Windows 10/11:6月のオプションパッチ適用後、日本語などの非英語言語を含むXPSファイルが開けない不具合が発生

Windows 10/11:6月のオプションパッチ適用後、日本語などの非英語言語を含むXPSファイルが開けない不具合が発生 Microsoft Tips
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Microsoftが8月8日、2022年6月のオプションパッチ(通称Cパッチ)以降の更新プログラムを適用したWindows 10/11環境において、日本語や中国語の文字エンコードを含む非英語言語を含むXPS(XML Paper Specification)/OXPS(Open XML Paper Specification)形式ドキュメントを「XPS ビューワー」で開けない問題が発生していることを明らかにしました。この問題が発生すると、「XPS ビューワー」で「このページは表示できません」というエラーが表示されたり、応答しなくなったり、CPU使用率が高くなったり、メモリ使用量が増加し続けることがあるとの事。

ただし、「XPS ビューワー」はWindows 10, バージョン1803からデフォルトでインストールされなくなったため、手動でインストールする必要があり、多くのユーザーには影響しないだろうとマイクロソフトは述べています。

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英語以外の文字を含むXPS文書が開けないことがある

■不具合の概要:
KB5014666(Windows 10)/KB5014668(Windows 11) またはそれ以降のアップデートをインストールすると、XPS Viewer で一部の日本語および中国語の文字エンコードを含む非英語言語の XML Paper Specification (XPS) ドキュメントを開けないことがあります。この問題は、XML Paper Specification (XPS) とOpen XML Paper Specification (OXPS)の両方のファイルに影響します。この問題が発生すると、XPS Viewerで「このページは表示できません」というエラーが表示されたり、応答しなくなったり、CPU使用率が高くなったり、メモリ使用量が増加し続けることがあります。このエラーが発生した場合、XPS Viewerを閉じないと、メモリ使用量が最大2.5GBに達した後、予期せず終了することがあります。

この問題は、ほとんどのホームユーザーには影響しません。XPS Viewerは、Windows 10、バージョン1803からデフォルトでインストールされなくなったため、手動でインストールする必要があります。

■影響を受けるプラットフォーム

  • Client: Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2
  • ​Server: Windows Server, version 20H2

■対処状況:
マイクロソフトは解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースでアップデートを提供する予定です。

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