今日はSoundPeatsさんから、Bluetoothワイヤレスイヤホン/ハンズフリーヘッドセット「SoundPEATS Q800」のご提供を頂きましたので、じっくり使い込んでみたレビュー/感想と、初回起動時のiPhoneとのBluetooth接続方法、および簡単な使用方法の解説を行ってみたいと思います。
まずこの「SoundPEATS Q800」最大の特徴は、その“見た目”にあると思います。自分も初めて見たときは「これどうやって使うんだ?頭にかけるの?」なんて思ったものです。しかし、実際はバッテリーや各種操作ボタン、バイブ機能が一体化された本体部分を首に掛け、そこからイヤホンを装着して使用するという、今までにない新しいタイプのBluetoothワイヤレスイヤホン/ハンズフリーヘッドセットなんです。
実際に使ってみると、意外と首に掛けることで安定感があり、イヤホンも外れにくく、これは良く考えられているなと感心しました。音質はやはり3,000円程度の価格(2015/11/08 Amazonで2,899円)なので超高音質!というほどではありませんが、外出時やウォーキングなどの軽い運動時に使う分には十分なレベルだと思います。
「SoundPEATS Q800」のセット内容
「SoundPEATS Q800」のセット内容は以下の通り。
- SoundPEATS Q800 Bluetooth ワイヤレスイヤホン本体
- 説明書(英語のみ)
- イヤ-ピース(S/M/L)※Mが初期装着
- 留め具
- 充電用USBケーブル
イヤーピースはS/M/Lの3つが付属しているので、まず問題ないでしょう。
「SoundPEATS Q800」の特徴
「SoundPEATS Q800」の特徴をまとめておきます。
- 2台のスマートフォンとペアリンクすることができます。
- ノイズキャンセルを載せ、ピュアなサウンドを実現することでき、疲労を軽減できるヘッドセット
- 環境ノイズキャンセル機能「CVC6.0」も搭載しておりより便利に使っていただけます。
- 優れたマグネット吸着機構ゆえに、イヤホンハウジングを片方外す時も、ブラブラさせずに済みます。
- 防汗性に優れ、ジョギング時の使用に適しています。
「SoundPEATS Q800」の仕様
「SoundPEATS Q800」の仕様は以下の通り。
- 対応プロファイル:Bluetoot4.1, A2DP ※Amazonでは4.0になっていましたが、届いた商品の解説では4.1となっていました。
- 通信距離:10m(障害物無し)
- ノイズキャンセル:CVC6.0
- 待機状態:約100時間
- 通信状態:約15時間
- 音楽再生時間:約10時間
- 充電所要時間:約2時間
- 電池:3.7V/180 mAH
- 重さ:30g
- サイズ:135mm(W)*175mm(L)15mm(H)
「SoundPEATS Q800」の基本的な使い方
「SoundPEATS Q800」の基本的な使い方を解説しておきます。
電源オン・オフ
「SoundPEATS Q800」の電源オン・オフは、最近にしては珍しいスイッチタイプです。でも個人的にはこの方が分かりやすくて好きかも。ちなみにこの電源を“オン”にすると、自動的にBluetoothのペアリングモードになります。接続済みの機器があれば接続され、未接続でBluetoothがオンの場合は、この状態で接続作業が行えます。
各ボタンの使い方説明
①通話ボタン/LEDインジケーター
着信の応答:通話ボタンを押す。
通話の終了:通話ボタンを軽く押す。
携帯電話の通話に切り替える:再生/停止ボタンを2回押す。
最後にかけた番号へのリダイヤル:通話ボタンを長時間押し。
着信拒否:着信時に通話ボタンを2秒長押し。
ミュート:ボリュームボタンを押す同時に、前のトラックボタンを押す。
②ボリュームダウン
ボリュームを下げます。
③ボリュームアップ
ボリュームを上げます。
④再生/停止ボタン
音楽の再生/停止ができます。
⑤次の曲へ
⑥前の曲へ
⑦電源ボタン
電源のオン・オフボタン。珍しいスイッチタイプです。
⑧チャージポート
付属のUSBケーブルを接続し、充電します。
iPhoneなどとのBluetooth接続/ペアリング方法
「SoundPEATS Q800」をiPhoneとBluetooth接続する方法を解説しておきます。
1、「SoundPEATS Q800」の電源を“オン”にします。すると、自動的にペアリングモードになります。(LEDインジケーターが赤・青に点滅)
2、iPhoneの「設定→Bluetooth」と進み、“Bluetooth”機能を“オン”にし、表示されている「Q800」をタップ。
3、少し待てば自動的に接続完了となり、ペアリングが完了します。
もしもうまくペアリングできない、「Q800」の表示が出ない場合は、一度「Q800」の電源をオフにし、再度オンにしてみましょう。
次に2台目のスマートフォンとのペアリング方法です。
1、ペアリンク済みスマートフォンのBluetooth機能を“オフ”にします。
2、「Q800」の電源をオフにし、再度オンにするか、電源オンの状態で直接通話ボタンを押し続けて、再度ペアリンクモードに入ります。(青色と赤色が点滅)
3、2台目のスマホで、先ほどと同様にBluetoothを選択して、デバイス検索。表示された「Q800」を選択すれば、ペアリング完了です。
4、改めて1台目のスマホ設定からBluetoothを開き、「Q800」を選択すれば、2台のスマホにペアリンクすることが出来ます。※2台のスマホにペアリングする場合、1台目だけ通話機能が利用可能です。
「SoundPEATS Q800」使用レビュー
※画像はAmazonの解説ページより。管理人ではありません。
それではここから、実際に「SoundPEATS Q800」を使用してみた感想/レビューをまとめていきたいと思います。
まず、なんと言っても重要なのは“音質”です。こればかりは好みの問題もあるし、音楽に詳しい人なら“音質は値段相応”な部分が大きいのも知っている思うので、その点はあらかじめご承知おきください。
この「SoundPEATS Q800」はA2DP対応でかなり音質はクリアです。やや低音が強めではありますが、高音もしっかり出ています。逆に中音はやや抑え気味。全体的に“ドンシャリ”気味かな。そのため管理人が好きな洋楽HM/HRとの相性はバッチリでした。スポーツ時の使用を想定されているイヤホンなので、ロックやポップスなどを聴く分には十分な性能だと思います。
また、最近ハマっているJazz(Doc Powell)も聴いてみましたが、結構ベースが良く響き、高音もしっかり出ていて、かつ音像も聴き分けが可能。いやはや、3,000円程度でこれだけの性能があれば十分ではないでしょうか。
次に見た目の部分。この見た目や装着方法は従来にないタイプなので、最初は正直「これ使いやすいのか?」と疑問に思いましたが、実際に装着してみると、本体部分を首に掛けるので適度な重みでしっかり固定され、かつイヤホン部分は軽量になるので耳への重みはほぼ皆無に近く、意外と快適でした。
また、不要時はイヤホンを本体にマグネットで固定できるのもよく考えられていると思います。
ただし、若干その特殊な形状ゆえの難点もあります。
この「SoundPEATS Q800」は、首にかけて装着しますが、完全に固定されるわけではないので、ランニングなどの体を上下させる運動の際にはこの本体部分が多少動きます。この時の摩擦音のようなものが少し気になりました。ウォーキング程度なら問題ないので、軽めのウォーキングや外出の際に音楽を聴く場合に丁度良いかもしれません。
以上、「SoundPEATS Q800」のレビューでした。商品提供いただいたSoundPEATS様、ありがとうございました!
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