いよいよ発売となった「Apple Watch Series 6」ですが、発売日にはゲットできなかったものの、なんとか本日「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」が入手できたので、まずは簡単にレビューをご紹介しておきます。
iPhoneは最近ほぼ毎年買い替えている管理人ですが、じつはApple Watchは初代を購入以来、久々の買い替え。買い替えなかった一番の理由は、そこそこ値段も高いのにwatchOSのアップデートが意外と早く打ち切られ、かつ一応今でも使えているので買い替えなくても良いかなと感じていたためです。
しかし、今回リリースされた「Apple Watch Series 6」には【血中酸素ウェルネスセンサー】が新たに搭載され、簡易的に血中酸素飽和度(SpO2)が測定できるようになったのが大きなトピック。実は先日肺がんの手術を受けた際に、パルスオキシメーターでのSpO2測定を実際に体験しており、自分自身の肺機能回復状況を知るための指針の一つになればと思い、今回「Apple Watch Series 6」の購入を決意した次第です。
そのため、廉価モデルの「Apple Watch SE」は【血中酸素ウェルネスセンサー】非搭載であり、今回は購入検討はしませんでした。
という事で、本日は「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」のレビューを簡単にご紹介しておきたいと思います。「初代Apple Watch」から買い替えて衝撃を受けたポイントや初回セットアップの手順詳細、ブレイデッドソロループのサイズの選び方などは後日改めて記事にする予定です。
【追記】ブレイデッドソロループのサイズの選び方についての記事が出来ましたのでご紹介しておきます。
Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ:セット内容
「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」のセット内容は以下の通り。
- ブルーアルミニウムケース+保護カバー
- ブレイデッドソロループ
- 1m磁気充電ケーブル
- 説明書
※Apple Watch Series 6、Apple Watch SE、Apple Watch Series 3、Apple Watch Nikeには電源アダプタが付属していないのでご注意ください。
Apple Watch Series 6:主要機能/スペック
- 44mmまたは40mmのケースサイズ
- 常時表示Retinaディスプレイ(Series 3より30%大きなディスプレイ)
- GPS + Cellularモデル/GPSモデル
- 血中酸素ウェルネスアプリ
- 高心拍数と低心拍数の通知
- ファミリー共有設定に対応(GPS + Cellularモデル)
- 50メートルの耐水性能
- 緊急SOS
- 海外における緊急通報
- 転倒検出
- 騒音のモニタリング
- コンパス
- 常時計測の高度計
- デュアルコアS6 SiP
- 第2世代のスピーカーとマイク
今回管理人が購入したのは、44mmのGPS + Cellularモデルとなります。
Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ:開封の儀&外観レビュー
ここからは「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」開封の儀と外観レビューをお伝えしていきます。
今回の注文ですが、「Apple Watch Series 6」が発表された2020年9月16日午前3時過ぎに注文を入れたものの、納品日は9月21日~27日となっていました。
その後9月18日に上海支店で荷受、その後9月20日にADSC支店にて荷受、そして本日9月21日に無事愛媛に到着しました。思っていたよりも早く届いて嬉しかったですね。
「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」はこのような箱に入って届きました。初代Apple Watch以来、久々のApple Watch購入でテンションも上がります。
流石Apple。厳重な梱包です。
ここから「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」の開封となります。
箱を開けると、このような状態。なかなか外箱も凝った作りですね。
ブルーアルミニウムケースとブレイデッドソロループは別々の箱に入っていました。
中身はこんな感じ。今回から一部の製品をのぞき、充電器が付属しなくなった点はご注意ください。
早速ブレイデッドソロループをブルーアルミニウムケースに装着していきます。向きを間違えないよう注意し、後はスライドさせてはめ込むだけ。
ブレイデッドソロループを装着すると、自動的にApple Watch Series 6の電源もオンになりました。その後はiPhoneを近づけるとセットアップの指示が出てくるので、後は指示に従って操作するだけ。この辺りは初代Apple Watchでも同様だったので、懐かしい感じがします。
セットアップの完了にはやや時間がかかるので少々待ちます。セットアップ完了後、実際に腕に「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」を装着してみました。
最初「ブレイデッドソロループ」のフィッティングが上手くいくかどうか若干ドキドキしましたが、サイズ的にも問題なく、ちょうど良かったのでほっとしました。
ブルーアルミニウムケース、ブレイデッドソロループ共になかなか綺麗な青色。ブレイデッドソロループもいい感じです。ちょっと高かったけど満足度は高めですね。
ブレイデッドソロループのサイズですが、本当は店舗でちょうど良いサイズを試してから購入するのがおすすめ。しかし実際にバンドを店舗で試せない方でも、購入時に出てくる【バンドサイズの測定を始める】をクリックしてツールをダウンロードして印刷すれば、おおよそのサイズを合わせることが出来ます。
【サイズガイド】はこのようなツール。
これを腕に装着し、サイズを測ります。自分の場合は5-6の間だったので、【5】を選択しました。結果的にはちょうど良い感じでフィットしています。
実際の「ブレイデッドソロループ」サイズ選択方法は以下の記事で詳しく解説しています。
ブレイデッドソロループは伸縮性があるので、サイズに迷ったら大き目は選択しない方が良いかもしれません。
初代Apple Watchとの横幅比較。これはあまり変わりませんね。ディスプレイは42mmから44mmに若干サイズアップしました。
「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」ですが、ブルーアルミニウムケース/ブレイデッドソロループ共に深みのある青色でなかなか満足しています。また、ちょっと高いなと思ったブレイデッドソロループですが、デザイン性も優れており、ソロループよりもこちらを選択して正解だったかなと思います。
今回はウォーキングの際にiPhoneを持ち歩かなくてよいように「GPS+Cellular」モデルを選択してみました。デジタルクラウンの赤色が目印です。デザイン的には初代Apple Watchとあまり変わりはないですね。
ディスプレイはサイズアップし、発色も良くなっているのは流石の進歩を感じます。
左サイドのスピーカーは配置が変わっていますね。音が随分良くなっていたのには驚きました。
裏面。各種センサーが搭載されています。
「Apple Watch Series 6 Cellular」には充電器が同梱されていません。手持ちのiPhone用の充電器を流用しました。
「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」で充電する際には、このようにApple Watchを横向きに置き、磁気充電ケーブルをくっ付けて充電することになるかと思います。いちいち「ブレイデッドソロループ」をApple Watchから外すのは難しいですからね。
夜間であれば【ナイトスタンドモード】になるのでちょうど良いかもしれません。
もしくは、このようなApple Watch用のスタンドを購入すれば、上手く充電できるかと思います。
Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ レビューまとめ:ブルーの色合いは新鮮、常時表示ディスプレイなど機能面も大満足。
初代Apple Watch以来、久しぶりに買い替えた「Apple Watch Series 6」ですが、様々な点で随分進化しているなという印象。
まずディスプレイは「常時表示Retinaディスプレイ」となり、ディスプレイに常に時計が表示されるのはある意味感動。やっとApple Watchが【本物の時計】になったと感じました。せっかく時計を腕に付けていても、動作不良(腕を上げても検知してくれない)で上手くディスプレイが点灯せず、時間が確認できない時は非常に悲しくなるものです。スマートウォッチあるあるですね。
その点今回の「Apple Watch Series 6」なら、いつでもどこでも必ず時計が表示されており、時間の確認がしっかり行えます。
「Apple Watch SE」は安価なものの、この「常時表示Retinaディスプレイ」には非対応。個人的には多少価格が上がっても、時計としての機能を重視するなら、こちらの「Apple Watch Series 6」を購入した方が満足度は上がると思います。勿論、以前に比べると腕を上げた際の検知能力などは上がっている印象なので、「Apple Watch SE」でも問題ないのかもしれませんが、この辺りは価格と求める機能を良く勘案し、購入の際にしっかり検討してみてください。
ディスプレイ自体の発色も良くなり、かつサイズも若干大きくなったので、画面が操作しやすく、かつ見やすくなったのは嬉しいポイント。【設定>画面と表示の明るさ>テキストサイズ】からテキストサイズを最小にすれば、ニュースなどの情報も随分確認が容易になっていい感じです。また、何気に音が良くなっていたのも感動しました。
次に、今回は「Xiaomi Mi band 3」からの買い替えだったのですが、こちらも当然ながら様々な面で使い勝手は良くなりました。例えば、車に乗れば自動的に「Apple Music」のコントロール画面がApple Watchのディスプレイに表示されますし、アプリの通知(ニュースなど)も画像付きで非常に見やすく表示されます。各アプリとの連動もしっかりしており、例えば「Nike Training Club」や「Nike Run Club」との連動は率直に言って素晴らしいです。また、「Apple Watch Series 6」は【常時計測の高度計】も備えており、登山の際などにも非常に有用となるでしょう。
心拍数や血中酸素濃度も自動的に測定し、「ヘルスケア」アプリから簡単に確認できます。普段の健康管理には最高のスマートウォッチと言えるでしょう。後は心電図測定機能が日本でも解禁されるということ無しですね。
次にApple Watch購入時に迷ったケースの色とバンドについて少しご紹介しておきます。
以前購入した「初代Apple Watch」が黒っぽい色合いだったため、当初はこのような「シルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド」の組み合わせでの購入を考えていました。
しかし、「Apple Watch Series 6」の発表に当たって公開された新色の「ブルーアルミニウムケース」と「ブレイデッドソロループ」に一目ぼれ。
元々「オシアナス Manta」の青色に惹かれていたこともあり、今回は思い切って「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」の購入を決めた次第です。
届く前は「無難な黒系にした方が良かったかな?」とか、「ブレイデッドソロループのサイズが合わなかったら返品交換できるんだろうか、、、」などと色々不安を覚えていましたが、結果的に「ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」の色合いや質感は個人的にも非常に満足して気に入っていますし、バンドのサイズもちょうど良く安心しました。
結果的に今回はCellularモデルを購入したこともあって、総額67,980円(税込)となかなか高価な買い物になりましたが、現状満足度は高め。血中酸素飽和度の測定機能もしっかり機能していますし、転倒検出機能、低心拍数や高心拍数の通知、そして近い将来、日本でも心電図測定機能も解禁されると予想されています。
機能面や品質など、ほぼすべての面で「Apple Watch Series 6」は、当たり前ですが安価なスマートウォッチに比べるとずば抜けて高品質だと思います。後は、よりバッテリー持ちが改善され、1週間程度無充電で使えるようになると最高ですけどね。
という事で、せっかく購入した「Apple Watch Series 6 Cellular 44mm ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」、しばらくガッツリと使いこなしてみたいと思います。
コメント
大変に詳しい解説で既に購入済みの小生も大満足です。
今後も、使い勝手など続報に期待しております。
最近、手術されたのだとか、ご本復をお祈りします。
肺疾患のある人(私もです)には、血中酸素飽和度を
測定できるのは助かりますね。
コメント&体調のご心配ありがとうございます。
血中酸素飽和度に関してはやや期待外れでしたが、それ以外は非常に満足しています。
また後日改めて使用感など追記しますね。
今後ともよろしくお願いいたします。