auのオンラインショップでMNPにて購入した「iPhone 12 Pro Max 256GB パシフィックブルー」ですが、無事発売日当時に入手することができました。
今回は「iPhone SE 2020」からの機種変更となるのですが、やはり画面が大きいと表示される情報量が多くてとても快適ですし、有機ELディスプレイも高精細で鮮やか、かつバッテリーの持ちも良くてなかなか満足しています。
ただし、今年も残念ながら指紋認証(Touch ID)は非搭載でした。「iPad Air」がサイドボタンに指紋認証機能が搭載されていたので少し期待していたのですが、夢かなわず。コロナ禍でマスクを付ける機会も多いので、来年はなんとかディスプレイ内指紋認証機能の搭載を実現してほしいものです。
と言う事で、本日は「iPhone 12 Pro Max 256GB パシフィックブルー」のレビューをまとめておきます。購入時の参考に良かったらどうぞ。
- iPhone 12 Pro Max:同梱物
- iPhone 12 Pro Max:主要スペック一覧
- iPhone 12 Pro Max:外観レビュー
- iPhone 12 Pro Max:使ってみて分かった良い点・悪い点まとめ
- 外観は原点回帰で良い感じ。意外と持ちやすく、ベゼルが狭まったのも良い。ノッチは相変わらずデカい。
- 6.7インチディスプレイは迫力満点。まるでミニタブレット。ただし重くて大きいのは人を選ぶかも。
- 「iPhone 11 Pro Max」と比べると薄くなり持ちやすくなった印象
- 動作はサクサクで全く不満無し。
- カメラはスマホと考えれば文句なし。ただしケース無しでの使用はちょっと怖い。特に背面カメラ部分。
- Face IDの認証角度は相変わらず狭い。机の上に置いての認証は出来ない。ここは残念。指紋認証機能非搭載も無念。
- バッテリー持ちは必要十分で満足。有機ELと大容量バッテリーの組み合わせは相性抜群。
- ライトニングポート継続には失望。
- 本体のスピーカー音質は良好。普通に音楽も聴ける。
- パシフィックブルーは思ったよりも青くなかった。上品な色合い。「Apple Watch Series 6 ブルーアルミニウムケース」と「パシフィックブルー」の色合いは結構異なる。
- 5G対応は「Sub 6」のみで「ミリ波」は非対応。現時点では現実的な対応だが将来を考えると一考の価値あり。
- iPhone 12 Pro Max:レビューまとめ
- 併せて読みたいおすすめ記事
iPhone 12 Pro Max:同梱物
「iPhone 12 Pro Max」の同梱物は以下の通り。
- iOS 14を搭載したiPhone
- USB-C – Lightningケーブル
- マニュアル
すでにご存じの方も多いでしょうが、今回「充電器」と「EarPods」は同梱されていません。手元にある充電器を流用するか、20W程度の充電に対応した充電器を購入しましょう。なお、ケーブルはUSB-Cタイプなので、充電器購入の際はご注意ください。
ちなみにApple純正の20W充電器はこちらとなります。
当初Appleロゴのシールは付属しなくなったのかと思いましたが、一応1枚付属していました。
イヤホンについては、安価ならSOUNDPEATSさんの「Truengine 3SE」がおすすめ。そしてやや金額は上がりますが、良い音で音楽をじっくり堪能したいならSONYの「WH-1000XM4」がイチオシです。
勿論、Appleファンなら「AirPods Pro」や「AirPods」も良いと思います。
iPhone 12 Pro Max:主要スペック一覧
「iPhone 12 Pro Max」の主要スペック一覧は以下の通りです。
iPhone 12 Pro Max | |
---|---|
ストレージ容量/価格(税抜) | ■128GB:117,800円 ■256GB:128,800円 ■512GB:150,800円 |
カラー | ■グラファイト ■シルバー ■ゴールド ■パシフィックブルー |
ディスプレイ | ■Super Retina XDRディスプレイ ■6.7インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ ■2,778 x 1,284ピクセル解像度、458ppi ■HDRディスプレイ ■True Tone ■広色域(P3) ■触覚タッチ ■2,000,000:1コントラスト比(標準) ■最大輝度800ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) |
リアカメラ | ■Pro 12MPカメラシステム(超広角、広角、望遠) 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.2絞り値 ■ナイトモード ■Deep Fusion ■Apple ProRAW ■センサーシフト光学式手ぶれ補正 ■2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、5倍の光学ズームレンジ ■最大12倍のデジタルズーム ■より明るいTrue Toneフラッシュと ■スローシンクロ ■ナイトモードポートレート ■進化したボケ効果と深度コントロールが使える ■ポートレートモード ■6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) ■写真のスマートHDR 3 |
ビデオ撮影 | ■4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) ■1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) ■Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大60fps) ■ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大60fps) ■ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正 ■2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト ■最大7倍のデジタルズーム ■オーディオズーム ■QuickTakeビデオ ■1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 ■ナイトモードのタイムラプス ■手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ■ステレオ録音 |
フロントカメラ | ■TrueDepthカメラ ■12MPの写真 ■ƒ/2.2絞り値 ■Retina Flash ■写真のスマートHDR 3 ■進化したボケ効果と深度コントロールが使える ■ポートレートモード ■6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) ■ビデオの拡張ダイナミックレンジ(30fps) ■映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) ■4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) ■Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps) ■1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) ■1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 ■ナイトモード ■Deep Fusion ■QuickTakeビデオ ■アニ文字とミー文字 |
チップ | ■A14 Bionicチップ 次世代のNeural Engine |
RAM | ■6GB(噂) |
サイズと重量 | ■幅:78.1 mm ■高さ:160.8 mm ■厚さ:7.4 mm ■重量: 226 g |
防沫性能、耐水性能、防塵性能 | ■IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
ワイヤレス通信方式 | ■GSM/EDGE ■UMTS/HSPA+ ■DC-HSDPA ■CDMA EV-DO Rev. A(一部のモデル) ■5G(sub-6 GHz) ■ギガビットLTE ■MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 ■Bluetooth 5.0 ■空間認識のための超広帯域チップ ■内蔵GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou ■VoLTE ■リーダーモード対応NFC ■予備電力機能付きエクスプレスカード ■FeliCa |
セキュア認証 | ■Face ID TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 |
オーディオ再生 | ■空間オーディオ再生 Dolby Atmosに対応 |
電源とバッテリー | ■リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵:3,687mAh ■最大15WのMagSafeワイヤレス充電 ■最大7.5WのQiワイヤレス充電 ■ビデオ再生:最大20時間 ■ビデオ再生(ストリーミング):最大12時間 ■オーディオ再生:最大80時間 ■高速充電に対応:35分で最大50%充電(別売りの20W以上のアダプタを使用) |
センサー | ■Face ID ■LiDARスキャナ ■気圧計 ■3軸ジャイロ ■加速度センサー ■近接センサー ■環境光センサー |
SIMカード | ■デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
コネクタ | ■Lightning |
iPhone 12 Pro Max:外観レビュー
続いて「iPhone 12 Pro Max」の外観レビューをご紹介しておきます。
「iPhone 12」からは久々にデザインが刷新され、昔の「iPhone 5」時代のような雰囲気が取り入れられています。個人的には結構いい感じだと思います。
上部はこんな感じ。
背面。「超広角/広角/望遠」カメラは相変わらず出っ張っています。「LiDARスキャナ」搭載は大きなトピックですね。
下部にはマイクとステレオスピーカー、Lightningコネクタがあります。USB-Cコネクタ非搭載は非常に残念です。
右サイドには「サイドボタン」があります。
「サイドボタン」に指紋認証機能が搭載されていたら嬉しかったのですが、今回は非搭載です。
上部には特に何も無し。
左サイド。「音量を上げる/下げる」ボタンと「サウンドオン/オフ」ボタン、そして「Simカードスロット」があります。
ボタン部分のアップ。ボタンの押し心地などは全く問題ありません。
コーナー部分はラウンドを帯びた加工。仕上げは相変わらず丁寧で文句のつけようがないレベル。
続いて背面のカメラ部分をご紹介しておきます。
「iPhone 12 Pro Max」も、従来同様カメラ部分は出っ張っています。ケース無しで使うのは怖いので、個人的にはケースを装着した方が良いかなと感じましたね。
6.7インチの「iPhone 12 Pro Max」はデカいです。でもそれが良い。
iPhone 12 Pro Max:使ってみて分かった良い点・悪い点まとめ
実際に「iPhone 12 Pro Max」を実際に使ってみて良かった点と、悪かった点をまとめておきます。あくまでも主観的な感想ですのでご承知おきを。
外観は原点回帰で良い感じ。意外と持ちやすく、ベゼルが狭まったのも良い。ノッチは相変わらずデカい。
外観は好みの問題なので善し悪しの判断は人それぞれだと思いますが、個人的には今回の「iPhone 12 Pro Max」のデザインは原点回帰で気に入っています。
再度が直線デザインになったので持つ際に非常に持ちやすく感じますし、「iPhone 11 Pro Max」と比べてベゼル幅が狭まり、よりディスプレイが大きくなったのも好印象ですね。
ただしノッチについては残念ながら今年も小型化はならず。バッテリーに%表示を付けることも出来ません。「Face ID」の仕様上難しいかとは思いますが、ぜひ来年以降のモデルではノッチの小型化をお願いしたいものです。
6.7インチディスプレイは迫力満点。まるでミニタブレット。ただし重くて大きいのは人を選ぶかも。
「iPhone 12 Pro Max」の6.7インチディスプレイはかなり大きく迫力があります。まるでミニタブレットのよう。これだけ大きければ動画やゲームも十分堪能できます。ブラウジングやメールの仕分けも楽々。
ただし、その分重くて大きい点は要注意。手の小さい人は一度実機を店頭で触ってみることをおすすめします。また、ベッドで横になりながら手に持って操作していると結構手がだるくなってくるので、重さについてもよく検討してみてくださいね。
「iPhone 11 Pro Max」と比べると薄くなり持ちやすくなった印象
iPhone 12 Pro Max:6.7インチ/160.8×78.1×7.4mm/226g
iPhone 11 Pro Max:6.5インチ/158.0×77.8×8.1mm/226g
「iPhone 12 Pro Max」と「iPhone 11 Pro Max」を比べると重さは同じ。そして縦横はやや「iPhone 12 Pro Max」が大きくなるものの、逆に0.7mm薄くなっています。そのためか、持った際には「iPhone 12 Pro Max」の方が持ちやすく感じました。
動作はサクサクで全く不満無し。
動作面は全く不満有りません。A14チップとRAM 6GBでサクサク快適です。ただ、「iPhone 11 Pro Max」と比べて速いか?と言われれば正直言ってあまり体感は出来ないレベル。それだけA13も性能が凄いという事かもしれませんけど。
自分の場合は簡単なゲームやブラウジング、SNS程度の使用方法なので、正直言って「iPhone 12 Pro Max」はオーバースペックな気もします。まあ、処理速度が速くて困ることはないので、動作面については本当に満足しています。
カメラはスマホと考えれば文句なし。ただしケース無しでの使用はちょっと怖い。特に背面カメラ部分。
カメラ機能は、正直言って「iPhone 11 Pro Max」と比べてどれほど変わったのかは素人目にはあまり分からないレベル。「超広角/広角/望遠」が搭載され、個人的にはスマホと考えれば必要十分な性能だと思います。そして今年からは新たに「LiDARスキャナ」が搭載されており、色々と恩恵もありそう。今後じっくり使いこなしてみたいと思います。身長が測定できるので、子供の育成記録に活用できそるかも。
なお、カメラの評価については専門家の方の意見を参考にされるのが良いかと思うので、いくつか記事をご紹介しておきますね。
背面のカメラ部分は相変わらず出っ張っているので、個人的にケース無しでの使用はちょっと怖いです。カメラ部分を傷付けたくないなら、ケースの利用はある意味必須かと思います。
Face IDの認証角度は相変わらず狭い。机の上に置いての認証は出来ない。ここは残念。指紋認証機能非搭載も無念。
個人的には机の上に置いた状態で「Face ID」が機能すると非常に便利だなと思うのですが、これは今年も叶わず。
毎年「Face IDが改良された!」と話題になり、いつもちょっと期待してしまうのですが、今年も机の上に置いた状態で「Face ID」でのロック解除は出来ませんでした。ちなみに机の上に置いた状態で「Face ID」でロック解除するには、今回も結構上まで覗き込まないと反応してくれません。
そしてもう一点。「iPhone 12 Pro Max」で残念だったのが指紋認証機能(Touch ID)が非搭載だったという点。今年はコロナ禍の影響でマスクを装着する機会がかなり増えています。そうなると「Face ID」は上手く機能してくれません。そのため、今年は指紋認証機能の搭載を期待していたのですが、残念ながら今年も搭載されず。
来年の「iPhone 13?」にはまた搭載の噂もありますが、ぜひ来年はディスプレイ下、もしくはサイドボタンに指紋認証機能(Touch ID)を搭載して欲しいものです。
バッテリー持ちは必要十分で満足。有機ELと大容量バッテリーの組み合わせは相性抜群。
機種変更前に使用していた「iPhone SE 2020」ですが、「Touch ID」搭載という点では今の時期使いやすかったですし、コンパクトで軽いのは良い点だと思います。しかしながら、一番不満だったのがバッテリー持ちの短さでした。搭載バッテリー量が少ないのと液晶ディスプレイ搭載の2点が影響しているのかなと思います。
その点、今回の「iPhone 12 Pro Max」は、大容量バッテリーに有機ELディスプレイでスタミナは十分。一日ガンガン使っても夕方の段階で50%程度はバッテリーが残っている状態です。上手く使えば2日程度は無充電でも使えるかもしれません。
なお、有機EL(OLED)ディスプレイは“発光しないこと”で黒を表現します。これによって“より深みのある本物の黒色”を表現できるだけでなく、電力を消費しないので節電効果も期待できます。そのため「iPhone 12 Pro Max」のように有機ELディスプレイ採用モデルを使う際には、【ダークテーマ】を利用することでバッテリー持ちが改善して省電力化が期待できます。ぜひ皆さんも試してみてくださいね。壁紙も黒色を基調としたデザインにすると良いでしょう。
■設定>壁紙>ダークモードで壁紙を暗くする:オン(※好みで設定してください)
ライトニングポート継続には失望。
「iPad Pro」や「iPad Air」はUSB-Cポートが採用されたので、今回の「iPhone 12 Pro Max」にも期待していたのですが、残念ながらライトニングポートが引き続き採用となっています。個人的にこの点が一番の失望ポイントかもしれません。
イヤホンやヘッドホン、モバイルバッテリー、一眼レフカメラなどなど、最近は殆どの製品がUSB-Cポートを採用しています。Appleなりの理由があるのでしょうが、いい加減iPhoneもUSB-Cポートを採用して欲しいものです。無駄にケーブルが増えて本当にうんざりしています。
本体のスピーカー音質は良好。普通に音楽も聴ける。
「iPhone SE 2020」と比べても、「iPhone 12 Pro Max」本体のスピーカー音質はなかなか良いと感じます。
「iPhone SE 2020」では【オーディオ再生:ステレオ再生】ですが、「iPhone 12 Pro Max」では【オーディオ再生:空間オーディオ再生】となり、この違いは歴然。音の広がり感が断然異なります。
勿論、所詮スマホのスピーカーではあるのですが、Androidの安いスマホとは断然レベルが違いますし、ちょっと音楽を聴く程度なら案外いけると感じるレベル。大画面ディスプレイと相まって、個人的には結構満足しています。
パシフィックブルーは思ったよりも青くなかった。上品な色合い。「Apple Watch Series 6 ブルーアルミニウムケース」と「パシフィックブルー」の色合いは結構異なる。
先日購入した「Apple Watch Series 6 ブルーアルミニウムケース&ブレイデッドソロループ」と色合いを併せようと思い、今回「iPhone 12 Pro Max パシフィックブルー」を購入しましたが、案外“青色”の色味は異なります。「iPhone 12 Pro Max」の“パシフィックブルー”は、やや上品な薄めの青色でした。これも悪くは無いんですけど、一応ご紹介しておきますね。
質感は高いですし、メタリック調の色合いで個人的には気に入っています。
5G対応は「Sub 6」のみで「ミリ波」は非対応。現時点では現実的な対応だが将来を考えると一考の価値あり。
最後に今話題の【5G対応】について。
【5G】は、本当にざっくり説明すると、一般的なユーザーが想定する高速通信が可能な「ミリ波」と、4G+α程度の控えめな性能の「Sub 6」の2つに大別されます。
そして今回日本でリリースされた「iPhone 12」はいずれも「Sub 6」のみの対応。一方、アメリカのモデルは数千円価格がアップするものの、「ミリ波」と「Sub 6」の両方に対応したモデルが販売されています。
しかしながら「ミリ波」はその性質上、非常に狭いエリアしかカバーできず、実際問題として「Sub 6」にさえ対応していれば数年は問題ないだろうという考えが一般的。Appleもそういった【5G】の現実的な普及状況を考えてこういった判断に至ったのだろうと推測されます。
しかしながら「一度iPhoneを買ったら4-5年は使いたい!」という場合は、今年のiPhone購入はちょっと考えた方が良いかもしれません。勿論、来年日本で発売されるiPhoneが「ミリ波」に対応するかどうか確実なことは誰にも分かりませんが、5Gの普及が進めば、Appleも「ミリ波」対応モデルを積極的に展開していくだろうと予想されます。
iPhone 12 Pro Max:レビューまとめ
なんとか無事発売日に入手できた「iPhone 12 Pro Max」ですが、今回は「iPhone 11 Pro Max」→「iPhone SE 2020」と使ってみてからの機種変更でしたので、久々にディスプレイサイズが大きくなったのはちょっと嬉しかったです。
勿論、現在のコロナ禍の中ではマスクのせいで顔認証が使いにくい場面もあり、その点「iPhone SE 2020」にはTouch ID(指紋認証)が搭載されている点は便利だなと思うシーンもあります。しかしながら日常的にスマホを使う場面では「iPhone 12 Pro Max」の大画面ディスプレイの恩恵は大きいですし、バッテリーの持ちも段違いに良いです。カメラ機能も文句無し。勿論価格の違いはあるものの、個人的には「iPhone 12 Pro Max」の方が満足度は高く感じます。
また、「iPhone 11 Pro Max」と比べると処理性能やカメラ機能など、基本的な部分はあまり違いを感じませんが、ディスプレイが若干大きくなったのは持ち比べても良く分かりますし、薄くなったのとサイドの仕上げが直線デザインに変わったことで、随分持ちやすくなった印象を受けます。重さは変わらないので、なんとも不思議な感覚ですね。
なお、カメラ機能については「iPhone 12 Pro Max」には“LiDARスキャナ”が新たに搭載されているので、この効果のほどは今後じっくり検証してみたいと思います。
■有機ELのRetinaディスプレイは美麗かつ高精細
■iPhoneとしては過去最大の6.7インチ大画面ディスプレイで動画やゲームなど迫力満点
■A14チップ&6GB RAMでサクサク快適
■空間オーディオ再生で意外と“素”の音も良い。
■スマホとしてはほぼ文句無しのカメラ機能(超広角/広角/望遠カメラ&LiDARスキャナ搭載)
■Face IDの反応は素早く快適(※下記のイマイチポイントも参照を)
■デザインが原点回帰で新鮮。
■一応「Sub 6」のみだが【5G】に対応
■バッテリーのスタミナも十分。
■相変わらずのライトニングポート採用継続。いい加減USB-Cに切り替えてほしい。
■Face IDの認証角度は相変わらず狭く、机の上に置いての認証は出来ず。そろそろ指紋認証も付けてほしい。
■カメラの出っ張りはなんとかならないものか。
■ノッチがデカい。
■5Gは「ミリ波」には非対応。こだわる方は来年のモデルまで待った方が良いかも。
■大容量バッテリー搭載なので、「Apple Wacth」や「AirPods」に対応したリバース充電機能が欲しい。
■安全性を重視しているのだろうが、Androidスマホの高速充電に比べると、ワイヤレス充電も有線充電も性能不足。
総合的にみると、「iPhone 12 Pro Max」は買って良かったなと感じています。一応“5G”に対応しているので、数年は余裕で使えるでしょう。
とりあえず上記で紹介した“おすすめポイント”や“いまいちポイント”を参考に、購入するかどうかよく検討してみてくださいね。致命的な欠点は個人的にはないかなと感じています。良く出来たスマホです。
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