先日から発表間近と言われていたMicrosoftのAndroid搭載2画面スマホ「Surface Duo」ですが、ついに正式に発表となりました。
現時点ではアメリカでの発売のみアナウンスされており、発売日は9月10日、価格は1,399ドル(約15万円)からとなっています。日本での発売日は現時点では不明ですが、先日「Surface Duo」が日本の技適を通過しており、いずれは日本でも発売されるかもしれません。個人的には「Surface Duo」に興味はあるものの、価格と使い勝手を考えると実際の購入にはやや躊躇してしまいます。欲しいですけどね。
という事で、まだ発売日がアナウンスされただけで正式な製品紹介ページも見れない状態ですが、現時点で判明しているスペック等をまとめておきます。
Microsoft「Surface Duo」のスペックまとめ
Surface Duo | |
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OS | Android 10 |
ディスプレイ | シングル:5.6インチ (1800x1350), 401 ppi, 4:3 aspect ratio オープン時:8.1インチ (2700x1800), 401 ppi, 3:2 aspect ratio Type:AMOLED(有機EL) |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 855 |
ネットワーク | WiFi-5 802.11ac (2.4/5GHz) Bluetooth 5.0 LTE:4x4 MIMO, Cat.18 DL / Cat 5 UL |
SIM | Nano SIM + eSIM(AT&TモデルにはeSIMなし) |
ネットワークバンド | FDD-LTE:1,2,3,4,5,7,8,12,13,14,19 20,25,26,28,29,30,66 TD-LTE:38,39,40,41,46 WCDMA:1,2,5,8 GSM/GPRS:GSM-850, E-GSM-900, DCS-1800, PCS-1900 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 28GB / 256GB |
拡張ストレージ | 無し |
カメラ | 11MP, ƒ/2.0 |
セキュリティ | 指紋認証 |
ポート | USB-C |
バッテリー | 3,577mAh |
ペン | Surface Pen(別売り) |
サイズ | オープン:145.2mm (H) x 186.9mm (W) x 4.8mm (T) クローズ:145.2mm (H) x 93.3mm (W) x 9.9mm (T) |
重さ | 250g |
価格 | 1,399ドル~ |
※アメリカ版のスペックです。
参考サイト:Windows Central
Surface Duo:魅力的ではあるが買うには躊躇してしまうかも。
Microsoftは最近Androidのアプリにはかなり力を入れており、無料の「Microsoft Launcher」もかなり良く出来た素晴らしいランチャーだと思います。
そんなMicrosoftがついにAndroid OSを搭載したデバイス「Surface Duo」を発売することになりました。しかもデュアルディスプレイのなかなか意欲的な端末です。
見た目はシンプルで魅力的ですが、スペック面はややちぐはぐ。プロセッサーはSnapdragon 865の一世代前に当たるSnapdragon 855を採用し、5Gには非対応。Wi-Fiも最新のWi-Fi 6ではなく、Wi-Fi 5が採用されています。ディスプレイが有機ELなのは嬉しいですが、全体的にやや古めなスペックなのが残念。価格はデュアルディスプレイなので15万円という設定も妥当なのかもしれませんが、個人的にはこのスペックに15万円は躊躇してしまいますね。
個人的な感想としては、ガジェットマニアとしては大いに惹かれるデバイスではあるものの、価格とスペック、そして用途を勘案すると、購入することは無さそうです。
ただし、こういう新しいデバイスをMicrosoftが開発/発売してくれたのは嬉しいですし、今後の改良にも期待しています。価格がもう少し下がるとありがたいのですけど。
なお、「Surface Duo」は一応日本でも技適通過済みとの事。日本向けにFeliCaを搭載してくれるかどうかには興味津々です。日本での発売に関する情報が入れば、改めてお知らせしますね。
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