個人的にはGoogleの製品やAndroidにもとても興味はあるんですけど、ついついiPhone買っちゃう管理人よっしーです。
さてさて、先日Googleが“Made By Google”と銘打って様々な新製品を発表しました!一番大々的だったのは新型スマホ「Pixel 2」と「Pixel 2 XL」ですが、これは日本での発売アナウンスは無し。スマートスピーカーの「Google Home」と「Google Home Mini」がやっと日本でも正式に発売されたのは朗報ですが、「Google Home」との連携が売りのGoogle傘下のスマートホーム企業「Nest」製品の日本展開も今のところ無し。リアル“ほんやくコンニャク”と話題の「Pixel Buds」も「Pixel」とのBluetooth接続が前提となるので使えませんし発売予定も無し。
と、興味のある製品は色々あるけど、なんか目の前に餌ぶら下げて「欲しい?でもあげなーい」といわれているようで妙にイライラしました(;´∀`)
まあ、様々な要因があるのでしょうけど、ぜひGoogleさんには日本でも早めに新製品を発売してもらえると嬉しいですね。「Pixel 2」はカメラ性能が凄いらしいので、日本でも需要はあると思うんだけどなあ。デザインも今回良くなってるしね。
という事で、製品自体は魅力的だけど、日本での発売予定がないものが多く、あまりテンションの上がらない管理人。とりあえずサクッと気になったポイントをまとめておきます。
※リンク先がGoogle Storeの場合、ロケーションが日本のままだと、日本での発売予定が無い製品は画面が遷移して見れ無い場合があります。その際は画面を下部にスクロールし、一時的にロケーションを「アメリカ」などに変更して閲覧してみてくださいね。
猫に小判!?新型「Pixelbook」は凄い進化しているけど勿体ない?
まずはChromebook Pixelの最新バージョン「Pixelbook」から。デザインはスッキリしていて好印象。12.3インチのマルチタッチディスプレイを搭載し、解像度は2560 x 1700、厚さ10mm、重量は約1kg、CPUはIntel Core i5、もしくはi7、RAMは8GB/16GB。ストレージはSSDで128GB/256GB/512GBの3パターン。なかなかハイスペックで個人的にはいい感じ。タブレットスタイルでも使用可能。
ただ、惜しむらくはこのハイスペックを果たして生かせるのか?という点。もちろんハイスペック過ぎて困ることはないんですけど、もともと軽量コンパクトなOSであるはずのChrome OSにはちょっと勿体ない気もします。Windows 10とのデュアルブートに対応なんてなれば個人的には欲しいですけどね。そして今回から、オプションで「Pixel Pen」(99ドル)も発売になります。
「Pixelbook」のお値段は999ドルからで発売は10月23日、日本での発売予定は無し。正直言ってあまり魅力は感じませんでした。これならSurfaceかiPad Proの方がほしい。
これは気になる!「Pixel 2」と「Pixel 2 XL」はデザインも性能も大幅進化!
「Pixelbook」はあまり惹かれるものがありませんでしたが、この「Pixel 2」と「Pixel 2 XL」は最近流行りのベゼルレスデザイン採用でスペックも大幅進化!さらにカメラ性能も「iPhone 8」を上回り、現時点でカメラ性能の指標となるDxOスコアでは、スマートフォン史上最高値となる「98」という驚異的なスコアをたたき出しています。
スペック面では、OSはAndroid 8.0.0 Oreo(OS アップデートとセキュリティ アップデートを最低 3 年間保証)。ディスプレイは、Pixel 2が5.0インチでFHD(1,920 x 1,080)AMOLED(441 ppi)ディスプレイ、Pixel 2 XLが6.0インチでQHD+(2,880 x 1,440)pOLED(538 ppi)ディスプレイ。カメラは共通で背面が12.2MP(f/1.8)、全面が8.0MP(f/2.4)、プロセッサはSnapdragon 835(2.35 GHz + 1.9 GHz、64 ビット オクタコア)、RAMは4 GB LPDDR4X、ストレージは64 GBと128 GBの2モデル。
サイズはPixel 2が長さ: 145.7 mm/幅: 69.7 mm/高さ: 7.8 mm/重量: 143 g、Pixel 2 XLが長さ: 157.9 mm/幅: 76.7 mm/高さ: 7.9 mm/重量: 175 gとなっています。
バッテリーはPixel 2が2,770 mAhで15分の充電で最長7時間使用可能、Pixel 2 XLが3,520 mAhで15分の充電で最長7時間使用可能。
その他Wi-Fiは802.11 a/b/g/n/ac 2×2 MIMO(2.4 GHz、5.0 GHz)、Bluetoothは最新の5.0でNFCとeSIM搭載です。IP67相当の防水防塵性能もあります。
スペック面は現時点でほぼ最強な感じで個人的にはかなり惹かれますね。ただ、こういったスマホのスペックは日進月歩。現時点では魅力的でも、例えば半年後に日本でリリースされても、その際にはSnapdragon 836がリリースされているなんて事も考えられます。やはり現時点で日本での発売予定が無いのはちょっと寂しい。
そして意外な所からも「Pixel 2」日本未発売の余波が広がっています。なんでもAndroidアプリ開発者にとって重要な“Androidのリファレンス機(基準となる端末)”となる端末が、「Nexus 5X」「Nexus 6P」のOSアップデート保証期限(2年間)が今年9月で終了することに伴い、なんと無くなってしまうらしいんです!Googleが日本市場を軽視しているのかどうかは分かりませんが、アプリ開発者にとってはなかなか重大な問題のようですね。
日本でも即リリースされていれば今回は買ったかもなあ。。。
参考:「Nexus 5X&6P」のAndroid OSサポート終了 「Pixel 2」日本投入なくアプリ開発者が困惑|ITmedia NEWS
リアル“ほんやくコンニャク”キタ!!「Pixel Buds」が凄い!!
そして個人的に今回の発表の中でも個人的に大変興味があったのが、リアル“ほんやくコンニャク”と話題のBluetoothイヤホン「Pixel Buds」です。最近流行の完全ワイヤレスタイプではないものの、他のイヤホンとは一線を画す素晴らしい機能が搭載されています。それがリアルタイムに会話を翻訳し、相手に伝えてくれる機能。例えば外人さんが日本語で会話したい場合は、右ユニットのボタンを押して「Help me speak Japanese」と話せば日本語モードになり、ユーザーが話した言葉をリアルタイムに翻訳、スマートフォンのスピーカーを通して相手に伝えることが出来るんです!まさにリアルな“ほんやくコンニャク”!
しかしながらこの「Pixel Buds」も日本語に対応しているものの、使うには「Pixel」スマホが必須条件。そのため日本では通常のAndroidスマホを買ってもこの機能は使えません。無念。
アクションカム?監視カメラ?「Google Clips」
続いては小型のアクションカム?監視カメラ?とジャンル分けが難しい「Google Clips」です。基本的な動作としては、電源をオンにして撮影したい場所に放置。すると「Google Clips」内蔵のAIが自動的に被写体や動きを検知して良い動きや表情のシーン、そして決定的瞬間などを静止画やショート動画で内蔵ストレージに記録する、というもの。
基本的なスペックとしては広角130度のカメラに15fps、16GBのストレージ内蔵で249ドルから。50ドルぐらいなら手軽に買えるけど、ちょっと高いかな。パーティやBBQの際などにはあると良い思い出が残せるかも。
Googleが作ったスマートスピーカー「Google Home」と「Google Home Mini」は日本でも発売中!
今回のGoogle発表会の中で唯一日本でも買えるのがこの「Google Home」と「Google Home Mini」。Googleが作ったスマートスピーカーですね。
“OK Google” と話しかけると、Google で調べ物ができたり、音楽を再生したりするのはもちろん、毎日の予定の管理やスマートホームの操作も簡単にできます。
例えば、「Google Home Mini」を台所などに設置。「OK Google, タイマーを10分に設定して。」「了解しました。10分ですね。スタート。」といった使い方が出来ます。
他にもChromecastと連携させて「OK Google, Netflix でフラーハウスを再生して。」「Netflix のフラーハウスですね。テレビで再生します。」なんてことも可能です。
価格は「Google Home」が15,120円、「Google Home Mini」が6,480円となっています。すでにGoogleの公式サイトでも購入できますし、auショップ、ビックカメラ、ヤマダ電機、楽天の店舗やサイトでも購入可能。TSUTAYAでのレンタルも開始されるそうです。とりあえずレンタルで試してみて良かったら購入なんていうのも良いかも。
ただ、これも自分のようなマニアに受けそうな最上位モデル「Google Home Max」は日本でのリリース予定無しなんですね。残念。
Google傘下の会社「Nest」のスマートセキュリティカメラが気になる!
ひそかに今回の発表の中で個人的に気になっているのが、Google傘下の会社「Nest」について。この「Nest」というのは、もともとAppleで初代iPodの開発に携わっていたトニー・ファデル氏が創業した会社で、サーモスタットや火災報知器などの機器をメインに開発している会社です。サーモスタットと聞いても日本人には「?」という感じですが、アメリカなどでは家全体の温度コントロールにサーモスタットを設置することが多く、その温度管理を自動で行う優秀な製品という事で人気を集めているようです。
個人的に“サーモスタット”には興味はあっても設置は難しそうですが、それよりも気になるのが新製品の「セキュリティカメラ(防犯カメラ)」。屋内用と屋外用があり、以前から気にはなっていたのですが、今回の発表の中で「Google Home」との連携が可能になったとありました。製品自体の性能も良さそうですし、個人的にはちょっと買ってみたいなと思っています。日本での発売は、、、されないでしょうね。
ただ、ニッチな分野ではありますが、最近色々防犯カメラを調べていてもなかなか「これだ!」という決め手に欠ける製品が多いので、ぜひ日本でもリリースしてほしいなと超個人的に思います。
まとめ
という事で、今回の“Made By Google”発表会。個人的には興味のある製品も多いですが、いかんせん日本でのリリース予定が無いものがほとんどでなんとも寂しい限り。もしも技適が問題なのなら、日本がガラパゴス化しないためにも、海外の認証と相互補完できる仕組みなど構築してもらえると良いのですが、、、。出来ればせめて「Pixel 2」だけでも日本でリリースしてくれると嬉しいですね。Nestのセキュリティカメラは真剣に情報収集してみたいなと考え中。
スマートスピーカーは、今年中にはAmazonの「Echo」も正式リリースされるようですし、Appleの「HomePod」も気になります。特にApple Musicにハマっている管理人としては、「HomePod」が高いかもしれないけど音質が良いなら買ってみたいです。とりあえず「Google Home」はレンタルも出来るみたいなので、一度試してみても良いかもですね。
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