iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1が配信開始。2件のゼロデイ脆弱性が修正、早急にアップデートの適用を

iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1が配信開始。2件のゼロデイ脆弱性が修正、早急にアップデートの適用を Apple Tips
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Appleが本日、iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1の配信を開始しました。

iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1では、CVE番号ベースで2件のゼロデイ脆弱性が修正されています。既に悪用されている可能性があるとの事なので、皆さん早急にアップデートの適用を行いましょう。

他にもmacOS Monterey 12.5.1、watchOS 8.7.1も配信されています。MacやApple Watchを利用中のユーザーも速やかにアップデートを適用しておきましょう。

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iOS15.6.1 のアップデート内容

iOS15.6.1 のアップデート内容は以下の通りです。

このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

 

iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1:セキュリティアップデートの内容

iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1のセキュリティアップデート(脆弱性対策)の内容は以下の通りです。

カーネル

  • 対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (全モデル)、iPad Air 2 以降、iPad 第 5 世代以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
  • 影響: アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があります。Apple は、この問題が活発に悪用されている可能性があるという報告を認識しています。
  • 説明:境界外書き込みの問題は、境界チェックを改善することで対処しました。
  • CVE-2022-32894: 匿名の研究者

WebKit

  • 対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (全モデル)、iPad Air 2 以降、iPad 第 5 世代以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
  • 影響: 悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Apple は、この問題が活発に悪用されている可能性があるという報告を認識しています。
  • 説明:境界外書き込みの問題は、境界チェックを改善することで対処しました。
  • WebKit Bugzilla: 243557
    CVE-2022-32893: 匿名の研究者

 

iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1の不具合情報

現時点で【iOS15.6.1】【iPadOS15.6.1】に関する大きな不具合情報は入ってきておりません。今後も不具合情報があれば随時追記してお伝えします。

※不具合情報があればコメント等でお知らせ頂けると幸いです。
※随時情報は更新しています。再訪問時は念のためにブラウザの更新ボタンを押してください。
※2022/08/18時点の情報。

 

iOS15.6.1 / iPadOS15.6.1へのアップデート前にはバックアップを取っておきましょう。

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート前にはバックアップを取っておきましょう。

これから【iOS15.6.1】【iPadOS15.6.1】へiPhoneをアップデートしようと思っている方は、アップデート中やアップデート後の不具合に備えて、面倒でも事前にiCloudやPCのiTunesでしっかりデータバックアップを取ってから作業を行いましょう。

 

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート手順

【iOS 15.6.1】【iPadOS 15.6.1】配信開始後すぐに手動でアップデートしたい場合は、iTunesを介してパソコン経由でアップデートする方法と、iPhoneやiPad単体でOTAアップデートする方法があります。どちらでも大丈夫ですが、個人的にはiTunesを介してのアップデートの方が安全性が高くおすすめです。

iPhone単体で「iOS 15.6.1」へアップデートを行う場合は、以下の手順で行ってください。iPadも同様です。

iPhone単体でのOTAアップデート:設定>一般>ソフトウェア・アップデート

 

まずは【設定】アプリを開き、【一般】をタップ。

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート手順

 

続いて【ソフトウェア・アップデート】をタップ。

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート手順

 

以下の画面が表示されるので【ダウンロードしてインストール】をタップ。

 

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート手順

以上で「iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1」へのアップデート作業が開始されます。今回は30分程度で完了しましたが、時間の余裕がある際に行うと良いでしょう。

 

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート後にはiPhoneやiPadを一度再起動させるのがおすすめ!

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へアップデートした後は、一度iPhoneやiPadの再起動を行っておきましょう。これによってバッテリーの減りが異常に早いなどの不具合が改善する場合もあります。自分はOSアップデート後は念のために毎回再起動させています。

iOS 15.6.1 / iPadOS 15.6.1へのアップデート後にはiPhoneやiPadを一度再起動させるのがおすすめ!

iPhone X /XS /XR /11 /12 /13を再起動する

  1. サイドボタンといずれかの音量調節ボタンを、スライダが表示されるまで押し続けます。
  2. スライダをドラッグして、iPhone の電源を完全に切ります。
  3. iPhone の電源が切れたら、サイドボタンをもう一度、Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。

iPhone SE、iPhone 8 以前、iPad、iPod touch を再起動する

  1. 上部のボタン (またはサイドボタン) を、スライダが表示されるまで押し続けます。
  2. スライダをドラッグしてデバイスの電源を完全に切ります。
  3. デバイスの電源が切れたら、上部のボタン (またはサイドボタン) を再び、今度は Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。

※ iOS 11 以降では、「設定」>「一般」>「システム終了」の順に選択して、デバイスの電源を切れるようになりました。その後サイドボタンを長押しして電源オンにすればOKです。

引用元:iPhone、iPad、iPod touch を再起動する|Apple

 

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