以前からAppleがiPhone 13 Proに「LTPO技術」を用いた有機ELディスプレイを採用すると噂されていましたが、新たにXDA DevelopersのMax Weinbach氏がYouTubeチャンネル「EverythingApplePro」の動画内にて、iPhone 13 Proがディスプレイの常時表示&120Hzリフレッシュレートに対応する可能性があると指摘しています。
「LTPO技術」は既に「Apple Watch」に採用されており、リフレッシュレートを1~120Hzで切り替えることが可能。これによってApple Watch Series 5/6でディスプレイの常時表示を実現していますが、これがiPhone 13 Proシリーズにも採用される可能性が高まってきているようです。
ちなみにエネルギー効率の高い「LTPOディスプレイ」技術を採用することでiPhoneの消費電力がより少なくなり、バッテリー寿命が最大15%延びるとも言われています。結局のところは常時表示や120Hz対応でバッテリー持ちはあまり変わらないかもしれませんが、もしも実現すればiPhone 13 Proはかなり魅力的な端末になりそうです。
当初はiPhone 12でもリフレッシュレート120Hzの実装が予想されていましたが、技術的には可能なものの、バッテリー問題とのトレードオフで見送られたとも報じられていました。
2021年のiPhone 13がリーク通り「LTPOディスプレイ」を採用してバッテリー問題が解決すれば、念願の「120Hz ProMotionディスプレイ」が実現して、従来よりもより滑らかな表現が可能となるでしょう。また、場合によってはApple Pencilに対応する可能性も高まります。
なお、LTPOを搭載しProMotionテクノロジーを採用すると噂されているiPhone 13は、上位の“Pro”モデル2機種と予想されています。Apple Watchと同様、ディスプレイの常時表示機能が実現すれば、また違ったiPhoneの魅力が感じられるかもしれません。
他にも、MagSafeの磁力が強くなる(MagSafe+)、カメラが星や月を検出したとき「天体撮影モード」に切り替わる、ディスプレイ下の指紋認証機能(Touch ID)搭載などの噂もあるので、ぜひこれらの新機能を搭載した魅力的なiPhone 13の発表を待ちたいものです。
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