ついに開催されたAppleのスペシャルイベントですが、事前の予想通り、新型「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」が発表となりました!“Pro”の名称がiPhoneに付くのは初めてなので、ちょっと感慨深いものがありますね。
その他、こちらも噂のあった新型「Apple Watch Series 5」や新しい廉価モデルの「iPad 10.2インチ」も発表となっています。なお、ベゼルレスデザインで大きさは変わらずに16インチディスプレイが採用されると噂のあった「MacBook Pro 16インチ」は発表されませんでした。
基本的にほぼ事前のリーク通りで驚くような新情報はありませんでしたし、「iPhone 11」も噂通りマイナーアップデートなのはやや残念ですが、細かな改良は多数施されているようです。個人的に「iPhone 11 Pro Max」を購入予定ですが、本日はサクッと気になるAppleスペシャルイベントの内容をまとめておきますね。
- iPhone 11,11 Pro,11 Pro Max:順当進化で円熟の極みか。
- Apple Watch Series 5:コンパス機能内蔵&常時表示Retinaディスプレイが地味に凄い!
- 10.2インチ iPad(第7世代):廉価モデルがアップデート!Smart Keyboard&Apple Pencil対応!
- 定額映像配信サービス「Apple TV+」は月額600円!新しいiPhone、iPad、iPod touch、MacまたはApple TVを購入で1年間無料!
- まとめ:「iPhone 11 Pro Max」の購入は決定!「Apple Watch Series 5」は迷う。。。
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iPhone 11,11 Pro,11 Pro Max:順当進化で円熟の極みか。
まずはみんなが気になる最新のiPhoneに関する話題から。事前の予想通り、名称は「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」となりました。
まず「iPhone 11」は去年の廉価モデル「iPhone XR」のアップデートで、引き続きディスプレイには液晶を採用。カメラも上位モデルに比べるとやや劣りますが、おそらく一番の売れ筋モデルになるでしょう。
「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」は、去年の「iPhone Xs」のアップデートバージョンで、ディスプレイには有機ELを採用し、事前のリーク通り望遠レンズを備えた3眼カメラが特徴的。デザイン的にはちょっと微妙ですけどね。
そしていずれも最新のA13チップを内蔵し、より動作は高速化しつつ消費電力を抑え、バッテリーが増えたこともあり、使用時間は大幅に伸びました。これは地味に有難いと思います。Appleによれば、CPUの2つの高性能コアは最大20%速く、消費電力は最大40%少なく。4つの高効率コアは最大20%速く、消費電力は最大25%少なくなっているとの事です。
その他、個人的に気になるのがFace IDの進化。Face IDは30パーセント速くなり、今までよりも遠くから使えるようになるとのこと。認識できる角度も広がるようです。「iPhone X」では、机の上に置いても上手くFace IDが反応せず、自分は面倒になってFace IDをオフにして使用していましたが、果たして改善されているのでしょうか。総じてカメラ機能を大々的に押し出している地味な印象のiPhone 11ですが、このFace IDの進歩が実感できれば、個人的にはかなり評価しても良いかなと期待しています。
そして、ポートは引き続きライトニングポートでした。ただし、iPhone 11 Pro限定ではありますが、充電器がついにアップデートされ、高速充電可能な【18W USB-C電源アダプタ】が付属。ケーブルも【USB-C – Lightningケーブル】に進化しています。どうせならライトニングポートもUSB-Cに変更してくれれば文句無しだったんですけどね。なお、iPhone 11には引き続き5Wの電源アダプタが付属する模様です。当初噂のあった“逆充電”には未対応のようですね。
iPhone 11 と iPhone 11 Pro の違いを簡単チェック
iPhone 11 と iPhone 11 Pro の違いを簡単にチェックしておきます。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | |
---|---|---|
カメラ | 超広角 広角 | 超広角 広角 望遠 |
バッテリー | 最大17時間のビデオ再生。 | Pro: 最大18時間のビデオ再生。 Pro Max: 最大20時間のビデオ再生。 |
ディスプレイ | Liquid Retina HD 6.1インチLCDディスプレイ | Super Retina XDR 5.8インチまたは6.5インチOLEDディスプレイ |
耐水性能 | 最大水深2メートルで 30分間 | 最大水深4メートルで 30分間 |
素材と仕上げ | アルミニウムとガラスのボディ | ステンレススチールとガラスのボディ |
カラー | パープル/イエロー/グリーン/ブラック/ ホワイト/(PRODUCT)RED | ミッドナイトグリーン/シルバー/スペースグレイ/ゴールド |
容量 | 64GB 128GB 256GB | 64GB 256GB 512GB |
iPhone 11, iPhone 11 Pro, iPhone 11 Pro Max の価格まとめ(10%の暫定計算もあり)
iPhone 11, iPhone 11 Pro, iPhone 11 Pro Max の価格をまとめておきます。基本的にApple製品は税別計算なので、簡易的に8%と10%の税込み価格も計算して載せておきますね。
容量 | 税別 | 8%税込み | 10%税込み | |
---|---|---|---|---|
iPhone 11 | 64GB | 74,800円 | 80,784円 | 82,280円 |
iPhone 11 | 128GB | 79,800円 | 86,184円 | 87,780円 |
iPhone 11 | 256GB | 90,800円 | 98,064円 | 99,880円 |
iPhone 11 Pro | 64GB | 106,800円 | 115,344円 | 117,480円 |
iPhone 11 Pro | 256GB | 122,800円 | 132,624円 | 135,080円 |
iPhone 11 Pro | 512GB | 144,800円 | 156,384円 | 159,280円 |
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 119,800円 | 129,384円 | 131,780円 |
iPhone 11 Pro Max | 256GB | 135,800円 | 146,664円 | 149,380円 |
iPhone 11 Pro Max | 512GB | 157,800円 | 170,424円 | 173,580円 |
iPhone 11/11 Proの予約開始は9月13日午後9時から
例年と少し違うのが、「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の予約開始時間。例年だと午後4時1分から受け付け開始でしたが、今回は9月13日(金)午後9時から予約開始からとなっています。まだdocomoやauなどから正式発表はありませんが、一応ご注意を。
iPhone 11/11 Proの発売日は9月20日!
発売日は従来の予想通り、9月20日(金)となっています。また朝から並ぶ人が出てくるんでしょうね。
Apple Watch Series 5:コンパス機能内蔵&常時表示Retinaディスプレイが地味に凄い!
Apple Watchの新モデル「Series 5」も発表されました!去年大きなアップデートが入ったので、今年は細かな改良の施されたマイナーアップデートの印象ですね。事前に「血圧測定機能が付くかも!」なんて噂もありましたが、今回は発表されませんでした。
ただし、外観の変更はほぼ無いものの、常時ディスプレイが表示される【常時表示Retinaディスプレイ】は地味に凄い進歩だと思いますし、コンパス機能が内蔵されたこともユーザーによっては大きな喜びではないでしょうか。
個人的にも興味の出てきた「Apple Watch Series 5」ですが、来年発売予定の「Apple Watch Series 6?」では、ディスプレイが有機ELからマイクロLEDに切り替わるとの噂があります。元々Apple製品の中で最も早く有機EL(OLED)ディスプレイが採用されたのはApple Watchであり、この情報はある程度信ぴょう性があると思います。そのため、来年大きなアップデートが入る可能性を考えると、自分は来年まで待ちかな、、と感じています。
Apple Watch Series 5 の特徴
その腕時計のディスプレイは、眠ることを知らない。
新しい常時表示Retinaディスプレイ。文字盤がいつも見えているので、時間も大切なことも見逃しません。
自由自在にカスタマイズできます。
Apple Watch Studioで、好きなケースと好きなバンドを組み合わせられます。
素材もお好きにどうぞ。
アルミニウム、ステンレススチール、チタニウム、あるいはセラミック。どれにします?
その腕時計は、3つのリングで1日の動きを教えてくれる。
ムーブ、エクササイズ、スタンドの3つのアクティビティリングが、一日を通じたあなたの体のあらゆる動きを理解して測定。リングを毎日完成させることが目標です。
フィットネスの頼もしい友になります。
あなたに合ったワークアウトが見つかります。それがどんなレベルのトレーニングでも詳細な測定値を確認できます。
ストリーミングで5,000万曲を聴き放題。
Apple Musicにあるすべての曲を楽しめます。もちろん、Podcastやオーディオブックも。
方向感覚だって優れています。
コンパスで方角を確認する。高度をチェックする。曲がりくねった道でも、山や谷でも活躍します。
その腕時計は、アプリを使ってあなたの心臓を見守っている。
あなたの心拍数をすばやくチェックできます。通常より高すぎたり、低すぎたりしたら通知を届けます。
騒音が大きすぎたら知らせます。
騒音が聴覚に影響を与えかねないレベルに達したら、新しいノイズアプリがそれを知らせます。
女性の周期記録もタップ一つ。
新しい周期記録アプリを使えば、あなたの月経周期に関する情報を簡単に記録できます。
アプリのダウンロードは手首の上から。
これからはApp Storeで最新のアプリを見つけるのも、それをダウンロードするのもすばやくどうぞ。
iPhoneを置いたまま出かけられます。
山道で電話する。海でメッセージを送る。ゲレンデでストリーミング。そのすべてを、携帯電話通信機能を内蔵したApple Watchだけで。
支払いも瞬時にキャッシュレス。
朝のコーヒーを買う時も、Suicaで電車に乗る時も、Apple Payなら瞬時に安全に支払えます。
わからない時はSiriに聞いてね。
ウェブで検索する時も、Shazamで曲名を調べる時も、ワークアウトを始める時も、あなたは声をかけるだけ。
そういえば、その腕時計、時間もわかるって言いましたっけ?
文字盤の種類は100以上。カスタマイズの方法は無限。これまで見たこともない腕時計の登場です。
10.2インチ iPad(第7世代):廉価モデルがアップデート!Smart Keyboard&Apple Pencil対応!
新しい10.2インチ iPad(第7世代)も発表されました!
9.7インチ廉価iPadの後継モデルで、ディスプレイが10.2インチに拡大されたほか、従来通り「Apple Pencil」にも対応し、そして今モデルからは「Smart Keyboard」にも対応しました。
これによって、よりノートパソコンライクな使用が可能となり、価格が安価なこともあって学生さんなどには良さげな印象。ビジネスユーザーも簡易のセカンドパソコンとしても有用かもしれません。ただし、廉価モデルなのでチップは型落ちのA10 Fusionチップが採用となっている点はご注意を。普段使いなら問題ないでしょうけどね。また、近日リリース予定のiPad OSによって、さらに使いやすく進化する点にも要注目です。
10.2インチ iPad(第7世代)の発売日は9月30日。iPad OSのリリースは、Apple公式サイトによれば10月1日のようですね。
iPad Pro, iPad Air, iPad, iPad mini のモデル比較
iPad Pro(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) | iPad mini(第6世代) | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.9インチLiquid Retina XDRディスプレイ 11インチLiquid Retinaディスプレイ | 10.9インチLiquid Retinaディスプレイ | 10.9インチLiquid Retinaディスプレイ | 10.2インチRetinaディスプレイ | 8.3インチLiquid Retinaディスプレイ |
チップ | M2チップ | M1チップ | A14 Bionicチップ | A13 Bionicチップ | A15 Bionicチップ |
認証方式 | Face ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
ストレージ容量 | 最大2TBのストレージ | 最大256GBのストレージ | 最大256GBのストレージ | 最大256GBのストレージ | 最大256GBのストレージ |
充電ポート | USB-C | USB-C | USB-C | Lightning | USB-C |
Wi-Fi | Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)、2.4GHz/5GHz、同時デュアルバンド、最大1.2Gbpsの速度 | Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)、2.4GHz/5GHz、同時デュアルバンド、最大1.2Gbpsの速度 | Wi‑Fi 6(802.11ax)、2.4GHz/5GHz、最大1.2Gbpsの速度 | Wi‑Fi(802.11a/b/g/n/ac)、2.4GHz/5GHz、最大866Mbpsの速度 | Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)、2.4GHz/5GHz、同時デュアルバンド、最大1.2Gbpsの速度 |
対応 | Apple Pencil(第2世代) Magic Keyboard Smart Keyboard Folio | Apple Pencil(第2世代) Magic Keyboard Smart Keyboard Folio | Apple Pencil(第1世代、USB‑C - Apple Pencilアダプタを使用) Magic Keyboard Folio | Apple Pencil(第1世代) Smart Keyboard | Apple Pencil(第2世代) Bluetoothキーボードに対応 |
定額映像配信サービス「Apple TV+」は月額600円!新しいiPhone、iPad、iPod touch、MacまたはApple TVを購入で1年間無料!
そして定額の映像は新サービス「Apple TV+」ですが、月額は600円と低めに抑えられることが判明しました。また、新しいiPhone、iPad、iPod touch、MacまたはApple TVを購入すると、Apple TV+を無料で1年間楽しる特典もあるようです。さらに、1人が「Apple TV+」を契約しておけば、家族が6人までアクセス可能とのこと。
あとはどれだけ魅力的な動画サービスが用意されるかですが、日本向けの映画やドラマ、アニメなどが潤沢に用意されていれば、一躍人気の動画配信サービスになるかもしれませんね。
まとめ:「iPhone 11 Pro Max」の購入は決定!「Apple Watch Series 5」は迷う。。。
という事で、ほぼ事前のリーク通りではあったAppleのスペシャルイベントですが、とりあえず管理人は「iPhone 11 Pro Max」を購入予定。すでにケースは事前に注文済み!上手くフィットすることを期待しています。それとFace IDの進化具合にも大いに期待。机の上で顔認証できるようになっていると最高だなあ。
それ以外では、iPadについてはすでにiPad Proを持っているので今回は見送り。個人的にはFace IDを搭載した“iPad Pro mini”とか発売されたら即買いしちゃうんですけどね。無理かな。
そして意外と興味が出てきたのが「Apple Watch Series 5」。常時ディスプレイオンとか、やっとスマートウォッチが時計になった!という感じがして感慨深いです。時刻を確認したい時に腕を上げても、スマートウォッチのディスプレイが反応しておらず、画面が真っ暗なままだとテンション下がりますからね。これは地味に大きな進歩だと思います。ただ、来年大きくバージョンアップする可能性もあるので、我が家の大蔵大臣と要相談です。
という事で、とりあえず「iPhone 11 Pro Max」の購入は決定しております!また届いたら改めてレビューしますね!
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