2022年11月8日、マイクロソフトが11月の月例セキュリティ更新プログラム/ Windows Update の配信を開始しました。Windows 11 22H2には「KB5019980」が、Windows 10 バージョン22H2、21H2、21H1、WindowsServer バージョン20H2には「KB5019959」が配信されます。セキュリティ情報の詳細についてはマイクロソフトの「セキュリティ更新プログラム ガイド」をご参照ください。
今月の月例パッチ/更新プログラムでは68件の脆弱性が修正されており、そのうち11件は最も深刻なタイプの脆弱性の1つである特権昇格、なりすまし、リモートコード実行が可能なため「Critical」に分類されています。また、ゼロデイ脆弱性6件も修正されています。
このうちの、CVE-2022-41091 Windows Mark Of The Web セキュリティ機能のバイパスの脆弱性、CVE-2022-41073 Windows 印刷スプーラーの特権の昇格の脆弱性、CVE-2022-41125 Windows CNG キー分離サービスの特権の昇格の脆弱性、CVE-2022-41128 Windows スクリプト言語のリモートでコードが実行される脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることが確認されています。早急にアップデートを適用しておきましょう。
また、9月29日に公開されたCVE-2022-41040 Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性/ CVE-2022-41082 Microsoft Exchange Server のリモートでコードが実行される脆弱性の修正も含まれます。こちらも早急な対処が必要です。
そのため、現在アップデートを適用する時間がある方は、以下の通り「更新プログラム」をチェックして速やかに適用しておくことを推奨いたします。
そしてMicrosoftの月例パッチ以外にも、「Adobe」関連や「Microsoft Edge」「Chrome」「Firefox」などの各種ブラウザ向けアップデートは随時配信されています。「MyJVN バージョンチェッカ」などを使ってしっかり最新の状態にアップデートしておきましょう。
なお、Windows 10 バージョン21H1は2022年12月13日にサービス終了となります。これ以後、毎月のセキュリティと品質更新プログラムは提供されなくなります。現在21H1を利用している方は早急にアップデートしておきましょう。
- Windows 11:KB5019980の概要
- Windows 10:KB5019959の概要
- 2022年11月「Windows Update」での不具合について
- 2022年11月の「月例パッチ/Windows Update」の配信内容/セキュリティ更新プログラム一覧
- 2022年11月の「月例パッチ/Windows Update」のポイント&その他の注意点まとめ
- 新Microsoft Edge、Chrome、Firefox、Adobe関連、Javaなどのアップデートもお忘れなく。「MyJVN バージョンチェッカ」の使用がおすすめ。
- 「Microsoft Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。
- 併用を推奨!「am I infected?」でIoT機器の無料検査も定期的に行っておこう!
Windows 11:KB5019980の概要
Windows 11 22H2向けの「KB5019980」では、セキュリティ更新と、ファイル エクスプローラーに影響する問題への対処が行われています。
そして先日配信されたオプションパッチ「KB5018496」の内容も含まれています。
「KB5018496」では、タスク バーでの検索の見やすさやMicrosoft アカウント (MSA) を使用する場合のバックアップ エクスペリエンスの向上、タスクバーを右クリックしたときのコンテキストメニューにタスクマネージャーが追加、Windows Search サービスに影響する問題やMicrosoft Edge IE モードに影響する問題、IMEの不具合への対処、ヨルダンのサマータイムへの対処などが行われています。SSL/TLS ハンドシェイクが失敗する問題も修正されています。
オプションパッチの更新内容一覧は以下のページからご確認ください。
Windows 10:KB5019959の概要
Windows 10の「KB5019959」では、主にセキュリティ更新が行われています。
そしてこちらも、先日配信されたオプションパッチ「KB5018482」の内容が含まれています。
「KB5018482」では、OS のアップグレードが応答を停止して失敗する問題やMicrosoft Direct3D 9 ゲームに影響する問題、Microsoft Edge IE モードに影響する問題、入力キューがオーバーフローしたときにアプリケーションが応答しなくなる可能性がある問題、IME ウィンドウを閉じると機能しなくなる問題、グラフィック編集プログラムのなげなわツールに影響する問題、ヨルダンでのサマータイム変更への対処などが行われています。
オプションパッチの更新内容一覧は以下のページからご確認ください。
2022年11月「Windows Update」での不具合について
2022年11月の「Windows Update」では、一部不具合報告が入ってきております。ご注意ください。今後も不具合情報が入り次第、このページに追記していきます。
※このページを再訪問した際は、念のためにブラウザの【更新】を行ってください。ブラウザキャッシュの関係で、最新の情報が表示されない場合があります。
PCがスリープ休止状態から勝手に復帰する
※読者の方からの情報提供です。
■不具合の概要:
Windows Update適用後、PCがスリープ休止状態から勝手に復帰してしまうようになった。
■対処したこと:
「スリープ解除タイマーの許可」設定を無効にすると、スリープ状態から勝手に復帰しなくなった。
11月のWindows Update適用後、「大臣NXシリーズ」にエラーが発生する不具合あり
■不具合の概要
・起動時に ODBC エラー 37000/16909 や 00000/0 が発生する
・日付が昭和表示になる
※上記と異なる現象が発生する場合もあります。
※「大臣 NX クラウド」では発生しません。
■回避方法:
応研株式会社では、今回の不具合の一時的な回避方法として、11月のWindows Updateを適用しないよう推奨しています。また、すでにWindows Updateを適用済みの場合は、リンク先の動画または手順書を参照して一旦アンインストールするよう推奨しています。
■対処状況:
開発元の応研株式会社によると、現在Microsoftに調査を依頼しているとの事。
Kerberos 認証に関連するサインインの失敗とその他の問題
■不具合の概要:
2022年11月8日以降にリリースされた更新プログラムをドメイン コントローラーの役割を持つ Windows サーバーにインストールすると、Kerberos 認証で問題が発生する場合があります。この問題は、環境内のすべての Kerberos 認証に影響を与える可能性があります。
影響を受ける可能性のあるいくつかのシナリオは以下の通り。
- ドメイン ユーザーのサインインが失敗する場合があります。これは、Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) 認証にも影響する可能性があります。
- インターネット インフォメーション サービス(IIS Web Server)などのサービスに使用されるグループ管理サービス アカウント(gMSA)が認証に失敗する場合があります。
- ドメインユーザーがリモートデスクトップ接続を利用する場合、失敗することがあります。
- ワークステーションの共有フォルダーやサーバーのファイル共有にアクセスできない場合があります。
- ドメインユーザー認証が必要な印刷に失敗する場合があります。
この問題が発生すると、ドメインコントローラーのイベントログのシステムセクションに、以下の文言でMicrosoft-Windows-Kerberos-Key-Distribution-Center Event ID 14エラーイベントが表示されることがあります。
注:該当するイベントには「the missing key has an ID of 1」と表示されます。
While processing an AS request for target service <service>, the account <account name> did not have a suitable key for generating a Kerberos ticket (the missing key has an ID of 1). The requested etypes : 18 3. The accounts available etypes : 23 18 17. Changing or resetting the password of <account name> will generate a proper key.
注:この問題は、2022年11月のセキュリティ更新プログラムから開始される Netlogon および Kerberos のセキュリティ強化の一部として予想されるものではありません。この問題が解決された後も、これらの記事に記載されているガイダンスに従う必要があります。
消費者が自宅で使用するWindowsデバイスや、オンプレミス ドメインに属さないデバイスは、この問題の影響を受けません。ハイブリッド環境でなく、オンプレミスActive Directoryサーバーを持たないAzure Active Directory環境は、この問題の影響を受けません。
■対処状況:
マイクロソフトは解決策に取り組んでおり、今後数週間で解決策が準備できると見積もっています。この既知の問題は、詳細情報が利用可能になった時点で更新されます。
■影響を受けるプラットフォーム:
- Client: Windows 11, version 22H2; Windows 10, version 22H2; Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2; Windows 10 Enterprise LTSC 2019; Windows 10 Enterprise LTSC 2016; Windows 10 Enterprise 2015 LTSB; Windows 8.1; Windows 7 SP1
- Server: Windows Server 2022; Windows Server 2019; Windows Server 2016; Windows Server 2012 R2; Windows Server 2012; Windows Server 2008 R2 SP1; Windows Server 2008 SP2
Windows 11 22H2「KB5019980」:既知の不具合
Windows 11 22H2「KB5019980」での既知の不具合は以下の通りです。
プロビジョニング パッケージが期待通りに動作しない場合がある
■概要:
Windows 11 バージョン 22H2 (Windows 11 2022 Update) でプロビジョニング パッケージを使用すると、期待どおりに動作しない場合があります。Windows が部分的にしか構成されていない可能性があり、Out Of Box Experience(OSの初回セットアップ画面)が終了しないか、予期せず再起動する可能性があります。プロビジョニング パッケージは、企業または学校のネットワークで使用する新しいデバイスを構成するために使用される .PPKG ファイルです。初期セットアップ中に適用されるプロビジョニング パッケージは、この問題の影響を受ける可能性が最も高いです。プロビジョニング パッケージの詳細については、「Windows 用のパッケージのプロビジョニング」を参照してください。
注意:Windows Autopilot を使用した Windows デバイスのプロビジョニングは、この問題の影響を受けません。
家庭や小規模オフィスで消費者が使用する Windows デバイスは、この問題の影響を受ける可能性はほとんどありません。
■回避方法:
Windows 11 バージョン 22H2 にアップグレードする前に Windows デバイスをプロビジョニングできる場合、これにより問題が回避されます。
■対処状況:
マイクロソフトは現在調査中であり、今後のリリースでアップデートを提供する予定です。
大容量ファイルの転送速度が遅くなりコピーに時間がかかる
■概要:
Windows 11 バージョン 22H2 では、大きな数ギガバイト (GB) のファイルをコピーすると、完了までに予想以上に時間がかかる場合があります。この問題は、サーバー メッセージ ブロック (SMB) を介してネットワーク共有から Windows 11 バージョン 22H2 にファイルをコピーする際に発生する可能性が高くなりますが、ローカル ファイル コピーも影響を受ける可能性があります。
■回避方法:
この問題を軽減するために、キャッシュ マネージャー (バッファー I/O) を使用しないファイル コピー ツールを使用できます。これは、以下にリストされている組み込みのコマンドライン ツールを使用して行うことができます。
- robocopy \\someserver\someshare c:\somefolder somefile.img /J
- xcopy \\someserver\someshare c:\somefolder /J
■対処状況:
マイクロソフトは解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースでアップデートを提供する予定です。
Windows 10「KB5019959」:既知の不具合
Windows 10「KB5019959」での既知の不具合は以下の通りです。
新しいMicrosoft Edgeに自動的に置き換えられない場合がある
■症状:
カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを搭載したデバイスでは、この更新プログラムによってMicrosoft Edge Legacyが削除されても、新しいMicrosoft Edgeに自動的に置き換えられない場合があります。この問題は、カスタムオフラインメディアまたはISOイメージが、2021年3月29日以降にリリースされたスタンドアロンのサービススタック更新プログラム(SSU)を最初にインストールせずに、この更新プログラムをイメージにスリップストリームして作成された場合にのみ発生します。
注意:Windows Updateに直接接続して更新プログラムを受信するデバイスは影響を受けません。これには、Windows Update for Businessを使用しているデバイスも含まれます。Windows Updateに接続しているデバイスは、追加の手順を踏まなくても常に最新版のSSUおよび最新の累積更新プログラム(LCU)を受け取ることができます。
■回避方法:
この問題を回避するには、まず2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージにスリップストリームしてから、LCUをスリップストリームするようにしてください。現在、Windows 10, version 20H2およびWindows 10, version 2004で使用されているSSUとLCUの統合パッケージでこれを行うには、統合パッケージからSSUを抽出する必要があります。以下の手順でSSUを抽出してください。
Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <保存先パス>を展開します。
次のコマンドラインを使用して、先に抽出したcabからSSUを抽出します:expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <destination path>
この例では、SSU-19041.903-x64.cabという名前のSSU cabができあがります。このファイルをまずオフラインイメージに入れ、次にLCUに入れてください。
影響を受けたカスタムメディアを使用してOSをインストールした際に既にこの問題が発生している場合は、新しいMicrosoft Edgeを直接インストールすることで、この問題を軽減することができます。新しいMicrosoft Edge for businessを広範囲に展開する必要がある場合は、「Microsoft Edge for businessをダウンロードして展開する」を参照してください。
参考:Windows 11に関する不具合情報
※Windows 11に関する不具合情報は以下のページにまとめてあります。
参考:Windows 10に関する不具合情報
※Windows 10に関する不具合情報はマイクロソフト公式サイトにてご確認ください。
※「更新プログラム」適用で不具合が発生した場合、不具合の原因となる「更新プログラム」が分かっているなら、手動でアンインストールすることで不具合が解消する場合があります。その際には以下の記事を参考に対処してみてください。
- Windows 11:Windows Update適用後、不具合が出た際に特定の更新プログラムをアンインストールする方法
- Windows 10:「インストールされた更新プログラム」を手動でアンインストール/削除する方法
2022年11月の「月例パッチ/Windows Update」の配信内容/セキュリティ更新プログラム一覧
2022年11月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始になりました。配信内容/セキュリティ更新プログラム一覧は以下の通りです。
- .NET Framework
- AMD CPU Branch
- Azure
- Azure Real Time Operating System
- Linux Kernel
- Microsoft Dynamics
- Microsoft Exchange Server
- Microsoft Graphics Component
- Microsoft Office
- Microsoft Office Excel
- Microsoft Office SharePoint
- Microsoft Office Word
- Network Policy Server (NPS)
- Open Source Software
- Role: Windows Hyper-V
- SysInternals
- Visual Studio
- Windows Advanced Local Procedure Call
- Windows ALPC
- Windows Bind Filter Driver
- Windows BitLocker
- Windows CNG Key Isolation Service
- Windows Devices Human Interface
- Windows Digital Media
- Windows DWM Core Library
- Windows Extensible File Allocation
- Windows Group Policy Preference Client
- Windows HTTP.sys
- Windows Kerberos
- Windows Mark of the Web (MOTW)
- Windows Netlogon
- Windows Network Address Translation (NAT)
- Windows ODBC Driver
- Windows Overlay Filter
- Windows Point-to-Point Tunneling Protocol
- Windows Print Spooler Components
- Windows Resilient File System (ReFS)
- Windows Scripting
- Windows Win32K
対象:Windows 11 および v22H2
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
5019961、v22H2 5019980
対象:Windows 10 v21H2, v21H1, およびv20H2
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
5019959
対象:Windows Server 2022 (Server Core installationを含む)
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
5019081
対象:Windows Server 2019 , 2016 (Server Core installation を含む)
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows Server 2019,5019966
Windows Server 2016,5019964
対象:Windows 8.1, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2012 (Server Core installation を含む)
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Monthly Rollup 5020023 / Security Only 5020010
Windows Server 2012
Monthly Rollup 5020009 / Security Only 5020003
対象:Microsoft Office
最大深刻度:重要
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://learn.microsoft.com/officeupdates を参考にしてください。
対象:Microsoft SharePoint
最大深刻度:重要
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates を参考にしてください。
対象:Microsoft Exchange Server
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:特権の昇格
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
https://learn.microsoft.com/exchange
Released: November 2022 Exchange Server Security Updates
対象:Microsoft .NET
最大深刻度:重要
最も大きな影響:情報漏えい
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://learn.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。
対象:Microsoft Visual Studio
最大深刻度:重要
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://learn.microsoft.com/visualstudioを参考にしてください。
対象:Microsoft Dynamics
最大深刻度:重要
最も大きな影響:情報漏えい
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://learn.microsoft.com/dynamicsを参考にしてください。
対象:Microsoft Azure-related software
最大深刻度:緊急
最も大きな影響:リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://learn.microsoft.com/azure を参考にしてください。
データ引用元:2022 年 11 月のセキュリティ更新プログラム (月例)|Microsoft Security Response Center
詳細なアップデート内容については、マイクロソフトの公式サイトでご確認ください。
Windows:2022年11月のゼロデイ脆弱性に関する情報
2022年11月の月例パッチには6件のゼロデイ脆弱性の修正が含まれています。
- CVE-2022-41128 – Windows スクリプト言語のリモートでコードが実行される脆弱性
この脆弱性は、影響を受けるバージョンの Windows を使用するユーザーが、悪意のあるサーバーにアクセスすることを必要とします。 - CVE-2022-41091 – Windows Mark Of The Web セキュリティ機能のバイパスの脆弱性
特別に細工した Zip ファイルを作成することで、Windows セキュリティ機能をバイパスできることが実証されています。 - CVE-2022-41073 – Windows 印刷スプーラーの特権の昇格の脆弱性
この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、SYSTEM 権限を獲得する可能性があります。 - CVE-2022-41125 – Windows CNG キー分離サービスの特権の昇格の脆弱性
この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、SYSTEM 権限を獲得する可能性があります。 - CVE-2022-41040 – Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性
CVE-2022-41082 – Microsoft Exchange Server のリモートでコードが実行される脆弱性
この2つの脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることが確認されています。影響を受ける環境を利用中のユーザーは早急に更新プログラムの適用を行ってください。
今月も既に悪用の事実のあるゼロデイ脆弱性が修正されているので、出来るだけ速やかにアップデートを適用しておきましょう。
2022年11月:他社の公開している主なセキュリティアップデート情報
マイクロソフト以外の主要メーカーが公開している2022年11月のセキュリティアップデート情報は以下の通りです。AndroidやiPhoneなどを利用中のユーザーもアップデートを忘れずに適用しておきましょう。
- Appleは、多数のセキュリティアップデートを含むXcode 14.1をリリースしました。
- Ciscoは、今月、多数の製品のセキュリティアップデートをリリースしました。
- Citrixは、Citrix ADAおよびGatewayにおける「Critical」認証バイパスに対するセキュリティアップデートをリリースしました。
- Googleは、Androidの11月のセキュリティアップデートを公開しました。
- インテルは、2022年11月のセキュリティアップデートを公開しました。
- OpenSSLは、CVE-2022-3602とCVE-2022-3786に対するセキュリティアップデートを公開しました。
- SAPは、2022年11月のパッチデーアップデートを公開しました。
2022年11月の「月例パッチ/Windows Update」のポイント&その他の注意点まとめ
2022年11月の「月例パッチ/Windows Update」のポイントとその他の注意点をまとめておきます。
■セキュリティ更新
■ファイル エクスプローラーに影響する問題への対処
■タスク バーでの検索の見やすさやMicrosoft アカウント (MSA) を使用する場合のバックアップ エクスペリエンスの向上
■タスクバーを右クリックしたときのコンテキストメニューに、タスクマネージャーが追加
■Windows Search サービスに影響する問題の修正
■Microsoft Edge IE モードに影響する問題の修正
■IMEの不具合への対処
■ヨルダンのサマータイムへの対処
■SSL/TLS ハンドシェイクが失敗する問題の修正
■セキュリティ更新
■OS のアップグレードが応答を停止して失敗する問題の修正
■Microsoft Direct3D 9 ゲームに影響する問題の修正
■Microsoft Edge IE モードに影響する問題の修正
■入力キューがオーバーフローしたときにアプリケーションが応答しなくなる可能性がある問題の修正
■IME ウィンドウを閉じると機能しなくなる問題の修正
■グラフィック編集プログラムのなげなわツールに影響する問題の修正
■ヨルダンでのサマータイム変更への対処
■今月のセキュリティ更新プログラムで修正された脆弱性のうち、CVE-2022-41091 Windows Mark Of The Web セキュリティ機能のバイパスの脆弱性、CVE-2022-41073 Windows 印刷スプーラーの特権の昇格の脆弱性、CVE-2022-41125 Windows CNG キー分離サービスの特権の昇格の脆弱性、CVE-2022-41128 Windows スクリプト言語のリモートでコードが実行される脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることが確認されています。なお、CVE-2022-41091 Windows Mark Of The Web セキュリティ機能のバイパスの脆弱性はセキュリティ更新プログラムの公開よりも前に、脆弱性の情報が一般に公開されていたことが確認されています。影響を受ける環境をお使いのユーザーは、早急に、更新プログラムの適用を行ってください。詳細は、各CVE情報を参照してください。
■9月29日(米国時間) に公開されたCVE-2022-41040 Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性 および CVE-2022-41082 Microsoft Exchange Server のリモートでコードが実行される脆弱性 の修正が含まれています。これらの脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることが確認されていますので、影響を受ける環境をお使いのユーザーは早急に更新プログラムの適用を行ってください。Microsoft Exchange の更新プログラムを展開する際のガイダンスは、Released: November 2022 Exchange Server Security Updates も併せてご参照ください。
■今月のセキュリティ更新プログラムで修正された脆弱性のうち、以下の脆弱性は、脆弱性からシステムを保護するために、セキュリティ強化の設定が実施されています。影響を受ける環境をお使いのユーザーは、脆弱性のページおよびサポート技術情報を参照し、セキュリティ強化による組織への互換性問題がないかなどを事前にご確認ください。
- CVE-2022-37966 Windows Kerberos RC4-HMAC の特権の昇格の脆弱性 : KB5021131
■今月のセキュリティ更新プログラムで修正された脆弱性のうち、以下の脆弱性は、脆弱性からシステムを保護するために、追加の作業が必要です。また、今後のセキュリティ更新プログラムで、設定が強制される予定です。影響を受ける環境をお使いのユーザーは、各脆弱性のページおよびサポート技術情報を参照し、セキュリティ強化による組織への互換性問題がないかなどを確認した上で、早めに設定の有効化を行ってください。
- CVE-2022-37967 Windows Kerberos の特権の昇格の脆弱性 : KB5020805
- CVE-2022-38023 Netlogon RPC の特権の昇格の脆弱性 : KB5021130
■今月のセキュリティ更新プログラムでは、Windows DCOM におけるセキュリティ強化が実施されています。影響を受ける環境をお使いのユーザーは各脆弱性のページおよびサポート技術情報を参照し、組織への影響を確認してください。
- KB5004442—Manage changes for Windows DCOM Server Security Feature Bypass (CVE-2021-26414) (microsoft.com)
- DCOM authentication hardening: what you need to know – Microsoft Community Hub
- CVE-2021-26414 – Security Update Guide – Microsoft – Windows DCOM Server Security Feature Bypass
以下、その他の既知の注意点をまとめておきます。
まずはサービス終了のお知らせから。
Windows 10 バージョン21H1は2022年12月13日をもってサービス終了となります。これ以後、毎月のセキュリティと品質更新プログラムは提供されなくなり危険です。現在21H1を利用している方は早急にアップデートしておきましょう。
2022年6月16日(日本時間)をもって、ついにWindows 10 Home/Pro等の「Internet Explorer 11(IE11) デスクトップ アプリケーション」サポートが終了となりました。もしもIEしかサポートしないページ/サイト/アプリについては、Microsoft Edgeの「IEモード」を利用してください。詳細は以下のページをご参照ください。
Microsoftは2022年4月初旬以降から、インターネットから取得したOffice(Word、Excel、PowerPoint、Access、Visio)ファイルのVBAマクロをデフォルトでブロックするように設定変更していますので、利用中のユーザーはご注意ください。なお、ブロック設定は「Emotet」などのマルウェア対策の一環です。
続いてマルウェアやランサムウェアに関する注意喚起です。
昨今、特に政府や企業、公共機関などを標的としたランサムウェア攻撃が活発化しています。先日も病院がランサムウェアに感染し、電子カルテが閲覧できなくなる深刻な被害が発生しました。また、Emotetの活動も再度活発化しているとの事。国内でもライオンやテスコムなど、多数の企業から被害報告が上がってきています。
ただし、先日被害にあった病院はPCが古く動作に支障を来すとの理由から、業者の指示でセキュリティ対策ソフトをオフにしていたそうです。セキュリティ対策ソフトがオンで最新の状態なら防げた可能性もあったようなので、現在使用しているPCのセキュリティ対策ソフトがきちんと動作しているかは必ずチェックしておきましょう。
また、Emotetが進化し、最近は新たにショートカットリンク(.lnk)ファイルを使った攻撃や、Google Chromeからカード情報を搾取する攻撃も確認されています。不審なメールは開かない、Wordマクロの自動実行の無効化などの対策と共に、ショートカットリンク(.lnk)にも十分注意してください。
そして利用している各種ソフトウェアを常に最新にし、OSやドライバなどのアップデートもしっかり適用しておきましょう。セキュリティ対策ソフトの導入も必須です。また、企業などはゼロトラスト(何も信頼しない)を前提としたセキュリティ対策なども検討してください。
セキュリティ対策ソフトとしては、個人的にノートンが動作も安定していておすすめ。次点でESETでしょうか。ウイルスバスターは不具合や脆弱性の発覚が多いので個人的にはあまり使いたくないです。また、カスペルスキーはロシアの企業であり、アメリカの連邦通信委員会(FCC)が2022年3月25日付けで、「アメリカの国家安全保障に容認できないリスクをもたらすと見なされる通信機器およびサービスのリスト(セキュリティリスクリスト)」に追加したと発表しています。わざわざ現在の情勢でカスペルスキーを積極的に選ぶ理由は無いかと思います。
参考記事:GIGAZINE
最も安全なデータバックアップ方法は、外付けHDDなどに定期的にバックアップし、その後USB/LANケーブルを抜く、もしくは電源をオフにしておくというものです。(オフラインデータ保管)
大切なデータ(仕事のデータや家族写真、ホームビデオなど)はしっかり守りましょう。
続いてWindows 10のサポート終了に関する情報です。
■Windows 10 Version 1809 (Home、Pro、Pro for Workstation、IoT Core)、Windows Server Version 1809 (Datacenter Core、Standard Core)のサポートが2020年11月10日で終了しました。
■Windows 10 Version 1903 (Enterprise、Home、Pro、Pro Education、Pro for Workstations、IoT Enterprise)、Windows Server Version 1903 (Datacenter、Standard)のサポートが2020年12月8日で終了しました。
■Windows 10, version 1803 (Enterprise, Education, IoT Enterprise)、Windows 10, version 1809 (Enterprise, Education, IoT Enterprise)、Windows 10, version 1909 (Home, Pro, Pro Education, Pro for Workstations)、Windows Server, version 1909 (Datacenter, Standard)のサポートが2021年5月11日で終了しました。
■Windows 10 Enterprise and Education, Version 2004、Windows 10 Home and Pro, Version 2004、Windows 10 IoT Enterprise, Version 2004、Windows Server, Version 2004のサポートが2021年12月14日で終了しました。
■Windows 10 Enterprise and Education、Version 1909、Windows 10 Home and Pro、Version 20H2、Windows 10 IoT Enterprise、Version 1909のサポートが2022年5月10日で終了しました。
■NEW:Windows 10 Enterprise and Education、Version 21H1、Windows 10 Home and Pro、Version 21H1、Windows 10 IoT Enterprise、Version 21H1のサポートは2022年12月13日に終了します。早めに対応しておきましょう。
参考:2022 年にサポートが終了する製品|Microsoft
いずれも該当バージョンを使用中の方は速やかに最新バージョンにアップデートしましょう。
そして2020年1月14日、「Windows 7」の延長サポートが終了しました。現在Windows 7を利用している方は、Windows 10への移行を速やかにご検討ください。FBIも「Windows 7」のセキュリティリスクについて注意喚起を行っています。ランサムウェア「WannaCry」の被害にあったOSの約98%がWindows 7だったとの事なので、他人事と思わず、早急に対処するようにしてください。
企業向けではありますが、Windows 7の延長セキュリティアップデート(ESU)(2023年1月まで/有償)を購入することは可能です。企業などで早期のWindows 10移行が難しい場合はご検討ください。Windows 7 ESUはデバイスごとに販売され、1年ごとに料金が値上がりしていく予定との事。
次に「Office 2010」「Office 2016 for Mac」も2020年10月13日をもってサポートが終了しました。今後はテクニカルサポート、セキュリティ修正プログラム、不具合の修正などが一切提供されなくなり、利用を続けることは非常に危険です。出来るだけ早急に「Office 2021」やサブスク型の「Office 365」に乗り換えましょう。「Office 365 Personal」はPC(Windows, Mac)、タブレット(iPad、Android、Windows)、スマートフォンに何台でもインストール可能(同時利用可能台数5台)なので、環境によっては案外お得かもしれません。企業でも案外無頓着な事例を今まで多数見てきました。「とりあえずサポートが切れても動けば良い」などと安易に考えず、早急に対処するようお願いします。
※サポートが終了すると、PCを常に最新の情報に保つためのセキュリティ更新プログラムの提供が停止し、使用中のPCが重大なリスクにさらされ続ける事になります。
参考記事:Windows 7 と Windows 8.1 のサポート終了|Microsoft
個人的なWindows 10パソコン買い替え時のおすすめスペックなどは以下の記事でまとめています。良かったら参考にしてみてください。そしてWindows 11も2021年10月5日にリリースされました。出来ればWindows 11搭載PCを買えば、長く安心してPCを利用できるかと思います。
先日Windows 11搭載の「Surface Pro 8」を購入しました。なかなか良い出来栄えで満足しています。
ちなみに、現在は「Surface Pro 9」が予約受付中(11/29発売)となっています。
以前購入した「Surface Laptop 3 15インチ」モデルもなかなか素晴らしい仕上がりでした。気になる方はレビューをまとめているのでご参考に。
現在は「Surface Laptop 5」が販売中です。マイナーアップデートですが、最新のCPU等利用したい方はご検討ください。あえて型落ちをお得に購入するのもありかもしれませんが。
なお、日ごろスリープをメインにパソコンを運用している場合は、今日だけでも必ず更新を確認し、指示に従ってPCを再起動してください。スリープのままではきちんと更新が適用されない場合もあるのでご注意を。
Windows 10の場合は、再起動等が必要な場合は以下のような更新通知アイコンが表示されるようになっています。速やかに再起動させましょう。
【スタートボタン>電源】と進み、以下のような【更新してシャットダウン】【更新して再起動】の指示が出ている場合は、速やかに指示通り再起動などを行うようにしましょう。
もしも久しぶりにパソコンを起動した際などは、「Windows Update」によるアップデートが複数回溜まっている場合もあり、1回更新してもまだ残っている場合があります。気になる方は手動で「更新プログラムのチェック」をクリックすると最新のプログラムが追加配信される場合もありますが、その場合“上級ユーザー”とみなされ、場合によっては不安定なプログラムが配信される可能性もあります。
気になる方のみ手動でチェックしてみてください。
「更新プログラムのチェック」を押して、このように「お使いのデバイスは最新の状態です。」と表示されれば、現時点でパソコンは最新の状態となります。
新Microsoft Edge、Chrome、Firefox、Adobe関連、Javaなどのアップデートもお忘れなく。「MyJVN バージョンチェッカ」の使用がおすすめ。
その他、新Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Adobe関連、Javaなどの更新プログラムも随時提供されています。これらもきちんと更新しておきましょう。ブラウザ関連も重大な脆弱性が度々発覚しています。十分ご注意ください。
これらの更新の確認には、個人的に「MyJVN バージョンチェッカ」の活用がおすすめ。手軽に更新状況が確認できますよ。月に1度は確認しておくと安心です。(現時点で新Microsoft Edgeには未対応)
起動するとこのようにチェックされます。Windows Updateでの更新作業が完了したら、セットで確認作業を行うことを強く推奨します。
※「MyJVN バージョンチェッカ」でエラーが出る場合は、最新バージョンに更新して再度お試しください。
「Microsoft Defender」で月に1度は全ファイルの検査をしておくと安心。
最後に、全てのアップデート作業が完了したら、念のために「Microsoft Defender」でPC内の全ファイルを検査しておくと安心です。市販のウイルス対策ソフトとの併用も可能。月に1度は習慣づけておくと良いかもしれませんね。
※稀に「Microsoft Defender」にて誤検出がおこる可能性もあります。必要に応じてご使用ください。
左下の【スタート】ボタンをクリックし、【Windows セキュリティ】をクリックします。
左メニューの【ウイルスと脅威の防止】、もしくはアイコンをクリックします。
【ウイルスと脅威の防止】画面が開きます。ここで他の市販アプリを使っている場合は以下のような画面になるので、【Windows Defender ウイルス対策のオプション】の【∨】をクリックします。
下部に表示される【定期的なスキャン:オン】にします。ユーザーアカウントの制御が表示されたら【はい】をクリックしてください。
とりあえずサクッとPCをスキャンしたい場合は【①クイックスキャン】を。より詳細にスキャンしたい場合は【②スキャンのオプション】をクリックしましょう。
【スキャンのオプション】では以下の画面が開きます。ここで【フルスキャン】は時間が掛かりますが、定期的に行っておくのがおすすめ。また、【Windows Defender オフライン スキャン】は、PCを再起動して特殊なスキャンが行えます。時間に余裕があれば、それぞれ行っておくと良いでしょう。
実際にスキャンを行う場合は、希望のスキャンを選択し、下部の【今すぐスキャン】をクリックすればOK。
後はスキャンが終了するまで待ちましょう。
月に1度のパソコンメンテナンスとして、各種アップデート作業やウイルスチェックをぜひこの機会に行っておきましょう。
また、「Windows 10 May 2020 Update」から、新たに「Windows セキュリティ」に「評価ベースの保護」が追加されています。これを有効にしておくと「望ましくないアプリ(PUA)」をブロックできるので、興味のある方は試してみてくださいね。
併用を推奨!「am I infected?」でIoT機器の無料検査も定期的に行っておこう!
2022年2月24日から、横浜国立大学 情報・物理セキュリティ研究拠点がIoT機器のマルウェア感染と脆弱性を確かめる無料検査サービス「am I infected?」を開始しています。
PCはもちろん、iPhoneやAndroidスマホ、タブレットなどから簡単に利用できるので、上記の「Microsoft Defender」でのウイルスチェックと併せて利用しておくと良いでしょう。
利用方法は過去記事をご参照くださいね。
コメント
Winows11 22H2 の Windows Updateが終了しました。今のところ、不具合はありません。
「不具合はありません」と書きましたが、ありました。不具合といえるかどうか。私はスリープ状態をよく使うんですが、そのスリープ休止状態が勝手に復帰してしまうんです。調べてみると、Windows Updateをしたあとに、起きることがあるそうです。Windows10での対処法ですが、出ていたのでやってみました。Windows11でも同じだと思うので。「スリープ解除タイマーの許可」の設定を無効にしてみました。そうしたら、スリープ状態から勝手に復帰しなくなりました。
お疲れ様でした!
アップデートの内容にもよりますが、稀にWindowsの設定が変更される場合はあるみたいですね。
本文中にも追記しておきます!