iPhone 15 Pro Max レビュー:意外にも一番気に入ったのは5倍望遠!USB-C対応は予想以上に便利!これは買いの万能スマホ!

iPhone 15 Pro Max レビュー:意外にも一番気に入ったのは5倍望遠!USB-C対応は予想以上に便利!これは買いの万能スマホ! iphone
スポンサーリンク

紆余曲折あったものの、Appleの最新モデル「iPhone 15 Pro Max」を何とか10月6日に無事入手することができました。

iPhone 15 Pro Maxは従来モデルと同じく6.7インチの有機ELディスプレイを搭載しつつ、チタニウム素材採用で少し軽くコンパクトになったのは大きな変化。カメラ性能については、iPhone 15 Pro Maxのみ望遠が「光学5倍」になっているのはProモデルとの一番の差別化ポイントでしょう。

また、iPhone 15シリーズは待望のUSB-Cポートに対応!これによってさまざまなUSB-Cデバイスが直接利用可能になったのは朗報です。他にも、iPhone 15 Proシリーズのみ、サイレントスイッチがアクションボタンに変更となっています。

本日は、iPhone 15 Pro Maxの特徴やお気に入りポイント、逆に微妙だなと感じたポイント、買い替えに値するのかなどをしっかりご紹介しておくので、良かったら購入時の参考にどうぞ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
  1. iPhone 15 Pro Maxの特徴
  2. 意外?iPhone 15 Pro Max最大のお気に入りポイントはカメラの5倍望遠ズーム!Log撮影対応はプロ向けかな
    1. iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影した写真
    2. iPhone 15 Pro Maxのカメラは7種類の焦点距離を使い分けることが可能に
  3. ついにUSB-C採用で利用できるデバイスの幅が広がったのは素直に嬉しい!転送速度はUSB 3 10Gbpsだが純正ケーブルはUSB 2相当なのは残念ポイント
    1. ここがダメ!iPhone 15 Pro Maxに付属のUSB-CケーブルはUSB 2相当、10Gbpsで転送したければ別途USB 3準拠のケーブルを購入の必要があるのはせこくない?
  4. チタン素材採用で少し軽くコンパクトに!軽さは体感できるレベル
  5. アクションボタンは個人的にいまいち。サイレントスイッチに戻すか消音方法の変更も検討してほしい
    1. アクションボタンの活用方法/カスタマイズ例
    2. アクションボタンの不満点と改善要望
  6. A17 Proは3nmプロセス採用でより高速&省電力に!動作面はサクサク動いて不満無し!バッテリー持ちは普通。発熱も普通。
    1. 処理性能の進化はどうだ!Geekbench 6のベンチマークスコア比較!A17 vs A16 vs Snapdragon 8 Gen 2
  7. 新5Gモデム搭載で5G通信は最大24%高速化!体感は…!?
  8. ダイナミックアイランドの挙動はだいぶ洗練!慣れると使いやすい!
  9. Wi-Fiは6Eに進化!ただしWi-Fi 7規格のルーターも発売済みですけどね
  10. iPhone 15 Pro Max:セット内容/付属品
  11. iPhone 15 Pro Max レビューまとめ:USB-C対応だけでも買い!そつない作りの万能スマホ!
    1. iPhone 15 Pro Maxのメリット/おすすめポイント
    2. iPhone 15 Pro Maxのデメリット/いまいちなポイント
    3. iPhone 15 Pro Maxがおすすめな人は?買うべきか悩んでいる方へ

iPhone 15 Pro Maxの特徴

iPhone 15 Pro Maxの特徴

iPhone 15 Pro Maxの特徴は以下の通り。

  • 3nmプロセスによるA17 Proチップ搭載で処理性能&省電力性能アップ。現時点でほぼ最強のスマホチップ。
  • 待望のUSB-Cポート採用、ProモデルはUSB 3.2 Gen 2相当の10Gbpsの転送速度に(無印iPhone 15/15 PlusはUSB 2相当の480Mbps)
  • 付属するUSB-CケーブルがUSB 2相当の性能なのはちょっと許せない。
  • チタニウム素材採用で軽くコンパクトに。思った以上に軽さは実感できる。高級感も◎(でもケース付けるけどね)
  • iPhone 15 Pro Maxのみ望遠が「光学5倍」にグレードアップ。当初は大したことないと思っていたが、実際に運動会の撮影で使うと最高だった。
  • カメラは7種類の焦点距離を使い分けることが可能(0.5倍超広角|マクロ/0.5倍超広角|13mm/1倍メイン|24mm/1倍メイン|28mm/1倍メイン|35mm/2倍望遠|48mm/新しい5倍望遠|120mm)
  • Log撮影に対応(プロユース)
  • アクションボタンが新採用、サイレントスイッチから切り替えに。
  • 衛星通信を活用した緊急通報機能に引き続き対応も日本ではまだ開始されず。
  • 衝突事故検出機能は引き続き搭載。
  • Wi-Fi 6Eに対応(既にWi-Fi 7規格のルーターも徐々に発売されていますけどね)
  • ディスプレイ下指紋認証機能(Touch ID)の搭載はなし。
  • iPhone 15 Pro Maxのストレージ容量は256GB~となり、128GBモデルは無し。
  • 価格は189,800円(税込)~

意外?iPhone 15 Pro Max最大のお気に入りポイントはカメラの5倍望遠ズーム!Log撮影対応はプロ向けかな

意外?iPhone 15 Pro Max最大のお気に入りポイントはカメラの5倍望遠ズーム!Log撮影対応はプロ向けかな

iPhone 15 Pro Max購入直後はそれほど気にしていなかったカメラ機能の進化ですが、実際に子供の運動会でiPhone 15 Pro Maxを使ってみたところ、5倍望遠ズームが予想以上に便利でした。

当初はFHD対応の古いビデオカメラを持っていこうと思っていたものの、iPhone 15 Pro Maxで4K動画撮影することに決め、当日は以下のような内容で運動会に挑みました。

  • 自分:iPhone 15 Pro Maxのみ(あらかじめカメラ設定から4K/24fpsに設定)
  • 妻:iPhone 14 Pro Max&10年前の一眼レフカメラ(望遠が便利なため)

自分が主に動画担当、妻が主に写真担当でした。

結果、綺麗な4K動画が撮影出来ましたし、5倍の望遠ズームが非常に重宝されました。3倍と5倍の違いは、当初は大したことないと思っていましたが、実際に使ってみると予想以上に便利!これならビデオカメラは使う必要ないかもしれません。

という事で、あまりにも運動会で大活躍してくれたため、現時点でiPhone 15 Pro Maxの新機能のうちで一番気に入っているのが、この「カメラの5倍望遠ズーム」となります。ただ、どうしても48MPメインカメラに比べると12MPの5倍望遠は画質が落ちる部分はあります。この辺りを割り切って使えるかどうかがポイントでしょう。

なお、動画や写真をガンガン撮るとバッテリーの減りも当然ながら速くなります。今回は午前だけの運動会でしたが、帰る際には30%程度になっていました。写真や動画を沢山撮る予定がある場合は、念のためにモバイルバッテリーを用意しておくと安心かと思います。

ちなみにiPhone 15 Pro MaxはLog撮影に新たに対応していますが、これはどちらかというとプロ向けの機能。気になる方は以下の記事が分かりやすく参考になるかと思います。たぶん自分は使いませんけど。

リンク:iPhone 15 Pro/Pro Maxでついに可能となった「Log撮影」とは何なのか?|Gigazine

 

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影した写真

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影した写真をご紹介しておきます。カメラ画質は安定の高性能で気に入っていますよ。ナチュラルな色合い再現度だと思います。

※画像は軽量化加工しているので、参考程度にどうぞ。
※色味は「設定>カメラ>フォトグラフスタイル」から変更可能です。お好みで変更すると良いでしょう。

まずは0.5倍。

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影1

 

次に1倍。

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影2

2倍。

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影3

 

5倍。5倍だとかなりアップに出来ます。

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影4

 

その他の写真です。

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影5

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影7

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影8

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影9

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影10

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影11

iPhone 15 Pro Maxのカメラで撮影12

風景写真などは後日追加しますね。

iPhone 15 Pro Maxのカメラは7種類の焦点距離を使い分けることが可能に

iPhone 15 Pro Maxのカメラは7種類の焦点距離を使い分けることが可能に

なお、iPhone 15 Pro Maxのカメラでは、7種類の焦点距離を使い分けることが可能になっています。

  • 0.5倍超広角|マクロ
  • 0.5倍超広角|13mm
  • 1倍メイン|24mm
  • 1倍メイン|28mm
  • 1倍メイン|35mm
  • 2倍望遠|48mm
  • 新しい5倍望遠|120mm

「1倍メイン|24mm/1倍メイン|28mm/1倍メイン|35mm」については、iPhoneの【設定>カメラ>メインカメラ】から28mmや35mmを使うかどうかや、どれをデフォルトレンズにするか変更できるので、気になる方は一度設定をのぞいてみてください。

 

ついにUSB-C採用で利用できるデバイスの幅が広がったのは素直に嬉しい!転送速度はUSB 3 10Gbpsだが純正ケーブルはUSB 2相当なのは残念ポイント

ついにUSB-C採用で利用できるデバイスの幅が広がったのは素直に嬉しい!転送速度はUSB 3 10Gbpsだが純正ケーブルはUSB 2相当なのは残念ポイント

続いて、iPhone 15 Pro Maxを購入して気に入っているポイントは、なんといってもiPhoneユーザー長年の望みだったUSB-Cが採用されたことでしょう!

Androidユーザーからすれば「今更?」と思われるでしょうけど、AppleはライトニングポートのMFi認証によってガッツリ儲けていたこともあり、USB-Cへの変更は消極的でした。ただ、EUの規制強化もあり、今回やっとUSB-Cポートに切り替わった形です。

これによって、Windows PC(Surfaceシリーズ)やAndroidスマホと充電ケーブルやUSBメモリ、USB-Cハブ、外付けSSD、USB-C to HDMIケーブルなどが共有できるようになり、個人的には非常に嬉しく思います。

個人的に一番ありがたかったのは、なんといってもケーブルがUSB-Cに一本化できる点ですね。自分の場合、iPhone 15 Pro Max・Surface Pro 8・Pixel 6a・ワイヤレスヘッドホンなどを良く利用していますが、これらを充電やデータ転送する場合にやっとUSB-Cケーブル一本で対処できるようになったのは素直に嬉しいです。

まあ、まだ妻のiPhone用にライトニングケーブルが必要ですが、来年のiPhone 16 Pro Maxが発売されたら、それ以降はライトニングケーブルの断捨離ができそうです。

また、iPhone 15 Proシリーズのみ、転送速度がUSB 3.2 gen 2相当の10Gbps対応となっています。これによってPCとのデータ転送が高速化されるのはかなり便利になるでしょう。iPhone本体がどんどん大容量化されるなか、転送速度が上がらなかったのは非常に不便だったので、地味ですが大きな進化だと思います。

ちなみに、先日開催されたAmazonプライム感謝祭であれこれUSB-Cグッズを購入しました。後日検証して、記事をアップしていく予定です。その際にはここにも追記しますね。

リンク:Amazonプライム感謝祭:iPhone 15 Pro用に購入したUSB-CケーブルやSSD・ハブ、おすすめMagSafe充電器等ご紹介!USB 3&10Gbps対応がポイント!

ここがダメ!iPhone 15 Pro Maxに付属のUSB-CケーブルはUSB 2相当、10Gbpsで転送したければ別途USB 3準拠のケーブルを購入の必要があるのはせこくない?

一点残念なポイントとしては、せっかくiPhone 15 Pro MaxはUSB 3.2 Gen 2/10Gbpsの転送速度があるにも関わらず、付属しているApple純正USB-CケーブルがUSB 2相当の性能しかない点。公式ページでも以下のように、別途USB 3に準拠するケーブルを購入するよう指示されています。

iPhone 15 Pro と iPhone 15 Pro Max は、別売りの USB 3 ケーブルを使用した場合、最大速度 10Gbit/秒の高速 USB 3.2 Gen 2 に対応します。

iPhone に付属の USB-C ケーブルは、充電および USB 2 の速度に対応しています。USB 3 デバイスを使用する場合は、10Gbit/秒に対応した USB 3 準拠ケーブルを使ってください。

 

別に数百円程度iPhone本体の価格が高くなっても構わないので、どうせならiPhone 15 ProモデルにはUSB 3.2に準拠した純正ケーブルを付属してほしかったと思います。Appleは環境への配慮を理由にiPhoneへの電源アダプタ同梱を中止していますが、そのくせに別途USBケーブルの購入を促すのはどうなんでしょうね。

ちなみに、Amazonで定番のAnkerやUGREEN製のUSB-Cケーブルで10Gbpsに対応しているのは以下のモデル。(一部を抜粋)

より高速なUSB 3.2 gen 2 20Gbpsに対応しているUSB-Cケーブルとしては以下のようなものがあります。自分は今回こちらを購入しました。赤色で他のケーブルと視覚的に区別しやすいというのも選択したポイントです。

 

チタン素材採用で少し軽くコンパクトに!軽さは体感できるレベル

チタン素材採用で少し軽くコンパクトに!軽さは体感できるレベル

iPhone 15 Pro Maxは、新たにチタン素材が採用されて堅牢性がアップしつつ、少し軽くコンパクトになっています。特に軽さはiPhone 14 Pro Maxと持ち比べると体感できるレベル。

日常的に使っているとあまり分からなくなりますが、軽い分持っていても疲れにくいのは大きな利点でしょう。また、ディスプレイサイズは変更ないものの少しだけコンパクトになっているので、手になじみやすいのも良いかと思います。素材の質感も良いですね。

iPhone 15 Pro MaxiPhone 14 Pro Max
高さ159.9 mm160.7 mm
76.7 mm77.6 mm
厚さ8.25 mm7.85 mm
重量221 g240 g

 

ただ、せっかくのチタン素材ですが、傷が付くのが怖くてやっぱりケースは付けちゃうんですよね。という事で、見た感じはiPhone 14 Pro Maxとあまり大差ありません。悲しいですけど。本当はケース無しで使いたいです…。

ちなみに、今回使っているケースは安価なTPU素材のこちらのケース。なんだかんだで落とした時の耐衝撃吸収性能やケースの割れにくさでいうと、高級感は無いですが自分はTPU素材が好きです。

ガラスフィルムも同じNIMASO製。特に問題なくフィットしました。

アクションボタンは個人的にいまいち。サイレントスイッチに戻すか消音方法の変更も検討してほしい

アクションボタンは個人的にいまいち。サイレントスイッチに戻すか消音方法の変更も検討してほしい

iPhone 15 Proシリーズの大きな進化?ポイントの一つに、従来の着信/消音スイッチ(サイレントスイッチ)が無くなり、新たに自由にアクションを割り振れる「アクションボタン」に切り替わったことが挙げられます。

アクションボタンでは、【消音モード/集中モード/カメラ/ボイスメモ/拡大鏡/ショートカット/アクションなし】の設定が可能。

【設定アプリ>アクションボタン】から変更可能

アクションボタンでは、【消音モード/集中モード/カメラ/ボイスメモ/拡大鏡/ショートカット/アクションなし】の設定が可能

 

ただ、個人的にはこのアクションボタンは非常に使いにくい。多くのユーザーはカメラにボタンを割り振っているようですが、別に背面タップでもカメラは起動できますし、ロック画面からサクッと起動も可能。

ちなみに自分は従来同様「消音モード」を設定しています。これによってミュートがアクションボタンの長押しに変わったことでミュートしたい時に逆に時間がかかるようになった上、現在ミュートしているかどうかの確認がしずらくなったのは個人的に大きな不満点となっています。

特にミュートについては、以前のサイレントスイッチの方がすぐに操作出来たうえ、視覚的に現在ミュートしているかどうかがすぐに分かって便利でした。今後もサイレントスイッチを無くしていく方針なら、例えば音量操作のミュート方法をAndroid風に変更するなども検討してほしいものです。

参考:Android でマナーモードを設定するには? バイブレーションやミュート、サイレント モードも画像付きで解説|android.com

 

そして現状アクションボタンに割り振れる動作が一つなのも微妙。勿論、誤動作防止のために長押し操作一択にしているのは分かりますが、アクションボタンに関してはもう少し考えてほしいと思います。

なお、アクションボタンに「消音モード」を設定していると、アクションボタンを短く押すことで現在消音モードかどうかの確認が可能です。面倒ですけどね。

アクションボタンを短く押すと消音モードかどうかの確認が可能

 

アクションボタンの活用方法/カスタマイズ例

ネット上では様々なアクションボタンの活用方法やカスタマイズ例が紹介されています。

  • 通常のカメラアプリではなくプロユースのカメラ(Blackmagic Cameraなど)を割り振る
  • PayPayなどの決済アプリを割り振る
  • ショートカットを使って自分好みの動作を割り振る(結構なんでもできちゃう。例えばインターネット共有のオンオフなども可能)
  • Actions」アプリを使えばiPhone本体の向きに応じて複数のアクションを設定可能(ちょっと裏技っぽい感じ/後日解説予定)

 

アクションボタンの不満点と改善要望

現状、自分の感じるアクションボタンの不満点と改善要望は以下の通り。

まずは不満点。

  • 割り振れるアクションが一つだけ(上記の「Actions」アプリを使えば色々できるけど)
  • 長押し操作が面倒(誤動作対策というのは分かるが…)
  • ミュートの切り替えに時間がかかるようになって地味にストレス
  • 着信/消音状態の確認が行いずらくなった(以前の物理スイッチは消音だとオレンジ色が見えて分かりやすかった)

次に改善要望。

  • 長押しだけでなく、2回押しや3回押しなども設定させてほしい
  • AIを活用した柔軟なボタンとしての動作(例えば、カメラを起動していれば撮影ボタン、ミュージックを起動していれば再生/停止ボタンとして動作など)
  • 上記の補足として、各アプリ毎にアクションボタンに割り振れる動作を決めても良いかもしれない
  • 物理的な着信/消音スイッチ(サイレントスイッチ)を復活させてほしい(願望)

A17 Proは3nmプロセス採用でより高速&省電力に!動作面はサクサク動いて不満無し!バッテリー持ちは普通。発熱も普通。

A17 Proは3nmプロセス採用でより高速&省電力に!動作面はサクサク動いて不満無し!

iPhone 15 Proシリーズに採用されているA17 Proチップは、3nmプロセスを用いた初めての量産SoCとなっており、より高速&省電力性能もアップしています。また、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを新たに採用。ソフトウェアベースのレイトレーシングよりも最大4倍高速なので、よりなめらかなグラフィックスと現実の世界に近いライティングを表現できます。

これによって、新たにゲーム機/PC並みの動作が可能となり、例えばBIOHAZARD RE:4が2023年12月31日にリリース予定となっていますが、iPhoneの対応機種は”A17 Proチップ以降を搭載したデバイス=iPhone 15 Pro/Pro Max”となっています。

ただ、iPhoneで本格的なゲームを遊ぶか?と言われると個人的には微妙。価格も高いので、どこまで売れるかはなんとも言えません。iPhoneオリジナルの大作ゲームなどが出れば別ですが、Apple Arcadeの状況を鑑みると、このゲーム路線には個人的にあまり期待していません。

なお、A17 ProのNeural Engineは、コア数こそ16基でA16 Bionicと同じですが、設計を一新したことで、スループット(実効処理速度)は最大2倍と大きく進化。GPUも、コアの設計を一新した上で、5基から6基に増加しています。

AppleによるA17 Proの特徴解説としては以下の通り。

  • 新たに6つのコアを搭載した最大20%速いGPU
  • 6つのコアを搭載した最大10%速いCPU
  • Neural Engineは最大2倍高速化
  • A16 Bionicと比べて最大4倍速いレイトレーシング
  • 最大2倍速いNeural Engine 16コアで毎秒約35兆回の演算処理を実行
  • A17 Pro GPUはiPhone 12 ProのGPUと比べて最大70%高速

 

実際にiPhone 15 Pro Maxを使っていると、動作はサクサクでほぼ不満無し。現状スマホ用チップとしては最高峰であり、非常に快適です。

バッテリー持ちについては前モデルのiPhone 14 Pro Maxと同等なレベル。ここはもう少し改善してほしかった気もします。

発熱については、iOS17.0.3で改善されたのか、使っていてもそれほど気になる場面は少ないです。充電時に熱くなるのは他のモデルも一緒ですし、野外で撮影した際に熱くなるのも、他のモデルと同等な印象です。

 

処理性能の進化はどうだ!Geekbench 6のベンチマークスコア比較!A17 vs A16 vs Snapdragon 8 Gen 2

処理性能の進化をGeekbench 6のベンチマークスコアで比較してみます。今回は「A17 vs A16 vs Snapdragon 8 Gen 2」という構図です。A17とA16で比べると、順当な進化といった感じでしょうか。

Single-CoreMulti-CoreMetal-Score
A172869711327451
A162539644622364
Snapdragon 8 Gen 218815159

データ引用元:Geekbench、A17は管理人実測値

新5Gモデム搭載で5G通信は最大24%高速化!体感は…!?

iPhone 15シリーズには、Qualcomm製の最新Snapdragon X70 5Gモデムチップが搭載されており、これによって5G通信の速度が前モデルに比べて最大24%向上しているとの事。省電力性もアップしているようですよ。

なお、この新5GモデムはiPhone 15シリーズ全体で採用されており、Proモデルだけでなく、無印iPhone 15やiPhone 15 Plusユーザーも利用できます。

ちなみに、この情報は知らずにiPhone 15 Pro Maxを使い始めたのですが、新モデムの影響かどうかは不明なものの、iPhoneテザリング利用時の接続安定性が向上し、かつ通信速度も明らかに向上しました。

ただ、これは管理人がauから楽天モバイルに回線を切り替えた後だったので、モデムの性能アップが原因か、楽天モバイルの通信環境が良いのかは判断が難しい所です。

実は先日メイン回線をauからプラチナ回線をゲットした楽天モバイルに変更してみたのですが、現状でも特に回線切れもなくそこそこ快適に使用できています。月額料金も半額(3,029円/最大利用時)になり、非常に満足していますよ。ちなみにプラチナ回線は2023年末~2024年初頭に利用可能となるようなので、今後に期待も込めて変更した次第です。楽天モバイルに変更すると、家のモバイル回線が5G接続にアップグレードされたのは思わぬ恩恵でした。

 

ダイナミックアイランドの挙動はだいぶ洗練!慣れると使いやすい!

ダイナミックアイランドの挙動はだいぶ洗練!慣れると使いやすい!

iPhone 15 Pro Maxは、引き続きダイナミックアイランドが採用されています。これはiPhone 14 Pro Maxと比べて特に差はありません。ただ、以前に比べるとiOS17になって動作面はだいぶ洗練されてきた印象。

慣れると使いやすくおすすめです。カップラーメンの3分タイマーなどの際には非常に便利ですね。iPhone 13などのノッチ搭載iPhoneモデルを使っている方なら、意外と買い替えて大きく体感できる差別化ポイントが、この「ダイナミックアイランド」でしょう。賛否両論ありますが、個人的には気に入っています。

Wi-Fiは6Eに進化!ただしWi-Fi 7規格のルーターも発売済みですけどね

色々と最新機能を搭載しているiPhoneですが、Wi-Fi関連は微妙に対応が遅いです。

個人的に前モデルのiPhone 14 Pro MaxがWi-Fi 6Eに対応するかなと思っていましたが未対応。やっと今回のiPhone 15 Pro MaxがWi-Fi 6Eに対応しましたが、最新のWi-Fi 7には未対応なっています。

まあ、まだまだWi-Fi 7は対応ルーターが発売開始された段階なので、Appleとしては普及状況を見ながら対応しているのでしょう。

という事で、もしも家のインターネット環境が10Gなら、iPhone 15 Pro Maxを買ったらWi-Fi 6Eに対応したルーターにぜひ買い替えましょう!だいぶ値段もこなれてきていますよ。

コスパに優れた普及たいモデルはこちら。

ハイスペックモデルはこちら。

ちなみにWi-Fi 7対応ルーターとしてはこちらがあります。意外と上記のモデルと大差ない価格なので、将来を見据えてこちらを買っておくのもありかも。

iPhone 15 Pro Max:セット内容/付属品

iPhone 15 Pro Max:セット内容/付属品

iPhone 15 Pro Maxのセット内容/付属品は以下の通りです。

    • iOS 17を搭載したiPhone 15 Pro Max
    • USB-C充電ケーブル(1m)※USB 2相当の性能
    • マニュアル
    • Appleのロゴシール
    • SIMピン

 

iPhone 15 Pro Max レビューまとめ:USB-C対応だけでも買い!そつない作りの万能スマホ!

iPhone 15 Pro Max レビューまとめ:USB-C対応だけでも買い!そつない作りの万能スマホ!

最後に、iPhone 15 Pro Maxのレビューをまとめておきます。メリット/デメリットもまとめておくので参考にどうぞ。

iPhone 15 Pro Maxのメリット/おすすめポイント

iPhone 15 Pro Maxのメリット/おすすめポイントは以下の通り。

  • 最大120Hzの可変リフレッシュレートで滑らか&明るさも十分。最高の有機ELディスプレイ。
  • 6.7インチの大画面でゲームも読書も快適。
  • 3nmプロセス採用のA17 Proはスマホ向けとして現時点で最強のチップ。高性能でサクサク動作&省電力性にも優れる。
  • A17 Proによって本格的なゲームも遊べそう
  • RAMが6GBから8GBに増量
  • 5倍望遠が予想以上に便利。運動会ならiPhone 15 Pro Maxだけで写真も動画も撮影可能(個人的に一番気に入っているポイント)
  • 待望のUSB-Cが採用。周辺機器の使いまわしが可能となり、MFi(Made For iPhone)認証不要でコスパもアップ。
  • iPhone 15 Proシリーズのみ、転送速度がUSB 3.2 gen 2相当の10Gbpsに大幅アップ(今まではUSB 2相当の480Mbpsだった)
  • チタン素材採用で高級感アップ&少し軽量化&少しコンパクトに
  • サイレントスイッチがアクションボタンに変更。自分好みの動作が割り振れる。
  • Wi-Fi 6Eに対応。
  • 新5Gモデム搭載で5G通信は最大24%高速化&省電力性もアップ。
  • リセールバリューが高い(今回iPhone 13 Pro MaxをApple Trade Inで下取りに出したら94,000円の予想価格でした)

 

iPhone 15 Pro Maxのデメリット/いまいちなポイント

iPhone 15 Pro Maxのデメリット/いまいちなポイントは以下の通り。

  • 当然だが大きく重い。初めて買う方は事前に実機で確認推奨。
  • バッテリーの持ちは普通だが、もう少し長持ちすると嬉しい。写真や動画をガンガン撮るならモバイルバッテリーを持っておいた方が安心。
  • 30Wでの急速充電では今時遅い気がする。
  • 付属のUSB-CケーブルがUSB 2相当。別途USB 3準拠のケーブルを買わせるのはいかがなものか(環境への配慮は?)
  • アクションボタンに未来は感じるが、着信/消音の切り替えが面倒になった。
  • 円安の影響もあるが高い。

 

iPhone 15 Pro Maxがおすすめな人は?買うべきか悩んでいる方へ

iPhone 15 Pro Maxがおすすめな人は?買うべきか悩んでいる方へ

iPhone 15 Pro Maxを買おうかどうか悩んでいる方に率直な意見として、個人的には待望のUSB-C採用だけでも買いかと思います。これでケーブル類や各種USB-Cデバイスもコスパ良く使えそうですし、今後しばらく充電ポートの変更はないでしょう。何気にデータ転送速度が10Gbpsと高速化されているので、大容量データをPCとやり取りする方にとっては地味ですが大きな進化ポイントかと思います。前モデルから比べるとデザインや性能の進化は少ないですが、全体的にそつなくまとまった良いスマホに仕上がっていますよ。

また、数年ぶりにiPhoneを買い替える方やAndroidスマホから買い替える方にとっては、常時表示ディスプレイやダイナミックアイランドは新鮮に感じるでしょう。ディスプレイの発色も当然ながら素晴らしく、屋外での使用も快適です。

カメラについてもほぼ文句無しな性能。個人的には運動会で思っていた以上に5倍望遠が活躍してくれたので、上記のUSB-C採用と併せて、iPhone 14 Pro Maxからの買い替えでも満足しています。何気にWi-Fi 6Eにも対応しているので、自宅のネット回線が10Gなどの高速プランに加入しているなら、併せてWi-Fiルーターも買い替えるとより快適になるのではないでしょう。

一方、アクションボタンはまだ使い勝手が微妙。今後のAppleのブラッシュアップに期待です。また、ワイヤレス充電速度や有線充電速度はもう少し速くなってほしいですね。

という事でiPhone 15 Pro Maxは、現在古いiPhoneやAndroidスマホを使っていて、バッテリー持ちやカメラ性能など、そろそろ買い替え時かな?と思っている方には非常におすすめ。とりあえず現状最強のフラッグシップスマホの一つであることは間違いないですし、様々な機能のバランスも良いです。

一方、現在iPhone 14 Pro Maxなど、ある程度最新のスマホを使っていて不満も少ないなら、わざわざ買い替える必要はないかもしれません。特にiPhone 14 Pro Maxユーザーであれば、カメラ性能も非常に良いですし、A16 Bionicもまだまだ十分高性能なレベル。USB-Cに大きな魅力を感じない、5倍望遠も別にいらないなら、来年のiPhone 16 Pro Maxを待つのも良いでしょう。

なお、気が早いですがiPhone 16 Pro Maxの噂としては、ディスプレイサイズの大型化(6.7→6.9インチ)やカメラ機能の進化、Wi-Fi 7対応などがあります。

ということで、当初思っていた以上に満足度の高い製品だったiPhone 15 Pro Max、個人的にはおすすめです!

コメント