良好です。

次に装着感について。これは「インナーイヤー型」の最大の利点とも言えますが、装着時の耳への圧迫感も少なく、またイヤホン本体が非常に軽いこともあってかなり良好。“耳にイヤホンを軽くのせている”といった感じです。これなら長時間の音楽視聴も苦にならないでしょう。また、外の音が聴こえやすいのも、考えようによっては利点かと思います。ただし、音漏れはその分あるので、音量や音楽を聴く場所はやや注意が必要かもしれません。

操作性については慣れかと思いますが、タッチパネルで一通りの操作が出来るのはやはり便利です。タッチの感度も個人的には問題ないかと思います。

一方、やや気になった点としては、充電ケースからイヤホンを取り出した際に片側しかスマホと接続できないことが何回かありました。これは再度イヤホンを充電ケースに入れ、その後同時に取り出すと問題なく動作しましたので、ひょっとすると両方のイヤホンを取り出すタイミングが遅れると「片耳モード」になってしまうせいかもしれません。ケースからイヤホンを取り出す際は、なるべく同時に取り出すと良いでしょう。

まとめるとこんな感じ。

「SOUNDPEATS TrueAir2」のおすすめポイント:
■「インナーイヤー型」で装着感が良い。長時間耳に付けていても痛くなりにくい。
■軽くてコンパクト
■中・高音域が伸びやか、低音はタイト
■音の拡がり感やサラウンド感は良好
「SOUNDPEATS TrueAir2」のイマイチポイント:
■低音域の音の厚みに欠ける
■音漏れがしやすい
■イヤホンをケースから取り出すタイミングによってはペアリングに失敗する場合も(これは仕様かも)

 

とにかく、「SOUNDPEATS TrueAir2」最大の特徴は「インナーイヤー型」という点にあるでしょう。「カナル型」で耳が痛くなりやすい方はぜひ試してみて欲しいと思います。音質については低音の迫力を求めるかどうかが判断の分かれ目になりそう。ジャンルや好みの音質、そして装着感、これらを勘案して購入を検討してみてくださいね。

ちなみに厚みのある低音を求めるなら、「カナル型」のSOUNDPEATS「Truengine 3SE」がおすすめです。こちらは音質も非常に優れており、低音の厚みや迫力もバッチリ。個人的には今でもかなりおすすめのイヤホンだと思います。

 

以上、「SOUNDPEATS TrueAir2」のレビューでした。提供いただいたSOUNDPEATS様、ありがとうございました。

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