Windows 10/11でスタートメニューや検索、UWPアプリが開かない不具合が発生も影響は限定的か

Windows 10/11でスタートメニューや検索、UWPアプリが開かない不具合が発生も影響は限定的か Windows 10
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Microsoftが1月24日、Windows 10/11環境でスタートメニューや検索機能「Windows Search」、UWPアプリが期待通りに動作しなかったり、開けない問題が発生していることを公表しました。

影響を受ける Windows デバイスでは、レジストリ キーまたはデータが破損している可能性があります。これはWindows、Microsoft Office、または Microsoft Outlook や Outlook Calendar と統合するための「Microsoft Office API」を使用するアプリ(例:BARCO ClickShare)が何らかの影響を与えている可能性があるとの事。

なお、この問題はWindowsの更新プログラムのインストールによって引き起こされるものではないとMicrosoftは主張していますが、BARCO社側はWindowsに原因があると主張しており、なんとも微妙な状況です。

ただ、影響は限定的なので、多くのユーザーは問題ないかと思います。

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不具合の概要

スタートメニュー、Windows 検索、およびユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリが期待どおりに動作しない、または開くのに問題がある可能性があります。影響を受ける Windows デバイスでは、レジストリ キーまたはデータが破損している可能性があり、Windows、Microsoft Office、または Microsoft Outlook や Outlook Calendar と統合するための Microsoft Office API を使用するアプリに影響を与える可能性があります。

この問題の影響を受けるアプリの例として、ClickShareがあります。根本的な問題は、Windows への更新プログラムのインストールが原因ではなく、影響を受けるアプリの更新プログラムによって明らかになる可能性があります。

 

回避策

この問題を軽減するには、Windows、Microsoft Office、Microsoft Outlook、または Outlook Calendar と統合するアプリをアンインストールしてください。また、影響を受けるアプリのアップデートやアプリの開発元からの指導が受けられる場合があります。

BarcoのClickShareを使用している場合は、「症状:BarcoのClickShareを含むアプリがOffice APIにアクセスするとスタートメニューや他のシェルコンポーネントが機能しない」、「ClickShare App Calendar統合でWindowsタスクバーまたはユーザーシェルフォルダのパーミッションが反応しない問題」を参照してください。

 

対処状況

Microsoftは現在この問題を調査しており、今後のリリースでアップデートを提供する予定です。

 

影響を受けるプラットフォーム

今回の不具合の影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • Client: Windows 11, version 22H2; Windows 10, version 22H2; Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 20H2
  • Server: None

参考サイト:窓の杜

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