本日Appleが、各種不具合や脆弱性を修正した「iOS 13.1.1」と「iPadOS 13.1.1」の配信を開始しました。
今回はバックアップからの復元が出来ない場合ある問題への対処や、バッテリーの消耗が速くなる問題への対処、そして以前から指摘されていた他社製キーボードを使う際に「許可してないのにフルアクセス」が与えられるセキュリティ上の問題などが修正されています。
iPhoneやiPadユーザーは速やかに適用しておきましょう。
「iOS 13.1.1」のアップデート内容
「iOS 13.1.1」のアップデート内容は以下の通り。
iOS 13.1.1には、iPhoneのバグ修正と改善が含まれています。このアップデートには以下が含まれます:
- iPhoneがバックアップから復元できない場合がある問題を修正
- バッテリーの消耗が通常より速い場合がある問題に対処
- “メール”で、Yahooアカウントを追加するときの安定性を改善
- iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxで、Siriへのリクエストの認識に影響を与える場合がある問題を修正
- Safariで、検索候補をオフにしても有効に戻る場合がある問題に対処
- “リマインダー”で、同期が遅延する問題に対処
- 他社製のキーボードAppで発生するセキュリティの問題を修正
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:https://support.apple.com/kb/HT201222
英語ですが、詳細なセキュリティアップデート内容は以下を参考にどうぞ。
■About the security content of iOS 13.1.1 and iPadOS 13.1.1|Apple
「iOS 13.1.1」「iPadOS 13.1.1」へのアップデート前には必ずデータバックアップを取っておきましょう!
「iOS 13.1.1」「iPadOS 13.1.1」へアップデートする場合は、必ず事前にデータのバックアップを取っておきましょう。現時点で大きな不具合報告はありませんが、最悪文鎮化してしまうとデータの復旧が困難になる可能性もあります。アプリなどのデータは勿論ですが、写真や動画などのデータもしっかりパソコンやiCloudなどに保存しておきましょう。
「iOS 13.1.1」「iPadOS 13.1.1」へのアップデート手順
通常は自動的に最新OSの配信が行われてアップデート通知が届きますが、もしも「iOS 13.1.1」「iPadOS 13.1.1」配信開始後すぐに手動でアップデートしたい場合は、手動でアップデートを確認することが出来ます。
方法としては、iTunesを介してパソコン経由でアップデートする方法と、iPhone(iPad)単体でOTA(Over The Air)アップデートする方法があります。どちらでも同様にアップデート出来ますが、個人的にはiTunesを介して有線接続でアップデートする方が、安全性が高くおすすめです。
と進み、【ダウンロードとインストール】をタップすればアップデート作業が開始されます。
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