Banggood様のご厚意で「300ドルぐらいで興味のある製品ない?」と言われたため、悩んだ挙句「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」を選んでみました。
この「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」、現在はセール価格で29,769円となっていますが、とても2万円台で買えるとは思えないスペックを搭載しています。6.53インチIPSディスプレイは2340×1080となかなかの解像度。リアカメラは64+8+2+2MPのクアッドカメラ。RAMは6GB、ストレージは64GB(128GBもあり)でmicroSDカードで最大256GBまで増やすことができます。SoCにはミドルレンジ帯のゲーミングスマホ向け「Helio G90T」を採用し、水冷システムも搭載。これによってゲームも十分楽しめる性能になっています。
Xiaomiのスマートフォンを触るのは久しぶりですが、久々に触れるとその進化に驚かされました。まずグローバルモデルなので、セットアップ時にはしっかり日本語に対応。勿論「Google Play ストア」アプリもデフォルトで搭載済み。ドコモのシムカードを挿してもAPN設定必要なく即座に繋がりました。
スペック的にはミドルレンジモデルですが、日常使用でもたつくことは皆無。むしろサクサク動作し、ディスプレイも綺麗。カメラに至っては、メインカメラは圧巻の6400万画素(64MP)、超広角に望遠、マクロレンズまで搭載され、「本当にこれが2万円台で買えるの?」と正直驚きました。ゲームも重めの「黒い砂漠モバイル」を遊んでみましたが、意外と十分遊べました。
Xiaomiは近々日本に正式進出するとの話もあり、この「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」は一般ユーザーにとっても非常に興味深い、コスパ抜群のモデルになるかと思います。Xiaomiが日本上陸したら、Huaweiを買っていた層はかなり流れるかもしれませんね。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:セット内容
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のセット内容は以下の通り。
1 x Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version Smartphone
1 x USB Type-C ケーブル
1 x SIMピン
1 x TPU保護ケース
1 x EU規格急速充電器
これにBanggoodさんで購入すると、日本向けの変換アダプタが別途付属します。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:スペック一覧
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のスペックは以下の通りです。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro | |
---|---|
ネットワークバンド | 2G: GSM B2/B3/B5/B8 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20 TDD-LTE B38/B40 |
カラー | Pearl White, Forest Green, Mineral Grey |
OS | MIUI 10 (MI Turbo, Game Turbo 2.0) |
CPU | MTK Helio G90T Octa-core Gaming processor, 2 x A76 2.05GHz + 6 x A55 2.0GHz |
GPU | ARM Mali G76 MC4 |
ROM | 64GB UFS2.1 flash storage |
RAM | 6GB LPDDR4x 2133MHz dual-channel |
SDカード | microSD対応/最大256GBまで/使用時はSIM2スロットを占有 |
ディスプレイサイズ | 6.53 Inch Dot Drop Full Screen Display |
解像度 | 2340*1080 pixels |
Screen brightness | 500 (typ) / 420 (min) |
PPI | 409 |
イヤホンポート | 3.5mm |
リアカメラ | 64MP ultra high-resolution primary camera 64MP,0.8μm,1/1.7"CMOS image sensor, 1.6μm 4-in-1 Super Pixel, f/1.89,FOV 79° 120° ultra-wide angle lens 8MP,1.12μm,f/2.2,FOV 120° 2cm ultra-macro lens 2MP,1.75μm depth sensor 2MP,1.75μm Zoom:10x digital zoom Focus: Phase detection focus | Contrast detection focus Photo resolution: up to 9248 x 6936 pixels Video resolution: up to 3840x2160 pixels Single-tone flash |
フロントカメラ | 20MP,0.9μm,f/2.0 |
GPS | GPS/AGPS/GLONASS/Galileo/BEIDOU |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G/5G |
bluetooth | BT5.0 |
バッテリー | 4500mAh(typ), lithium-ion polymer battery |
USB端子 | USB Type-C |
サイズ | 161.35*76.4*8.79mm |
重さ | 199.8g |
同梱物 | 1 x Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version Smartphone 1 x USB Type-C Cable 1 x Eject Pin 1 x Protective case 1 x EU Charger |
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:Antutu、Geekbenchなどベンチアークスコアまとめ
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」のAntutu、Geekbenchなどのベンチアークスコアを簡単にまとめておきます。
まずは「AnTuTu V8.0.4-OB」でのベンチマークスコア。今回は【282766】でした。記事執筆時点の上位はこんな感じ。
続いては「Geekbench 5.0.3」でのベンチマークスコア。【Single-Core Score:501】【Multi-Core Score:1629】となっています。参考までに、Multi-Core Scoreが「Galaxy S10:2055」、Snapdragon 845搭載「Xiaomi Pocophone F1:1723」となっていました。
続いて「3DMARK 5.0.3」でのベンチマークスコア。
他のデバイスとの比較はこんな感じ。
いずれのベンチマークでも、価格で考えればなかなか頑張っている印象。一応「CPU-Z」の情報も載せておきますね。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:特徴まとめ
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」の特徴を簡単にまとめておきます。
まず最大の特徴として公式ページで謳われているのが“カメラ”機能。「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」には、64MPを誇るメインカメラ、8MPの超広角レンズ、2MPのマクロレンズ、2MPの深度センサーが搭載されています。
Xiaomi公式サイトの画像をいくつかご紹介しておきます。これが2万円台のスマホの画像ですからね。凄すぎます。
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」には水冷システムを搭載。SoCや充電時の過度な発熱を抑制します。これにより4℃〜6℃の冷却効果が期待でき、ゲームをよりスムーズに楽しめます。
独自の“Wi-Fi X”機構を採用。これによって横向きモードでの手によるWi-Fi信号のブロックを防ぎ、スムーズなゲームプレイを楽しめます。
4500mAhの大容量バッテリーを搭載。これにより最大10時間ゲームが楽しめます。また、18Wでの急速充電をサポート。2時間で100%の充電が可能です。
外観は非常に美しい仕上がり。4面は滑らかなカーブ仕上げになっています。
その他、画面占有率は91.4%、ディスプレイは6.53インチでFHD、ノッチはドロップタイプでコンパクト、6GB RAM、NFC搭載、USB-Cポート、3.5mmヘッドフォンジャック搭載などが挙げられています。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:外観レビュー
それではここから、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」の外観レビューをご紹介していきたいと思います。
ディスプレイはラウンド加工が施され、なかなか綺麗な仕上がり。ノッチもiPhoneに比べると非常にコンパクトです。
上部にはマイクとIR Blasterがあります。
右サイド。電源ボタンとボリュームボタンがあります。
下部には3.5mmヘッドフォンジャックとUSB-Cポート、マイク、スピーカーがあります。
左サイドにはSIMカードスロットがあります。
SIMトレイはこんな感じ。Nano-SIM×2、もしくはNano-SIM×1+Micro-SDカードが使用できます。
背面。角度によって色合いが変わりかなり綺麗。個人的にはiPhone 11よりも好きかも。ラウンド加工で持ちやすいのも良いです。
カメラ部分。クアッドカメラと、中央部分の一番下は指紋センサーになっています。
カメラ部分は結構出っ張りがあります。
付属のTPUケースを装着するとカメラの出っ張りがあまり気にならなくなります。やや厚みは増しますが、落とした際の保護を考えても、出来るだけケースは装着して使用した方が良いでしょう。
手に持つとこんな感じ。
付属の急速充電器。
ケーブルはUSB A to Cが付属。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:初期セットアップの流れ解説
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」の初回セットアップの流れを簡単にご紹介しておきます。あらかじめSIMカードは装着しておくと良いでしょう。
基本的に初期状態から日本語に対応しており、言語設定で「日本」を選べば、その後はスムーズに設定できると思います。別途「Google Play ストア」アプリのインストール作業なども必要ありません。
まずはサイドの電源ボタンを長押しして「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」を起動します。以下の画面が表示されたら【>】をタップ。
言語選択画面。「日本語」もしっかり用意されています。
続いて地域の選択。「日本」を選択しましょう。
ネットワーク接続の画面。5Gの場合はこのように表示が出ます。なかなか分かりやすい。
使用条件が表示されるので、問題なければ【同意】に✔を入れて【>】をタップ。
アップデートの確認作業が入るので少々待ちます。
他のAndroidスマホやiPhoneからデータを移行するかどうかを決めます。不要なら【コピーしない】を。コピーする場合は【次へ】をタップします。
データ引き継ぎの際には以下の3通りから選択できます。今回は【クラウドからバックアップ】を選択してみました。
使用するGoogleアカウントのメールアドレスまたは電話番号を入力します。ちなみに入力レイアウトではしっかり【12キー】も選択できました。日本語入力もデフォルトで可能となっています。素晴らしい。入力出来たら【次へ】をタップ。
電話番号を追加するかどうかを聞かれます。通常は追加しておく方が良いでしょう。
追加する場合は【はい、追加します】を、不要な場合は【スキップ】をタップしてください。
Googleのサービス利用に関する同意画面が表示されます。問題なければ【同意する】をタップ。
アカウント情報の取得が始まるので少々待ちます。
Googleのサービスで利用するもの/不要なものを選択しましょう。
設定出来たら【同意する】をタップ。
続いて「Googleアシスタント」の設定です。【次へ】をタップ。
せっかくAndroidスマホを使うなら、ぜひ音声アシスタントは設定しておくことをおすすめします。不要なら【利用しない】を、使用する場合は【同意する】をタップします。
指示に従って【Ok Google】と発声します。
設定が完了するとこのような画面が表示されます。今後はデバイスの画面がオンでもオフでも【Ok Google】と言うと反応してくれます。ちょっと天気やニュースを知りたい時、カップラーメンを作っている場合には「Ok Google、3分はかって」というとタイマーも簡単に使えます。ちなみにタイマー機能は、複数のタイマーを同時に使う事も出来ますよ。
【終了】をタップ。
その他の設定項目が表示されます。必要に応じて設定してください。これは後から【設定】アプリで変更も可能です。不要なら【いいえ】をタップ。
続いて【Miアカウント】を使用するかどうかを決めます。中国系の企業にデータを渡すのはちょっと、、、という方は【スキップ】を選択すると良いでしょうが、そもそもデバイスを使っているので、やっぱり【Miアカウント】を使用した方が色々便利だと思います。
続いて「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のパスワードを設定していきます。通常は【指紋】を使うと便利でしょう。お好みで選択ください。【顔認証】機能も本機では使用可能ですが、2Dの簡易的な認証なので、ここでは設定項目として上がらないのかもしれません。後ほど【設定】から顔認証の追加も可能です。
続いて画面ロック用のパスワードを設定します。自分は【PIN】を選択しました。桁数は6桁以上がおすすめです。(iPhoneのデフォルトパスコードが6桁です)
追加設定。お好みでどうぞ。設定出来たら【>】をタップ。
続いてテーマの選択です。有機ELならブラック(ダーク)テーマで省電力が期待できますが、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」は液晶なので、色合いは好みの選択で良いでしょう。
※有機ELの場合、“黒”は発光せず表現するので、その分省電力になります。
以上で設定完了です!【>】をタップしましょう!
これが「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」起動時の初期画面。一通り必要なアプリはインストール済み。もちろん「Google Play ストア」アプリも入っていますし、ChromeやYouTube、Gmail、Google フォトなどもあります。Xioami謹製のアプリも多数入っており、セキュリティアプリやクリーナー、ゲームスピードブースターなどのアプリもあります。【設定】アプリやその他のXioamiオリジナルアプリもほぼ完璧に日本語ローカライズされており、これならいつ日本で発売されても問題ないような印象を受けました。見た限り、中華製品にありがちななんちゃって翻訳風の怪しい日本語も見当たりませんでしたね。
なお、手持ちのドコモのSIMカードを入れて設定してみた所、APN設定せずとも問題なくネットワークに繋がったようで、自動的に以下のメッセージが届きました。ネットワークバンドは完璧に日本に対応しているわけではないので注意が必要ですが、この辺りが問題ないなら使い勝手は良さそうです。
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」のドコモやau、ソフトバンクなどの回線適応状況については、以下のサイト様を参考にご確認ください。
Xiaomi Redmi Note 8 Pro:レビューまとめ
それではここから「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のレビューをまとめていきたいと思います。
まずは外観。ややカメラの出っ張りは気になるものの、付属の保護ケースを付ければほぼ気にならなくなります。やや厚みは増しますが、せっかくなので装着して使用すると色々安心でしょう。
フロントのノッチは非常にコンパクト。一応顔認証機能も搭載されていますが、2Dの簡易バージョンなので、基本は背面の指紋認証での使用となるでしょう。背面はガラス仕上げで色合いが変化するなど、その質感は非常に高いと思います。これで2万円台とか凄すぎます。
そして使用感ですが、背面の指紋認証の速度は申し分なし。フロントの顔認証も速いのですが、セキュリティ面でやや心配にはなるので使用は自己判断でどうぞ。画面タップしてスワイプすれば解除可能になるので便利ではありますけどね。ディスプレイはこの価格帯にしては珍しくFHDで、輝度や色合いなど文句なし。解像度も高く、有機ELでこそありませんが、不満が出ることはまずないと思います。タップの反応なども快適で気になることはありませんでした。
続いてゲーミング性能について。当初は「ゲーミングスマホ向けSoCとか言っても所詮MediaTeK製でしょ?」となめてかかっていましたが、結果は予想以上でした。MediaTeKさん、すみません。
実際にやや重めのゲームをいくつか遊んでみたところ処理落ちもなく快適に遊べました。勿論ゲームモード(設定)にもよるとは思いますが、2万円台で買えるスマホとして考えればかなり頑張っていると思います。「ゲームスピードブースター」機能も役立っているのかもしれません。水冷の効果もあるのか、遊んでいても発熱は抑えられている印象です。昔頂いた「Xiaomi Redmi Note 4」は、ゲームによっては処理落ちが酷かったので、時代の進歩とはいえかなり驚きました。
次にカメラ性能。これは本当に驚愕です。普段「iPhone 11 Pro Max」を使用していますが、価格を考えればかなり満足できるレベル。写真のプロではないので詳細なレビューはできませんが、画像の質感や色合いも良く、カメラも最大6400万画素の「64MP」モード(ズームはできない)では、かなり美麗な写真が撮影可能。超広角は×0.6とiPhone 11の×0.5には一歩及びませんが、それでも十分実用的。望遠は最大×10(iPhone 11 Pro Maxも×10)で、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」にはマクロ撮影が搭載されているのは意外と便利です。勿論「夜景」モードもありますし、「Googleレンズ」アプリも使えるので、調べ物の際にも便利です。「Pixel 3 XL」のカメラよりも、個人的には気に入りましたね。
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」のカメラは、数年前までのミドルレンジ帯の“安かろう悪かろう”なカメラでは決してありません。お世辞抜きに十分実用的なレベルのカメラ性能だと思います。ちなみに、透かしは「カメラ」アプリの設定からオフにできます。逆に日付を入れることなども可能です。
以下、いくつか撮影した写真をご紹介しておきます。ちなみに、いずれもリサイズ&画像最適化(軽量化)しているので、本来の画質とは異なっています。参考程度にどうぞ。
まずはメインカメラで通常撮影。
熱帯魚の色味など、なかなか良く出ていると思います。
こちらは64MPでの撮影。画像を拡大しないとパッと見た感じはあまり差を感じません。
続いてはぬいぐるみを撮影。下が64MPです。
続いては庭にあるビオラを撮影。以下ほぼ同じ位置から撮影。
まずはメインカメラで×1にて撮影。AIカメラのおかげか、いい具合にボケ味が出ています。
続いては×0.6の広角で撮影。広い範囲が映るので重宝することも多いでしょう。
そして×10の最大倍率で撮影。
こちらは64MPでの撮影です。質感高くなかなか良い感じ。
メインカメラで通常撮影(16MP)した場合を切り取ったのがこちら。
続いて64MPで撮影したものを切り取ったのがこちら。こうすると明確に違いが分かりますね。風景写真を綺麗に撮って引き伸ばしたい場合などは、64MPのカメラが重宝するでしょう。
ちなみに、画像サイズですが、元画像が16MP(4624*3472)で4.46MB、64MP(9248*6936)で12.1MBとなります。
次に「夜景モード」との撮り比べ。
まずはメインカメラ(16MP)での撮影。意外と悪くないです。
続いて「夜景モード」での撮影。やや光の反射など、綺麗に表現されている印象。撮影後は多少カメラを保持し続ける必要があります。
最後に「マクロ撮影」の検証。まずメインカメラでパッケージの「Redmi」の文字を接写してみました。ピントブレまくり。
続いて「マクロ」モードでの撮影。非常にくっきりと接写できました。同じ範囲に合わせるためにこの寄り位置ですが、“R”単体まで近付いてもブレずに撮影できましたよ。
そしてバッテリー容量は4500mAhと十分な容量。やや重さ(199.8g)は感じますが、「iPhone 11 Pro Max」の226gに比べれば逆に軽いです。ガンガンゲームをしたりしなければ、普通に2日程度はバッテリーは持つ印象です。
「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のおすすめポイントとイマイチポイントをまとめるとこんな感じ。
■圧倒的なコスパ。このスペックで2万円台は破格!
■カメラ機能が予想以上に使える印象。流行りの超広角も搭載し、64MPの質感はなかなか。マクロレンズも便利。
■この価格帯でFHD(2340*1080/409ppi)ディスプレイ、6GB RAM搭載は立派。タッチパネルの反応も問題なし。
■このまま日本で発売しても良いレベルの日本語化ローカライズ済み。「Google Play ストア」アプリなども一通りインストール済み。
■ゲーム性能も悪くない。ヘビーなゲームユーザーでなければ十分かも。自分が遊んでいるゲームは一通り普通に遊べました。
■大容量バッテリー搭載でスタミナ十分。
■USB-Cポート搭載。18Wでの急速充電にも対応(2時間で100%)
■価格で考えれば質感はなかなかのもの。
■技適は現時点で未取得(今後Xiaomiが日本進出すると状況が変わるかも?)
■ネットワークバンドが日本向けに最適化されていない(こちらも今後に期待?)
■重めのゲームを最高設定で遊ぶにはやや能力不足か。
■ちょっと重い(199.8g)
■カメラ部分は出っ張りあり。ケースレスで持ち歩くなら気になるかも。
ということで、久しぶりに触ったXiaomiの製品でしたが、予想以上の進化に正直驚きました。最近はAndroid最新の「Pixel 3 XL」を購入し、その後「iPhone 11 Pro Max」を使っていますが、それらと比べても日常使用なら大差ないレベルで快適に使用できました。勿論、ゲーム性能に関してはやや劣る部分もありますが、それでも設定次第で十分遊べます。バッテリーの持ちも良いし、カメラに関しては「Pixel 3 XL」よりも超広角やマクロなど、使いやすい印象です。
また、ディスプレイもこのレンジ帯だとHD画質なスマホも多いですが、今回の「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」はFHD採用。液晶ではあるものの、ディスプレイの鮮やかさは十分満足できるレベルです。タッチの反応も気になることはありませんでした。フロント、リア共にやや古いもののゴリラガラス5採用というのもなかなか。全体的な質感も悪くないですね。
実際に使っていてもブラウジングや動画視聴は快適ですし、カメラの起動も十分速いです。そしてゲームもそこそこ遊べて発熱も少なめ。RAMが6GBという事もあるのでしょうが、下手すると「Pixel 3 XL」より快適な部分もあるかもしれません。
レビューにおいて、ある程度良い部分と気になる部分をしっかり洗い出すよう努力しているのですが、“価格”を考えれば、正直言って今回の「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」の微妙なポイントは「技適」と「ネットワークバンド」ぐらいしか見当たりませんでした。重さの感じ方は人それぞれですし、慣れれば問題ないでしょう。カメラの出っ張りも付属のケースを付ければ気にならなくなります。いやはや、本当にこれは良い端末に仕上がっていると思います。恐ろしや、Xiaomi、、、
という事で、今回Banggoodさんに提供いただいた「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」、個人的には非常に素晴らしいAndroidスマホに仕上がっていると感じました。コスパ重視のRedmiブランドでこれなら、本気の上位モデルはどんな仕上がりなんでしょうね。
Xiaomiは2020年、ついに日本へ正式に進出すると言われています。個人的にも非常に楽しみです。
Xiaomiの日本向けTwitterアカウントも開設されており、色々と匂わすツイートも増えてきています。気になる人はフォローしておきましょう。
何か素敵なことが起きそうです🇯🇵… It’s time you try something new!#SmartLifeMadeSimple pic.twitter.com/OXFkAN5BEH
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) November 8, 2019
以上、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のレビューでした!提供いただいたBanggood様、ありがとうございました!
Banggoodでは随時「Xiaomi Redmi Note 8 Pro Global Version」のセールも開催されています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
コメント
何のゲームで試されましたか? 教えて頂けると幸いです
普段管理人が遊んでいる以下のゲームで試しています。
パズドラ、モンスト、FGO
他にご希望があれば、無料ゲームでインストール可能な場合、試してご報告も可能ですよ。