ついにAppleが新型「iPhone SE(第2世代)」を発表しました!
旧モデルに比べると若干大きく重くはなったものの、それでも4.7インチで148gというのは十分コンパクトで軽いですし、何より44,800円(税別)からiPhoneが買えるというのはありがたいものです。
自分は現在「iPhone 11 Pro Max(256GB)」を使っているのですが、コンパクトで安価なiPhoneにも興味があるので、今回は検証も兼ねて「iPhone SE 64GB」モデルを購入するつもりです。
という事で、本日は「iPhone SE(第2世代)」の良い点、悪い点、大きさ、スペック、価格、おすすめ容量などを購入者目線で徹底解説してみたいと思います。「iPhone SE」を買うべきか買わざるべきか悩み中の方は、良かったら参考にしてみてくださいね。
「iPhone SE(第2世代)」の予約開始時間、発売日について
「iPhone SE(第2世代)」のApple Online Storeでの予約開始時間、発売日は以下の通りです。
■発売日:4月24日(金)
「iPhone SE(第2世代)」のdocomo,au,SoftBankの予約開始時間、発売日は以下の通りです。
■発売日:5月11日(月)
※当初は4月27日(月)発売予定でしたが、総務省からの感染拡大防止に関わる取り組み強化の要請により延期となりました。
「iPhone SE(第2世代)」の大きさ/重さ/ディスプレイについて
まずは「iPhone SE(第2世代)」の大きさと重さについてまとめておきます。
■高さ:138.4 mm
■厚さ:7.3 mm
■重量:148 g
続いて「iPhone SE(第2世代)」のディスプレイについて。
■IPSテクノロジー搭載4.7インチ(対角)ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ
■1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi
■1,400:1コントラスト比(標準)
■True Toneディスプレイ
■広色域ディスプレイ(P3)
■触覚タッチ
■最大輝度625ニト(標準)
ディスプレイは4.7インチ(IPS液晶)で1,334 x 750ピクセル解像度(326ppi)となっています。液晶ではあるものの、Retina HDディスプレイなので精細さは問題ないでしょう。True Toneや広色域にもしっかり対応。廉価モデルではありますが、この辺りは流石Appleです。大きさについては個人的には十分コンパクトだと思いますし、重さも148gなら軽いと思います。
しかしながら「iPhone SE(第1世代)」の4インチ(58.6*123.8*7.6mm)/重さ113gに比べると、「iPhone SE(第2世代)」の4.7インチ(67.3*138.4*7.3mm)/重さ148gは、やや大きく重く感じるかもしれません。何気に0.3mm薄くはなっています。
気になる方は店頭で実機を触ってみるのがおすすめですね。
iPhone SE(第2世代)/iPhone 11/iPhone 11 Pro Maxの主要スペック&価格比較
iPhone SE(第2世代)/iPhone 11/iPhone 11 Pro Maxの主要スペックと価格を比較しておきます。必要な機能の見極めなどの参考にどうぞ。
iPhone SE(第2世代) | iPhone 11 | iPhone 11 Pro Max | |
---|---|---|---|
ストレージ容量/価格(税抜) | ■64GB:44,800円 ■128GB:49,800円 ■256GB:60,800円 | ■64GB:74,800円 ■128GB:79,800円 ■256GB:90,800円 | ■64GB:119,800円 ■256GB:135,800円 ■512GB:157,800円 |
カラー | ■ホワイト ■ブラック ■(PRODUCT)RED | ■ホワイト ■ブラック ■グリーン ■イエロー ■パープル ■(PRODUCT)RED | ■スペースグレイ ■シルバー ■ミッドナイトグリーン ■ゴールド |
ディスプレイ | ■4.7インチ(液晶) ■Retina HDディスプレイ ■1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi ■1,400:1コントラスト比(標準) ■True Toneディスプレイ ■広色域ディスプレイ(P3) ■触覚タッチ ■最大輝度800ニト(標準) | ■6.1インチ(液晶) ■Liquid Retina HDディスプレイ ■1,792 x 828ピクセル解像度、326ppi ■1,400:1コントラスト比(標準) ■True Toneディスプレイ ■広色域ディスプレイ(P3) ■触覚タッチ ■最大輝度800ニト(標準) | ■6.5インチ(有機EL) ■Super Retina XDRディスプレイ ■2,688 x 1,242ピクセル解像度、458ppi ■2,000,000:1コントラスト比(標準) ■True Toneディスプレイ ■広色域ディスプレイ(P3) ■触覚タッチ ■最大輝度800ニト(標準) |
リアカメラ | ■シングル12MPカメラ(広角) ・広角:ƒ/1.8絞り値 ■光学式手ぶれ補正 ■最大5倍のデジタルズーム ■進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード ■次世代のスマートHDR(写真) | ■ナイトモードを備えたデュアル12MPカメラ(超広角と広角) ・超広角:ƒ/2.4絞り値 ・広角:ƒ/1.8絞り値 ■光学式手ぶれ補正 ■2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム ■進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード ■次世代のスマートHDR(写真) | ■ナイトモードを備えたトリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠) ・超広角:ƒ/2.4絞り値 ・広角:ƒ/1.8絞り値 ・望遠:ƒ/2.0絞り値 ■デュアル光学式手ぶれ補正 ■2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大10倍のデジタルズーム ■進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード ■次世代のスマートHDR(写真) |
ビデオ撮影 | ■4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) ■1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) ■ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | ■4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) ■1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) ■ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ■アニ文字とミー文字 | ■4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) ■1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) ■ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ■アニ文字とミー文字 |
フロントカメラ | ■FaceTime HD ■30fpsの1080p HDビデオが撮れる7MPカメラ ■ƒ/2.2絞り値 | ■TrueDepth ■最大60fpsの4Kビデオが撮れる12MPカメラ ■ƒ/2.2絞り値 | ■TrueDepth ■最大60fpsの4Kビデオが撮れる12MPカメラ ■ƒ/2.2絞り値 |
チップ | 第3世代 Neural Engine搭載 A13 Bionicチップ | 第3世代 Neural Engine搭載 A13 Bionicチップ | 第3世代 Neural Engine搭載 A13 Bionicチップ |
RAM | 3GB(噂) | 4GB | 4GB |
サイズと重量 | 高さ:138.4 mm 幅:67.3 mm 厚さ:7.3 mm 重量:148 g | 高さ:150.9 mm 幅:75.7 mm 厚さ:8.3 mm 重量:194 g | 高さ:158.0 mm 幅:77.8 mm 厚さ:8.1 mm 重量:226 g |
防沫性能、耐水性能、防塵性能 | IP67等級 (最大水深1メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深2メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深4メートルで最大30分間) |
ワイヤレス通信方式 | ■ギガビット級LTE ■MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 ■Bluetooth 5.0 ■リーダーモード対応NFC ■予備電力機能付きエクスプレスカード ■FeliCa | ■ギガビット級LTE ■MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 ■Bluetooth 5.0 ■リーダーモード対応NFC ■予備電力機能付きエクスプレスカード ■FeliCa ■空間認識のための超広帯域チップ | ■ギガビット級LTE ■MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 ■Bluetooth 5.0 ■リーダーモード対応NFC ■予備電力機能付きエクスプレスカード ■FeliCa ■空間認識のための超広帯域チップ |
セキュア認証 | ■Touch ID: ホームボタンに内蔵された第2世代の指紋認証センサー | ■Face ID: TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 | ■Face ID: TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 |
オーディオ再生 | ステレオ再生 | 空間オーディオ再生 Dolby Atmosに対応 | 空間オーディオ再生 Dolby Atmosに対応 |
電源とバッテリー | ■1,821mAh ■ワイヤレス充電 ■高速充電に対応: 30分で最大50%充電(別売りの18W以上のアダプタを使用) | ■3,110mAh ■ワイヤレス充電 ■高速充電に対応: 30分で最大50%充電(別売りの18W以上のアダプタを使用) | ■3,969mAh ■ワイヤレス充電 ■高速充電に対応: 35分で最大50%充電(18W以上のアダプタを使用) |
センサー | ■3軸ジャイロ ■加速度センサー ■近接センサー ■環境光センサー ■気圧計 | ■3軸ジャイロ ■加速度センサー ■近接センサー ■環境光センサー ■気圧計 | ■3軸ジャイロ ■加速度センサー ■近接センサー ■環境光センサー ■気圧計 |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
コネクタ | Lightning | Lightning | Lightning |
それぞれの特徴をザックリ紹介しておきます。
■iPhone 11:顔認証(FaceID)採用で液晶ディスプレイ、リアカメラはナイトモードを備えたデュアル12MPカメラ(超広角と広角)。IP68の防水防塵性能。RAMは4GB。
■iPhone 11 Pro Max:顔認証(FaceID)採用で有機ELディスプレイ、リアカメラはナイトモードを備えたトリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠)。IP68の防水防塵性能。RAMは4GB。
いずれのモデルもA13 Bionicチップを搭載し、デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)採用、ワイヤレス充電、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、FeliCa対応は変わりません。価格で考えれば「iPhone SE(第2世代)」はかなりお買い得だと思います。フロントカメラは「iPhone SE(第2世代)」が劣りますが、カメラ性能にこだわりがないなら処理性能などは十分でしょう。
iPhone SE(第2世代)とiPhone SE(第1世代)の大きさやスペック簡易比較
iPhone SE(第2世代)とiPhone SE(第1世代)の大きさやスペックも簡易的に比較しておきます。
iPhone SE(第1世代) | iPhone SE(第2世代) | |
---|---|---|
ディスプレイ | 4インチ/液晶ディスプレイ 1136×640px(326ppi) | 4.7インチ/液晶ディスプレイ 1334×750px(326ppi) |
容量 | 16GB/32GB/64GB/128GB | 64GB/128GB/256GB |
サイズ | 高さ:123.8mm 幅:58.6mm 厚さ:7.6mm | 高さ:138.4mm 幅:67.3mm 厚さ:7.3mm |
重量 | 113g | 148g |
チップ | A9 | A13 |
RAM | 2GB | 3GB |
リアカメラ | シングル12MPカメラ ƒ/2.2 | シングル12MPカメラ ƒ/1.8 |
フロントカメラ | 1.2MP | FaceTime HDカメラ(7MP) |
ワイヤレス充電 | × | 〇 |
高速充電 | × | 〇 |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11ax(MIMO対応: 2 x 2) Wi-Fi6 |
バッテリー | 1,624mAh | 1,821mAh |
防水防塵性能 | × | IP67等級 (最大水深1メートルで最大30分間) |
「iPhone SE(第2世代)」の良い点、悪い点まとめ
「iPhone SE(第2世代)」の良い点、悪い点をまとめておきます。
「iPhone SE(第2世代)」の良い点
■安価である:
64GBモデル44,800円(税抜)から。この価格でiPhoneが買えるのはなかなかインパクトがあります。
■iPhone 11と同じA13 Bionicチップが搭載:
これは何気に凄いことです。従来Appleは廉価モデルには型落ちのチップを搭載することが多かったですが、「iPhone SE(第2世代)」には「iPhone 11」と同じ最新の「A13 Bionic」チップが搭載されています。安価なのに現時点で最強のチップが搭載されるなんて、個人的には一番衝撃を受けたポイントです。Androidのミドルレンジスマホに比べれば圧勝の性能なので、多少高くても長く快適に使えると思いますよ。
●iPhone SE(第1世代):CPU/72,508 Total Score/178,341
●iPhone 11(A13):CPU/159,249 Total Score/517,400
●Galaxy S20+ (Snapdragon 865) :CPU/162,425 Total Score/549,904
Geekbenchスコア比較
●iPhone SE(第1世代):Single Core/546 Multi Core/1,003
●iPhone 11(A13):Single Core/1,328 Multi Core/3,416
●Galaxy S20 (Snapdragon 865) :Single Core/792 Multi Core/3,045
※iOS/iPhoneとAndroidの単純比較は難しいので、数値は参考程度にどうぞ。
■コンパクトサイズで軽い:
「iPhone SE(第2世代)」は4.7インチディスプレイに67.3*138.4*7.3mmというコンパクトサイズ、重さは148gと軽めの仕上がり。手の小さい人や女性にとっては持ちやすいサイズ感だと思います。また軽いのも良いですね。「iPhone 11 Pro Max」は226gもあり、手に持ってゲームをしているとすぐにしんどくなります。サイズも大切ですが、“軽さ”も重要なポイントだと思いますよ。
■ホームボタン/Touch ID搭載でマスクを付けていても問題なし!:
これは善し悪しですが、「iPhone SE(第2世代)」にはホームボタン/Touch IDが搭載されています。顔認証(Face ID)に慣れているなら微妙に感じる場合もあるかもしれませんが、逆にマスクを付けて利用する機会が多いなら、指紋認証(Touch ID)の方が便利に感じる場面も多いかもしれません。それにやっぱりホームボタンは直感的に操作出来て便利ですよね。ただし、手荒れが酷い方は顔認証(Face ID)の方がおすすめです。
■カメラは旧モデルと同じシングル(12MP)だが性能は大幅アップ!
Androidスマホのミドルレンジ帯は複数カメラ搭載モデルも多いのでその点見劣りはしますが、単純なカメラ性能としては「iPhone SE(第1世代)」に比べて大幅に性能アップしています。光学式の手ブレ補正機能が搭載され、進化したボケ効果と深度コントロールが使える「ポートレートモード」も利用可能。次世代のスマートHDR(写真)にも対応。圧縮率の高いHEIFにも対応しているので容量の削減も可能です。数値だけでは分からない大きな進化がたっぷり込められていると思います。
■待望の256GBモデルが選択可能に
「iPhone SE(第1世代)」では最終的に64GBと128GBの2モデルでしたが、「iPhone SE(第2世代)」では待望の256GBモデルも選択可能となっています。写真や動画を沢山撮りたい方には嬉しいポイントですね。
■ワイヤレス充電や高速充電にも対応!
「iPhone SE(第2世代)」は、ワイヤレス充電や高速充電にも対応しています。特にワイヤレス充電は置くだけで充電できるので非常に便利。ぜひ購入したらワイヤレス充電器も揃えて快適に過ごしてくださいね。
■Wi-Fi 6にも対応!
最新のWi-Fi規格である【Wi-Fi 6】にも対応しています。Wi-Fi 6対応の無線LANルーターに刷新すれば、より高速なWi-Fi体験が可能となります。廉価モデルではありますが、こういった最新の規格にしっかり対応してくれているのは流石Appleですね。
■Apple Pay対応!FeliCa搭載でおサイフケータイとしても便利!
「iPhone SE(第2世代)」にはFeliCaが搭載されており、Apple Payでの支払いは勿論のこと、Suicaなども便利に使えます。バッテリーが切れてもタッチ決済が可能な「予備電力機能付きエクスプレスカード」が搭載されているのは意外と重要なポイントです。
■デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)対応!
「iPhone SE(第2世代)」はデュアルSIM(nano-SIMとeSIM)対応です。特にeSIMは今後需要は増していくと予想されるので、搭載されているのはありがたいですね。
「iPhone SE(第2世代)」の悪い点
■リアカメラは12MPのシングル構成:
一応【良い点】にもカメラは載せていますが、一方で最近トレンドの超広角(iPhone 11/11 Pro)や望遠(iPhone 11 Pro)は非搭載。多様なカメラ機能を求める人には不満に感じる場合もあるかもしれません。ただし、普段それほど写真撮影にこだわりが無ければ問題ないでしょう。光学式手ぶれ補正やポートレートモードはしっかり搭載されています。ナイトモードは非搭載です。
■フロントカメラの性能がやや劣る:
「iPhone 11」に比べると「iPhone SE(第2世代)」のフロントカメラ性能はやや劣ります。「iPhone 11」はTrueDepthカメラ(12MP)で、「iPhone SE(第2世代)」はFaceTime HDカメラ(7MP)となっています。アニ文字とミー文字は非対応ですが、使っていないなら問題ないでしょう。
■ディスプレイが液晶:
最近のトレンドは消費電力が少なく発色も良い有機ELディスプレイですが、「iPhone SE(第2世代)」は液晶ディスプレイが採用されています。ただし、横に並べて比較したりしない限りは液晶でも十分綺麗です。液晶だとダークテーマによる節電効果は期待できないので、無理にダークテーマを適用する必要はないでしょう。
■空間認識のための超広帯域チップ(U1)が非搭載:
「iPhone SE(第2世代)」には空間認識のための超広帯域チップ「U1」が非搭載となっています。「U1」があれば室内での空間認識精度が大幅にアップすると言われており、紛失防止タグ「AirTags」との連動も噂されています。コストカットの為でしょうがやや残念な気もします。ただし、普通にスマホとして利用する分にはそれほど大きな悪影響は少ないでしょう。
■防水防塵性能がIP67とやや劣る:
「iPhone SE(第2世代)」の防水防塵性能はIP67(最大水深1メートルで最大30分間)となっています。「iPhone 11」はIP68(最大水深2メートルで最大30分間)なので、少し劣りますね。日常使用であれば十分なレベルだとは思うので、そこまで気にしなくても良いかも。
■RAMが3GB:
「iPhone 11」のRAMは4GBとされているのでやや劣りますが、そもそもiPhoneはハードウェアとソフトウェアの最適化がしっかり行われているので、3GBでもサクサク動くのは間違いないと思われます。
■「iPhone SE(第1世代)」よりはやや大型化&重くなった:
これは上記の【良い点】と相反する部分ですが、現状のiPhoneの中ではコンパクトで軽いものの、「iPhone SE(第1世代)」に比べると、やや大型化され、かつ重量も増しています。4インチにこだわりがあった方には、やや気になるポイントかもしれませんね。
■イヤホンジャックは非搭載:
これは時代の流れなのでしょうがないですね。Bluetoothイヤホンを使うか、専用の【Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ】を利用しましょう。
■5Gには非対応
これも価格を考えればしょうがないですね。携帯各社が今年から本格的に5Gサービスを開始しており、今後は4Gから5Gへ移行が進んでいくものと予想されます。ただし、まだまだ本格的な全国展開には程遠いので、5Gが全国で使用できる段階になったら、改めて「5G対応のiPhone」への買い替えを検討すると良いでしょう。
まとめ:「iPhone SE(第2世代)」は買うべき?おすすめのストレージ容量は?
それでは最後に、「iPhone SE(第2世代)」を購入するべきかどうか、おすすめのストレージ容量についてまとめておきます。
まず「iPhone SE(第2世代)」は買うべきか?買わざるべきか?と言われれば、これは利用用途次第と言えるでしょう。
単純に安価でコンパクトで軽いiPhoneが欲しい!というなら買うべきです。最新のA13チップ搭載で動作はサクサクでしょうし、小さくて軽いので持ち運びも容易。それでいて安いので、文句のつけようがないですね。
有機ELディスプレイではないですが、これもよほど見比べないとあまり違いは分からないと思います。Touch ID搭載なので、マスクを付けていても利用できるのはある意味タイムリーかもしれません。
機能面でも、Wi-Fi 6対応/FeliCa搭載/IP67防水防塵/eSIM搭載/ワイヤレス充電対応と、廉価モデルではあるものの、必要な機能はしっかり搭載されているのは流石Appleという印象。特にA13チップ搭載というのは、価格を考えれば破格の処遇だと思います。
一方、カメラ機能を求める方は要注意。最近トレンドの超広角や望遠が搭載されていないので、スマホで色々な写真を撮影したい方や、Androidスマホから買い替える方はしっかり検討しましょう。特にAndroidスマホの場合は安価なモデルでも複数カメラを搭載している場合が多いので、カメラだけはしっかり確認して購入するのがおすすめです。
ただし、個人的に写真をしっかり撮りたいなら、スマホにお金をかけるよりも一眼レフカメラを別途買う方がおすすめ。特に望遠については「iPhone 11 Pro」のカメラではあまり満足できていません。安価な「iPhone SE(第2世代)」を購入し、浮いたお金でそこそこの一眼レフ(中古でも良いかも)を買う方が満足度は高いかもしれませんよ。
ちなみに自分の場合、「iPhone 11 Pro Max」のカメラは【広角】の利用頻度が最も高く、接写や広範囲の撮影時に稀に【超広角】を利用。【望遠】は殆ど使っていません。
最後に「iPhone SE(第2世代)」購入時のストレージ容量の考察ですが、こちらも利用用途次第でしょう。
とりあえず現在使っているスマホの使用容量を確認してみるのがおすすめ。まずはこれを目安に検討してみると良いでしょう。
■Android:設定>ストレージ
個人的なストレージ容量の選択ポイントはこんな感じ。
■128GB:コスパに優れたおすすめ容量。管理人の場合、写真や動画を撮って音楽ファイルも多数保存し、ゲームアプリもそこそこインストールした状態で80GBほど使用している状況です。よほど動画を沢山撮らない限り、必要十分な容量かと思います。
■256GB:価格はアップしますが、一般的に256GBあれば数年は写真や動画を削除しなくても問題ないかもしれません。容量が多いに越したことはありませんが、価格もアップするので、自分に必要かどうか良くご検討ください。
スマホの容量不足は、一般的に写真や動画データが原因となる場合が多いです。無料でアップロード可能な「Google フォト」などのサービスを併用したり、iCloud(無料では5GBだが、有料契約すれば容量は増やせる)にアップロードしたり、適時パソコンにデータ転送して保存すれば、64GBでも十分実用的かもしれません。
皆さんの利用用途に応じてストレージ容量は選択してみてくださいね。
と言う事で、個人的には今回は【iPhone SE(第2世代) 64GB ブラック】を購入予定。実機が届いたら改めてレビューはアップするつもりなので、興味があればぜひご一読くださいませ。
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