iOS 17から、AirTagの位置情報が複数人で共有できるようになりました。
我が家ではAirTagを子供の簡易みまもり機器として利用しており、普段は母親のiPhoneとペアリングしています。とはいえ、父と子が一緒に出掛ける際には不要なトラッキング通知が届いてしまいますし、父がAirTagの位置情報を調べたい場合は、都度母のiPhoneを開いて位置情報を見る必要があるなど、やや不便な状況でした。
しかし！この問題もiOS 17で解消！簡単な手順でAirTagの位置情報を家族など複数人で共有することが可能になったんです！
我が家では子供の位置情報確認で利用していますが、荷物の位置情報やペットの位置情報など、複数人で共有したいシーンは色々あるはず。ぜひAirTagの位置情報を共有したい方は、今回の記事を参考にサクッと設定しておいてくださいね。
AirTagの位置情報を家族など複数人で共有する方法
それでは早速、AirTagの位置情報を家族など複数人で共有する方法を解説していきます。
まずはAirTagとペアリング済みのiPhoneの「探す」アプリを開きます。するとこのように【このAirTagを共有】の下に「人を追加」という表示が出ていると思うのでこれをタップします。
「このAirTagを共有」の画面が表示されます。「続ける」をタップ。
AirTagの共有相手を選びます。一覧（①）に表示されている場合は、ここからタップして選択しましょう。もしくは「②＋」をタップし、追加する相手のApple IDを直接入力します。複数人を選ぶこともできます。
AirTagの共有相手を選び終わったら、右上にある「共有」をタップします。
これで共有相手に通知が届きます。現時点は相手側が承諾していないので保留中となっています。
次に、AirTagの共有相手側のiPhoneでの操作となります。我が家の事例で紹介すると、先程までのiPhoneが母所有のAirTagとペアリング済みのもので、ここからは父所有のAirTagとはペアリングしていないiPhoneでの操作となります。
AirTagの共有ボタンをタップすると、相手側のiPhoneには以下のように「探す」にAirTagを共有するか確認の通知が届きます。
「探す」アプリを起動し、「①持ち物を探す」タブをタップすると、このように「AirTag」を共有するために追加するか確認通知が届いていると思います。問題なければ「②追加」をタップしましょう。
「AirTagを追加」の確認画面が表示されます。問題なければ「追加」をタップしましょう。
以上でAirTagの共有が開始されます。我が家の場合は、妻のiPhoneにペアリング済みのAirTagの位置情報が、父（自分）のiPhoneでもしっかり確認出来るようになりました。個人的には利用用途の幅が広がり嬉しいアップデートだと思います。
AirTagの位置情報共有を停止する方法
AirTagの位置情報共有を停止する方法もご紹介しておきます。
- 「探す」アプリの「アイテム」タブに移動し、相手の名前をタップ。
- 「共有を停止」を2回押して、その人をAirTagから削除する。
AirTagの位置情報が複数人で共有できるのは便利！
AirTagの位置情報の精度はそこまで高くありませんし、Appleも子供の位置情報確認での利用はおすすめしていません。それでも、おおよその位置情報を手軽に複数人のiPhoneで確認できるようになったのは便利になったと思います。
我が家では現在、子供のみまもり機器としてMIXIの「みてねみまもりGPS」を導入しています。そのため「AirTag」の利用頻度は減っていたのですが、今後は手軽に位置情報の共有が出来るようになったので、「みてねみまもりGPS」との併用や、妻が実家に子供と一緒に帰った際の簡易的なトラッカーとして利用していくつもりです。
ますます便利になったAirTag、ぜひ皆さんも色々な使い方を試してみてくださいね。
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