MicrosoftがWindows向け緊急のオプションパッチを配信開始。VPN接続の問題などに対処。必要に応じてインストールを

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Microsoftが1月17日(現地時間)、Windows 10/11/Windows Server向けに緊急のオプションパッチの配信を開始しました。

これは2022年1月の月例セキュリティアップデートを適用することで起こるVPN接続の問題、Windows Serverのドメインコントローラが勝手に再起動する問題、仮想マシンの起動に失敗する問題、ReFS 形式のリムーバブルメディアのマウント失敗に関する問題に急遽対処したもの。

あくまでも追加のオプションパッチのため、Windows Update経由で配布されるものの、適用はご自身の判断で手動で行う必要があります。環境に応じて各自適用してください。

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Windows 11:「KB5010795」のアップデート内容

例として、Windows 11向け「KB5010795」のアップデート内容を記載しておきます。

  • Vendor ID を含む IP Security (IPSEC) 接続が失敗する可能性のある既知の問題に対処しました。L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)またはIPSEC IKE(IP Security Internet Key Exchange)を使用するVPN接続も影響を受ける可能性があります。
  • Resilient File System (ReFS) を使用してフォーマットされたリムーバブルメディアがマウントできない、またはRAWファイルフォーマットでマウントされる可能性がある問題に対処しました。この問題は、2022年1月11日のWindowsアップデートをインストールした後に発生します。

以前のアップデートをインストールした場合は、このパッケージに含まれる新しい修正プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

 

「KB5010795」の既知の不具合

「KB5010795」の既知の不具合は以下の通りです。
※現状Window 11固有の不具合となっております。

■不具合の内容:
Windows 11をインストールすると、一部のハイダイナミックレンジ(HDR)ディスプレイで、画像編集ソフトの色が正しく表示されない場合があります。この現象は、白色で頻繁に発生し、明るい黄色などで表示されることがあります。

この問題は、特定のカラーレンダリングWin32 APIが、特定の条件下で予期しない情報やエラーを返す場合に発生します。すべてのカラープロファイル管理プログラムが影響を受けるわけではなく、Microsoft Color Control Panelを含むWindows 11の設定ページで利用できるカラープロファイルオプションは、正しく機能することが期待されます。

■対処状況:
マイクロソフトは現在解決に向けて取り組んでおり、1月下旬に解決策を提供する予定です。

 

Windows 11:「KB5010795」のインストール方法

Windows 11向けのオプションパッチ「KB5010795」のインストール方法は以下の通りです。
※あくまでも“オプションパッチ”のため、必要に応じてインストール作業を行ってください。

  • Windows Updateの「更新プログラムのチェック」から入手
  • Microsoft Update Catalogから更新プログラムをダウンロード

Windows Updateの「更新プログラムのチェック」から入手する場合は、以下の通り作業してください。

まずは「設定」アプリを開き、最下段の「Windows Update」を開きます。

表示されている「2022-01 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5010795)が利用可能です。」の下にある【ダウンロードしてインストール】をクリックします。表示されない場合は【更新プログラムのチェック】をクリックしてください。

Windows 11:「KB5010795」のインストール方法

 

緊急パッチ一覧

今回配信された緊急パッチの一覧をご紹介しておきます。

以下のWindowsのバージョンに対する更新プログラムは、Microsoft Update カタログ、およびオプションの更新プログラムとしてWindows Update経由でも提供されます。

  • Windows 11, version 21H1 (original release): KB5010795
  • Windows Server 2022: KB5010796
  • Windows 10, version 21H2: KB5010793
  • Windows 10, version 21H1: KB5010793
  • Windows 10, version 20H2, Windows Server, version 20H2: KB5010793
  • Windows 10, version 20H1, Windows Server, version 20H1: KB5010793
  • Windows 10, version 1909, Windows Server, version 1909: KB5010792
  • Windows 10, version 1607, Windows Server 2016: KB5010790
  • Windows 10, version 1507: KB5010789
  • Windows 7 SP1: KB5010798
  • Windows Server 2008 SP2: KB5010799

以下の更新プログラムは、Microsoft Update カタログを介してのみダウンロードおよびインストールできます。

コメント

  1. jan より:

    必要に応じて、と書いてありますが、Windows Updateでダウンロードしておくといいなというものは、ダウンロードして入れておく、としていますので、「KB5010795」は入れておきました。

    • よっしー より:

      今回は主に不具合改善なので、インストールしておいた方が良いかもしれませんね。
      自分もインストールしましたが、特に問題なく動作しております。