【Windows Update】マイクロソフトが2017年12月の月例パッチをリリース。今のところ大きな不具合報告は無し。Adobe Flash Playerのアップデートもお忘れなく!

【Windows Update】マイクロソフトが2017年12月の月例パッチをリリース。今のところ大きな不具合報告は無し。Adobe Flash Playerのアップデートもお忘れなく! Microsoft Tips
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2017年12月13日、マイクロソフトが12月の月例セキュリティパッチ/ Windows Update の配信を開始しました。なお、最近セキュリティ情報の提供方法が変更になりましたので、詳細についてはマイクロソフトの「セキュリティ更新プログラム ガイド」をご参照ください。

今月は、新規セキュリティ更新プログラムを公開すると共に、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに Win32/Floxif、Win32/SilverMob、Win32/PlantomStar、Win32/Autophyte、Win32/FoggyBrass、Win32/TangentCobra、MSIL/DarkNeuron に対する定義ファイルが追加されています。
また、11月の Windows の月例セキュリティ更新プログラムを適用後に発生していた一部の Epson 社製プリンターで印刷に失敗する問題も修正されています。
なお、現時点では大きな不具合報告は入ってきておりません。

そしてAdobe関連のFlash Playerなどのアップデートも配信中です。こちらも早めに対処しておきましょう。

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2017年12月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始

2017年12月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始になりました。対象となるのは以下のソフトウェア。

  • Internet Explorer
  • Microsoft Edge
  • Microsoft Windows
  • Microsoft Office および Microsoft Office Services および Web Apps
  • Microsoft Exchange Server
  • Chakra Core

対象:Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含まない)
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 10 RTM: 4053581、Windows 10 1607: 4053579、Windows 10 1703: 4053580、Windows 10 1709: 4054517、Windows Server 2016: 4053579

対象:Microsoft Edge
※緊急 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 10 RTM: 4053581、Windows 10 1607: 4053579、Windows 10 1703: 4053580、Windows 10 1709: 4054517、Windows Server 2016: 4053579

対象:Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2: 4054519 (マンスリー ロールアップ) および 4054522 (セキュリティのみ)。

対象:Windows Server 2012
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows Server 2012: 4054520 (マンスリー ロールアップ) および 4054523 (セキュリティのみ)。

対象:Windows RT 8.1
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows RT 8.1: 4054519。注: Windows RT 8.1 の更新プログラムは Windows Update からのみ入手できます。

対象:Windows 7 および Windows Server 2008 R2
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows 7 および Windows Server 2008 R2: 4054518 (マンスリー ロールアップ) および 4054521 (セキュリティのみ)。

対象:Windows Server 2008
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Windows Server 2008 の更新プログラムは累計的な更新プログラムやロールアップとして提供されません。次の記事は Windows Server 2008 のバージョンを参照しています。4052303および 4053473

対象:Internet Explorer
※緊急 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Internet Explorer 9: 4052978、Internet Explorer 10: 4054520 (マンスリー ロールアップ) および 4052978 (IE 累積的)、Internet Explorer 11: 40529784053578405357940535804053581405451740545184054519

対象:Microsoft Office 関連のソフトウェア
※重要 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
月例のセキュリティ更新プログラムのリリースの Office に関連するサポート技術情報の記事の数は、CVE の数、および影響を受けるコンポーネントの数によって変わります。次のサポート技術情報は Office とOffice 関連のコンポーネントを参照しています。4011095401127740115754011590401160840116124011614

対象:Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016
※重要 特権の昇格
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016 用のセキュリティ更新プログラムに関するマイクロソフトからの情報: 4011576

対象:Microsoft Exchange Server
※重要 なりすまし
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラムに関するマイクロソフトからの情報: 4045655

対象:ChakraCore
※緊急 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge とWindows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki を参照してください。

対象:Adobe Flash Player
※緊急 リモートでコードが実行される
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ:
Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラムに関するマイクロソフトからの情報:4053577

データ引用元:2017 年 12 月のセキュリティ更新プログラム (月例)|日本のセキュリティチーム

詳細なアップデート内容については、マイクロソフトの公式サイトでご確認ください。

なお、Windows 10の初期バージョン「1507」は、2017年5月9日(米国時間)にサポートが終了となりました。今後セキュリティや品質の更新プログラムが提供されなくなるので、できるだけ早期に最新バージョンのWindows 10に更新しておきましょう。そして「Windows 10 November Update(1511)」に対するセキュリティ更新プログラムの提供も10月10日で打ち切られました。該当するバージョンをお使いのユーザーは、早目にアップデートしておきましょう。

また、Office 2007のサポートも10月10日で終了しました。該当バージョンを使用中のユーザーは、速やかに最新バージョンに更新しましょう。

 

そして日ごろスリープをメインにパソコンを運用している場合は、今日だけでも必ず更新を確認し、指示に従ってPCを再起動してください。スリープのままではきちんと更新が適用されない場合もあるのでご注意を。

Windows 10の場合は、再起動等が必要な場合は以下のような指示がポップアップで出ます。速やかに再起動させましょう。

Windows 10:Windows Update後の再起動指示

 

また、【スタートボタン>電源】と進み、以下のような【更新してシャットダウン】【更新して再起動】の指示が出ている場合も、速やかに指示通り再起動などを行うようにしましょう。

更新して再起動、更新してシャットダウン

 

そして「Windows Update」によるアップデートが複数回溜まっている場合は、1回更新してもまだ残っている場合があります。

左下スタートボタン>設定>更新とセキュリティ>Windows Update>更新プログラムのチェック

を押して、このように更新状態が「お使いのデバイスは最新の状態です。」と表示されるまでは、しっかり更新処理を行っておきましょう。

Windows Update:更新プログラムのチェック

 

Adobe Flash Playerなどのアップデートもお忘れなく!

その他、Adobe Flash Playerの更新プログラムなども提供されています。こちらもきちんと更新しておきましょう。

また、Javaやブラウザ等も適時更新しておくことは非常に重要です。ぜひ「MyJVN バージョンチェッカ」などを活用し、更新状況を確認しておきましょう。

起動するとこのようにチェックされます。ぜひWindows Updateでの更新作業が完了したら、セットで確認作業を行うことを強く推奨します。

MyJVN バージョンチェッカ

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コメント

  1. jan より:

    昨日、実行しました。今のところは、不具合はありません。